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2022年09月25日

うつ病治療では薬と併用して認知行動療法が必要かも


ある精神科医の話だと、不安や心配性、強迫症状(何度も同じ考えが無意識に繰り返される)などの

精神症状は薬のみで完全に治すことは難しいのだそうだ。

薬は急性の症状を止めて症状を緩和するのに大変効果的なものだと自分も経験的に思う。

結論的に脳機能の自己治癒力と自分の考え方の癖をかえる必要があるという見識は私も同感だ。

なぜなら、薬は一時的に脳の興奮を止めているだけで、薬が時間とともに代謝されて血液濃度が低下すると

また同じ症状になるからだ。

ではどうすればよいのかといえば、薬を飲んでこころを安定させつつ、

自分の考え方、とらえ方を変える訓練、脳機能を整えるために必要とする栄養素の摂取をして

不安や心配、強迫にならないような脳全体での習慣を身に着ける必要があるという。

その方法に自律訓練法や認知行動療法、マインドフルネス、瞑想、整体、栄養療法などが主となる。

うつ病や自律神経失調症などを治すには薬以外に上記のような自分の考えの癖を変える訓練が必要で

数カ月から数年かけて少しずつ変えてゆく必要がありそうだ。

まずは自分では気が付かない考え方の癖に気が付く必要があり、

それはネットや動画で心理学や無意識な思考癖を調べると自分の考え方が

考えすぎのマイナス思考であることに気が付くはずだ。

日本は古より地震や、風水害などの自然災害が多く、冬は雪が降り寒く、人の生命がおびやかされてきた。

したがって、日本人の8割は多かれ少なかれ心配性や不安症の遺伝子を少なからず持っているそうだ。

考えすぎや心配性は悪いことではない。

危機から自分の生命を守り、寿命を長らえるために必要な感情であることは事実だ。

しかし、なんでも「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということだと思う。

心配してもいくら考えても結論が出ないものは捨てる必要があると思う。

私は試験合格で取得した仕事に関係する資格を10持っている。

資格試験では時間制限があり、じっくり考えていては時間が足りなくなる試験が多い。

その中で大切なことは難問にぶつかった時に、難問に執着し時間をかけるのではなく、

これはわからないと思った難問は時間があったらあとで解くか、捨てると考え、次の問題にゆくことだ。

そうすることで解ける問題を先に解いておいて、時間が余った際に難問にとりかかることで合格できる。

もし難問に執着していたら、どの試験もおそらく不合格になっていただろう。

人生の難問にぶつかったら難問にとらわれずに今できることから先に行動し片付ける練習をしよう。

人生の難問はいくら考えても、いくら心配しても時間が経過したり、

やってみないと結果がわからないことのほうが多い。

なぜなら誰も未来が見えないからだ。

嫌なことや不安や悩み、怒りに頭の中が占有されてそれらに執着するのではなく

できるほかのことや違う行動をやったり、ほかのことを考えるという練習が必要だと思う。


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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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