私は元来、胃腸が弱く、腹痛や下痢になることがよくあった。
特に午前中や緊張時、電車通勤時にそのような症状に見舞われていた。
今までは、ストレスが原因で発症するものと思い込んでいたが、
ストレス以外の原因があることがわかった。
それは、大腸に生息すべき腸内細菌が小腸まで上行し、細菌が小腸を刺激するため、
小腸壁で異物を出そうとして蠕動が生じ、それが大腸まで連動し、便意をもうようしたり、
腹痛が生じたりするとのことでった。
それを防ぐには、食事間隔を8時間以上空けて、間食はしないことだということだった。
間食をすると、大腸にいる、腸内細菌が小腸まで入り込みやすくなるので、
間食をせず、小腸に入り込んだ、腸内細菌を兵糧攻めして、悪玉菌の増加を少なくする方法とのこと。
ある実験で過敏性大腸症候群の患者の呼気にメタンガスが多く含まれている
ことで、過敏性大腸症候群であることを知ることができることも紹介されていた。
それは、小腸へ入り込んだ腸内細菌が出す食物分解の際のメタンガスであるということであった。
対処法は食事間隔を空けることであるという。
8時間以上間食や食事をしないことは実は簡単なことである。
夜の睡眠時間を8時間以上とることである。
それと、過敏性大腸症候群が風邪などで抗生物質や抗菌剤を処方されて改善することも紹介されていた。
それは、感染症治療に用いられる抗生物質や抗菌剤によって小腸へ入り込んだ
腸内細菌が死滅するため、過敏性大腸症候群が改善する科学的根拠とのこと。
過敏性大腸症候群の原因は人それぞれ、ストレスタイプ以外に、腸内細菌の小腸への進入タイプもあることが最近の研究でわかったそうだ。
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