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2022年03月16日

体内時計と自殺時間の関係


うつ病などの精神疾患患者や自律神経失調症などの多くの人は

午前中に調子が悪く、午後4時くらいから夜10時くらいまで気分が持ち直す傾向があることが知られている。

これは感情に影響する神経の働きやホルモン分泌が体内時計によって影響されていることを示唆する。

自殺の統計で、推定死亡時間の統計があり、その結果をみると

自殺が多い時間は夜中の0時から朝7時までの間に多く、午後から夜9時までの時間が少ない。

夜中から朝になぜ自殺する気持ちが高まるかと言えば、それは精神的な苦悩増強するためであると思う。

なぜなら、健康な人は楽しい時に死にたいとは思わないし考えることもないからだ。

これは推測だが、夜になると日中に脳内で生産されたセロトニンがメラトニンに変換されて眠りの体制になるために

神経興奮のバランスを担っているセロトニンが不足して、セロトニン神経の働きが低下し

精神的な苦痛である失望感、罪悪感、絶望感、悲愴感などの精神的な苦痛を醸成する

脳の部位である前頭葉と感情に関係する辺縁系との境界部の働きの抑制が薄れることと

朝方になると副腎からコルチゾールが分泌され、神経が興奮状態になることで苦しさが増すことが原因で

自殺衝動が強まるためだと考えられる。

うつ病患者は血中のコルチゾールの濃度が高く、夜中の中途覚醒や早朝覚醒が多い事

眠りが浅く、悪夢をよく見ることは臨床で多く知られている。

自殺願望の人の脳は体内時計によって、思考に影響が出ていると考えられ、

その感情は誤った一過性の考えを呼び起こしていると考えられる。

自殺念慮の背景は本人でしかわからない苦悩などが背景にあるだろうが、

脳の局部的な部分の長くとも3カ月程度の一過性の脳細胞の興奮によって引き起こされている可能性が高い。

よって、脳の病的な興奮を取り去るために医者や臨床心理士やカウンセラー、債務が原因なら法律や

福祉の窓口や専門家に相談して、突破口を見つけるべきだと思う。

人は誰しも考え方が偏って思い込みでいる場合が多々ある、

しかし、人それぞれ違う考え方がある自分の思い込みの間違いに気が付き

認識を良い方向へ変えることで救われることが多々ある。

そのためには自分の頭だけで考えず、他の人に自分の考えがおかしくないかを聞いてみる必要があるし

苦痛を感じる神経が興奮する習慣を断つために、精神科に行って薬を一定期間処方してもらう必要もあると

自分の実体験から言いたい。

人から教えられて、自分では気が付かなかったことに気がつき、

悩みが一挙に解決できる方法が見つかることが多々ある。

私は昔、強い自殺願望の期間を2か月経験したが、今はあの感情が嘘だったように

時々苦労があるが幸福に生きている。

posted by さかえ at 00:00| 自死防止の知恵
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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