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2020年10月10日

マインドフルネスの原理


精神を安定させる方法として20年ほど前にアメリカで開発されたマインドフルネス瞑想法

その原理は、瞑想、呼吸に集中するなど、自分の今に意識を集中する方法だ。

仮説としてなぜ、それが有効かといえば、

fMRIなどの脳のリアルタイムでの活動性がわかる近年の脳の断層撮影技術によると

休憩時など集中してない状態でも8割の脳が自動的に活動しているそうだ。

集中しても1割程度増加して9割程度までしか活動していないという。

何もしていない状態では何か気がかりなこと、心配事、嫌なこと、頭にくることなど無意識に頭に浮かんできて

それに無意識に集中して、恐怖にとらわれたり、不安な気持ちになったり、心配な気分になったり、怒ったり、

そのようなことが起きるのだろう。

それらの感情は、いまっさっきの出来事、過去の出来事、近未来、遠い未来の予測不能な不確実なことを考えることが原因である。

よって、過去でも未来でもない「今現在に」に意識を集中することで、過去や未来の嫌な思い出や将来の不安から遠ざかることができる。

そのように今に集中する訓練を何度も重ねると、脳が雑念の少ない状態になるだけでなく、調和が採れた働きになると考えられる。

しかし、依然8割の脳は活動はしているが、雑念の割合が減少するという


2020年10月08日

脳の神経細胞修復に必要な葉酸


脳の神経細胞は一度壊れたら修復しないという学説が、今から20年前まで常識とされてきた。

しかし、近年の研究で、壊れた神経細胞が修復されることや、その神経が壊れても、

他の神経ネットーワークが新たに形成されて機能を補完することがわかってきた。

その際に必要なのが神経成長因子であり、そのために必要な栄養素として葉酸が注目を浴びている。

葉酸は字のごとく、緑黄色野菜などの植物に含まれる成分である。

よって、うつ病やストレス疾患で傷ついた脳神経細胞が葉酸をはじめとする栄養素で修復し、

病気が治る手助けになる可能性がある。

病気を治すには薬だけでなく栄養素も重要だと考えられる。


2020年10月04日

最新研究うつ病発症の原因はヘルペスウイルス


先日のサイエンス系ネットニュースによると「うつ病」の発症の原因がヒトヘルペスウイルスの可能性が高いことがわかった。

研究結果を発表したのは東京慈恵医科大学の近藤教授をはじめとする研究チームだ。

ヒトヘルペスウイルスはほとんどの人が感染しているそうだが、疲労などが重なり体の抵抗力が

低下した時など体内の細胞から抜け出し唾液に入り込み、その唾液から喉を介して鼻の奥の組織

嗅球に侵入し、嗅球と連絡がある海馬などの神経細胞にダメージを与えるためであることを突き止めたそうだ。

以前はうつ病の原因は遺伝的な要素が大きいとされてきたが、DNA研究でも鬱病を引き起こす

遺伝子はまだ見つかっていない。

うつ病の発症メカニズムは人が精神的に疲労したり睡眠不足が重なると、体の抵抗力が低下し

それによって眠っていたヒトヘルペスウイルスが活動をはじめ、それが原因で脳にダメージを与えるということだろう。

したがって、うつ病になると最初、体に倦怠感や疲労感を訴える、元気に動くのがおっくうだと訴える人が多いのも納得できる。

それを放置して、気力で何とかしようと頑張ると、免疫力を低下させるコルチゾルなどのホルモンが更に分泌され

免疫力が更に低下して、うつ病が悪化してゆくと考えられる。

医師の間ではうつ病患者の多くが感染症が治りにくいという臨床経験を持つという。

うつ病にならないためには免疫力を低下させないこと、悪化させないためには免疫力を保持することが必要と考えられる。

免疫力を高めるには、十分な睡眠と質、1日30分以上の運動、様々な必要な栄養素を含んだ食事などが必要だといわれている。

うつ病を治すにも免疫力を高めることが有効かもしれない。

2020年09月29日

ヨガを勉強して試してみた


女性の間ではヨガが体に良いということが言われており、

興味をもって、本屋で図解のヨガの実践的なやりかた、ポーズ、呼吸法などを見様見真似でやってみた。

その中で気が付いたことがあった。

ある浄化呼吸法のカパーラバティーという呼吸浄化法があり、鼻の片側ずつを指でふさいで10回程度呼吸するのだが、

