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2021年09月21日

生きることを無意味に感じる時の脳内状態


うつ病や不安障害などの疾患の人は時々生きている事に意味がないように感じたり、

自分が今やっていることに疑問を感じたり、過去に失敗が多かったりと考えることが多い。

それはどうしてなのかを自分の経験で言わせていただく。

その原因は脳内の快感を担っているドーパミン快感神経や快感神経でのドーパミンの不活性と

精神的な苦痛を感じる偏桃体が敏感になっていることが考えられる。

特に快感を感じるA10ドーパミン神経や側坐核の働きが弱ってくると、

無意識な状態で生きることに楽しみを感じたり、やりがいを感じたり、集中力が続かなかったり、

生きていることに少しも楽しみを感じることができないので、

心理状態として上記の心情としてあらわれてくると考えられる。

脳内の快感神経の起点は延髄から始まり、視床下部を貫通して、前頭葉上部まで至る。

その経路の部位の不活性は、例えば視床下部で生じれば、食欲不振や性欲減退となり、

側坐核周辺で起きれば、やる気が低下して気力が減退する

前頭葉部位での不活性は考えること、仕事や趣味に没頭して楽しんだり、

創造したり、お金を稼ぐことに楽しみが見いだせなくなる。

特に前頭葉部位でのドーパミン神経の不活性化は例えばゲームや趣味も楽しいと思わなくなる。

うつ病や不安障害が治れば、快感神経が普通に動いているため、生きることに疑問を感じたり、

自分が行っていることに無意味だと感じなくなると思う。

なぜ、快感神経の働きが悪くなるのかと言えば、強いストレスに長くさらされ続けると

偏桃体などの自分を守るための恐怖や不安を感じる脳部位が優先して働くために

快感神経の働きをブロックしてしまうためと考えられる。

人間は動物であるから、太古の昔より、危険から瞬時に身を守るためには瞬時に今の快感行為をやめる必要がある。

恐怖や不安感を感じて食事や楽しことをやめて「逃げることが優先、場合によっては戦うことが優先されるようになっている」

例えばおいしく食事の時や、眠って快感状態にある場合に、目の前に天敵が現れたり、

地震などの急な自然災害に遭遇したら、快感行為を遮断して恐怖や不安を感じて、生きるために逃げる必要がある。

よって、現在人でも仕事や家庭、人間関係などで大きなストレスが続くと、快感神経の働きが抑制されて

生きることに楽しみも意味も感じなくなることがある。

自分の経験ではうつ病や不安障害だと無意味に感じるだけでなく、何かをすることに大変なおっくうさ
精神的な苦痛を感じると思う。

なぜなら、例えば快感神経の働きが弱まっていると、ゲームをしたり好きな音楽や趣味を行っても楽しさを感じず、ただ無意味な行為を自分がやっているように思えてくる。

特に私の場合、うつ病や不安障害の病気の時は好きだった将棋ゲームをしても

無意味なことだと感じ、楽しくもなく集中力も続かず、つまらず途中でやめてしまうことが多かった。

症状がひどい場合、楽しいどころか将棋をすること自体がおっくうで苦痛に感じるのだ。

脳内の快感を感じる神経の働きが弱まっているために、楽しいと感じたり集中力が持続せず、

偏桃体などの苦痛や不安を感じる神経が過敏になっているために、生きることが無意味で苦痛に感じているのだ。

