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2022年11月13日

ビタミンB6が不足すると鬱や不安障害になることが


正月は茶碗蒸しを食べることが多いが、銀杏(ぎんなん)が入っていることが多い。

銀杏の実にはギンコトキシンというビタミンB6(ピリドキシン)に似た、

4'-O-メチルピリドキシンが含まれておりビタミンB6の働きを阻害するという。

構造的にとてもよく似ており、ビタミンB6の生合成、代謝、機能を妨げるため、ビタミンB6化合物となる。

ビタミンB6は鬱や不安を抑制するセロトニンの合成に必要な酵素として働き、

また、主にアミノ酸の代謝やブドウ糖の産生、脂質代謝に関わる補酵素です。

特に、グルタミン酸(アミノ酸の一種で主要な興奮性神経伝達物質)から、抑制性神経伝達物質である

ガンマアミノ酪酸(GABA)を産生する際に補酵素として働く重要な物質です。

よって、ぎんなんの食べ過ぎ(10個以上)、敏感な体質の人は5個程度でも急性の鬱や不安発作、痙攣などの原因になるので注意するようにと

つまりビタミンB6が不足して、神経の代謝が阻害されるとうつ病や不安障害になることがあるということだ。

ビタミンB6はドラックストアなどで総合ビタミン剤とB1やB12も含有して売られている。

2022年11月09日

腸の調子が悪いと気分も不安定


腸と脳の関係はもう10年以上前から精神医学的な研究で関連性が言われ始め

最近はよく言われている。

自分の経験でも思うのが 悪い食べ物や食べ過ぎで下痢や腹痛などの胃腸の調子が悪いと

気分がすっきりせず、不安や神経過敏になりやすいと思う。

腸内で悪玉菌が多いと下痢や腹痛になり、善玉菌の種類が多いと悪玉菌の働きを抑制し

悪玉菌がつくる神経刺激物質やがんになる有害物質を抑制しているのかもしれない。

または、腸内でのセロトニンは脳内と型は違うが、何か相互作用があるのかもしれない。

近年の医学的な研究でメンタル疾患を治すには腸内環境をよくする

ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆などの発酵食品、食物繊維を多く含む野菜を食べることは必要だと感じる。

