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2022年05月21日

自己防衛神経の過剰興奮が快感機構を抑制


今、もし大地震でグラグラ揺れら始まったら、目の前にクマなどの天敵が現れたら、

人は今行っていた楽しいことやおいしい食事は即座にやめて、気持ちも体も無意識に逃げる準備をするだろう。

このように、命の危険があると無意識に感じると、人の神経は快感を感じることを遮断し、

逆に恐怖や不安、緊張感などマイナスの感情を優先させ、体も逃げる体制か臨戦態勢になる。

うつ病と不安障害を経験した自分は、自殺願望の人は脳の自己防衛機能が過敏になり

自分を守るための機能である不安や恐怖、緊張しやすい体質に数カ月間一時的に変化することで

快感神経の働きを抑制させるために、世の中で生きることが苦痛で不安で、恐怖でおっくうで

快感神経がブロックされていることで、楽しい、希望、おいしい、気力が無くなってしまうために

死んで楽になりたいとか、死んだ方がよいと考えるようになると自分の経験で思う。

よって、もし1か月休んでも症状が改善しない場合、自己治癒力で自然に治ることは期待せず

精神科や心療内科に行ったり、心理カウンセラーに相談したり、

薬物療法などで苦痛や不安、緊張、恐怖感を取り去ることを習慣化することで

ブロックされていた快感神経の働きを徐々に回復させることが必要だと考える。

それと、人とのかかわり合いなどで、自分の精神状態での考え方が間違っていることを認知し

病気の際には重大な判断はすべきでないと思う。

私も経験があるが、あの時どうしてあのような考えを自分がしていたのかをうつ病が治ったときに思うのである。

極論を言えば脳の機能障害が治れば、自殺願望が消えると言える。

そのためには自己防衛の過敏症である苦痛や不安、恐怖、緊張などのマイナス要因の神経が過剰興奮

しないように薬物療法でこれらの不安や緊張をしないような薬を処方してもらい、心身を習慣化する必要があり

そのために最低数カ月程度は必要だと経験的に思う。
posted by さかえ at 12:00| 自死防止の知恵
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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