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2021年05月26日

先日の日曜の夜中に不安発作


土曜日の夜、気分がよかったので夜更かしして深夜2時に寝た。

ところが、2時間半後の朝4時半ごろ気分が悪いのと腹痛と不安感が強く目覚めた。

そしてトイレに20分くらい腹痛と下痢で固まって、不安感も強くなりひどかった。

不安発作が強いと「このまま死ぬのではとか、救急車を呼ばなければ」などとひどい不安感だった。

トイレをして少し落ち着いて、正露丸を飲んだら、吐き気が出て、

また不安感と腹痛と便意となり、またトイレに5分しゃがんで、5時過ぎにデパスを飲んだが

少し吐いて、またトイレ、そして6時頃になってやっと不安感と便意と腹痛が収まった。

たぶん、ここ3日、午前にデパスを飲み、調子がよかったのでメイラックスを飲まなかったせいで

長期作用型のメイラックスの血中濃度が低下したために不安発作がおきたのだろうと思う。

私だけでなく不安障害やうつ病の多くの人も私と同じように苦しい思いをしながら闘病しているのだろう。

みんな一時的な不安にまよわされず生きよう。

2021年05月23日

完全主義だと強迫性障害になりやすいかも


最近の研究でうつ病と不安障害、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害などの神経症とが併発することがわかってきた。

過去に購入した本に興味深いことが記載されていたので、

今回は強迫性障害(強迫神経症)について述べてみようと思う。

神経障害のひとつに強迫性障害というのがある。

最近の精神医学の研究結果から、神経症やうつ病を発症する人の何割かは、

神経症とうつ病が併発するか、またはどちらかの疾患が完治後に発症することが明らかになってきている。

強迫性障害にせよ、パニック障害にせよ不安障害には強烈な不安感や恐怖感がともなうことは共通している。

また、不安障害、強迫性障害、うつ病、自律神経失調症の症状が混在しているケースのほうが多いという臨床データがある。

例えばうつ病の場合、不安障害の症状である病的な不安感もあるだろうし、

強迫性障害の症状である過去の失敗のことの記憶で頭の中がいっぱいになり、

その観念を自分の意志で打ち消すことができずに気になって仕方ないなどの症状が出る場合が挙げられる。

また、それらの観念や不安感、恐怖感が生じるイメージや考えが何度も繰り返されて頭をよぎり、

自分の意志ではコントロールできずに苦しみ生活に支障をきたす。(反復常同という)

その中で、強迫性障害の主な症状は以下のようなことであるといわれおり、「自分の意志でそれらの感情を抑制できない」状況である。

1、強迫観念の例

1)ホコリやばい菌や環境汚染など不潔な状況がひどく気になってしかたがない。(潔癖恐怖)

2)怖い夢をみたり、服が急に破けたりすると、何か恐ろしい出来事が起きるのではないかと強い不安が生じたりする。

3)自分の体の健康のことがやたらに気になり、ささいな体調不良でも大きな病気の初期ではないかと不安でしかたがなくなる。(ヒポコンドリー性格)

4)形の左右対称でないことや物事が正確でないことに不安やイライラ感が生じる、自分で制御できない。
 (公務員やお堅い仕事の人ってこうゆう性格の人が多い、民間業者からすればはた迷惑である)


5)家の鍵のかけ忘れや、ガスの元栓の閉め忘れ、ストーブの消し忘れなどが気になり、
  自宅に確認しに戻らずにはいられない。

6)人が死んだらどうなるのだろうなどという観念が頭に浮かびそれが繰り返し思い出され、不安と恐怖のため不眠や食欲不振などの症状に悩まされ苦しむ。(正常な人ではそのような気持ちが浮かんでも気にならない)

7)自分が倫理に反することをしてしまうのではないかという観念が浮かび、そのような観念が頭から離れない。
 (実際そのようなことは起きない)

8)自分が他人に被害を与えたのではないか、与えてしまうのではないかということが頭から離れない。(加害恐怖)
  例えば、車の運転中に人を轢いてしまったのではないという観念にとらわれ、その場所に戻って確認しないときがすまないとか。


以上は代表例であるが、要するに過剰な自己防衛本能が根底にあり、普通人なら自己防衛本能が生じて、

それが一過性で終了するものが、

事実がなくなっても、またはそのような事実が現実に起きていなくとも頭の中でいつまでも不愉快だったことが繰り返しよ

みがえり、気になり、強烈な不安感が終息せず、精神的に苦しい思いをするのである。(反復常同)

