うつ病を発症して7年になり、2年半前より社会復帰して働いている。
社会復帰する際にアルバイトから始めて、何社か入社退社を繰り返しながら体を慣らした。
今、思うと うつ病と不安障害を併発していた時期の症状は嘘のようだ。
7年前から5年ほど前までは、抗うつ薬、抗不安薬を飲んでも
毎日が乗り物酔いでもしたように気分が悪く、
少しの緊張で下痢や吐き気、腹痛、胃痛も頻繁にあり、
車で街に買い物に行く途中で気分が悪くなり何度も家に引き返した経験
人混みで無意識に緊張するため、床屋などで待つことで不安感と緊張感で気分が悪くなり
医者や歯医者でも待ち時間で緊張して気分が悪くなったり
睡眠障害で何度も夜中に気分悪く目覚め、悪夢を頻繁にみて汗をかき
少しのことで心配性で悩み、体の不調では癌など深刻な病気ではと心配し
経済的に苦しい生活から失望感があり、
本当に大変だった。
しかし、今はそのような症状は仕事ですごく疲れた時など一部が時々出るだけ、
その際は頓服の抗不安薬を飲むことで1時間程度で治り、そのあとも順調である。
私が後悔しているのは、うつ病になりかけの1年くらい
抗不安薬などの精神的な薬を飲むことを嫌がり、飲まなかったことだ。
うつ病初期に薬を飲み、不安感や気分の悪さを取り除いた生活をしていれば
もっとはやく治ったと思う。
それらの薬で症状が改善し始めたら、とにかく運動をして筋肉を動かすことが必要だと思う。
筋肉を動かすと体を修復するホルモンや神経物質が体内で生成され、治りが早まると思う。
私は5年前から日記をつけており
携帯電話に万歩計機能がついているので、調子が悪かった5年前までは
1日300から500歩程度の歩行であったが、現在は3000歩から7000歩歩くのが普通であり、
激しい運動をしても気分が悪くなることは無くなった。
うつ病の際は少し速足で歩いただけで、気分が悪くなり、吐き気やトイレに行きたくなったりした。
また10分以上立っていると、自律神経の調整がうまくいないためか、気分が悪くなることも多かった。
今はそのような症状はない。
仕事や私生活で落ち込むことがあっても、2日程度で回復するようになった。
うつ病は時間がかかるが着実に治る病気だと思う。
うつ病も自殺念慮もいうなれば「脳の一時的な機能障害」であるのだ。
その機能障害は脳梗塞のように物理的に血管が詰まったりして神経細胞が死滅したものでないため
うつ病は治るのである。
脳梗塞でさえ、訓練を重ねればある程度回復可能であるのだ。
人の脳の可塑性には希望と可能性があるのだ。
だから、私のうつ病はこんなに回復して、気分はうつ病になる前までに回復して
その期間が数カ月を過ぎ、働くことができるのだ。
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