私は20歳前後の若いころ、熱狂するほど好きな歌手やアイドルがいた。
しかし、今はあれだけ好きだったそのアイドルや歌手に興味がない。
動画などでそれらの若いころの歌や容姿をみてもそれほどきれいだと思わない。
私はどうして、あのような女性が好きだったのか60歳になる今、自分の過去を信じられない。
年齢を経ると、女性の外見の好みのタイプも変化するし、何を言っても人間性というか性格が重要だと考えるようになる。
その結果、外見が美人の女性ではなく、性格のよい女性が好きになる。
また、若いころのように熱狂的に好きになることもない。
逆のこともある。
20歳前後のころ、気にも留めなかった女優さんや脇役を動画で見ると、
なんてすごい美人なんだと感動したり、脇役の名演技に素晴らしいと思ったりすることが増えた。
若いころは主役だけに目が行き、脇役などに全く興味がなかった。
20歳前後は性格よりも外見で女性を見ていた愚かで未熟な自分が悔やまれる。
人生経験が乏しく感性が若いと心も未熟であることが大きいと思う。
30歳なかばの若いころ、今のように老人になり、頭は禿げ上がり、白髪が増え、肌にはしわが増えることなど考えもしなかった。
若いころは仕事などがむしゃらに頑張ったつもりだが、それでも頑張り方のやり方が今思えば間違っていたと思う。
でも、そのような過去の自分の未熟な考えや感性を今でも気が付いたことは自分が精神的に良い方向へ成長したということだろう。
20歳代は月給10万円代で生活に困窮したが、30歳代と40歳代半ばまでは満足が行く給与だった。
その時貯金をしていれば、無駄なお金を使わなければよかったと思うことがあるが
若い時に貧乏暮らししたので、今が貧乏でもなんとか生活ができるのだ。
やっぱり、貧乏は一度経験すべきことだと思う。
貧乏をすることで他人の痛みを理解する能力が高まり、最低限の必要な事柄を理解することができる。
そのようにして生きるすべを学習して細くとも強く長く生きるすべを身に着けられるのだ。
若いころに貧乏だったので、何とかメンタル疾患が治るまでの数年を耐え忍んで病気が治り
再び働きお金を得て、人生に充実感を持って生きることができるように復活できた。
人は年齢や経験、学習などによって感性や価値観、考え方が変化することが普通だと思う。
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