あとは腸の動きをよくするために1日30分程度の歩行や運動が必要だと思う。

2022年11月04日

寒くなって悪夢増加、体調不良


秋になり、朝の気温が3度c程度と急に寒くなった。

朝夕は寒くなり、日中は少し15度c程度まで回復するが、気温差が激しいと自律神経の働きが

いや調整がうまくゆかないようだ。

よって、最近は夜中に中途覚醒したり、悪夢を多く見るようになった。

悪夢の原因は眠っている最中にアドレナリンなどの興奮系脳内物質が分泌されるといわれている。

人は寒いと自律神経でも興奮系の交感神経が興奮し、その際にアドレナリンが分泌されると考えられる。

特に私のように中高年で頭髪がないと頭の頂部が冷やされて、感覚神経を通じて体が勝手に

緊急状態だと判断してアドレナリンを分泌することが一つは考えられる。

もう一つは、寝る2時間前までに食事や飲酒をすると、寝ている間に睡眠阻害物質である

膵臓からのインシュリンが分泌されて、低血糖状態となり、

低血糖状態になると体の脂肪を分解しるために、アドレナリンが分泌されて、これも脳が興奮する。

このようなメカニズムで寒くなると、特に夜間から明け方は気温が低下するので

それに伴って悪夢を多く見たり、体調不良になると考えられる。

そのような中で気分の落ち込みや悲しく寂しい感情が卓越し、楽しい感情が減少して

仕事などがおっくうに感じたり、うつ病患者などは自殺念慮の感情がでると考えられる。

季節の変わり目には体調不良になりやすく、12月中旬以降ある程度寒くなれば、

体も慣れて不調が改善されることがほとんどだ。

2022年11月01日

なぜ自殺したくなるのか


それは生きていることが苦しく、将来も苦しいと思い込むからだと思う。

今も苦しく、この苦しさから逃れられない思うから自殺したい気持ちになると思う。

なぜ、そうなるのかといえば脳内で苦痛を感じる神経組織が過敏になり、

毎日何をするにも生きていることが苦しく、つらく感じ、

逆に楽しさや爽快感、満足感を感じる幸福や快感を感じる神経の働きが弱まっているといえる。

脳内には偏桃体や海馬周辺、自律神経の中枢の視床下部などの機関と神経網があり

自分を守るために不安や恐怖、気分の悪さ、怒り、悲しみを感じる機構があり、

視床下部は自律神経の中枢であるから、自律神経症状として、胃腸をはじめ内臓の不快症状

睡眠障害、欲求の減少、楽しさを感じない、集中力低下、高血圧、肩こりなどの症状が現れることが多いといわれる。

一方で生きることを強めるために快感系のA10ドーパミン作動性神経系統がある。

快感神経系が正常に働いていれば、つらいことがあってもそれほど気にならずに生きることに苦痛を感じることはほぼないといえる。

また、神経全体の動くのバランス調整役はセロトニン神経がかかわっている。

これらの神経の働きがストレスや過労などが続くとアンバランスになり、

自己防衛系の苦痛を感じる神経が優勢となり、苦痛に対する神経過敏になると考えられる。

人は楽しく満足感にいる状態では誰も自殺したいなどと思わないし考えもしない。

それどころか、この幸福や楽しさがいつまでも続けばよいとさえ思う。

つまり自殺念慮は一過性の脳の機能障害の結果であるといえる。

そのような場合、内科を受診しても異常がない場合、メンタル系の不調が考えられる。

知らずのうちにうつ病や不安障害、強迫性障害、広場恐怖症などのメンタル疾患になっている場合がある

よって、メンタルクリニックへゆくことをお勧めする。
posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2022年10月29日

寒いと不安感が増す原因


私は秋から冬にかけて不安感や憂鬱感が強くなり体調がすぐれない不安障害だ。

その原因はいくつか考えられるが、

一つは自律神経の緊張が影響していると思う。

寒くなると脳偏桃体が興奮して自分を守ろうとする神経信号を出す。

それは自律神経でも興奮系の交感神経を興奮させ、緊張や不安症状をつくりだす。

そのために、冬になると調子が悪くなるのだろう。

その証拠に、部屋を暖かくしたり、風呂で体を温めると眠くなる。

自分が眠くなるのは、自律神経でもリラックスの副交感神経が優位に働いているため緊張が解けるためだと考えられる。

二つ目は秋になると日照時間が短くなり、日光を浴びる時間が減る。

このことで日光を浴びることで分泌されるセロトニンという脳の興奮を沈め安定させる物質の分泌量が減ることが考えられる。

よって、冬に気分が落ち込み不調となる冬季うつ病があることは知られている。

寒い日に限って、調子を崩すなら、自律神経失調症が原因かもしれない。

自律神経失調症は一般に交感神経優位で緊張や不安が続くことが原因であるから、

温かいお風呂や食べ物、整体マッサージなどがよいといわれている。

2022年10月26日

ぐわい悪い気分は脳のどこが興奮しているか


人は病気や体調不良などでぐわいが悪くなったり、強い痛みでは不安感や恐怖感を感じたりすることがある。

それはいったい脳のどの部分の神経核の興奮によって起きるかを解説した内容が25年前に購入した本に記載されていた。

まず、風邪などの病気や酒などの飲みすぎ、食中毒などでは気分が悪くなり、吐き気や嘔吐、腹痛、冷汗などの自律神経反応がおきることがある。

このとき過剰興奮している部位は延髄の上部に位置する脳幹であり、脳幹には恐怖を感じる青斑核という部分があり、ここが過剰興奮するとぐわい悪さや不安感、恐怖感などが現れる。