まずは鼻の右穴の横を押してふさいで左鼻のみで呼吸してみたら、呼吸が苦しい。

次に左鼻をふさいで右鼻で呼吸すると全然苦しくない。

たぶん、私の左鼻の奥の気道が狭いのだと考えられる。

そして、その呼吸法を何度か続けているうちに、左鼻での呼吸がそれほど苦しくなくなった。

脳の構造を見れば、鼻の気道のすぐ上に前頭葉、視床下部など脳の中枢神経部分があり、

そこで何らかの炎症が起きていると、気道の奥が腫れていることも考えられる。

そこで、ヨガの呼吸法で左右の鼻で10回ずつ交互に呼吸することで、気道内、脳の奥のむくみのような歪みが解消され、

それで健康になる可能性も考えられる。

ヨーガのポーズをいろいろやってみて感じたことは、病気の人の体は左右対称ではなく骨格だけでなく

部分的な筋肉や体の片側の特定の部分の筋や筋肉が緊張していることがわかった。

その歪みが筋肉や筋の緊張情報として視床に伝えられ、それが原因で自律神経や脳内物質、

ホルモンバランスに悪影響を与えている可能性が考えられる。

それを正すのがヨガや整体、ストレッチ、理学療法だと考えられる。

体の骨格や偏った筋肉の凝りをほぐすことで、脳の感覚野や自律神経の働きを正常化することで体調がよくなるのだと考えられる。

2020年09月27日

うつ病改善にヘム鉄


最近の動画で実際臨床に長く携わっている精神科医の栄養療法の見解を見た。

私も様々な病気や不調で医者にかかることがあるが、どの病気でもほとんどの医師は

保険のきく薬を投与する方法が主流であり、栄養指導をする医師に出会ったことがない。

この精神科医は7年も前から薬物療法と栄養療法を組み合わせた方法を提唱している数少ない医師だと思う。

その医師が多くの鬱病患者を診てきた中で、栄養やビタミン不足で鬱病が長引いたり治らないケースがあるという。

鉄分が不足すると体が日中にだるくなったり、集中力が持続しないなどの症状が現れ、

その病院ではうつ病の治療に鉄分、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB6、

セロトニンの材料であるトリプトファン含有食品、マグネシウム、葉酸、

タンパク質食品などの食事療法で症状の改善例が多いことが紹介されていた。

私は過去に腎盂腎炎に罹患した際に、抗生物質を投与されたので

感染症などで抗生物質投与時は細菌の増殖に鉄分が必要であり、それを避けるために

抗菌剤等の抗生物質投与時は鉄分の多い食べ物やサプリメントは避けるべきとの薬剤師の注意書きがあった。

それで、感染症にかかっている人が鉄分を過剰に摂取するのには否定的な意見をいわせてもらった。

しかし、うつ病などのストレス疾患では逆に鉄分が不足するとうつ症状が改善しない例を知った。

その医師いわく鉄分摂取を1か月程度続けると改善する例が多いという。

鉄分と葉酸が不足すると貧血になることは栄養学的に知られている。

私が過去に本で学習した中では快感物質ドーパミンを体内でつくるために鉄分が必要とのことが記載されていた。

うつ病の一つの原因としてドーパミンなどの快感物質の低下が挙げられる。

よって、女性の様に生理で出血したり、鉄分が体内から輩出される、リン、銅、カリウム、亜鉛などを

多く含んだサプリメントや食品の食べ過ぎも鉄不足になる可能性が考えられる。

鉄分が不足すると貧血だけでなく、少しの運動で息切れや動悸がしたり、

日中に疲れやすいなどの症状がでるといわれている。

それと栄養素やビタミンがもともと多く必要になる体質の人がうつ病や神経過敏症となるケースがある場合、

食べ物での摂取では到底足りず、サプリメントでの摂取が必要であるとのことだった。

例えばナイアシン(ビタミンB3)を含む食べ物として、マグロなどがあるが、ナイアシン100mgを摂取するためには

かつお1kgとか食べないといけないなど非現実的である。

それをビタミンb3なら3カプセルほど飲めばよいし、はるかに経済的である。

遺伝的に不足しがちな人はビタミン剤やサプリメントでの補給が必要かもしれない。

ただ、癌の研究では国立がん研究センターの追跡調査では

ビタミン剤の採りすぎが全癌の発症リスクが高いとの結果もあり、

人それぞれ適度な摂取というのが難し課題だと思った。

