近年はストレスと様々な精神神経症状の因果関係が啓発されて知られるようになった。
しかし、精神科や神経科などの医療機関でも症状がとれない場合に体内有害物質の蓄積が原因であることが疑われる。
最近の研究によると鉛の影響で、不安感など神経障害や難聴の原因と言われている。
鉛は釣りの際の重り、古い水道管、鉛成分の多い地下水からの井戸水、塗料の原料、輸入野菜などに含まれていると言われている。
不安感やぐわい悪さが解消されないのは、有害重金属が食べ物などから体に入っていることが考えられる。
鉛の体外への除去については、亜鉛サプリやセレンサプリを採ることや、
ネギ、ニンニク、玉ねぎ、グレープフルーツ、桃、ホウレンソウ、ショウガ、などの野菜、
ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、をとることで体外へのデドックッスに有効だといわれている。
体内有害物質は主に食べ物や飲料、金属調理器具から体内に入るといわれている。
その中で懸念されるのが特に中国などの海外からの輸入農水産物があげられる。
日本の食料自給率は38%であるから、実に62%が外国から輸入に食料の原料を依存している。
日本への農水産物の輸出量はアメリカに次いで多いのが中国である。
中国産の農水産物の農薬やカドミウムや鉛、水銀などの有害性は以前の記事で何度も書いたので省略する。
ところで、体内に蓄積する有害刺激物質にはどのような種類があるかというと、
重金属類、農薬類、ホルモン剤、抗生物質、ダイオキシン類などが考えられる。
それらの物質の多くが不安感やぐわい悪さ、動悸、不眠症、神経過敏などの精神症状や
下痢、吐き気、腹痛などの胃腸症状が伴うことが多いといわれている。
同様の症状は酒の飲みすぎ、食中毒などでも経験するのでわかりやすいだろう。
過去の記事で記載した紫ウコンを数日摂取したことで、
自分が経験した上記の不快症状のいくつかが改善された経緯は以下のとおりである。
夜間に頻繁に起きた動悸や悪夢、早朝の気分の悪さが大幅に改善され、
便が今まで下痢か軟らかかったものが、普通の固さの大便になった。
これは紫ウコンに含まれた有効成分のためだと考えられる。
紫ウコンの他の効果として、
1、更年期障害や冷え性の改善
2、有害物質の排出作用と解毒作用
3、ピロリ菌の殺菌作用
4、抗がん作用
5、毛細血管活性作用(頭髪や肌の健康に関係)
などがあげられる。私は以前の記事で、夕食におでんでのコンニャクや野菜を食べて翌日に調子が良かったことを書いた。
それは、主に腸の中をきれいにして悪玉菌の生成する有害物質や合成保存料や化学物質の摂取で
腸内の内壁についている刺激物質を食物繊維で取り除くテックスだったが、
体内テドックスで有名なのは高血圧の人が体内の塩化ナトリウム(塩分)を体外に排出する目的で
野菜や果物に含まれるカリウムを利用したものがある。
果物や野菜に多く含まれる、カリウムは塩化ナトリウムを体外に排出する作用があるのだ。
なるほど、だから酒を飲む人は翌日に酒が残らないように、悪酔いしないようにウコンや漢方薬や薬草などの成分を利用しているのか、
その成分が体内の有害物質を分解したり、結びついて尿や便として体外に排除する
化学的なデドックスもあることに気が付いた。
だから、私は紫ウコンを飲んだことで翌朝、気分がすっきりしたのだと理解した。
今となってはもう私の頭髪は育毛剤で対処できるレベルではないが、
育毛剤購入の際のサービス品の紫ウコンで体に良いサプリメントを発見するきっかけになった。
早速昔購入した栄養学の専門書を調べてみると、
体内金属の相互作用を利用した有害物質排除が記載されていた。
以下の金属は体内で相互に排除作用をを有する。
したがって、相互排除作用の場合、ある特定のミネラルを採りすぎるとあるミネラルは体外へ排除される。
カリウムとナトリウムは相互の排除作用
鉄と銅は相互の排除作用
鉄とリンは相互の排除作用
鉄とカリウムも相互の排除作用
カルシウムとマグネシウムは排除の相互作用
カルシウムを多くとるとマンガンを排出する
カルシウムを多くとると亜鉛を輩出する
コバルトやマンガンが多いと鉄分を排除する(井戸水や湧き水などを飲用の場合)
亜鉛を採りすぎると鉄分が排出される
亜鉛とリンは相互の排除作用
亜鉛と銅も相互の排除作用
亜鉛を多く採ると有害物質のカドミウムを排除する
硫黄はアルミニウムを排除する
一般的にその人によるが、上記のミネラルは人の体に必要だが、
一般に、カドミウム、鉛、マンガン、アルミニウム、有機リン、コバルトは体に有害であり、
体内に微量は必要だが多量で有害なものとしてナトリウム(塩)、銅、リン、亜鉛があげられる。
有害物質の体内への蓄積は食べ物や飲料水、調理器具に大きく影響され、
鉛、カドミウム染米やアルミニウム製のステンレス製鍋ややかん、井戸水などが原因の場合が考えられる。
また、人それぞれ、食べ物や飲み物に好き嫌いの傾向があるために偏りがちになるのだと考えられる。
女性のように生理で出血が多い人は、鉄分が不足して貧血や冷え性になりやすいだろう。
その際にさらに鉄分の少ない食事をしていると、鉄分は血液の中でヘモグロビンとして酸素を細胞に届ける
役割を担うわけだから、鉄分不足は貧血だけでなく美容にもよくないと考えられる。
また、特に中国などの鉱山開発地域の下流の河川水を利用した輸入農産物を食べている人は、
重金属が少しずつ体内に蓄積し、原因不明の体調不良を訴えることも考えられる。
したがって、その際に必要なことは体内有害物質を排除するためのミネラルの相互排除テドックスや
前述の化学的な有害物質排除デドックス、食物繊維の多い食品を食べる物理的なデドックスが有効と考えられる。
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