脳幹は呼吸や内臓の働きなど、生物としての生命維持機能を司っており、生命維持に不利な情報に敏感に反応する。

脳幹には嘔吐中枢も存在するため、自己防衛反応として有害物を外に出そうとする身体反応が生じる。

脳幹部の情報入力は前頭葉からの神経経路と内臓などの異常を知らせる情報は脊椎からの神経線維での入力がある。

不安を感じる脳部位はいくつかあるといわれているが、偏桃体が主たる場所であろうということが、

FMRIなどのリアルタイムでの脳内の活動状況がわかる断層撮影技術で推測されている。偏桃体は自己の危機状況を把握すると興奮する神経核でもある。

前頭葉からの入力は、その人が過去に危険な経験をしたパターンと現在が似ていると脳が判断すると、

脳幹部への神経投射で緊急性を伝え、それが青斑核を興奮させ気分の悪さや不安感、恐怖感が発現される。

一方で、脊髄からの入力は脳幹部に存在する化学受容器によって、有害物質を感知した際に脳幹部が興奮することによっておこるとされている。

どちらにしても、自律神経系を興奮させ、不快な身体症状を呈することになる。

多くの人が経験あることとして、嫌な経験や怖い経験をした場所を避けたり、

過去の苦痛体験がまた起きるのではという不安感を持つ場合がある。(予期不安という)