国立がん研究センターの研究成果では、サプリメントとして摂取した例であり

自然食品からの摂取には触れていない。

うつ病などの治療にビタミン剤が必要な場合、1カ月とかある一定期間に限っての投与とか

濃度が薄くとも自然食品で摂取する必要があるのではと考える。

ビタミン剤の場合、ビタミンB6、B12、葉酸の過剰摂取で、大腸がん、胃がん、肺がんのリスクがあるとの

海外の研究機関の追跡調査の結果もあるという。

鉄分もビタミンもその時々の調子や罹患している病気に合わせて医師や薬剤師と相談しつつ

また自分の体調の様子を見ながら摂取する必要があると思う。

2020年09月20日

音楽療法がいいかも


心が和む曲を2曲ほどお知らせする。

聴きたい人はyoutubeの以下のリンクから聞いてください。

曲名は盲目の明治時代の作曲家宮城道雄の「春の海」と

秋田県出身の同じく明治時代の作曲家成田為三の「浜辺の歌」

それと早春賦です。

https://www.youtube.com/watch?v=29WgFkhv62w

春の海は正月に演奏されますが、聴くことで日本人の感性になじむものだと思います

私の心を打ったのは宮城道雄は6歳で失明しながらも音楽の道で生計をたてようと
がんばったことです。

もし私が失明したのなら人生真っ暗です。

私は幸いうつ病になりましたが、目も見えます。

大変ラッキーで可能性に富んでおります。

https://www.youtube.com/watch?v=HTVdDvXYbW0

浜辺の歌は転勤で秋田県北へ行った時のことを思い出します。

https://www.youtube.com/watch?v=e7jW8cNL3-k

早春賦も春の風情を感じます

2020年09月17日

うつ病や不安に良いサプリメント


私はうつ病と不安障害と戦っている中で、様々なサプリメントを試した。

飲んで半日程度から効果があったものとしてマカが挙げられる。

マカというのは南米ペルーでとれる植物の根であり、少し前まで男性の強壮剤的なことで宣伝されてきた。

しかし、最近になり、男女共通に更年期障害やうつ病、イライラや頭痛にもよいことがわかってきた。

私も試した中でも、飲んでみて確かに元気が出るのと気分の落ち込みが減り、気分が良くなったと感じた。

たぶん、マカには脳内快感物質のドーパミンを産生するのではと考えられる。

また、ホルモンバランスを整えるために男女問わず効果がある人が多いのだと思われる。

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2020年09月16日

治るきっかけになったのは睡眠障害の改善


うつ病を発症して4年も経過して、少しずつしか症状が改善しない中で

あるきっかけで大きく症状が改善した。

そのきっかけは睡眠剤として抗ヒスタミン剤を飲んだことだった。

神経症の場合の睡眠障害の型の多くは入眠困難が多いと言われ、

ハルシオンなど睡眠導入剤が用いられることが多いようだが、

入眠困難の症状に効果があるが、効いている時間が3時間程度短時間である。

よって、うつ病のような中途覚醒や早朝覚醒型の睡眠障害には大きな効果が無い場合がある。

私はそのことに気が付き、半日程度の長時間効果があるものとして抗ヒスタミン剤を飲んだのだった。

抗ヒスタミンは2年前に花粉症のアレルギーの際に医者から処方されたものが余っていたので試した。

2年まに抗ヒスタミン剤を飲んだ際に、日中のひどい眠気で飲むのを断念したのだった。

それをヒントに夜中の中途覚醒に使えないか試したら、私には効果があったと思う。

今までは眠る1時間前にベンゾジアゼピン系の安定剤を飲んでから寝ていたが中途覚醒にはあまり効果が無かった

しかし、抗ヒスタミン剤を寝る1時間ほど前に飲むと、夜中の2時ころ目覚める中途覚醒や早朝覚醒が改善され、

夢も覚えていないことから、深い睡眠がとれたと思う。

そんなこんなで、抗ヒスタミン薬のオロパタジンという薬を、週に3回程度飲むことを

3週間程度続けて、うつ病や不安障害の症状が大幅に改善したと思う。

ある脳科学者は脳神経の代謝での疲労物質は睡眠が深いほど、排除され、

睡眠が浅かったり、睡眠時間が短いと、脳神経の疲労物質が排出されにくく

脳の疲労でうつ病や不安障害などの神経症が治りにくいという。

