仕事などのストレスが長く続いたり、強いストレスにさらされ続けると、うつ病を発症するといわれている。
うつ病の多くが、胃腸障害や睡眠障害などの身体的な症状よりも
体の症状が主体だと、自律神経失調症などと言われることが多いが、実は全般性不安障害などの神経症になっていることがあると思う。
うつ病の場合、気分が落ち込む、興味の低下、楽しみの低下、自殺念慮、悲しい感情、気力減退などの精神的な症状が主となる。
ところが、私のようにストレスでの症状が体のほうに強く出る人はうつ病ではなく全般性不安障害などの神経症であることが疑われる。
例えば、全般性不安障害の例は以下のようなことだと精神科医の貝谷ひさのぶ先生は述べている。
ーーーーー貝谷先生のページから引用−−−−−
「自分や家族が病気になったり、事故にあったらどうしようかとか、いつまでもクヨクヨ思い悩みます。その最たるものが、がん恐怖症。体のどこかがちょっと痛かったりすると、ひょっとしたらがんじゃないだろうかとかね」
(仕事や学業などの)多数の出来事または活動についての過剰な不安と心配が、六ヵ月以上続いている。
心配や不安がない日よりも、ある日のほうが多い。
不安や心配を自分でコントロールするのが難しい。
不安や心配は、次の6つの症状のうち三つ以上を伴っている。
@そわそわと落ち着きがなく、緊張したり、過敏になる。
A疲れやすい。
B集中力がない、または心が空白になる。
C刺激に対して敏感に反応してしまう。
D肩こりがあるなど筋肉が緊張している。
E眠れない、または熟睡した感じがしない。
このほか自覚症状として、「原因不明の頭痛やめまいがある」「のどのつかえがある」「吐き気がある」「手足の冷えや熱感」「冷や汗をかいたり、赤面したりする」「息苦しい」「動悸がする」などなど、
患者さんの訴える症状は多岐にわたります。
比較的、体の症状を強く感じることが多いので、最初は内科を受診することが多いといいます。
「検査をしても内科的な病気もなく、自律神経失調症といわれて納得してしまうケースも少なくありません」
正しい治療の機会を逃してしまうことになると、こじらせて悪化させてしまうケースが多いのが問題、と貝谷さんは指摘します。
「本当は内科でも精神的なことも考えに入れて診るべきだと思うのですが、実際には内科から回ってこられる患者さんは一割もいません。結局なかなか適切な治療が受けられていないんです」
驚くことに、全般性不安障害の患者さんの六割以上はすでにうつ病を併発しているか、または将来発症するといわれています。
パニック障害の発作を併発することも少なくないそうですから、先のチェックリストに該当するときは、早めに精神科か心療内科など専門医に相談を。
ーーーーーー引用おわりーーーーーー
なるほど、ストレス時に毎日に自分が経験した症状は全般性不安障害の症状の項目に多く当てはまり、
シニア世代の現代は体調不良や痛みが数日続くと「癌ではないかという」強い不安感で心配になったりする。
ところが、その後2週間もすれえば、そのような症状は全く消えてしまう。
私はやっぱり全般性不安障害になりやすく、そのために体に様々な不調がでていると考えられた。
それを気力でどうこうしようと我慢しているうちに、うつ病の症状である喜びの低下、興味の低下、性欲減退などがあり、
自分も仕事のストレスでの緊張とプレッシャーが続き、最初は全般性不安障害を発症しており、それが悪化して、初期のうつ病になったと考えられる。
治療方法として薬物療法、認知行動療法、自律訓練法などがあるそうだ。
全般性不安障害でも対抗するすべを知らないと、どんどん悪化してゆくと思う。
最近の研究で全般性不安障害やパニック障害からうつ病に移行して併発することが4割程度あるということが知られるようになった。
はやり、どんな病気も自分で異変を感じたら早めに専門医にかかることが大切だと思う。
自分には薬物療法と自律訓練法が効果があったと思う。
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