それは、脳幹の上部に位置する海馬を含む大脳辺縁系と前頭葉の興奮しやすさ、感受性が高い人に起きやすいといわれている。

「また怖い目にあったらどうしようとか、また気分が悪くなったらどうしよう」とかいらぬ心配は無意識に

ふと出てくる思いだが、ふと思う働きは大脳辺縁系の働きであり、五感からの入力と前頭葉での勝手な認識で自動で生じることになる。

大脳辺縁系は情緒の脳と言われ、何かを想像しただけでも興奮する。

したがって、嫌だったことや不安だったこと、憂鬱だったことを想像するだけで興奮し、

場合によっては脳幹に投射された神経をも興奮させ、前述のような不快な自律神経症状を呈することもある。

また、気分の悪さには大脳辺縁系だけでなく、前頭葉も関与しているという。

前頭葉は五感から入ってきた情報を高度処理し、意味のある無しを判断すると同時に、

論理的な思考など全体を束ねる働きがあるが、誤った認識処理で今は緊急状態だと判断したり、

急性の著しいショックを受けると高度情報処理に支障をきたし、

大脳辺縁系や視床下部、脳幹部に非常事態情報を伝えてしまい、心身に自律神経症状を発現させてしまうことがある。

なるほど、悩みや嫌なこと、不安なことなどがあると、視床下部や周辺脳が過剰興奮し食欲がなくなったり、
眠れなくなったりするはずだ。

前頭葉は下位の大脳辺縁系や脳幹部への神経投射でそれらの脳の興奮を抑制する働きがある。

例えば性欲や食欲という欲求が下位脳の興奮で起きても、その場にふさわしくなかったり、

人として行ってはいけないと倫理的な心があれば、意思で抑制が可能である。

ある程度といったのは性欲に関しては、性欲を満たさなくとも生きていけるため行動の抑制は可能だが、

食欲に関しては生命の存続にかかわるので、ある限度を超えると抑制が難しくなる。

もし、前頭葉の働きに異常があれば、上記の欲求以外にも、何かに過剰な不安や恐怖を感じることがある。

したがって、病気の種類や症状に応じて、例えば食中毒であれば、有害物質を産生する菌を殺すために

抗生物質が投与され、うつ病などの不安や不眠が伴う病気では脳の興奮を鎮める安定剤が処方される。

前頭葉の情報処理の過ちに対しては辺縁系や脳幹の過剰興奮をなくすために、上記の安定剤のほか、

脳内物質セロトニンという脳の働きを調整するセロトニン作動薬などが処方される。

また前頭葉の認知の過ちを治す、認知行動療法などを行うことが有効と言われている。

このように、ぐわい悪い気分や感情は主として脳の偏桃体などの辺縁系や脳幹部での過剰興奮によっておきるといえる。

2022年10月21日

伊達政宗はすばらしい障害者だった


仙台藩の初代当主で仙台の街をつくったのは伊達政宗だ。

伊達政宗は全国に知られる名将である。

伊達政宗は実際の話、幼少期に病気で片方の目が見えなくなった。

今でいうなら身体障害者だ。

豊臣秀吉に白装束で死を覚悟して接見し、

もう少し来るのが遅ければ首がなかったといわれても、家臣や藩の領民を思い、恥辱に耐えた。

片目しか見えない障がい者でも多くの戦に参戦したり、ひそかに100名の仙台藩の家臣を

スペインを経由してローマ法王へ使節を送ったり、海千山千の戦国時代を生き抜き

仙台の発展だけでなく、現在の宮城県から岩手県南までの広い地域で新田開発をすすめたり、

幼少期より片目しか見えなくとも、敏腕を振るい藩と領民のための施策を行った。

このように身体に障害があっても、強く生きる人は周りに勇気を与える。

最近、老眼がひどくなり、目が疲れる中でふと伊達政宗の目が見えないことを思い出し勇気をもらった。

2022年10月17日

命の電話など悩み相談を活用しよう


自殺の悩みなど、苦しいときは誰かと話をすることで

自分が気が付かない自分の考え、間違った思い込みなどに気が付き

こころが急に楽になることがおうおうにしてある。

ただ、そのような電話相談窓口があっても、

自分の考えが正しいとかプライド、恥ずかしさなどがあり電話しずらいかもしれない。

しかし、思い切って電話相談やラインで相談するのもよいと思う。

せっかく、厚生労働省や県の福祉の窓口、NPO法人などで自殺防止のための悩みの相談をしているから

24時間、命の電話やラインでの相談を利用しよう。

厚生労働省や県の命の電話以外に以下の相談窓口がある。

そのほか借金など生活苦なら弁護士さん、労働問題なら労働基準監督署など相談するのも有効だと思う。

死という元に戻れない選択をしてはいけない。

死後に肉体は亡くなってゆくが意識だけは残り

死んだ後に死ぬのではなかったと後悔するこになる。

いつでももとに戻せる選択、途中から変更可能な可逆的な選択である

生きる選択をすべきだ。

生きている中で苦しみから逃れる方法を考えながら、実際苦しみながら試行錯誤し、

その繰り返しで方法をみつけて自分の力にして、