よって、深い睡眠が大切であり、そのためには日中に体を動かして

肉体を疲労させることも必要だと思う。





2020年09月15日

早起きと運動が大切というのは本当だと思う


私がうつ病を治療し、治って行く中で感じたことは、

ネットでも時々医師が述べている、朝に日光を浴びることと、15分以上の運動が良いというの本当だと思う。

朝から午前中の日光の光のスペクトルでも目から入るとセロトニンの分泌を促進させるというのは本当だと思う。

日中に分泌されたセロトニンは代謝されて夜にはメラトニンという睡眠物質に変わるのだ。

朝早く起きるとその日の夜には眠くなり、睡眠の質を改善すると感じる。

運動に関しては、日中に用事もないのに外をふらふら歩くと不審者と間違われたりを心配する意見や

体調が悪く動けないのに運動なんて無理という意見が多い。

しかし、室内でもできる運動として、スクワットや腹筋も有効だと自分の経験で感じる。

最初は1回や2回でもよいから、とにかく動くことをなるべく行うことが病気改善に必要だと経験的に思う。

最初スクワット1回でもやってみることがうつ病の人はおっくうに感じるが、

とにかく1回か2回でよいからやってみよう。

できたら、外に出れない人は自分の部屋でスクワット10回と腹筋20回を2セットから3セットを動けることを目的に行うとよいと思う。

そのように動く訓練をしていると、元気が出る脳内物質やホルモン分泌があり、うつ病改善に役立つと思う。

朝日を浴びてセロトニンを増やすにもセロトニンの材料となる食品も重要だと思う。

セロトニンの材料になるのは、トリプトファンという必須アミノ酸であり、

多く含まれてる食べ物として、豆乳、チーズ、バナナ、ケールの青汁などなどネットで調べればすくわかる。

それらの食品とビタミンB系列の摂取も重要であると感じる。

2020年09月06日

全般性不安障害とうつ病の併発が4割程度あるらしい


仕事などのストレスが長く続いたり、強いストレスにさらされ続けると、うつ病を発症するといわれている。

うつ病の多くが、胃腸障害や睡眠障害などの身体的な症状よりも

体の症状が主体だと、自律神経失調症などと言われることが多いが、実は全般性不安障害などの神経症になっていることがあると思う。

うつ病の場合、気分が落ち込む、興味の低下、楽しみの低下、自殺念慮、悲しい感情、気力減退などの精神的な症状が主となる。

ところが、私のようにストレスでの症状が体のほうに強く出る人はうつ病ではなく全般性不安障害などの神経症であることが疑われる。

例えば、全般性不安障害の例は以下のようなことだと精神科医の貝谷ひさのぶ先生は述べている。

ーーーーー貝谷先生のページから引用-----

「自分や家族が病気になったり、事故にあったらどうしようかとか、いつまでもクヨクヨ思い悩みます。その最たるものが、がん恐怖症。体のどこかがちょっと痛かったりすると、ひょっとしたらがんじゃないだろうかとかね」

(仕事や学業などの)多数の出来事または活動についての過剰な不安と心配が、六ヵ月以上続いている。
心配や不安がない日よりも、ある日のほうが多い。

不安や心配を自分でコントロールするのが難しい。

不安や心配は、次の6つの症状のうち三つ以上を伴っている。

①そわそわと落ち着きがなく、緊張したり、過敏になる。
②疲れやすい。
③集中力がない、または心が空白になる。
④刺激に対して敏感に反応してしまう。
⑤肩こりがあるなど筋肉が緊張している。
⑥眠れない、または熟睡した感じがしない。

 このほか自覚症状として、「原因不明の頭痛やめまいがある」「のどのつかえがある」「吐き気がある」「手足の冷えや熱感」「冷や汗をかいたり、赤面したりする」「息苦しい」「動悸がする」などなど、

患者さんの訴える症状は多岐にわたります。

 比較的、体の症状を強く感じることが多いので、最初は内科を受診することが多いといいます。
 「検査をしても内科的な病気もなく、自律神経失調症といわれて納得してしまうケースも少なくありません」

 正しい治療の機会を逃してしまうことになると、こじらせて悪化させてしまうケースが多いのが問題、と貝谷さんは指摘します。

 「本当は内科でも精神的なことも考えに入れて診るべきだと思うのですが、実際には内科から回ってこられる患者さんは一割もいません。結局なかなか適切な治療が受けられていないんです」