また、そのことが他人にばれるのを恐れ、隠そうとする。

この症状の時、脳内ではどのようなことが起きているかを説明したいと思う。


それは脳内の視床の周辺の神経回路での神経伝達の異常であることがわかってきた。

まず最初に強迫観念が生じる過程として、普通に慣れたことには恐怖や不安は生じないが、

初めてやることや未知のことを考えたとき、生物的な自己防衛本能として、

今の事象は過去に自分が苦痛を受けたパターンなのか快楽を受けたパターンのどちらに類似しているかを記憶回想から無意識に判断する。

その際、苦痛を受けたパターンに似ていたり、どちらのパターンにも該当しないと判断した場合、不安感や緊張感が生じる。

その不安感や緊張感が生じる時、過去の不安や恐怖を感じた際のイメージが頭に浮かんでくる。

普通の人はここで不快事項が現実的でなかったり、危機が回避を行い、それで情報処理は完了し安定するのだが、

強迫性障害の人はその観念がいつまでも減弱しない。同じ考えやイメージが自分の意志に関係なく繰り返しよみがえり

苦しむ。

この状態の時、大脳新皮質から入力された情報から視床周辺脳では

「前頭葉眼か面----線条体----淡蒼球----視床-----再度の前頭葉眼か面」に至る一連の神経回路での

情報伝達が異常になり、反復常同が生じる。

これは上記の神経回路部分での血流が活発化していることが確かめられており、

神経回路どこかの部分が興奮状態であったり、興奮の抑制不能状態であることがわかってきた。

したがって、これらの神経伝達はドーパミン作動性神経の過剰興奮、セロトニン作動性神経の不活性による抑制不足によると考えられている。

その証拠に、日本では平成9年以降に国内でも医療機関で投与が可能になった選択的セロトニン阻害剤(SSRI)が

強迫性障害の治療に効果を上げている。また、物事にこだわるのはこの回路でのドーパミン神経の過剰活動によるものが

考えられているため、スルピリドというドーパミンD2受容体を選択的に阻害する薬も効果を発揮している。

また、強迫性障害の治療には薬物療法と併用した認知行動療法などの精神療法も有効であることが確かめられている。

私は以上のようなことを知っているため、多少なりともこころを安定させるすべを知っている。

それは、現在、自分がどうしてこのような気分になるかを自己の脳内の機構を知ることで理解することで得られるのである。

2021年05月21日

不安感のもとは青斑核のノルアドレナリン神経の過剰興奮


脳の延髄付近を起点に興奮性のアドレナリンA6神経が前頭葉まで伸びて張り巡らされている。

ノルアドレナリン神経は覚醒作用があるので、私たちは日中に目が覚めて、思考や体を動かす行動ができる。

しかし、パニック障害や不安障害、恐怖症などは神経が過剰興奮することで、

逆に身を守ろうとするために、行動が抑制されてしまうといわれている。

恐怖や不安のあまり動けなくなるのだ。

過去の様々な医学的な実験などでこのノルアドレナリン神経が過敏な人は

不安発作や恐怖感を抱きやすいことが知られている。

ノルアドレナリンの接続部にはシナプス前膜にアルファー2受容体があり、シナプス間隙への

ノルアドレナリンの放出調整を行っている。

また、シナプス後膜つまり受け側にはベーター受容体があり、

シナプス間隙にノルアドレナリンがあふれるとベーター受容体が過剰興奮して

強い不安感や恐怖感を生じさせることがわかっている。

ノルアドレナリンが過剰に分泌されえたり、受け側のベーター受容体が過剰興奮するのは

目の前に恐怖の対象物が存在するなどの心理的な認識の他

覚せい剤や薬物によっても過剰に興奮し、場合によっては痙攣をおこし命にかかわると言われている。

薬物摂取ではなく、パニック障害や不安障害、神経症などでの強い恐怖感や不安感で死ぬことはない。

ただ、私も何度も経験があるが、このまま気が変になって死んでしまうのではと思うことがある。

しかし、それは不安症や恐怖症での発作からくる心理的な作用である。

私は最近、不安症がだいぶ軽減し、症状があまりでなくなった。

やはり医者へ通い抗不安薬を飲むことで、体や脳全体が不安にならないように変化するのだと思う。

ところが医者へ行かずに治療をせずに放置すると、たぶん、不安や恐怖の過敏性が増してゆく

どちらにしても耐えられなったり、胃腸の不調がほどくなったり、不眠症がひどくなったり

最後は精神科などにお世話になる経過が多いと思うが、

何でも病気は早期発見すると、早期に治り、我慢して悪化してからだと私のように治るのに数年も要すると思う。

恐怖症や不安症などの病気にならないためには、カフェインなどの過剰摂取、血糖値が乱高下する

血糖値が急にあがる食生活をさけること、当然だが合成麻薬や覚せい剤などの違法薬物はやってはいけないということだ。


2021年05月19日

死ぬほど嫌な職場は辞職すべき、自殺の前に神経科受診は必須


春と秋の季節は精神的に不安定になりやすく、自殺のピークの時期でもある。

つまり、脳内物質やホルモンバランスが季節の変化で不安定になりやすいといえる。

自殺したい気持ちの人はほぼ間違いなく、急性のうつ状態の脳の状態であり、

少しのことにも敏感に苦痛を感じ、不安感や気分の悪い時間が多く、

逆に楽しさやうれしさを感じる快感神経の働きが鈍化しているため生きることに意味を感じなくなる。

その異常な脳内機構を早急に改善する方法は勇気を持って神経科か精神科を受診し、

苦痛神経の敏感性を遮断すると同時に元気が出る薬を処方してもらうことで自分を客観視できるようにすることだと、自分の経験から思う。

私は過去に人間関係で苦労したりパワハラにあったり、給与が安すぎて生活がギリギリで将来が不安だったり

様々な原因で、何度か職場や職種を変えた経験がある。

また若いころ病気や進路のことで悩み自殺を真剣に考えたこともある。

今年のニュース記事でもみたが、日本人で今まで本気で自殺を考えたことがある人は5人1人の割合でいるらしい。

そのような経験の中で思うことがある。

それは時々ニュースになるが、職場のパワハラや人間関係が原因で自殺したりすることを残念に思う。

そんなに大変なら「会社を辞職すればよいではないか」そう思ってしまう。

ところが自殺する人はその仕事に何かにあまりに執着するため、その仕事や恋人が世の中のすべてで、

他に転職しても変わらないか、または現在の職場や環境が世間の標準よりも良いと考えるためか、

その仕事と責任にがんじがらめになり、自殺するしかないと考えるのではと思われる。

社会的に大きな責任や信用が伴う立場、公務員や有名企業の社員など社会的な地位が高い職業に自殺者が多いような気がする。

私から見れば、ほかに活路がいくらでもあるし、その場をしのぎ生きていれば活路が見いだせると思うのだが。

一方で、大スキャンダルで世間から非難某某でも、1年もするとけろりとした顔で世間に出てくる

政治家などをみると、そのずうずうしさに驚き、自分が思っている以上に自分の悩みなど小さいと思う。

世の中で物事に執着しすぎることは良い結果を生まないことは私の年齢にもなればわかる人が多いし、

世の中よきにつけ悪気につけ「精神的にタフ」でないといけないことがあることに気が付く。

仏教でも物事に執着しすぎることは悪いことだと教えている。

あまり物事や人などに執着すると良い結果は生まないことはいろんな事件を見ていればわかるだろう。

男女の別れ話で、男の方が未練がましくその結果殺人を犯したり、

自分のメンツにこだわる結果、犯罪を犯したり、すべて執着のしすぎが原因ではないか。

その仕事が社会的に認知度が高かったり、給与が一般よりも高く、将来性がある有名企業だと、

その人はそのことに執着するあまり、他が見えなくなり、自殺に至ってしまうのではと考えられる。

私は同じ職種でも違う職場を何度か変えた経験があるから、同じ職種でも職場の人間関係などが会社によって大きく違うことを知っている。

だから、特に入社して半年の中でここの会社の人間関係は自分に合わなく、

毎日がつらいと感じた会社は躊躇なく見切りをつけて辞めてきた。

自殺なんて道を絶対に選ばないし、自己中心的なプライドなど持っていてもよいことは少ないと思う。

それが、相手先企業にとっても自分にとっても最もベストな選択である。

普通は新卒で大手企業に就職して、周囲から良い会社に入りましたねなどと世間ていは良いだろうが、

入社してみると企業独自の上下の人間関係や会社独自の規則が厳しかったり、仕事の内容が