苦痛から脱してゆくことが可能になり、悩みから解放されるようになると思う。

それと死を考えるようなら、一時的な脳の機能障害になっている可能性が高いから

一度、精神科や神経科内科などのメンタルクリニックに行き悩みを相談するべきだ。
posted by さかえ at 06:53| 自死防止の知恵

2022年10月16日

うつ病や不安障害には自律神経症状が伴う


私が治療中にひどかったのが常時の不安感や緊張感と体のいろんな症状であった。

それらのほとんどが自律神経失調症と同じ症状で以下のものであった。

胃痛、腹痛、下痢、吐き気、動悸、目の疲れ、口が渇く、耳鳴り、喉のつかえ、めまい、

手と足のすね部分の冷え、手に汗をかく、頻尿、肩こり、勃起不全、手足に力が入らない、

歩く時のふらつき感、精神症状としての集中力の低下や原因不明のイライラ感、

など、自分の病気は実は不安障害と自律神経失調症が主な症状だった感じだ。

自律神経失調症もこじらせると治るのに時間がかかり、しぶとい病気だといわれている。

自律神経失調症もうつ病も不安障害などの神経症も脳の視床下部などの人の生命維持のための器官と

その前部に位置するホルモン分泌器官が関係しており、

それと連絡している脳の様々な器官など複雑である。

治療方法は抗不安薬や睡眠剤、ビタミン剤、ホルモン剤などによる薬物療法、

指圧やマッサージ、サウナでの温冷浴などの理学療法、

自律訓練法、認知行動療法、森田療法、交流分析、音楽療法などの心理療法、

規則正しい生活や漢方薬や生薬、ヨガなどの療法が有効だといわれている。

これらの療法は自律神経失調症だけでなく、うつ病や神経症にも共通した治療法である。

2022年10月10日

口内殺菌薬の副作用で夜中の不調


虫歯予防や歯茎の殺菌を目的に歯磨きの代わりにドラックストアなどで売られている口内殺菌薬がある。

薬を口で30秒ほどすすぎ、それで虫歯菌などの細菌を殺し、歯垢除去にも役立つ。

母が歯槽膿漏になり歯医者でも痛み止めを処方するしか手立てがなく、

毎晩痛みがひどく困り果てていた際に姉が買ってきて10日くらい使用したら不思議と痛みがなくなって喜んでいた。

私も便利だと1年近く使用したが、最近、その口内殺菌薬を使用すると、

きまって中途覚醒や朝方など気分が悪くなったり

胃腸の調子が悪くなることを経験したので母に言ったら、

母も同様に夜中に気分が悪くなる症状と腸の調子が悪いことを訴えた。

もう、これは口内殺菌薬の副作用だと思いやめたら、睡眠障害などが改善された。

治りにくいうつ病や不安障害では案外、口内殺菌薬の使用や普段何気なく使用しているシャンプーなどの薬剤が関係している可能性があると思う。

2022年10月05日

治りにくいうつ病に有効な磁気照射療法TMS


治りにくいうつ病治療に頭部に1回30分程度磁場を照射する治療法が15年ほど前にカナダで開発され

それがアメリカでも認められて、近年、日本でも導入する医療機関があらあわれたがまだ

装置を置いている病院は少ない。

ただある一定の条件で医療保険が使える場合があるという。

東北地方だと秋田県の仙北市の精神疾患施設などがある。

特に多いのは東京である。

関西や九州にもおいている病院がある。

うつ病が薬で治りにくい人は磁場治療(TMS)での治療できる医療施設を調べてみよう。

2022年10月02日

教師のメンタル疾患率


学校の先生もストレスが大きい人とそうでない人がいるようだ。

全国平均での教師のうつ病などの精神疾患率は0.6%程度で

1000人に6人がメンタル疾患になって休職しているそうだ。

やっぱり、モンスターペアレンツ、教頭や校長からのストレス、長時間労働などがあるのだろう。

2022年09月28日

メンタル疾患改善には運動が有効



ある動画で精神科医がうつ病の改善には朝起きと軽い運動がよいと述べていた。

さらに調子が悪いから運動しないでは改善が難しいと言っていた。

そのことはそうだと、治った自分も思った。

私の場合、うつ病と不安障害、自律神経失調症が合併したような病気で治るのに数年を要した。

調子が悪くとも薬を飲みながら、体を動かすことをやった。

そのきっかけは父が脳梗塞で倒れて介護が必要になり、食べ物などの買い物や介護のために

移動のために体を動かしたのがきっかけだった。

その後、体が動くようになると、家にあった不要な古着や壊れた家財道具などを整理し

市内の廃棄物取集施設へ車で持ってゆくなど、連日軽作業だが体を動かすことを行ううちに

体調がよくなっていた。

そのようにしているうちにうつ病の症状だと思うが日中の気分の悪さが和らぎ

ある時から晴れない気分がスッキリする日が出現して、体調が改善していった。

歩いたり体を動かす(筋肉を動かす)ことを週に2回以上行うことは病気を治すのに重要であると思う。