 驚くことに、全般性不安障害の患者さんの六割以上はすでにうつ病を併発しているか、または将来発症するといわれています。

 パニック障害の発作を併発することも少なくないそうですから、先のチェックリストに該当するときは、早めに精神科か心療内科など専門医に相談を。

ーーーーーー引用おわりーーーーーー

なるほど、ストレス時に毎日に自分が経験した症状は全般性不安障害の症状の項目に多く当てはまり、

シニア世代の現代は体調不良や痛みが数日続くと「癌ではないかという」強い不安感で心配になったりする。
ところが、その後2週間もすれえば、そのような症状は全く消えてしまう。

私はやっぱり全般性不安障害になりやすく、そのために体に様々な不調がでていると考えられた。

それを気力でどうこうしようと我慢しているうちに、うつ病の症状である喜びの低下、興味の低下、性欲減退などがあり、

自分も仕事のストレスでの緊張とプレッシャーが続き、最初は全般性不安障害を発症しており、それが悪化して、初期のうつ病になったと考えられる。

治療方法として薬物療法、認知行動療法、自律訓練法などがあるそうだ。

全般性不安障害でも対抗するすべを知らないと、どんどん悪化してゆくと思う。

最近の研究で全般性不安障害やパニック障害からうつ病に移行して併発することが4割程度あるということが知られるようになった。

はやり、どんな病気も自分で異変を感じたら早めに専門医にかかることが大切だと思う。

自分には薬物療法と自律訓練法が効果があったと思う。

2020年08月28日

日常に潜むカフェイン過敏症と不安発作


世の中には人によってある特定の食品や物質に過敏な人がいる。

例えば、花粉症やハウスダスト、卵白、牛乳、グルテン、コーヒー、お酒など普通の飲食物に対して、

体が拒否反応を示すなどがある。

私もそうだが過去にカフェイン過敏症になったことがある。

カフェインはコーヒーや緑茶、紅茶、チョコレート、栄養ドリンクなどに含まれているが、

摂取して30分もしないうちに、手に冷や汗をかき、気分的に緊張感やぐわい悪さがひどくなる症状、

下痢、吐き気、嘔吐、不安感などが、長いと1日も続くことがあった。

その際は食中毒ではと思ったが、食中毒は一般に熱がでるが熱はでない。

いったいなぜそのようになるのかを調べたら、20年ほど前に購入した脳科学の本に記載されていた。

カフェイン過敏症の人と同様な症状を呈することが記載されており、睡眠障害や嘔吐や吐き気、動悸、

下痢、腹痛、緊張感、不安感、ぐわいわるさ、恐怖心、うつ症状なども呈することが記載されていた。

そのメカニズムは、人の体でも胃腸と脳にはコレチストキニンというホルモンがあり、

胃腸では胆のうを収縮させたり、膵臓から膵液を分泌させたりする働きを担う。

コレチストキニン:以下CCKと呼ぶ。にはCCK A型受容体とCCK B型受容体ががあり、

B型が興奮すると上記のような症状を呈することが動物実験でわかったとのことだった。

脳の部位でもB型受容体が多いのは大脳皮質、偏桃体、海馬など自己防衛本能をつかさどる部位である。

自己防衛本能の脳が過剰に働くと、物事に敏感になり不安感や緊張感、恐怖感、痛みに敏感にりやすい。

これらの自己防衛脳は視床下部など自律神経や脳幹などの生命維持機構の中枢とも神経連絡があり、

自律神経症状を呈すると同時に副腎皮質ホルモンの分泌を促進し更に脳が興奮状態となり悪循環を呈することがある。

CCK B型受容体が興奮する機序は、カフェインの摂取で胃腸からカフェインが吸収され血液に入り込み、

それが血液の循環で脳の上記部分の達し、アデノシンA2受容体に結合し、アデノシン受容体の働きを阻害し、

その信号がCCK B受容体を活性化して、脳が緊急事態だと誤った判断をした結果、

過剰興奮し気分の悪さや不快な自律神経症状を呈するということだ。

また、不安障害、パニック障害、うつ病の人はカフェインに敏感でありそれが原因で脳の延髄上部になる青斑核という

ノルアドレナリン作動性神経核の過剰興奮で恐怖感や緊張感が強く出てしまうことが報告されている。

これはごく普通な健康な人でもカフェインの取りすぎで上記の症状を呈することは報告されている。

もちろん個人差があり上記の病気の人でもカフェイン摂取で全く問題ない人もいるので、絶対やめるべきとは言えない。

カフェインに過敏でない人は、摂取でノルアドレナリンやドーパミンなどなど元気が出る物質が分泌されて
気分が上向くため、

私の言うことを信用できないと思うだろう。

自分が現在カフェインの過敏症なのかどうかは、コーヒーなどのカフェイン飲料を摂取して、30分もたてば、
