2年前に発表された記事だが飲料メーカーのヤクルトと国立精神・神経医療研究センターの共同研究結果によると
うつ病患者43人と健康な57人を対象に、体にいいとされる腸内の善玉菌数を調べた。
その結果、ビフィズス菌の便1グラム当たりの量(中央値)は、
うつ病患者で約32億個、健康な人では約100億個。
ラクトバチルス菌は、うつ病患者が79万個、健康な人が398万個だった。
また、ビフィズス菌が約34億個以下、ラクトバチルス菌が約309万個以下の人はうつ病の割合が高くなり、
発症リスクはそれぞれ3倍、2.5倍になると分析した。
ヤクルト社だけではないが、ここ8年ほどで腸内の悪玉菌、善玉菌などの種類と多少が
うつ病などの精神疾患、ストレス症、花粉症などの免疫疾患などに関連しているとの研究結果が
多方面の研究機関より明らかにされてきている。
最近の研究では口内細菌が血管内で血栓をつくり脳梗塞などを引き起こすことがほぼあきらかになった
また口内細菌が腸内で繁殖することで腸内で炎症をおこしたり体に悪いことをしていることも判明した。
よって、口内の衛生状態と腸内で多くの種類の善玉菌を増やすことが必要であり、
そのためには食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌飲料やヨーグルトや納豆などの発酵食品で
定期的な補給を行うことが必要と考えられる。
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