自分の思ったイメージとかけ離れていたり困惑するだろう。

しかし、人生において転職を経験していろんなことを感じ取らなければ、自分の社会に対する

「認識」が変わらないのである。

この「認識は」知識で体得できるものでなく自分の経験でしか体得できにくい。

認識が変わるというのは「一種の気づき」であり、自分の至らない点に気が付きなおそうと思うことである。

例えば、就職して仕事が順調だと、それが社会の普通のことのような感覚になり、

いわゆる「ずにのる」ことがあり、そのずにのった挙句、犯罪を犯してしまい人生が一転転落することがある。

私たちがニュースなどでよく目にする、二世タレント、公務員や議員の飲酒運転やわいせつ行為、覚せい剤事件などがあげられる。

厳しい社会を生きてきた人間なら、そんな行為をすれば失業しメシが食えなくなることは

知っているからほとんどやることはない。

彼らは頭に乗っており警察に捕まってやっと目が覚め、自分の愚かさに気が付く。

飲酒運転やわいせつ行為程度なら、退職と短い期間の刑務所暮らしか、執行猶予程度ですむ。

彼らはそれらの犯罪を犯して、多分、多くの人は自分の過ちに「気づき」新しい仕事にチャレンジしていきてゆけるだろう。

普通の人でも職場を何か所か替えることが普通だから気にする必要はなく。

とにかく働き続けることに意義があると思う。

死ぬほど嫌なら、死ぬほど苦しいならその職場はやめるべきだし、

生きていれば必ずチャンスがあることを忘れないことだ。

人生には気づきが必要だと思う。


posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2021年05月16日

低血糖症とだるさ、うつ、不安症状

1,低血糖症

  人は食事で糖分を多く含む食物を摂取すると血糖値が高くなくなる。

 膵臓でのインスリンの分泌が悪い人は血糖値が高くなり、慢性的に血糖値が

 高い状態が続くと糖尿病を発症し、血糖によって末端の毛細血管が破壊され

 様々な重篤な(失明、手足先の壊疽、他の病気との合併症)症状が発現されることは知られている。

  通常、健康体の人の場合、通常時の血中ブドウ糖濃度は血液100ml当たり60mgから

 100mg程度までに保たれ、、食後は130mg程度が正常値といわれており、

 通常時は60mg以下を低血糖、100mg以上が高血糖ということになる。

  しかし、ここで問題にしているのは、高血糖症ではなく「低血糖症」の方である。

 高血糖症は最終的には糖尿病という重篤なリスクを背負う病気になるため鋭意研究対象
 とされてきた。

  しかし低血糖症は高糖血糖症のように目に見える重篤な病気を発現されることがなかったため、研究が少なかったといえる。

 ここ10年ほどで、低血糖社会生活や生産活動(仕事)などを行う上で様々な障害を生じさせる事がわかってきた。
 
2,低血糖症の診断と種類

  低血糖症を診断するには普通、5時間耐糖テストを行い、ブドウ糖摂取後の

 1時間ごとの血糖値を測定することを行う。

 それによって機能性低血糖症か平坦型低血糖症かを知ることができる。

 機能性低血糖症はブドウ糖摂取後、30程度は血糖値の上昇があるものの

 その後急激に血糖値が低下する特徴を有する。

 平坦型低血糖症はブドウ糖摂取後30分程度で多少血糖値が下がり、50mg/100ml程度の値の横ばい状態を示す。
  
3,低血糖と精神状態

  今から15年位前から世界中の研究者によって低血糖症によって引き起こされる症状がわかってきた。
 その研究成果と患者への問診から、症状の割合の一例を以下に示す。

 ・慢性疲労(休暇で休んでも疲れがとれない)いつも疲労感がある:7割
 ・鬱状態:7割
 ・不眠:5割
 ・不安感:5割
 ・イライラ感:5割
 ・頭痛:5割
 ・めまい:4割
 ・心悸亢進:4割
 ・体の震え:4割
 ・恐怖症:3割
 ・体内の関節痛や筋肉痛:3割
 ・食後に耐え難い睡魔に襲われる。食後のだるさ、集中力不足などの症状:多数
 ・アレルギー性疾患(鼻炎、ぜんそく)
 ・記憶障害(物忘れが多い、今覚えたことをすぐ忘れる)
 ・手足の冷え(冷え性)
 ・消化器症状(吐き気。胃痛、腹痛、下痢)
 ・情緒不安定(落ち着きがない、優柔不断)
 ・その他多種多様な症状
  
  以上の症状から通常は精神疾患(鬱病、躁鬱病、てんかん、統合失調症)

 神経症(不安神経症、パニック障害、強迫神経症)、自立神経失調症などと診断されるケースが多い。

 またアルコール中毒なども、アルコール摂取によって血糖値が上昇し気分が高揚し、アルコールが切れると
 低血糖で鬱状態となるため関係があるのではと疑われている。

 低血糖症は脳で必要な血糖が常に不足している状態であるから、(脳を働かせるためには糖分が必要)

 まずは脳神経の機能の障害が生じ、低血糖状態が続けば

副腎からアドレナリンが分泌され不安発作などの症状が出ることも不思議ではないと考えられる。

  このように精神疾患や神経疾患の多くは低血糖症との因果関係があるのではということが言われ、
 最近になって少数ではあるが、

低血糖症かどうかを耐糖テストを行い総合的に診断する精神科医も出てきているのが現状である。

  上記のような症状の多くが自分に当てはまるような場合は精神科医だけでなく耐糖テストを行っている
 医療機関を受診するのもよいといえる。


4,低血糖と社会生活、仕事

  前述した症状が低血糖によるものでないと気づかないでいたとする。

 その場合、特に仕事をしている人にとっては大変不都合である場合が多いと言える。

 現在の社会は過度なストレス社会であり、特に職場では高い能力が必要であり

 エネルギッシュに明るく働くことが企業側から求められる。

  そうした中で、例えば物覚えが悪い、常に疲労感があって元気がでない。

 頭が回転しないなど仕事の効率が落ち、精神状態が不安定で人間関係をうまく運べなかったら

 仕事がうまくいかなくなる。そうなれば、収入が減ったり、場合によっては失業さえあり得る。

 したがって、低血糖症も社会生活、人間生活への悪影響が大きい疾患であると理解することが必要である。


5,低血糖症改善の方策

1)食事の際の食べ物の順番と食事速度を変える

  低血糖症の原因は空腹だからと言って、炭水化物や糖類などの高カロリーの食べ物を急いで食べる習慣

  も影響していると思う。そのため、急な食物摂取で膵臓から多量にインスリンが分泌されたり、

  その逆にインスリンの分泌が追い付かないと高血糖症になることがあげられる。

   よって、食事の際はなるべく最初に野菜や豆腐などの副菜を最初に食べ始め、

   その後に普段のご飯やパンなどの食べ物を食べることによって、インスリンの分泌を緩やかにする
   ことによって、血糖値の変化による様々な症状を抑えることができると考えられる。

   また食事の際はインスリンの急激な分泌を抑える目的から、空腹であってもゆっくり噛んで食べる
   ことが必要であると経験的に思う。
 
 2)食事と生活リズムは規則的に
 
 3)血糖値の日内変動差を小さくする

  機能性低血糖症は食後の血糖値の上下の落差が激しいことが挙げられる。

 食事をしてもいないのに血糖値が上下することが日常生活であり得る。

 それは、ストレスが原因でのノルアドレナリンの分泌やタバコ、カフェインなど
 が挙げられる。
  したがって、それらの原因を控えることが肝要と考えられる。

 4)普段の食事に気をつける

  低血糖症の一つの要因として推測されるものに、膵臓のインスリン分泌器官の過敏反応がある。

 これは、糖分が多いものを急に摂取すると、多量のインスリンが分泌され、それによって低血糖と
 なると考えることができる。

  したがって、砂糖入り食品やアルコール、清涼飲料水、炭酸飲料、コーヒー、

  高脂肪食などの摂取は控え、粗食を心がけて糖分の少ない食べ物を採るようにすることがよいと考えられる。
 (玄米ごはん、植物性タンパク質、野菜類、魚介類、自然食品など)

 5)ビタミンやミネラルの補給

  インスリンなどのホルモン分泌や糖の代謝にはミネラルやビタミンが必要である。

 特にインスリンの分泌にはミネラル成分であるクロムが必要と言われている。

 クロムはドラックストアなどで、亜鉛剤と一緒に含有するミネラル剤として売られている場合が多い。
 必要なビタミンB類(B1、B2、B3、B5、B12)
 ミネラル類(カルシウム、マグネシウム、鉄)
 微量ミネラル類(クロム、マンガン、亜鉛)

