8月15日は終戦記念日で我が国が世界を相手に戦って降伏した日だ。
テレビ番組では、当時の一般国民が戦争で南国へ移住した日本人や本土で爆撃を受けて悲しくなくなった当時の状況が映し出されて、いろんな立場の人が書いた当時の日記も公開されていた。
戦争というのは人を殺すことが目的であるから、大変悲惨、理不尽であり、今の私はとても直視できない出来事ばかりだった。
それを一口に軍部が行ったことだと片づけられない。
当時の日本政府は軍国主義だろうが何だろうが、人権の平等を訴えたり
日本政府は国の利益のために最善を尽くしたのだろうが
今思えば、いろいろとやり方が悪かった。
しかしその当時、世界を見ると今のような成熟した世界ではなく。
白人諸国が世界を植民地支配する公図は西暦1600年以降から続いた風習であり、
アジアで欧米の植民地にならなかったのは、日本とタイ王国だけだった。
あおの中国でさえ、イギリスの支配を受けていた。
よって、日本だけは欧米列強の支配に逆らった結果が、あのような戦争に突き進んでしまった結果であろう。
もう150年以上前にアメリカの黒船が来襲して、開国して大変不平等な条約を結ばれてきた。
よって、日本政府は欧米から支配をされないように、欧米の進んだ科学や技術、憲法、思想を取り入れた。
もう150年以上前から日本は世界のグローバル化の影響を回避することはできなくなっていた。
先日の動画で大変印象を受けたことは、アメリカが非戦闘員である民間人を標的にして
東京をはじめ日本各地にB29で来襲して爆弾を無差別に落として、多くの国民子女や子供が犠牲になった
このことについて、これはアメリカの戦争犯罪であると思う。
敗戦後アメリカの日本統治が始まって、昭和30年代からいろんな分野で急激な欧米化が進んで
今はあまり残っていない当時の日本人の誠実で熱心で相手のことを考える社会が破壊されてしまった。
我々、日本人は我々の精神文化をはじめ、他国にはないいろんな文化を守ってゆき必要があると思う。
今や外国人観光客が何度もリピートで来日する中で日本のほうが欧米よりも優れた精神文化や文化を持っていることに気が付いた。
私ども日本人が幸福に暮らせることは戦争で多くの方が悲しく苦しい中、犠牲になられたことが礎になっていることを忘れず、
襟を正して人として立派に生きることが必要だと思った。
当時の兵隊も軍需工場で働く女学生、国のために働く人々を映像や日記で見ると
今でいう適応障害やうつ病をはじめとする多くの方がメンタル的な病気や不調にあって苦しんでいたことがわかる。
当時の日記から過酷な戦場でのストレス、内地にいても過酷な労働環境が体調不良やメンタル疾患になっていたと考えられる。
80年前はうつ病も統合失調症も不安症やパニック発作、てんかん、様々な神経症、発達障害という概念がなかったのだろうし、治療薬さえなかった。
今の私は抗不安薬などの安定剤で調子が悪い時は対応できる。
今は恵まれた時代であると思う。
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