こうなると生きていることが苦痛となり、生きる苦痛から逃れるために、死を選ぶという誤った判断や選択をしてしまうと自分の経験で思う。

こんなに生きていることが苦しいなら、死んで楽になりたいという心理になる。

しかし、それは脳の正常な働きでなくなり、苦痛を感じる脳の特定部分が過剰興奮し

苦しさ、切迫感や衝動感が強くなり

逆に快感や満足感を感じる脳神経の働きが悪くなっている状態である。

よって、そのような時は躊躇せず、心療内科や神経科に行って医師に自分の苦悩を話し、治療薬を処方してもらうことが先決だと思う。

医療機関にかかり、薬物療法で過敏になりすぎた苦痛を感じる神経の働きを抑えることで

徐々に快感神経のブロックがとれると同時に、併せて認知行動療法や自律訓練法など様々な治療をすることで

生きることに意味を感じなかった症状や考え方が間違っていたと気が付いてくるのであると思う。

治療薬も本人の体質での相性があるから、2回くらい替えてみる必要があると思う。

メンタルクリニックが処方する薬には強い不安感や気分の悪さには飲んで1時間程度て効いてくる即効性のベンゾジアゼピン系のものと

うつ病や強迫性障害などには効果が出るまで2週間程度必要なSSRI系の2種類がある。

ネットにはメンタルの薬には依存性が強いなどと書かれているが、治った私から見れば違うと思う。

なぜなら私は治るまで9年も依存が生じるといわれるベンゾジアゼピン系の薬を飲み続けた結果よくなった。

今は月に2回程度、調子が悪い時に飲む程度だ。

病気になって上記の薬を1から2か月程度飲んでいると、苦痛を感じる偏桃体と周辺部に作用して、

過剰な不安や恐怖、苦悩を感じる神経の働きが抑制され、

少しずつだが快感を感じる神経の働きが復活してゆき、病気が治ってゆき、苦痛状態が軽減してゆく。

また、動けない状態から動ける状態になってゆくと病気が治ってゆく。

世の中には抗不安薬などメンタルクリニックから処方される薬に拒否反応を示す人がいるが、

酒と比べたらメンタルクリニックが処方する薬のほうがはるかに安全で害が少ない。

抗不安薬を飲んで、酒を飲んだ時のように狂暴になったり、我を忘れたような暴言を吐いたり、
人格が変わることはない。

それに酒と比べてはるかに依存性は低いため、アルコール中毒のような依存性も小さいと感じる。

薬を飲んだことが無い薬拒否派の人間は、そのような偏見を持っていることが多いと思う。

私は年数回程度、他人と飲酒することはあるが、酒のほうが人格を変える薬物だと思う。

酒で泥酔して様々な暴力事件、傷害事件、殺人事件、免許取り消し、懲戒処分などの原因になっている事件が多すぎると思う。

それが公務員や国会議員、教師、様々な真面目な職業の人が酒で人生を台無しにしているのはニュースで明らかだ。

病気が良くなった今、私が行ている初期の不調時に行っている方法は脳の快感神経を活性化させる方法で快感を感じることである。

その手っ取り早い方法として、私は整体でのもみほぐしを利用する。

緊張感や不安感で硬直した体をもみほぐすと、その刺激が視床を伝わって脳全体に送られ、

不安を感じる偏桃体の過剰な働きを緩和し、更に気持ち良い感情は快感神経を刺激して

快感神経が働くようになると、体調と気分がよくなると自分の経験では思う。

よって、私は時々、整体マッサージ屋さんへ行って、3000円ほど支払い30分程度もみほぐしをしてもらう。
そうすると気持ち良いだけでなく、気分がすっきりし楽になるのだ。