6、その他食後に体がだるくなる原因として

食事特に昼食後に体がだるくなる人が多い。

その原因は、食事を摂取することによって、消化管で食べ物を消化しょうと

血液が消化管に集まることが考えられる。

消化管での負荷が高まり、血液が体のほかの器官や脳に足りなくなることが考えられる。

また、食事をすると自律神経の副交感神経(弛緩、リラックス系の神経)が活発に活動し

眠くなるなどの症状がでることも考えられる。

したがって、特に昼食は満腹まで食べずに、軽めに済ませることが必要である。

事実、食事を満腹まで食べれば、誰だってお腹がくるしくなって、横になりたくなるし

眠くなる。軽めに食べればそうはならない。

また、消化管に負担になるような食べ物を食べてもだるくなる場合がある。

食後のだるさや眠気が気になるなら、腹八分目を目安に、消化管に負荷がかからない食事を

するとよいと考えられる。


2021年05月09日

昨年から働き始めた


昨年の今頃、治るのに5年を要したが、うつ病と不安障害が寛解して、

時々しか、自律神経発作が起きなくなっており、緊張感や不安感もかなり少なくなっていた。

時々睡眠障害があっただけだった。

昨年9月初めにコロナが下火になったころよりアルバイトを始めてなまった体を慣らしてきた。

最初2週間は久々の仕事で、1日8時間がすごく長く感じて苦痛だった。

その後、昨年12月にコロナの第3波が始まったころやめた。

退職後に気分が楽になり、抗不安薬を徐々に減らしていった。

減薬をほんとに徐々に行ったが、時に不安発作や吐き気や腹痛などの自律神経発作が時々あった。

今年の1月、2月は厳冬で、気温がマイナス17度が最低だが、

例年にない寒さでマイナス5度から10度の日が連日続いたので就職は温かくなってからと考えていた。

なにせ寒い中で布団から出て早朝の起床が大変だし、日中もマイナス気温が連日で凍える寒さだ。

ところが、今度はコロナの第4波が始まりだしたが、第4波とは思わず

ある会社を面接したら正社員採用を前提とした試用期間で現在、契約社員として働いている。

会社には自分がうつ病と不安障害になったことは話しており

ブランク期間が5年半もあるのでごまかしがきかないのだった。

時々、疲れで体調が悪い時は、無理せず休みながら勤務している。

今は薬は一番弱い、長期作用型のメイラックスを朝1錠飲むのみで対応可能で、

お守りとしてデパス0.5を処方してもらっているが、あまり飲むことはなく仕事ができる。

途中で首になってももともとで、体慣らしと考えて気楽に働いている。

丁度、4月中旬のゴールデンウイーク前に少し働き、そして連休を挟み、2日勤務でまた、

土日で休みながらからだを慣らして、うまくいっている。

これは、昨年末1カ月弱、体を慣らすためにアルバイトをして自信が付いたためだと思う。

私は50代半ばの体力が落ちた中年でも、できるのだから、

若い人はもっと順応が早いのではと思う。

自分が働き、会社に所属している中での連休は、失業中の休みと違い安心感があり、

更に自分の精神が安定してきた。

こうなると負の連鎖から抜け出し、どんどん調子が良くなり、

2年前まで、どうしてあんなに調子が悪く

毎日、不安感や気分の悪さ、睡眠障害や悪夢に悩んでいたのか、嘘のようである。

2年前までは結構強い抗不安薬を飲んでなんとか凌げていたが、

今は弱い薬1錠で1日大丈夫で睡眠障害も問題ない。

うつ病や不安障害は薬物療法や運動療法、心理療法、食事療法、行動療法など

いろいろと組み合わせてやっていると時間が必要だが、確実に治ることはわかった。

今の時代はインターネットがあるので、いろんな治療法を学習し、試すことができる。

2021年05月06日

必須アミノ酸は人体では合成できないから食事で


人が健康を維持する上で必要なことは適度な運動と適量の栄養素をとることがあげられる。

 ご飯やパンなど炭水化物を主体とした食事と緑黄色野菜、

果物と魚貝類だけでは必要な栄養素をとることは困難であると考えられるからである。

なぜなら、ストレスが多くまた、厳しい労働環境の中で仕事をし

生活すると人の体内では多くのビタミンやミネラルが消費される

だけでなく、多くの必須アミノ酸も消費される可能性が高い

からである。また、ストレス耐性と必須アミノ酸には深い関係があると考えられるからである。


1,アミノ酸とは

 アミノ酸はタンパク質を体内の酵素で何度か分解され小さくなった分子と

言える。アミノ酸には人の体内で合成できるものと、合成できないものとがあり、

合成するためにはタンパク質の食べ物を採る必要がある。

また、体内酵素の強弱も個人差によって異なる。

一方、体内で合成できないアミノ酸は食べ物で直接アミノ酸の形で摂取する必要がある。

この人の体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸という。


2,アミノ酸の種類
 必須アミノ酸といわれるものは以下があげられる。
 1:トリプトファン
 2:フェニルアラニン
 3:メチオニン
 4:イソロイシン
 5:ロイシン
 6:バリン
 7:スレオニン
 8:リジン

 アミノ酸(体内にあったほうがよいとされるもの)
 1:アルギニン
 2:タウリン
 3:システイン


3,必須アミノ酸の種類と主な作用

 1)トリプトファン
  脳内で睡眠物質のメラトニンや神経の安定に作用する脳内物質セロトニンの材料となる。

  したがって、睡眠障害への効果やセロトニンの不活性が原因でおきる抑鬱状態、不安発作、
  衝動性などを抑える働きがあるといわれている。
  食物としてはバナナや牛乳、魚類に多く含まれる。


 2)フェニルアラニン
  種類としてDL型とL型が存在し、一般にDL型は精神や神経に有害であることがある。
   ここではL型について述べる。

  脳内では快感物質ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、甲状腺ホルモン
  などの原料になると言われている。

   したがって、ストレス耐性向上、抑鬱状態の改善、記憶力増進、肥満症の食欲抑制
  などに効果があると考えられる。
   食物としては肉類やチーズなどに多く含まれる。


 3)メチオニン
  体内で有害な重金属(鉛、水銀、カドミウム)などと結合し、体外に排出させる作用
 があると言われている。
 また、子供の多動症などに関係するといわれている。

  食物摂取で体に上記重金属が蓄積されないようにする働きがあり、重金属が蓄積されると体の痛みや
  高血圧、記憶障害などが生じるという報告がある。

  カドミウムは食品からだけでなくタバコ吸引によってもおきるという報告もある。
   食物としては牛乳や肉類に多く含まれる。


 4)ロイシン、イソロイシン、バリン
  脳内の過剰な興奮を抑え、情緒安定に必要である。

   また、記憶力増進や精神の活性に必要とも言われている。

  筋肉の増強に寄与すると言われている。
   

 5)スレオニン
  小腸の働きを良くし、消化吸収を高めると言われている。
食物としては魚類に多く含まれる。

 
 6)リジン
  抗体やホルモンの材料となり、筋肉の増強作用があると言われている。
   成長期の発育を抑制するとの報告もあることから子供での多量摂取はよくないと言われている。
   食物としては魚類に多く含まれる。  
  

 7)アルギニン
  体細胞の修復に寄与し、白血球の成長を助け免疫力を高める。

  脂肪の燃焼を助けるためダイエットに効果があると言われている。

   ただし、多量の摂取は皮膚や神経系に悪影響があるといわれ妊婦や子供には用いないとされている。
   栄養ドリンクなどに含まれている場合がある。

 8)タウリン
  中枢神経の興奮を抑え、緊張緩和に寄与すると言われている。
  栄養ドリンクなどによく含まれている成分でもある。

 9)システイン
  髪の毛の構成成分であり、不足すると男性の頭部脱毛の原因とも言われている。

  また、インスリンの過剰な分泌を抑える働きが有ると言われ、低血糖患者には有効との見方もある。
   糖尿や高血糖症者には有害と考えられる。
  食物として卵に多く含まれる。

