2024年11月07日
教師の労働環境も劣悪なことが
現政権で公立学校の教職員に残業手当を支給する方針を打ち出した。
これに対して、多くのコメントが寄せられ、そのコメントの多くが教員や元教員であった。
彼らの多くの意見として、残業手当よりも人を増やしてほしいとのことだ。
現場では教員が忙しすぎて、休む暇もないという意見が多い。
教員は授業以外にいろんな事務的な仕事が多い中、部活動顧問のまでとても多忙であることがわかる。
私も建設コンサルタントで月100時間以上の残業が年中あることを経験し、
残業手当いらないから、少し3日くらいゆっくり眠って休ませてほしいという気持ちになったことが何度もあった。
仕事が多忙で高いストレスの中にあると、お金いらないからゆっくり眠りたいとか休みたいという気持ちになるから教員の職場のストレスと過労が良く理解できた。
公共工事の設計業務を行う建設コンサルタントも教員も共通していることがある。
それは、長時間労働と責任、高いストレス、それとうつ病などのメンタル疾患になる人が多いということだ。
メンタル不調で休職する教員は毎年5000人ほどいるとされているが建設コンサルタントも結構多い。
土木設計業務の建設コンサルタントとして働く場合や土木工事の監督や施工管理職は基本的に大学や大学院専門課程で土木関連の学科を修めているほどの専門知識が必要がある。
土木といっても仕事領域が広く作業員や職人さんのように必ずしも、土木工学を知らなくともできる仕事はある。
公立学校の教員は誰でもなれるわけではなく、教員免許が必要であるから、人手不足問題が簡単に解消しにくいと思う。
それを考えたら、土木の建設業界で努力するば人手不足は解消しやすいと思う。
土木の仕事をするのに大学を卒業して教員試験に合格する必要はない。
土木施工管理などの監督をするためには最低限、土木系の高校を卒業している必要はあると思うが。
地方では少子高齢化社会が加速度的に進展する中、高齢者や介護の必要性から地方自治体での公共事業が減っている。
それなのに、外国人労働者を受け入れる法案を成立させた前政府は現状を見ていないと思う。
今後の日本の発展や地域を担うためには新規の土木工事よりも子供の教育が重要である。
posted by さかえ at 14:50| うつ病、不安障害治療法