それと、頓服で財布などに抗不安薬を持ち歩いて、実際は強い不安感が出たとき以外のまないが薬を持ち歩いている。

抗不安薬がお守りのような感じで、調子が悪い時やどうしても仕事で緊張を乗り切る前に飲んでおくなどの時しか飲まない。

これで生活や仕事で支障なく生活できている。

posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2021年09月19日

なぜ春と秋にうつ病関連の記事を書くか


私のブログを見ていて思うだろうが、春と秋にうつ病やストレスに関係する記事を書くことが多い。

それは春3月、4月、5月、6月と秋10月、11月に自殺者が増える季節だからである。

特に過去の毎年の自殺者の月別グラフを見れば歴然として春の自殺者が多く、次いで秋に小山形を示す。

自殺者が増えるということは精神的に不安定になりやすいことを意味すると思う。

季節の変わり目には自殺まではゆかなくとも

原因不明の体調不良、関節の痛みや頭痛、鬱的な気分、不安感、やる気の低下、集中力の低下などなどが増加し、

仕事でも私生活でもストレス耐性が低下して精神的にまいってしまうことが考えられる。

その原因は朝昼夕夜での1日での気温や気圧変化変動が大きい影響で

脳内ホルモン分泌の変化や自律神経の乱れが関係することが考えられる。

そのための対処方法として欝やストレス耐性、体調不良の対処方法などをそれらの時期に書かせてもらっているということだ。

あなたの体調不良や感情的な側面は実は季節の変動のための一過性のものかもしれない。

posted by さかえ at 05:00| 自死防止の知恵

2021年09月16日

私の不安障害、うつ病が良くなった契機


それは、日中なるべく運動をしたり体を動かすようにしたことが契機で症状が改善していったと思う。

なぜ、日中に体を動かそうと考えたかと言うと、複数の医師の動画で運動することが健康に良い影響があるという

ことを科学的な観点から述べたのを参考にしたためだ。

体を動かしたり、日中に行動するためには少しの気力が必要で、

気力を出す訓練にもなると思う。

体を動かすと肉体が疲れるため、睡眠障害改善にも良い影響があったと思う。

最初は1日20分くらいからはじめ、できるだけ体を動かしたり行動することが良かったと思う。

それと、自律訓練法の組み合わせ。

急に運動を始めると、筋肉で乳酸が生成されるため、

不安感や動悸や吐き気、気分の悪さが出るので

抗不安薬など安定剤を飲みながら運動をしながら体を慣らすのが良いと思う。

一度よくなりだすと、良くなるのが加速すると思う。

私の場合、良くなるための契機まで5年もかかり大変だったが、

もっと、はやく運動することを意識すべきだったと思う。

2021年09月15日

胃腸や腰痛、肩こりの体調不良は仮面うつ病かも


うつ病にもいろいろな種類があり、一見うつ病に見えな鬱病がある。
それは仮面うつ病という病気であり、精神的な症状である気分の落ち込みや悲哀感情、興味の喪失などがほとんどなく
胃腸障害や頭痛、関節の痛み、目の痛みや疲労、ひどい肩こり、腰痛、睡眠障害、動悸などの身体的な症状が全面にでるうつ病がある。

仮面うつ病は自分も周囲もうつ病であることに気が付きにくいが
本人は体調が悪く、頻繁に体の不快な症状に悩まされるので日常に支障をきたすことになる。

もし自分が仕事や私生活で大きなストレスを感じたり、プレッシャーを感じ続ける中で不調が続くなら
精神科や心療内科を受診してみるのも手であると思う。

精神科や心療内科などで抗うつ薬を投与されると劇的に症状が改善するという。

なぜなら、その不調の原因は脳の機能障害であるうつ病が根底にあるからだ。

仮面うつ病の特徴として、日中にぐワイ悪さの他、下痢、吐き気、腹痛、胃痛などの胃腸障害
腰痛や肩こり、関節痛み、動悸などあっちに不調がでたり、こっちに不調がでたり、

内科や整形外科で検査しても異常がなく、不調部位どうしの関連性がないのが特徴だという。

原因不明の体調不良があちこちにでることが1か月以上続くようなら仮面うつ病を疑うことが必要かもしれない。
仮面うつ病もうつ病の一つであるから、治療が遅れると、治りも遅くなるので早めの対処が必要だと考えられる。

2021年09月11日

不安感が原因で行動を抑制させる脳部位


人はリスクを伴う未経験のことや、危険に出会うと予測するとき不安を感じる。

その不安とは脳のどの部分の神経やネットーワークが興奮することによって生じるのかがわかりつつある。

その不安や恐怖を感じることは自己防衛本能として誰しも持ち合わせている共通感情である。

どうしてこのような人の感情に関する研究が世界の神経精神学者の間で行われているかといえば、

それはひとえに神経や精神に関係する多くの疾患を治療する目的で研究がなされているのである。

20年以上前の研究結果では不安障害患者では右脳の海馬傍回、両側の側頭葉極部、島、前障、被殻外側部の

血流が増大していることが、PET(陽電子断層撮影法)で確認されている。

また、当時にJ.A.グレイという学者は不安感情の神経回路として、中隔核ー海馬体系ではないという仮説を立てていた。

この中隔核ー海馬体系に抗不安薬が作用することによって、不安による能動性の低下を緩和しているということをマウスでの実験で述べていた。

近年、出版された本によると、うつ病に関する最近の研究では脳内のR25という領域が恐怖、ストレスに関係する偏桃体、視床下部、海馬、島、と神経ネットワークを形成していることがわかってきた。