このようにアミノ酸は特に人の精神状態を正常に保ち、気力や記憶力
免疫力、筋肉増強、体内臓器の運動などに必要と言われている。

2021年05月04日

真面目な人間が長生きし、悪人が早死するのが道理


昨年、新型コロナウイルスでのチャーター機で帰国に対応した埼玉県の若い公務員、

そして先日は神戸市での教員同士のいじめ事件の対応をした若い係長がともに自殺して亡くなった。

その原因は二人とも心的な疲労が原因と言われている。

どうして、真面目で正しい対応をしようと一生懸命な人間が命を絶ち、

ろくでもない奴らがふてぶてしく自分の利己的な主張をして生き残っているのか大変理不尽に思う。

残念でかわいそうで仕方なく、悪態をついた相手や悪党教員に怒りを覚える。

よって、正しく真面目な人間は、悪態をつく相手には誠実に対応する必要などなく、

死を考えるくらいなら、無責任と言われようが正当防衛として、仕事をやめればよいと思う。

正しく真面目な人間は世の中に必要な存在だ。

少なくともそのような人間は死を選んではいけない。

どんなことをしても生き残るべきだ。

逆に凄惨な殺人事件や社会に大きな迷惑をかける凶悪犯罪者や暴力団やヤクザは

早く死んでも、悲惨な死に方をしても誰も困らないし、誰も悲しまない。

悪い奴より普通の人間は長生きすべきで、精神疾患で入院しても恥をかいても

どのような様々な手段を使い生き抜き、悪人が先に死んでゆくのを見届け

その後、長く生き人生を楽しみ生きる必要があると思う。

ただ、精神疾患や神経疾患の中にあっては、脳内の快感神経が稼働していないから

自殺して楽になりたいという気持ちが卓越するだろうが、

苦痛を感じる脳の働きを医者から処方される薬をいろいろと試してしのぎ

しばし、快感神経が働くまで耐えて正常な状態へ戻して、悪人に勝つ必要があると思う。

普通の人間は自分を責めてはいけない。

世の中、優先的に死んでもよいのは死刑囚や凶悪犯罪者やヤクザや暴力団などの悪人だ。

2021年04月29日

私に効果があった即効性の抗うつ薬


私は不安感が強いうつ病だったのだと思う。

よって、デパス、ソラナックス、メイラックス、レキソタンなど抗不安薬、

不安と抗うつ剤としてSNRI、SSRI、ドグマチール(スルピリド)などを飲んだ。

この中で飲んで1時間程度てゆううつな気分の落ち込み、

何か前途が暗いような絶望感と緊張感の混じった不安感にはスルピリドとデパスまたはメイラックスの併用が効果があった感じだ。

しかし、SSRIも効果はあったが効果がでるまで、飲みはじめて3日程度まで下痢やひどい吐き気などの副作用

7日程度になると逆に緊張感が増して、不安な気分の増大や手に汗をかくなどを経験し

12日程度経過した中で、1日に飲むSSRI(フルボキサミン)を夕方だけにして効果が出てきた。

SSRI(選択的セロトニン再吸収阻害剤)の作用機序は興奮した神経を抑制するセロトニン作動性神経において

シナプス間隙でのセロトニン濃度を上昇させ、セロトニンを働きを高める中で、シナプス後膜への情報伝達の

正常化するために、シナプス後膜の受容体の数などが変化するのに2週間程度が必要なためである。

私の場合、漫然と3か月もSSRIを飲んでいたら勃起不全になり、その後に症状がだいぶ治癒した中で

SSRIをやめて1カ月程度で勃起不全は治った。

私のうつ状態を改善したのはスルピリドだと思う。

なぜなら、単独でメイラックスやデパスを飲んでも大きな改善がなかった。

確かにデパスを飲むと1時間もしないうちに気分が多少楽になったが、

スルピリドはどうやら脳内のドーパミンや元気が出る神経でのノルアドレナリンの産生を増やすようだ。

それで私には効果があったようだ。

脳内の神経でも青斑核などでのノルアドレナリンの産生は逆に強烈な不安感などを引き起こすパニック障害に関係しているといわれているが、

元気がでる部分でノルアドレナリンを増やすとうつ状態が改善する。

よって、SNRI(選択的セロトニン、ノルアドレナリン再吸収阻害剤)の原理は脳内で

神経の興奮を鎮めるセロトニンの働きを高めると同時にノルアドレナリンの活性も高めてうつ病を改善する仕組みである。

病気が治った今は、ほんの時々に調子が悪い時だけスルピリドとメイラックスを同時に飲む。

それで絶望したような前途が暗い感じの症状が改善される。

SSRIやSNRIでは脳内の快感物質のドーパミンは増えないから、

人によってはスルピリドで脳内ドーパミンを増やすことで治療に役立つのでは思う。

ただスルピリドをあまり長期に飲み過ぎると高プロラクチン血症となり、

女性ホルモンの分泌に影響し、女性の場合の不調、男性ではストレス耐性の低下になるなど

逆に不調の原因になるので医師と相談の上、飲むことをすればよいと思う。

まあ、メンタルクリニックには薬を処方してもらう関係で1か月に一度はゆくだろうから

その際に医師に相談すべきだと思う。



2021年04月26日

カウンセリングと脳内神経ネットワークの変化


人は誰かに批判されると怒りがこみあげてきたり感情的な気分になる。

メールやSNSで自分に否定的な言葉や中傷する内容を読んだだけで気分が変わる。

これらすべて脳内神経で起きている神経の興奮である。

それらの不愉快な感情を司る神経がいつも興奮しているとそのような癖がつていしまう。

それはなぜかといえば、いつも使われるためにそれらの特定の神経ネットワークが強化されるためだ。

逆に嫌なことや感情的になるようなことがあっても、意識してそのことを気にしないようにしていれば

感情的な神経ネットワークが強化されろことが抑制されるから、

それほどイライラしないようになる。

普通の人はこれらのことを無意識に行っている。

その無意識に行っている考え方の癖に自分が気が付いて、意識しながら治すのにカウンセリングや

人との会話が大切になってくる。

要は自分が無意識に行っている悪癖に気づくことが重要であり、

それに気が付く方法として、カウンセリングや素直な気持ちで人と会話することが役立つを考える。

よって、最低限、会話ができる相手を選ぶことが大切で、感情的にものごとを処理する相手よりも

理知的で素直な人と付き合うべきだし、自分も素直で感情的にならないように心がける必要があると思う。

人は思い込みによって感情的になったりするが、

その時、脳内では神経が興奮しているが、それは脳内では脳内物質が多量に分泌される化学反応が起きている。

怒りぽい人は脳内でノルアドレナリンなどの興奮性の脳内物質が出やすいように自分が自分で癖をつけている

これは悪癖である。

怒りっぽい人は周囲の人を不愉快にし、ひどい時は暴力やふるうなど良い結果を生まない。

脳内の化学反応は自分の無意識な考え方やとらえ方を変えることである程度コントロールができる。

そのためには素直な気持ちと自分の感情を抑制する訓練が必要になると思う。

例えば、相手からもらうメールの中身や人と話す時の言葉の選び方、話す時の声が穏やかかどうかなど

それだけで、相手の脳内、自分の脳内の神経の興奮が大きく変化するのだ。

長い期間、人と話している中で、良い人と長くいれば自分の脳の神経細胞の興奮パターンが変化し、

自分の脳内もよくなるだろうし、感情的な人と一緒にいれば自分の感情的な人間に変化すると言える。

よって、人は自分をとりまく人や環境に無意識に影響を受けているといえるため、