そのようにうつ病が治ると、不安障害も改善して、吐き気が起きにくくなった。

現在は、すごい緊張時に吐き気と腹痛や下痢がおきるがだいぶ症状は改善し、

医師の診断では自律神経失調症ということで、時々調子が悪いときのみ抗不安薬を飲む程度でしのげている。

仕事も普通にできるようになった。

調子が悪くとも、少しづつ体を動かすことを意識しよう。

2022年09月25日

うつ病治療では薬と併用して認知行動療法が必要かも


ある精神科医の話だと、不安や心配性、強迫症状(何度も同じ考えが無意識に繰り返される)などの

精神症状は薬のみで完全に治すことは難しいのだそうだ。

薬は急性の症状を止めて症状を緩和するのに大変効果的なものだと自分も経験的に思う。

結論的に脳機能の自己治癒力と自分の考え方の癖をかえる必要があるという見識は私も同感だ。

なぜなら、薬は一時的に脳の興奮を止めているだけで、薬が時間とともに代謝されて血液濃度が低下すると

また同じ症状になるからだ。

ではどうすればよいのかといえば、薬を飲んでこころを安定させつつ、

自分の考え方、とらえ方を変える訓練、脳機能を整えるために必要とする栄養素の摂取をして

不安や心配、強迫にならないような脳全体での習慣を身に着ける必要があるという。

その方法に自律訓練法や認知行動療法、マインドフルネス、瞑想、整体、栄養療法などが主となる。

うつ病や自律神経失調症などを治すには薬以外に上記のような自分の考えの癖を変える訓練が必要で

数カ月から数年かけて少しずつ変えてゆく必要がありそうだ。

まずは自分では気が付かない考え方の癖に気が付く必要があり、

それはネットや動画で心理学や無意識な思考癖を調べると自分の考え方が

考えすぎのマイナス思考であることに気が付くはずだ。

日本は古より地震や、風水害などの自然災害が多く、冬は雪が降り寒く、人の生命がおびやかされてきた。

したがって、日本人の8割は多かれ少なかれ心配性や不安症の遺伝子を少なからず持っているそうだ。

考えすぎや心配性は悪いことではない。

危機から自分の生命を守り、寿命を長らえるために必要な感情であることは事実だ。

しかし、なんでも「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということだと思う。

心配してもいくら考えても結論が出ないものは捨てる必要があると思う。

私は試験合格で取得した仕事に関係する資格を10持っている。

資格試験では時間制限があり、じっくり考えていては時間が足りなくなる試験が多い。

その中で大切なことは難問にぶつかった時に、難問に執着し時間をかけるのではなく、

これはわからないと思った難問は時間があったらあとで解くか、捨てると考え、次の問題にゆくことだ。

そうすることで解ける問題を先に解いておいて、時間が余った際に難問にとりかかることで合格できる。

もし難問に執着していたら、どの試験もおそらく不合格になっていただろう。

人生の難問にぶつかったら難問にとらわれずに今できることから先に行動し片付ける練習をしよう。

人生の難問はいくら考えても、いくら心配しても時間が経過したり、

やってみないと結果がわからないことのほうが多い。

なぜなら誰も未来が見えないからだ。

嫌なことや不安や悩み、怒りに頭の中が占有されてそれらに執着するのではなく

できるほかのことや違う行動をやったり、ほかのことを考えるという練習が必要だと思う。


2022年09月19日

過敏性大腸症候群の原因は悪玉菌のメタンガス


私は元来、胃腸が弱く、腹痛や下痢になることがよくあった。

特に午前中や緊張時、電車通勤時にそのような症状に見舞われていた。

今までは、ストレスが原因で発症するものと思い込んでいたが、

ストレス以外の原因があることがわかった。

それは、大腸に生息すべき腸内細菌が小腸まで上行し、細菌が小腸を刺激するため、

小腸壁で異物を出そうとして蠕動が生じ、それが大腸まで連動し、便意をもうようしたり、

腹痛が生じたりするとのことでった。

それを防ぐには、食事間隔を8時間以上空けて、間食はしないことだということだった。

間食をすると、大腸にいる、腸内細菌が小腸まで入り込みやすくなるので、

間食をせず、小腸に入り込んだ、腸内細菌を兵糧攻めして、悪玉菌の増加を少なくする方法とのこと。

ある実験で過敏性大腸症候群の患者の呼気にメタンガスが多く含まれている

ことで、過敏性大腸症候群であることを知ることができることも紹介されていた。

それは、小腸へ入り込んだ腸内細菌が出す食物分解の際のメタンガスであるということであった。

対処法は食事間隔を空けることであるという。

8時間以上間食や食事をしないことは実は簡単なことである。

夜の睡眠時間を8時間以上とることである。