また、うつ病とパニック障害などの不安障害が併発することも明らかになってきた。

このR25という領域は視床下部の前の上方に位置し(前頭葉)、20年以上前に仮説で言われていた、

中隔核の位置とほぼ同じ部位に位置する。

更に、R25領域を起点として偏桃体、海馬、島、視床下部、再度R25に至る基本神経ネットワークが

うつ病や不安障害に関係していることがわかってきた。

その根拠の研究は、FMRIによる断層撮影法で、うつ病や不安障害患者の病気治癒後は、R25の領域での

神経の代謝が低下し、正常化していることがあげられている。


私は医師でも薬剤師でもない。したがって、医療行為を行うことはできない。

しかし、薬を医師から処方してもらいつつ、その手助けとして、食事療法や運動療法、

理学療法やリラックス療法の有用知識の研究と発信をすることで、自分のストレスの軽減や社会で病気で苦しんでいる人たちのために、

何か有用な知識を提供できればと思い、自分の体を実験体として、様々なことを試して、それを報告している。


2021年09月08日

時には軽快な音楽を聞こう


Youtubeで軽快な音楽を見つけた。

私の気に入りだが

よろしければ聴いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=QzzKp_w4Rbw

カシオペアとかスクエアー好きな人なら多分気にいると思う。



2021年09月06日

心理療法に役立つ心理カウンセラーさんの動画


私は時々心理学の実践動画を見ている。

病気が治った今でも、Youtube動画の「心理カウンセラーラッキー」さんの動画はかなり参考になる。

やっぱり心理学のプロの人は専門知識と実際の応用能力がすごいと思った。

私が病気を治すためのアプローチは薬物療法や食事の栄養学、運動療法などからであるが、

やはり病気を治すのには心理学の動画を見ることで、一種の認知療法になると思う。

以下は不安を和らげるラッキーさんの動画なので参考までにぞうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=3Ydvov7Yk3U

https://www.youtube.com/channel/UCgbjcHvWSPQ7en0LI5bMqJw/videos


2021年09月03日

うつ病の人は腸内善玉菌が少ない


2年前に発表された記事だが飲料メーカーのヤクルトと国立精神・神経医療研究センターの共同研究結果によると

 うつ病患者43人と健康な57人を対象に、体にいいとされる腸内の善玉菌数を調べた。

 その結果、ビフィズス菌の便1グラム当たりの量(中央値)は、

うつ病患者で約32億個、健康な人では約100億個。

ラクトバチルス菌は、うつ病患者が79万個、健康な人が398万個だった。

また、ビフィズス菌が約34億個以下、ラクトバチルス菌が約309万個以下の人はうつ病の割合が高くなり、

発症リスクはそれぞれ3倍、2.5倍になると分析した。

ヤクルト社だけではないが、ここ8年ほどで腸内の悪玉菌、善玉菌などの種類と多少が

うつ病などの精神疾患、ストレス症、花粉症などの免疫疾患などに関連しているとの研究結果が

多方面の研究機関より明らかにされてきている。

最近の研究では口内細菌が血管内で血栓をつくり脳梗塞などを引き起こすことがほぼあきらかになった

また口内細菌が腸内で繁殖することで腸内で炎症をおこしたり体に悪いことをしていることも判明した。

よって、口内の衛生状態と腸内で多くの種類の善玉菌を増やすことが必要であり、

そのためには食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌飲料やヨーグルトや納豆などの発酵食品で

定期的な補給を行うことが必要と考えられる。


2021年08月29日

自分に効果があった自律訓練法


私の症状は不安感や緊張感、日中のぐわい悪さそれに伴う胃腸障害や睡眠時に怖い夢をみて動悸、中途覚醒など多様な体の不快症状に悩まされた。

その中で試行錯誤して効果があったと自覚した心理療法があった。

それは自律訓練法という今から90年も前にドイツの精神科医のシュルツによって考え出された方法だ。

シュルツ氏は人がリラックスしている際の身体の状況を自己催眠という自己暗示を自らかけることで、心身をリラックスさせる方法を見出していた。

その方法を、睡眠中の中途覚醒や悪夢を見て目覚めた際に試すようにした。

すると、やはり効果があったようで、少しつづだが不安感やぐわい悪さなどの症状が軽減していった。

やり方は椅子に楽に腰掛たり、または寝て横になっている状況で、軽く目を閉じ

部屋は適温にしておいて以下の暗示を心の中で唱えるものだ。

1、腕が重い、腕が重い、足が重い、足が重いという自己暗示をかける
2、腕が重いをいう自己暗示を7日程度続けると、腕が重い感じがしてくる。
3、それができたら、次は腕が温かい、腕が温かい、足が温かい、足が温かい
そのようにして、それができたら
4、心臓がゆっくりうっている、心臓がゆっくり打っている
5、次が呼吸が楽だ、呼吸が楽だ
6、次はお腹が温かい、はお腹が温かい、
7、次はひたいが涼しく気分がよい、次はひたいが涼しく気分がよい、