付き合う人をかえたり、環境を変えたり、自分がよりよくなるためには、良い環境に自分を置くことが必要だと考える。

その具体的な方法は職場で人間関係が悪いところは会社での部署替えを願い出たり、

会社を辞めて、人間関係や雰囲気のよい職場へ転職するとか、

引っ越しをするとか、転勤をしてみるとか、転居するとか、生活環境や職場環境を変える方法が効果的だと思う。

転職してもうまくゆかないことがあっても、転職する中で自分の欠点に「気が付き」

それを直すことを行えば、おのずと自分の人生が良い方向に変わってゆくと思う。

環境を変えたり、認識の仕方が変わると、脳内神経ネットワークの変化が起きるのであると思う。

2021年04月24日

自己破産手続きで自殺衝動が大きく減少


世の中、失業、病気で仕事ができなくなるなどで借金がかさみ

借金を苦にして自殺する人が時々いる。

しかし、法律的な手続きである自己破産を裁判所に申し立てをして認められると、

借金の支払い義務がなくなり支払う必要がなくなる。

借金苦から解放されることで気持ちが楽になり自殺する人が大きく減少すると言われている。

つまりは借金を苦に自殺する人は、自己破産する手前での精神的な苦痛に耐えかねての行為といえる。

もちろん自己破産を申し立てするのにも一定の条件もあるしデメリットもある。

しかし、再起のチャンスを得ることができるし、自殺することを回避できる可能性が高い。

そのような悩みがある場合は、信用が置ける弁護士に依頼して相談するのも手だと言える。

各都道府県に弁護士会があり、弁護士会から最適な弁護士を紹介してもらい相談するのも一つの方法だと考えられる。

また、市役所や県の出先機関などで月に2回程度無料の生活相談、借金困りごと相談、法律相談などを行っていることが多い。

借金をする人の中には、責任感が強く誠実な人、お金を貸してくれた方に申し訳ない気持ちでいっぱいだろうが、

そこは一時我慢して、再起のチャンスでいったん自己破産してから、再起して努力して

その後、お世話になった方へお返しすればよいのではと思う。

借金苦などは自分の思い込みで悲観した自己認識の仕方が自分に厳しすぎる性格のせいもあり

世の中、大きな会社の社長などは数千万程度の借金は仕事でいつでも挽回して返せるから

会社経営の場合、借金をしては返しの繰り返しで経営しているわけだから、

借金がいつか返せるとの考えがあれば、何も苦に思わないのである。

借金苦に自殺を考える人は、責任感が強く悲観論のあまり、

その借金が返えせないと勝手に思い込んで、苦しんでいる部分があると思う。

冷静に考え、法的手段を取り、その後、健康で働き続ければ、借金は返せるのだ。

または、債務免除を裁判所に申請する方法もあるのである。

posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2021年04月21日

有害物質の体内蓄積が精神症状の原因かも


近年はストレスと様々な精神神経症状の因果関係が啓発されて知られるようになった。

しかし、精神科や神経科などの医療機関でも症状がとれない場合に体内有害物質の蓄積が原因であることが疑われる。

最近の研究によると鉛の影響で、不安感など神経障害や難聴の原因と言われている。

鉛は釣りの際の重り、古い水道管、鉛成分の多い地下水からの井戸水、塗料の原料、輸入野菜などに含まれていると言われている。

不安感やぐわい悪さが解消されないのは、有害重金属が食べ物などから体に入っていることが考えられる。

鉛の体外への除去については、亜鉛サプリやセレンサプリを採ることや、

ネギ、ニンニク、玉ねぎ、グレープフルーツ、桃、ホウレンソウ、ショウガ、などの野菜、

ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、をとることで体外へのデドックッスに有効だといわれている。

体内有害物質は主に食べ物や飲料、金属調理器具から体内に入るといわれている。

その中で懸念されるのが特に中国などの海外からの輸入農水産物があげられる。

日本の食料自給率は38%であるから、実に62%が外国から輸入に食料の原料を依存している。

日本への農水産物の輸出量はアメリカに次いで多いのが中国である。

中国産の農水産物の農薬やカドミウムや鉛、水銀などの有害性は以前の記事で何度も書いたので省略する。

ところで、体内に蓄積する有害刺激物質にはどのような種類があるかというと、

重金属類、農薬類、ホルモン剤、抗生物質、ダイオキシン類などが考えられる。

それらの物質の多くが不安感やぐわい悪さ、動悸、不眠症、神経過敏などの精神症状や

下痢、吐き気、腹痛などの胃腸症状が伴うことが多いといわれている。

同様の症状は酒の飲みすぎ、食中毒などでも経験するのでわかりやすいだろう。

過去の記事で記載した紫ウコンを数日摂取したことで、

自分が経験した上記の不快症状のいくつかが改善された経緯は以下のとおりである。

夜間に頻繁に起きた動悸や悪夢、早朝の気分の悪さが大幅に改善され、

便が今まで下痢か軟らかかったものが、普通の固さの大便になった。

これは紫ウコンに含まれた有効成分のためだと考えられる。

紫ウコンの他の効果として、

1、更年期障害や冷え性の改善
2、有害物質の排出作用と解毒作用
3、ピロリ菌の殺菌作用
4、抗がん作用
5、毛細血管活性作用(頭髪や肌の健康に関係)

などがあげられる。私は以前の記事で、夕食におでんでのコンニャクや野菜を食べて翌日に調子が良かったことを書いた。

それは、主に腸の中をきれいにして悪玉菌の生成する有害物質や合成保存料や化学物質の摂取で

腸内の内壁についている刺激物質を食物繊維で取り除くテックスだったが、

体内テドックスで有名なのは高血圧の人が体内の塩化ナトリウム(塩分)を体外に排出する目的で

野菜や果物に含まれるカリウムを利用したものがある。

果物や野菜に多く含まれる、カリウムは塩化ナトリウムを体外に排出する作用があるのだ。

なるほど、だから酒を飲む人は翌日に酒が残らないように、悪酔いしないようにウコンや漢方薬や薬草などの成分を利用しているのか、

その成分が体内の有害物質を分解したり、結びついて尿や便として体外に排除する

化学的なデドックスもあることに気が付いた。

だから、私は紫ウコンを飲んだことで翌朝、気分がすっきりしたのだと理解した。

今となってはもう私の頭髪は育毛剤で対処できるレベルではないが、

育毛剤購入の際のサービス品の紫ウコンで体に良いサプリメントを発見するきっかけになった。

早速昔購入した栄養学の専門書を調べてみると、

体内金属の相互作用を利用した有害物質排除が記載されていた。

以下の金属は体内で相互に排除作用をを有する。

したがって、相互排除作用の場合、ある特定のミネラルを採りすぎるとあるミネラルは体外へ排除される。

カリウムとナトリウムは相互の排除作用
鉄と銅は相互の排除作用
鉄とリンは相互の排除作用
鉄とカリウムも相互の排除作用
カルシウムとマグネシウムは排除の相互作用
カルシウムを多くとるとマンガンを排出する
カルシウムを多くとると亜鉛を輩出する
コバルトやマンガンが多いと鉄分を排除する(井戸水や湧き水などを飲用の場合)
亜鉛を採りすぎると鉄分が排出される
亜鉛とリンは相互の排除作用
亜鉛と銅も相互の排除作用
亜鉛を多く採ると有害物質のカドミウムを排除する
硫黄はアルミニウムを排除する