それと、過敏性大腸症候群が風邪などで抗生物質や抗菌剤を処方されて改善することも紹介されていた。

それは、感染症治療に用いられる抗生物質や抗菌剤によって小腸へ入り込んだ

腸内細菌が死滅するため、過敏性大腸症候群が改善する科学的根拠とのこと。

過敏性大腸症候群の原因は人それぞれ、ストレスタイプ以外に、腸内細菌の小腸への進入タイプもあることが最近の研究でわかったそうだ。

2022年09月16日

自殺しても楽にはならない


自殺願望がある人間は自殺して死ねば苦痛から解放されると思うと思う。

私も過去にうつ病の急性期で症状が2か月も続いたとき強い自殺願望で苦しみ悩んだ。

その際に精神科にかかり投薬で何とか乗り切り、寛かい後に治って以来自殺衝動は

いまだに40年以上ない。

その後、脳科学や心理学の本を数百冊読み漁るうちに

自殺衝動は動物的な本能衝動が深く関与し脳の一過性の機能障害だと理解した。

そのために、自殺衝動になることもうつ病が重症化することもなかったのだと思う。

今、思うに、あの時自殺しなくて本当によかったと思う。

人は動物であるから無意識に苦痛から遠ざかろうとする。

苦痛から遠ざかる方法として何故か、死ねば苦痛から解放されて楽になれると思い込むのだ。

このような時、脳内では偏桃体をはじめ苦痛を感じる脳部位が敏感にかっており

すべてのことが苦痛に感じるような脳の機能障害に陥っている。

本能的に苦痛を感じる脳が興奮すると、楽しさや愉快や快感など快楽を感じるの脳部位の働きは抑制されてしまう。

だから、苦痛から逃れたいために自殺したい気持ちになるのだ。

よって、脳の機能障害を治すために精神科で投薬してもらったり、入院が必要な場合もある。

脳の機能障害であるから、投薬を受けながら苦痛を感じる神経の働きが徐々に正常化してゆけば

自殺衝動もなくなってゆくのだ。

自殺すれば楽になるという無意識な考えは動物的な自己防衛機能からくる衝動が原因だといえる。

その動物的な本能衝動が正しいとは言えないと思う。

もし、私が40年前に精神科にもかからず投薬も受けずに自殺していたら

それが正しかったとは思わない。

あれから数十年、私は死ねばよかったと全く思ったことがない。

posted by さかえ at 01:00| 自死防止の知恵

2022年09月14日

郷土料理で癒し


現在の日本は49の都道府県となっているが、

江戸時代には250以上の藩があったとされる。

その地方にはそれぞれ郷土料理が存在し伝わっている。

これは江戸時代の幕藩体制での地方の名残であり、地方の魅力の一部となっている。

それが詳しくわかるサイトは以下なので興味のある方は見てみるよい。

http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/?cat=3#

調べる方法として、まずは上のタブで知りたい地方をクリックし、

プルダウンメニューから、知りたい県をクリックすると、その県の郷土料理が見れる。

私の住む宮城県は江戸時代は仙台藩だったが、県北と県南では郷土料理が大きくことなる。

他県も同様に地方、地域によって様々な郷土料理が存在し、それは日本の古くからの歴史の名残と思われる。

2022年09月11日

老後の精神衛生うつ病防止策、田舎くらし


臨床心理士が老後の不安について書いた記事を読んでなるほどと思った。

特に多いのが男性で、今まで大手企業などで仕事熱心に働いて来た人がある時、定年を迎えると、

こころにぽっかりと穴があいたようになり、不安症を発症することが多いという。

定年前までは会社での上下関係という縦の関係でいろんな人と付き合いがあったのが

退職と同時に突然今までの上下関係が無くなり、人と触れ合う機会が減少する。

また、近所や自治会などになると、もはや会社のような縦の関係は通用せず

ヨコの関係でフラットな付き合いが求められる。

そうなるとプライドの高い人ほど、横の関係に不満を持ち、更には時間を持て余し

日々時間が過ぎることが苦痛になるのだという。

ところが私の実家の両親は狭い土地ながら畑作農業に明け暮れて、

時間がある時は買い物や夫婦で車でドライブして海や温泉に出かける。

大きな病気もせず体がつらいといいつつ小規模な畑を耕作している。

口癖はいつも忙しいという。

3月末にはジャガイモをまき7月に収穫

4月はじめには大根の種をまき

4月中旬は夏に食べる枝豆をまく

4月下旬にはカボチャとトウモロコシをまき

5月はじめはには里芋の種をまく

5月中旬にはキャベツ、トマト、ナス、ピーマンをまき

6月中旬には秋に食べる枝豆と大豆をまき

7月と8月に多く野菜を収穫して食べ

8月末には白菜や大根をまく

9月には多くの野菜を収穫しする

10月には玉ねぎをま翌年の春に収穫する準備をする

春から秋までの間ならいつ植えてもよい野菜としてホウレンソウ、小松菜、ニラなどがあり