以上の自己暗示をかけるのだが、最後の額が涼しいまでの自己暗示までに2か月程度をかけて、暗示を深めてゆくという方法だ。

まず、1週間目は腕が重い、を20分程度繰り返し、その後必ず覚醒動作を行う必要がある。

覚醒動作をしないと、心身が弛緩しっぱなしのために体がふらついたり、めまいをしたりするためである。

覚醒動作の方法は目をあけて、手足の伸びちじみと背伸びをする運動をして心身を覚醒させる。

これを、行うことで、自律神経の働きを自己の意思である程度操作することが可能になり、自己の無意識の意識を意識的に動かすことができるようになる。

つまりは、自律訓練法は心身が自分の意思に反して勝手に興奮することを抑制できるということになると思う。

最初の1週間は腕が重いと足が重いの自己暗示をかけてみよう。

腕が重い、足が重い、腕が温かい、足が温かいという自己暗示に成功すると心身の調子も良くなって、

悪夢を見なくなったり、睡眠の中途覚醒も減ることが自覚できると思う。

2021年08月26日

高齢者の望みと自分の可能性


先日、肘部管症候群での手のしびれの軽い症状が出たので、整形外科にいった。

すると、その際に85歳だという高齢者ともう一人の男性患者が治療器を受けながら会話をしている内容を近くで聞いていた。

その85歳の老人は冗談を言いながら周囲を笑わせていた。

私はその老人の人を笑わせ楽しませる人間性を尊敬した。

たぶん常連で治療の患者なのだろう。

その会話の中でこのようなことを言っていた。

「世の中に20年か30年若返ることができる薬があったらどれだけよいか」

「50歳くらいの年齢に若返えることができたら、いろんなことができるのだが、

誰か若返る薬を発明してくれないものかなあ」

などと冗談と希望を交えた会話をしていた。

その会話で思ったことは、私はまさに85歳の高齢者が望んでいる年齢である50歳代初頭にある。

つまり、まだまだ可能性と希望にあふれているのだと思った。

したがって、老後になって悔いを残さないような生き方を50歳代から60歳半ばの、

65歳の定年で年金がもらえるまで行う必要があると思った。

それと、その老人から感じたことは、人はまじめなだけではだめで、

周囲を笑わせたり、楽しませたりする人間的なセンスが自分に欠けていると思った。

自分もこれから、充実した人生を送るために、もっと人を楽しませる会話術を身に着けたいと思った。

今回は医者へ行って、このような老人に会い、大変有意義なことを悟らせていただき、

また間接的だが教えていただいたと感謝である。

2021年08月21日

腸内善玉菌の多様性と精神の安定


うつ病などのストレス疾患の患者は腸内の善玉菌が少なく、また多様性に欠けることが研究でわかっている。

腸では善玉菌が何をしているのかといえば、悪玉菌の働きを抑えると同時に、善玉菌が体内に必要な

ビタミンやアミノ酸などの物質を生成していると言われている。

例えば精神の安定に必要なビタミン類もその一つだ。

以前にも紹介したが国立精神衛生センターの過去の研究によると、野菜を多く食べる人はそうでない人と比べ

自殺率が半減しているという追跡調査からも、野菜に多く含まれる食物繊維が多いと、

それは腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌の多様性を確保し、脳を安定させる物質を血液吸収を通じて