一般的にその人によるが、上記のミネラルは人の体に必要だが、

一般に、カドミウム、鉛、マンガン、アルミニウム、有機リン、コバルトは体に有害であり、

体内に微量は必要だが多量で有害なものとしてナトリウム(塩)、銅、リン、亜鉛があげられる。

有害物質の体内への蓄積は食べ物や飲料水、調理器具に大きく影響され、

鉛、カドミウム染米やアルミニウム製のステンレス製鍋ややかん、井戸水などが原因の場合が考えられる。

また、人それぞれ、食べ物や飲み物に好き嫌いの傾向があるために偏りがちになるのだと考えられる。

女性のように生理で出血が多い人は、鉄分が不足して貧血や冷え性になりやすいだろう。

その際にさらに鉄分の少ない食事をしていると、鉄分は血液の中でヘモグロビンとして酸素を細胞に届ける

役割を担うわけだから、鉄分不足は貧血だけでなく美容にもよくないと考えられる。

また、特に中国などの鉱山開発地域の下流の河川水を利用した輸入農産物を食べている人は、

重金属が少しずつ体内に蓄積し、原因不明の体調不良を訴えることも考えられる。

したがって、その際に必要なことは体内有害物質を排除するためのミネラルの相互排除テドックスや

前述の化学的な有害物質排除デドックス、食物繊維の多い食品を食べる物理的なデドックスが有効と考えられる。


2021年04月19日

春は自殺のピークの季節 予防の考え


春の3月から5月は自殺のピークの季節である。

私の同級生や先生、自殺した人がいるが、

性格が真面目で、こころが優しい人間がほとんどであり、

自殺と聞いた際に大変残念な気分を何度を味わった経験がある。

ある機関のアンケート調査では人生のうちで自殺を本気で考えたことがある人の割合が2割と

5人に一人という高頻度であるという。

実を言うと私も30年以上前に、自殺したい願望に襲われたことがある。

自殺したい人は人生に疲れ、何もかもが苦しく、希望が皆無となり、楽しいという感情が亡くなって、

それにとってかわって日々の大半が精神的な苦痛でいっぱいになる。

それは自分では気が付かないがうつ状態にり患している可能性が高い。

一般に自殺をする人の心理は自分だけが世の中で生きているという誤った理解をしていると思う。

また、死後の世界のことも、死後に現世の人に迷惑をかけることを知らない。

私は死後の世界を信じる派であるので、その立場から言わせていただく。

あなたが仮に両親も亡くなり誰にも孤立無援で不幸な人生を送っているとしよう。

そうすると、あたかも今まで自分の人生は自分の力だけで生きてきたものであり、

人生は自分に勝手に与えられたものと勘違いして、自分の好きな選択をしようとするだろう。

しかし、あなたには何十年も前に亡くなった会ったこともない知らない祖父母や、曽祖父母

やいとこ、叔父などの血縁の先祖が必ず存在する。

先祖がいなければ自分が現在この世に存在していないのは実際のことだ。

もし自分の子孫が不幸になったり、苦しみにめげて自殺して死んだり、犯罪を犯して他人を不幸にしたら

あなたの先祖はあの世で大変悲しむだろうし、成仏できないだろう。

もし神が存在するなら、あの世であなたの先祖が神に叱られるのではと思う。

これは子供が重大な犯罪を犯した際に、親も社会から批判されるのに似ている。

その逆に、あなたの人生が苦しくとも、その苦しみと戦い、長く生き抜いたのなら

人さまの喜ぶことや社会の発展に頑張ったのならなおさら、あなたの先祖は喜ぶだろうし、

神からもあなたも先祖も祝福を受け、先祖供養になるだろう。

自殺する人間は現世での今の苦しさのみにしか着目しておらず、それから逃れたいがために自殺心理が働く。

これは人が動物である以上、苦しいこと、痛みなど危険なことから逃れようとする普通の心理である。

しかし、人生はその山さえしのげば何とかなることが多々ある。

人は大恥をかいてでも、生き恥をさらし苦しくともつらくともはいつくばってでも生きなくてはいけない。

それが最も崇高な姿勢であると思う。

自殺心理になるのは様々な問題解決が難しいと自分で考える自分自身にも原因がある。

まずはこころをおちつかせる方法として、私の経験談でいうと、

理解する人を探すことと、精神科か神経科などの病院に通院してこころの苦痛を和らげる薬を飲むことだ。

医療の力を借りて、役所などの公的な機関を利用し、生き残ることを第一に考えることが先決だと思う。

あなたが自殺しても現世での他人は何も思わないかもしれないが、

あなたの亡くなった先祖は確実にあなたの自殺という行為を嘆き悲しみ亡くなった先祖に大きな苦痛を与えるだろ。

あなたの過去に亡くなった先祖や神仏が望むことは、あなたが幸福で長生きして、

できれば社会や人に役立ち、人生を全うしてから死することだと思う。

わたくし事でなんだが、昨年春いとこが乳がんで亡くなった。戦争中は叔父が戦地で若くして亡くなった。

7年前は東日本大震災で2万人近い人が生きてても津波で理不尽にも死ぬしかなかった

彼らは誰も死にたくなかったし、もっと生きたかったのは間違いない。

したがって、私もそうだが、苦しいことに耐え兼ねそうになって死にたいと思ったときに、

生きたくとも病気などのために生きれなかった人のことを考え、自分の命の大切さを自覚し、

苦しくとも生きていれば必ず望みがあることを自覚する必要がある。

人生の中で一時的に苦しい時期があっても耐えてしのぐ方法があると思う。

生きたくともいきれなかった人の分まで生きようと思う必要があると思う

posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2021年04月16日

うつ病改善には脳の機能回復とホルモン分泌の正常化が必要では


以前から言われていたが、うつ病患者の血液検査をすると、

コルチゾールというホルモンの値が高いという知見が見いだされていた。

人は急に強いストレスにさらされたり、持続的なストレスを受け続けて解消できないと

副腎からこれらのホルモンが出続けるといわれてきた。

最近の研究で体内に炎症があるとうつ病を発症しやすいや、

これらのストレスホルモンが脳に炎症を与えるらしいという研究結果がでてきた。

いったん鬱病になるとストレスホルモンの分泌が継続し、悪循環にはいりなかなか治りにくいと考えられる。

ではその悪いループを絶つためにはどうしたらよいかを考えると、

一つはストレスホルモンを出ないようにすることと、

二つ目として脳の炎症反応を修復することが考えられる。

ストレスホルモンを抑制する方法は医者にかかり薬を処方してもらい服薬して、

興奮した脳を鎮め視床下部から分泌される、副腎皮質ホルモン刺激ホルモンの分泌を抑制する方法がよいと考えられる。

それと自分の考え方、受け取り方を変えることでストレスを軽減する方法として、

動画などで自分でできるセルフ心理カウンセリングがある。

心理カウンセラーとの対話が好ましいだろうが、時間と費用の関係でできない場合が多いと思う。

これは一種の自分の無意識な考え方の癖に気が付き治す方法である。

自分の無意識なとらえ方や考え方の癖や習慣が実はストレスの原因になっているケースがある。

薬を飲みつつ心理的手法で自分に気が付けば、

人には自己を修復する作用がDNAに組み込まれているために、服薬していると徐々に自己治癒力によって

体内環境がもとにもどろうとして治ってゆく事例が多い。

もう一つは脳内の炎症をやわらげ、神経成長因子のための栄養素を摂取して、脳機能を修復する方法が考えられる。

最近の研究によるとうつ病では偏桃体や海馬のほか前部帯状回部分での過剰活動も見いだされており、

それらの脳の偏在的な過剰活動や機能不全を修復するために神経成長因子や神経のための栄養素、

神経細胞の死滅を防ぐ栄養素の有効性が言われるようになった。

それらの栄養素とは葉酸、DHAなどの不飽和脂肪酸、抗酸化物質フラボノイド、ペプチドといわれており、

合わせて運動を行うと更によいとの報告がある。

葉酸は大豆食品やホウレンソウ、ブロッコリー、など緑野菜やレバーに含まれ、

不飽和脂肪酸は魚類に多く、アジ、サバ、サンマ、ブリ、イワシなどの青魚のほか

マグロのトロ、ウナギなどのDHA、EPA含有食品に含まれる。

おそらく植物系の亜麻に油やえ胡麻油も不飽和脂肪酸のためによいと考えられる。

フラボノイドは海藻や緑茶、ごま、ゆず、などに含まれる。

コーヒーやワインにも含まれると言われるが、コーヒーではカフェイン過敏症の人がいるし、

赤ワインはアルコールの多飲で肝臓をはじめ内臓に悪いこともあるので気をつけたい。

ペプチドを多く含む食品は牛乳や乳製品が代表格である。

ペプチドとはタンパク質よりもちいさい分子で、体内ホルモンもペプチドの一種である。

ペプチドよりも分子構造が小さいものをアミノ酸、

アミノ酸を酵素でちいさくしたものがドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのアミンである。


2021年04月11日

マカは抗不安、抗鬱食品かも


サプリのマカを試した。

ドラックストアで販売されているマカの錠剤サプリには朝鮮ニンジンやすっぽんエキスなども含まれており、

緩やかだが摂取していると不安感や緊張感が和らいだと感じた。

マカや朝鮮ニンジンには脳内の快感物質や元気の素であるドーパミン増やす効果があるのかもしれない。

2021年04月10日

うつ病を治すには肉体運動体を動かすこと