種をまいて1カ月程度で収穫できる野菜も多い。

11月以降から春まではサツマイモ、大根、ジャガイモ、大豆、玉ねぎ、白菜などを食べる。

こうなると、たった1000m2にも満たない土地であっても、春から秋にかけて多忙である。

実家では売るために野菜は作っていない、農薬は一切使用してないから体に良い食べ物だ。

農薬を使用していなため、害虫や野鳥に一部食べられたり不都合はあるが健康によい食べ物だ。

日光に当たりながら体を適度に動かすので健康にも精神的にも爽快感があってよいのだと思う。

老後に田舎で家庭菜園などをして暮らすと暇という苦痛から解放され、やらねばならないことが多いのだ。

私の田舎に住む実家の両親は85歳だがまだ元気で自分の家で食べる分の畑作農業をしている。

両親だけでなく、近所の人たちも老後にやることがあって元気でいる。

一方で都会に住む姉夫婦の両親は父親が60歳代で亡くなり、

残った母親は痴ほう症で精神科のある老人介護施設に入所して今は姉の旦那である息子に会っても

自分の息子だとわからず、認知症が激しい。

どうして田舎の高齢者たちが元気なのかと言えば、

それは多分、やることがあることと、体を動かしているためだと考えられる。

どうしてそう思うのかと言えば、ここ20年ほどの医学的な研究や疫学調査で

日光に当たり体を動かすことでの心身に与える様々な健康効果が実証されてるためだ。

それに何よりも野菜を作るという楽しみと義務があるのだ。

特に1000m2程度の畑作農業でも季節によって、植える野菜が多くあり、

畑を簡易的な耕作機械で耕し、種を植え、野菜の成長を見て雑草を取り去るなど手入れし、

収穫を行うまでの一連のプロセスの作業が野菜ごとにあるので冬以外は多忙なのだ。

定年退職に田舎へ移住するのも人生を充実させるひとつの方法なのだ。

ただ、従前に農業をしていない人が農地を購入したり借りるには農地法の許可が必要であるから、

事前に市役所の農地関係の部署に確認する必要があるが。

2022年09月07日

大脳新皮質の形成意義


 大脳新皮質が思考を司ることは、一般に広く知られているが、そのほかに脳全体としての大きな役割がある。

それは、下位の原始脳の働きをその場におおじて抑制することである。

つまり、原始脳の自己防衛のための利己的で攻撃的な働きを、抑制することによって、生物個体としてではなく、

生物種全体としての生存と存続や快感の増大をより確実に行う機能を有する。

 具体例をあげれば、優しさや慈悲などの感情の発現部位は、原始脳よりも上位の脳の部位が担当し、

利己的な攻撃的衝動を抑制する機能を有する。

したがって、この抑制機構によって生じる心こそが人間が他の生物と大きく違うところであると言える。



2022年09月04日

運動での気分の悪さは筋肉での乳酸生成


歩行のような緩やかな運動は有酸素運動であり、20分程度の運動で汗をかき気分が爽快になることが多い。

内勤の人など普段はあまり強い運動をしない人が暑い中で30分も歩いたり、

急ぎで走ったりすると、気分が悪くなることがある。

気分が悪くなるということは体が「今危険な状態にある」というサインであることが多い。

よって、いろんな急性の病気や疾患で気分が悪くなることが多い。

ただ、うつ病や不安障害などの精神神経系の病気の場合、

脳内の偏桃体が敏感過ぎて、自律神経での交感神経を過剰興奮させたり、

アドレナリンやノルアドレナリン、副腎からコルチゾールを分泌させたりで気分が悪くなることがある。

運動時の原因として、筋肉の無酸素運動時に発生する乳酸が原因の場合がある。

私もそうだったが、うつ病や不安障害では自律神経の調整能力が悪くなっており

ただ立って歩いているだけでも10分もすると吐き気がしたり、動悸がしたり

不安感が強くなり気分が悪くなって、休憩所かトイレに入って落ち着くまでじっとしていることがよくあった。

それが10分程度でも激しい運動ともなると、上記の症状が起きてしまっていた。

医学的な研究結果でも、うつ病や不安症の人は乳酸耐性が低いといわれている。

ここで勘違いしないほうがよいのは、乳酸菌と体内で生成される乳酸は別であり、

ヨーグルトなどの乳酸菌飲料での害は報告されていない。

あくまで、体を激しく動かしたり、長時間立って維持するために筋肉が疲労して

疲労の際に発生する乳酸によって、不安や気分の悪さ、吐き気、動悸、腹痛、下痢がおきることがあるということだ。

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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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