神経伝達物質や体内ホルモンとして、有効に働くと同時に、悪玉菌を減らすことで、

神経を過敏に過剰興奮させる有害刺激物質の抑制につながっているのではと考えられる。

また野菜の多くに脳神経の過剰興奮を抑えるギャバの原料のグルタミン酸やビタミンB6を含んでいるために

野菜を多く食べる人は精神的に不安定になりにくく自殺率が低いのでは考えられる。

精神を安定させ、ストレス耐性を高めるためには、野菜を多く食べることと、腸内に多種類の善玉菌が必要だと考えられる。

私の場合は、毎日ヤクルトを飲むだけでなく、納豆を食べたり、漬物を食べたり、

1日おきにローテションで、ビフィズス菌をはじめ、R1やLG21、ガセリ菌、などを食べている。

善玉菌の多様性を構成するような食事をしていると確かに気分が不安定になりにくいと感じる。

2021年08月17日

不安症の対処の参考動画


現役医師でなるほどと納得する動画があったので紹介したいと思う。

以下がその動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=f_YH4yeXhgM

自分はかなり納得しました。

2021年08月14日

悪夢を見る原因薬剤


悪夢を見る病気として悪夢障害という睡眠障害があきらかになってきている。

それは、どうやら、脳内の偏桃体などの自己防衛を司る神経が睡眠時に勝手に興奮するためと考えられる。

最近の研究では、高血圧の治療薬である血圧を下げるβー遮断薬、抗うつ薬、アルコールなども悪夢を見る原因だといわれている。

降圧剤をはじめこれらの発生機序はセロトニンの働きを遮断するためにおきることがわかっている。

また、抗不安薬や睡眠薬、抗鬱薬を減らした場合にも悪夢が頻繁に起きることがわかっている。

その他、電気毛布などを強にして寝ていると、体が熱くなり、その熱のために発汗や動悸がおきてそれが

自律神経を興奮させ、その興奮が脳の視床下部をはじめ深い部分で神経の興奮を引き起こし、

悪夢をみることになることも指摘されている。

特に冬は冬季うつ病になりやすいと言われている。

それは冬季は日照時間が少ないために、日中に光を浴びることで脳内で生成されるセロトニンの量が減少するためだと考えられる。

私も春や秋よりも冬に悪夢を見る頻度が多いのは、日が短いためにセロトニンの生成が少ないためだと思われる。

特に悪夢を連日見たからと言って、何も自分にも周りにも不幸などおきない。

悪夢を見て目が覚めたり、悪夢を見た翌日は気分が何となく心配な気分だが、

血圧の治療薬や安定剤の減薬、飲酒の影響など薬剤が関係していることがあることを知っておこう。

2021年08月12日

カフェインゼロとレスは違う


先日、夜にカフェインレスコーヒーを飲んだ。

コーヒーには抗酸化物質が入っているので血管に良いのである。

しかし、その日はなぜか入眠困難となり朝まで眠れなかった。

よくよく調べると、カフェインレスとは多少のカフェインが残存しており、

完全にカフェインが無いわけではないことを知った。

よって、カフェインレスコーヒーでもカフェインが完全に除去できずに残り、

睡眠障害や不安感、動悸、吐き気、腹痛、下痢になるので気をつけるべきだ。

カフェインに敏感な体質の人は微量の摂取でも上記の症状が出やすいと自分の経験でも思う。

カフェインが全く入っていないものをカフェインゼロというそうだ。

今後はカフェインレスコーヒーは眠る数時間前から飲まないようにする。

2021年08月10日

お墓参り先祖供養で心理療法


現代においての治療法は科学的な根拠に基づくものが多い。

しかし、自分が経験した中で、先祖の墓参りなどでの先祖供養や神社でのお祓いなどで

心理的な暗示のためかしらないが、うつ病や不安障害の症状が軽減することを経験した。

世の中、科学だけでは解明できないこともあるので、

うつ病などが長引く場合は、先祖の墓参りで、先祖の冥福成仏を願う方法と

神社で邪気を払うなどが思いのほか効果があることがある。

ただし、墓参りは一人でゆくのではなく身内や親類など2人以上でゆくことと昔から言われている。

その理由はお墓に一人でゆくと逆に助けてほしい霊についてこられることがあるとのことだ。

お墓参りの時期は1月の16日の彼岸、3月の彼岸、お盆、秋彼岸などあるが、

特にそのような時期にこだわる必要がないとのことが言われている。

思った日に墓参りに行って先祖の冥福と成仏を願う。

流産した子供や先祖がいる場合も供養する。

そのように願うとおのずと治る方法が見つかったりするものだ。

こころを静かにして先祖の墓参りなどの供養や神社でのお祓いの後は

なぜか気分がスッキリして心理的な効果があると自分的には感じた。

先祖供養の方法は血縁や子孫が行うものであり、新興信教を拝んでも自分の先祖供養にならないことが多く

新興宗教のほとんどが困って悩んでいる人をターゲットにした

金を目的にした悪質なビジネスものであるのでひっからないようにすべきだ。