うつ病になる人の多くが頭脳労働者での責任者が多いと感じる。

しかし、建設職人や現場で働く人間も、現場で建造物を作る際に失敗は許されないし

高所作業や危険な作業があり、そこそこ緊張感とプレッシャーを感じながら日々仕事をしている。

特に建設系の現場の人々は、しかし、うつ病者などストレス疾患が少ないと見ていて思う。

よって、頭脳労働がうつ病になりやすい弱点があるのではと考えられる。

また、欧米で精神疾患を研究する学者の疫学調査として

肉体労働が主体であった戦前と近年では、うつ病や神経症の発症数が大きく異なるという。

肉体労働が減ったことで、うつ病などのストレス疾患にかかる比率が急増したとの見解である。

それは正しいと私の社会経験でも感じる。

肉体労働をすると、体を活性化する様々な体内ホルモンの分泌が良くなる。

疲労した体を修復させる体内機能が活性化される

脳内の神経の修復を促進する神経成長因子のアミノ酸などを多く分泌される

心地よい汗をかいた後の爽快感がある。

肉体疲労するので睡眠障害が解消される

体を動かすと胃腸など内臓の働きが良くなる

などの研究結果がある。

やはり、うつ病を治すには週に2日以上、汗をかく程度の肉体運動が有効ではと

自分の回復経験からも感じる。

現状のコロナ下ででの外出自粛はあるだろうが、

人が来ない場所や人と会わない条件での、30分程度の散歩や強歩など

太ももや体全体の筋肉を動かす運動は良いのではと考える。

また、コロナ鬱は外出自粛での運動不足が原因との意見がある。

人が来ない場所、人と会話しないでマスク下で呼吸は大変だが

外出自粛なら例えば室内でスクワットや腹筋、ストレッチ、体操など

15分程度をなるべく行う日を設けることで、うつ病の回復に役立つのではと考える。

できれば汗をかく程度がよいと経験で思う。

うつ病から回復するには運動をすることが必要だと思う。

2021年04月08日

自殺衝動に関係する脳内物質と脳部位


最近の研究で、自殺願望者の自殺衝動を抑制する効果がある薬が臨床データの結果からわかってきた。

自殺願望があっても、残される家族のことなどを考え自殺を思いとどまる人と、

衝動的に自殺に走ってしまう人の2ケースがあるといわれている.。

そのような自殺衝動を抑制する薬として欧米では麻酔薬であるケタミンやリチウム塩が

代表的な薬であり、医療機関から処方されて高い効果を上げている。

リチウム塩といえば躁うつ病などの感情障害で感情の起伏を和らげる治療薬でもある。

自殺願望者の衝動に効果があるケタミンやリチウム塩は脳内特定部位の過剰興奮を和らげるためと考えられる。

ところで、うつ病やストレスにさらされている人では脳部位として偏桃体が興奮していることは脳の断層撮影技術でほぼ立証ずみだが、

自殺願望のある人間の場合、脳の前部帯状皮質と背外側前頭前皮質が過剰興奮している実証結果がでている。

これらの脳部位は自分を客観的に認識する部位であるといわれているが、

その部位での情報処理として、6っつの言語に過剰に反応してそれらの脳部位が興奮するという。

その単語とは、「死」「残酷」「困難」「気楽」「よい」「称賛」の6っつで、

それらの単語を聞かせて脳内の特定活動部位の活動を調べるだけで、

自殺願望がある人を90%の確率で特定できると、

ジャストとピッツバーグ大学公衆衛生大学院のデービッド・ブレント教授は突き止めたそうだ。

普通の人でも病気がちの人や心配性の人は「死」という単語には反応するだろうが、

私も含め、ほかの5つの単語を聴いたところで何も感じないし、気にならない。

それと、自殺願望者かどうかを見極める質問として、

「人生は生きるに値すると思いますか」といった質問をするだけでも、

9割の確率で判定に大きく役立つ場合があると話す。

健康で苦痛やストレスに強い人は上記の質問にあまり関心を寄せないか、気にならないだろう。

なぜなら脳内の快感神経が正常に活動しているわけだから、

仕事や私生活に充実感を感じ、人生を楽しみ、食べ物もおいしく感じ、熟睡できているわけだから

生きることに苦痛や息苦しさを感じていないから、死のうという気持ちはわいてこないのだ。

苦痛をそれほど敏感に感じないような機能が保持され、苦痛抵抗力があり脳内快感神経と

快感物質が正常に機能しているわけだから死にたいなどと思わない。

つまりは自殺願望は脳内の苦痛を感じる部位が過剰興奮状態にあり、

逆に楽しさや幸福感を感じる快感神経の働きが鈍っているといえる。

また、自己を正常に見て判断する特定脳内部位の一時的な過剰興奮が原因であると結論づけることができる。

そのようになっている自分の精神状態に気が付かないでいるのである。

気が付くのは鬱病患者などが治癒後に、病気治療中を回想した時に

「どうして自分はあの時あんなに死にたかったのかとかどうしてあんなに苦しくぐわい悪かったのか」と

治った後に自分の病中だった際の考えに疑問を抱くことが多いことでもわかるだろう。


posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵

2021年04月02日

先祖供養で症状が大幅改善


春彼岸でお墓参りし、その際に江戸初期からの古い家系なので

以下の様に墓前と仏壇で口に出して祈り、念仏をあげた。

江戸時代に亡くなった古いご先祖様、明治時代に亡くなったご先祖様、

大正時代に亡くなったご先祖様、昭和の時代に亡くなったご先祖様

平成に亡くなった祖父母や叔父の名を呼び、

先祖の霊で流産して亡くなった水子霊、小さくして亡くなった子供の霊

古い無縁仏様、現在の無縁仏様

どうぞ心を安らかに成仏ということで、線香に水とお茶とご飯をあげて燈明を灯して

日蓮宗なので題目の南無妙法蓮華経を30回ほど唱えて成仏を願った。

仏前で彼岸の7日間毎日、そのように唱えて成仏を祈った。

するとその後から驚くほど体調がよくなり、

毎日軽快な日々となった。

このようなこともあると思う。

ただ、新興宗教は何も効果はないと思う。

昔、本物の霊能者に会って霊視してもらったことがあった。

その際に江戸時代の古い霊がついていると言われたことがあった。

その霊能者に教えてもらったことに、成仏していない先祖霊は

あかの他人に成仏をお願いすることはほとんどなく、

血縁がある子孫や遠い血縁など血縁にある者に助けを求めると

苦しい中で成仏したいために助けを求め、体調不良で教えるのだと。

だから新興宗教をいくら拝んでも効果は薄く、

実家が昔からキリスト教ならわかるが仏教徒がキリスト教など祈っても何も効果はないと思う。

時には科学的ではないが先祖供養や神社でのお祓いなども効果があるのではと思った。

2021年03月30日

抗鬱作用や不安感軽減にマカがよいようだ


うつ病や不安症にはマカがよいようだと飲んでみて思う。

マカは南米でとれる植物の根の部分であり、男性の精力剤として有名だが

男女問わず、うつ病改善、不安症改善の効果があるという。

自分も試したが多少だが効果があったように感じた。

ただ品質の良いマカに限ると思う。

ただサプリメントであり薬ではないから、抗不安薬のデパスのように効いている感じはそれほど強くない。

マカでのそれらの症状の改善は男女問わず更年期障害での不調にもよいそうだ


2021年03月28日

うつ病や不安障害によい乳酸菌食品の食べ方


最近の精神疾患やストレス耐性の研究で

腸内での善玉菌の多さが精神に大きな影響を与えているという研究結果が海外や国内で多く報告されている。

過去のブログでいろんな種類の乳酸菌食品や飲料を試してみて感じた事がある。

それは、ある特定のヨーグルトなどの乳酸菌食品や乳酸菌飲料を偏ってとるよりも、

最近の科学的な見解で示されるように、胃腸内での善玉菌の多様性の多さが重要だと感じる。

私の体験では、例えばビィフィズ菌のヨーグルトが良いからといってそれだけを毎日食べ続けるよりも、

3種類以上の乳酸菌飲料やヨーグルト類を組み合わせて、

例えば1日目、2日目、3日目にそれぞれ違う種類の菌のヨーグルトや乳酸菌飲料をとる

ローテーション式の摂取が試した中では体調によいと感じた。

それと、納豆やたくあん、漬物、味噌などの発酵食品も組み合わせると更に調子がよかったと思う。

前に述べたとおり、胃にピロリ菌が多いと胃がんのもとにはるのはほぼ間違いないし、

腸内で悪玉菌が多いと癌のほか、免疫力が低下して感染症や食中毒、アレルギー疾患などなりやすく

体内で必要なビタミン類やアミノ酸などを善玉菌が作るから精神系にも影響を及ぼしているという論文も多い。

自分の経験でも胃腸の調子が悪いと積極的な気分になれず、仕事のモチベーション低下にも影響する感じだ。

自分の経験で感じることは、善玉菌の多種多様性プラス善玉菌の温存に必要な食物繊維と

エサとなるオリゴ糖などを含む食品を多くとることが必要だと感じる。

人は時に風邪をひいたり、様々な感染症にかかり医療機関などから抗生物質が投与されるが

抗生物質は悪玉菌も殺すが善玉菌まで殺してしまうので、

感染症改善後は多様な善玉菌を取る食事が必要だと考えられる。


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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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