体や気分に異変が起きてくるのでわかるはずだ。

普通の缶コーヒーには平均150mgのカフェインが含まれているといわれている。

一方でカフェイン過敏症での感応濃度は30mg程度といわれているので、
缶コーヒー1缶の半分程度を飲んで様子を見ればカフェイン過敏かは自分でもわかる。

私は過去にカフェイン過敏症であったが、現在は体調が良いときは缶コーヒーなどのカフェイン飲料を飲んでも体調が悪い時以外は体に異変はおきない。

しかし、体調が悪い時やストレスが重なった時に缶コーヒーなどを飲むと、吐き気や下痢、嘔吐、手に冷や汗をかいたり、緊張感にさいなまれたりするすることがあり、長いと1日程度も続く。

私が言いたいことは、自分の体調不良がカフェインであることに気が付かないことで、

それが原因で更に体調不良や仕事や生活上の不都合にならないようにということを言いたい。

人の人生にはストレスの波があり、それは仕事や家庭が原因で上下し体調にも影響していると思う。

その中で体調不良が続く原因は実はいままで習慣で飲んでいたコーヒーだったりチョコレートだったりする
可能性がありそのことに気づき役立ててもらえればと思う。

カフェインには半減期(血液の中での濃度が半分になる時間)があり、半減期が8時間程度だといわれている。

なので、カフェインに敏感な私は大切な会議や客先での折衝がある際には、
カフェイン飲料はご遠慮させてさせてもらっている。

しかし、人それぞれ体質によって、コーヒーなどのカフェイン飲料を飲むことで、脳が覚醒し、
活力が出て元気に仕事ができる人もいる。

それはカフェインの摂取で青斑核のような不安や緊張の神経核よりも、
前頭葉などの部分でノルアドレナリンやドーパミンが分泌される体質の人であろう。

一般に覚せい剤を使用すると多幸感と興奮性の快感が生じるといわれているが、

人によっては青斑核など脳の深い部分全体が過剰興奮し著しいぐわい悪さと恐怖感に襲われ死に至ることもあるといわれている。

押尾の薬物でホステスが死亡した事件などはこのような、体質に合わない薬物摂取によると考えられる。

このように人それぞれ体質や体の状態によって作用が異なることは覚えておく必要がある。

だから最近病院などに行くと、薬を飲んで気分が悪くなったことがないかとか、アレルギーを起こしたことがないかなど、

初診の際に記入用紙に記載を求められたり、お薬手帳の持参を求められたりで、

他の病院からもらっている薬との相性や重複など副作用が強くでないかなどチェックされているのだ。

2020年02月11日

神経疲れ改善に整体やマッサージ


私は自分の体験でも整体やマッサージが自分のこころに良い影響を与えると感じている。
体に特に異常がないため、マッサージなどの保険適用外であるので、
利用する場合はもみほぐしのマッサージにあるため、1回3000円ではそう頻繁にいけない。

しかし、30分のマッサージでも特に首や肩、頭のマッサージを受けるととても気持ち良く、
マッサージ後の気分のすっきり感はほとんどのストレスを解消してくれイライラも吹き飛ぶと感じる。
一体なぜ気持ち良いのかを推測すると、それは脳や体の各機関への血流が改善されることで、

細胞の隅々までに酸素が供給されるために、細胞が活性化されて細胞も呼吸が楽になり体が喜ぶためと考えられる。

その証拠として考えられる事例に、少し熱めのお風呂やサウナ、運動で汗をかいた後に爽快感を伴うことが多いことが挙げられると思う。

体が温まることで自律神経が働き、汗腺が開いて汗をかくために、
汗をかいた時に体表面の老廃物も体外に排出除去されると同時に
汗腺が開いたことで皮膚呼吸が可能になり、体表面からも酸素がとり入り込んだためと考えられる。

最近、多く見ている動画にセルフ整体なるものがある。
その動画では自律神経を整える方法や疲れをとる方法など一般には知られてない方法を紹介している。
ただやり方が簡単なこととその場で自分一人でやってみてなかなかよいと感じることが多い。

やはり体の筋肉のゆがみ、左右前後のアンバランスはこころの健康やストレス耐性に影響すると自分もそう感じる。

私は食べ物やサプリメントでの健康法を紹介してきたが、やはり姿勢や体の物理的なバランスも大切だと思う。



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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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