2021年08月08日

体のもみほぐしは脳に良い


人はストレスや苦痛にさらされると生物的な反応から、筋肉とその周辺の細胞組織が自動的に硬直するといえる。

現代は情報化社会が進展したが、その反面、情報が急速な勢いで拡散するために、

情報化社会での便利な面以外に社会から批判されないかとストレスのもととなったり、

精神的な緊張にさらされている。

そのような精神の緊張を緩和する方法として、神経科などで安定剤などの薬が処方されることがある。

ただ、薬に頼らなくとも精神をリラックスさせて、脳の状態を正常にする方法がある。

それは緊張とストレスで硬直した体の凝った部分をカイロプラクティックなどのもみほぐしで
凝りをとる方法も有効である。

本来、精神的な緊張要因で体のあちらこちらが硬直して凝るわけだが、

その逆に硬直して凝った部分をもみほぐすことで、その信号が脳に到達し、

脳内のある部分がリラックスしているという神経伝達が脳全体に広まり、精神的な緊張やストレスが緩和されるのである。

また、凝り固まった細胞組織を緩めるため、血流の改善や体内疲労物質の消散や細胞に酸素や栄養素が

行き届くことによる細胞活性の復活にも寄与すると考えられる。

自分の経験では、私は頭脳労働者であるから、肩から首、頭が凝りやすく、

その部分を丹念にもんでもらうと気分がすごく楽になるばかりか、

もんでいる際に特にツボや凝った部分の刺激はとても気持ちがよい。

それと、もんだ後には気分がすっきりする。

人の筋肉の伸長、内臓の状態などの感覚情報はすべて脳幹と視床を経由して、

脳内の各部に分岐しながら伝わるが、もみほぐしで気持ちがよいと感じたり、

もみほぐし後に気分が爽快ですっきりするということは、

脳内で快感神経伝達物質の分泌などの生物的な化学反応や細胞の活性化が生じていることを意味する。

その理論を用いているのが理学療法であり、けがや事故、脳こうそくなどで体の一部が動かなくなっても、

逆に体を動かす訓練をすることで、脳内神経細胞と神経伝達機能を回復させて

結果的に動かなかった部分が多少でも動くようになったり、しびれがとれたりするのだろう。

ストレスや苦痛の話に戻るが、脳内での悪い反応として過剰なストレスによるアドレナリンやノルアドレナリン、

副腎皮質刺激ホルモンなどの刺激物質の出すぎは不安感や恐怖感を生み出すだけでなく自律神経の働きを乱し、

一般に起きやすい症状として下痢、吐き気、腹痛、頭痛、胃痛などのほかに、

免疫細胞の活性も低下させてしまうため、感染症やガンにもなりやすいといえる。

したがって、過剰なストレスを緩和することは心身の健康にとって重要であるといえる。

このように薬も使わずにただもみほぐすことで、脳内の快感神経や

体内調整系の脳神経の働きを正常化する方法は副作用もほとんどなく体にはよいことだと考えられる。

ただ、もみほぐしの経験がない人が急にもみほぐしを行うと、もみ返しといって、

翌日から2日程度、もんだ部分に筋肉痛がでることがある。

したがって、ほみほぐし初心者は軽めに30分以下でもみほぐしをしてみるとよい。



2021年08月06日

考えすぎは悪いこともある


現代社会はインターネットなどでの情報伝達と拡散が著しく、

人の生活も便利にしたが、一方で人の心も過敏にする要因となって、

人の人生を豊かにするはずがその逆になることも生じている。

それが生きづらさの一部や過度の緊張感や不安感など過剰なストレスとなっている現状がある。

そのような時は過敏な情報や社会の圧力に屈しない思考方法が必要になると考えられる。

ところが考えすぎることで緊張感や不安感、恐怖感を誘発され、逆効果になることがある。

あるサイトでたまたま、ストレス軽減の参考になる考えが記載されていて、

自分でもなるほどと思ったので、そのサイトを紹介する。

興味があったら内容は以下のリンクから読んで見てください。

http://seseragi-mentalclinic.com/over-concerned/


2021年08月04日

胃腸の調子と不安感、緊張感は関係している


人が不安を感じている時、脳の偏桃体や青斑核などが過剰興奮していることが知られている。

カフェインや体内の乳酸、アドレナリン、ノルアドレナリンなどが不安を惹起することは知っている人も多いが、
胃腸で分泌されるコレチストキニンという物質も実は強烈な不安発作、恐怖感を惹起させることが本に書かれていた。

コレチストキニンも脳内と胃腸に分布しており、コレチストキニンにも種類があるが、

胃腸内でのコレチストキニンも胃腸の迷走神経を興奮させ、それら自律神経が興奮すると脳の青斑核を興奮させ、どうやら間接的に不安感や恐怖感の発作にも関係しているようだ。

よって、胃腸によい食べ物がうつ病や不安がある病気によいと考えられる。

自分が試した中ではヨーグルトなどの乳酸菌食品、それといキュウリや枝豆、緑野菜豆腐を作る際に出る搾りかすの「おから」などの食物繊維の多い食べ物が効果があったように感じた。

