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2021年08月21日

腸内善玉菌の多様性と精神の安定


うつ病などのストレス疾患の患者は腸内の善玉菌が少なく、また多様性に欠けることが研究でわかっている。

腸では善玉菌が何をしているのかといえば、悪玉菌の働きを抑えると同時に、善玉菌が体内に必要な

ビタミンやアミノ酸などの物質を生成していると言われている。

例えば精神の安定に必要なビタミン類もその一つだ。

以前にも紹介したが国立精神衛生センターの過去の研究によると、野菜を多く食べる人はそうでない人と比べ

自殺率が半減しているという追跡調査からも、野菜に多く含まれる食物繊維が多いと、

それは腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌の多様性を確保し、脳を安定させる物質を血液吸収を通じて

神経伝達物質や体内ホルモンとして、有効に働くと同時に、悪玉菌を減らすことで、

神経を過敏に過剰興奮させる有害刺激物質の抑制につながっているのではと考えられる。

また野菜の多くに脳神経の過剰興奮を抑えるギャバの原料のグルタミン酸やビタミンB6を含んでいるために

野菜を多く食べる人は精神的に不安定になりにくく自殺率が低いのでは考えられる。

精神を安定させ、ストレス耐性を高めるためには、野菜を多く食べることと、腸内に多種類の善玉菌が必要だと考えられる。

私の場合は、毎日ヤクルトを飲むだけでなく、納豆を食べたり、漬物を食べたり、

1日おきにローテションで、ビフィズス菌をはじめ、R1やLG21、ガセリ菌、などを食べている。

善玉菌の多様性を構成するような食事をしていると確かに気分が不安定になりにくいと感じる。

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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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