食物繊維は胃腸の調子を整えるだけでなく、体内の不要な物質を排除する作用がある。

例えば、体内で作られたコレチストキニンなどのホルモンも体外へ排出されたために気分が改善したことが考えられる。


2021年07月31日

うつ病や不安障害では悪夢をよく見るのが普通


うつ病や不安障害などの病気の最中は、眠りが浅くなったり、夜中に目覚める早朝覚醒が生じたり

悪夢を頻繁に見ることが多かった。

私の例だと、突然の大地震、洪水、暴風雨が吹きだして、逃げている夢など

寝起きに気分が悪い夢が多く、その夢のせいで日中も不安感が強く出るここが多かった。

この原因は寝ている間に、脳内の体内時計が狂い

副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されたり

アドレナリンが分泌されることで起きると言われいる。

夢占いのように将来、恐ろしいことが起きる前触れではない。

6年半前にうつ病と不安障害を併発した時期や症状が悪化した時期に

そのような悪夢を頻繁に見たのだが、今は何とか就職ができて仕事にありついて生活できている。

悪夢はその人に悪い暗示をかけて、症状を悪化させると思う。

つまり、脳内の興奮性物質が寝ている間に分泌されることで、悪夢を見て

その悪夢のせいで症状が悪化するという悪循環になっているのだ。

悪夢で目が覚めたら、最初は難しいかもしれないが、楽しいことを思い浮かべたり

自律訓練法で1、腕が重い、2腕が温かい、3、足が重い、4、足が温かいなどと暗示をかけよう。

うつ病や不安障害で悪夢を見ることは普通なことなので、過剰に不安感を感じたり、心配しないようにしよう。

2021年07月28日

運転士などは他に一人運転資格がある添乗員が必要かも


先日、東海道新幹線の運転手が急な腹痛でトイレにゆき3分間席を離れ、

運転資格のない乗務員で対応したことが報じられた。

それに対いてJR東海は運転士に厳正な処分をするとのことだが、

厳しすぎるJR東海の対応に批判の意見が多かった。

人は誰しも、細心の健康管理を行っているも、体調不良を起こすことがある。

なぜなら人は生き物だし、食べ物が時には新鮮でなかったり、自分の体調の予測はだれもできないと思うからだ。

よって会社側はもしものことを想定して、準備しておく必要があり、

今回の運転中の途中のトイレでJR東海は運転士を処分すべきでないと考える。

悪いのはJR東海の社内風土だと考える。

鉄道事業者では福知山線での鉄道事故での鉄道業界の体質改善がなされてないのではと思う。

他の乗務員にも運転資格を与える制度や、新幹線では緊急時でもトイレくらいできる自動運転、

自動停止システムなど導入が必要で運転手の責任にしすぎるのは良くないとの意見が多かった。

航空業界では副操縦士がいたり、メインの操縦士に何かあった際に対応できるようになっているようだ。

飛行機には自動操縦もあると言われている。

やはり、今後、自動車の自動運転技術の早い導入が必要だと思った。

国民生活には食糧や生活物資が連日必要で、それを店舗まで運搬しているのは

長距離トラックの運転手さんであるが、彼らも積み下ろし作業などがある場合もあり、

睡眠不足や体調不良でも遠方の目的地の決まった時間まで物資を届けなければいけない厳しい制約がある。

その際に自動運転技術が普及すれば、運転手の疲労の大幅軽減も可能になるし、

高速道路での自動運転を遠隔のカメラでも可能になれば、高齢ドライバーでも何とか仕事を続けれることが

できるのだはと思う。

私がもし、いつおきるかわからない不安発作やうつ病での下痢、ひどい吐き気、腹痛、下痢の症状がなければ

人手不足のトラックドライバーをやりたいと思う。

仕事がきついのは有名だが、工場や店舗、人々に必要な物資を届けて国民の生活に役立っている仕事だと思う。

だが、実際は抗うつ薬や抗不安薬など眠気をもようす薬を飲んでいる者を採用する企業は少ないだろう。

今後、高速道路などで長距離トラックなどの分野で自動運転技術が急速に導入されれば、

私どもうつ病や不安障害、神経症など者でも自動運転に同乗して、自動運転を監視するだけの

監視運転手の仕事が可能になるかもしれない。

なにせ運送業界は将来的にも人手不足なのだから。

また、すべてを自動車の自動運転に任せることは当分不可能だと考える。

それは高速道路を降りて、一般道に入ったら、自動運転が完全に作動せず、

人の判断が必要になるだろうし、積雪などの天候でも人の判断が必要になると考えられるからだ。

今回の新幹線だけでなく、通勤者を多く載せた大型バスの運転でも自動運転技術が早期に導入され

労働者が体調不良でも対応できるように多くの業界が現場を1人だけの人間に任せて責任を負わすことの改善が必要ではと思う。

私のような不安発作、下痢や腹痛が天気や過労などで時々おきる人間には長距離トラックの運転手

バスの運転手、電車の運転手、タクシー運転手はできないと思う。

第一、一人で多くの客を載せて走ることがプレッシャーになるし、腹が痛くなったらどうしようとか心配で仕事につけない。
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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