2015年05月25日
新聞記事の鵜呑み
先日、経済新聞(九州・山口・沖縄版)に載っていた記事の見出しを親父が読み上げました。その内容は『福岡県映画館数「全国トップ」』と言うもので、「えっ!?」っと声を上げた私。当然の反応だと思います。
もちろん見出ししか読んでないので「全国トップ」が何を表しているのかは分かりませんが、常識的に考えて単純な映画館数だけなら東京に負けるのは当たり前。どんな切り口なら「トップ」なのかと気になるが、記事では総務省の「統計でみる都道府県のすがた」による「人口100万人当たりの映画館数」と言う物でした。
それならある程度理解できるが、むしろ「東京、人口が多いなぁ」って感想しかない。「Movie Walker / 映画館を探す」で数えてみたら、福岡県内の映画館数は20ヶ所、それに対して東京は渋谷と新宿だけで20ヶ所を超えています。銀座や六本木、池袋などから果ては町田や八王子まですべて数えると約80館になります。
やっぱり人口で割ると、こういう事になるんだろうなぁ。
さて、その記事には福岡がなぜ映画館が多いか?と言う理由を歴史に基づいて考察していて、親父はそれをそのまま鵜呑みにしている。しかし、その記事の引用になりますが『福岡県の人口100万人当たりの映画館数は2012年時点で37.4館と都道府県別でトップ。2位の熊本県(31.5館)、3位の東京都(22.4館)を引き離している。』とあります。
ならば2位が熊本と言う謎も同時に説明できなけらば納得できないし、そもそもその値がちょっと引っかかった。前述のとおり、福岡県内には映画館が20ヶ所なのに記事の数字では37.4ってどういう事?これ、映画館の数え方が施設数ではなくスクリーン数なのかなぁ?
何にせよ、「福岡がトップ」と言う数字を見つけた記者が、その説明のために歴史的背景をそれらしく貼りあわせただけの違和感しか残らない記事。そんなわけでこれを鵜呑みにし、その内容をドヤ顔で話したりすると恥をかく可能性がある。
で、うちの親父はそれをよくやるんで困っている。まぁ、今回は映画に関するお話で違和感を感じられたんですが、この違和感を広いジャンルで感じることができればと思います。(あっ、ただこの記事の内容を間違っていると言う意味で否定してるんじゃなく、浅いと言う観点から否定的なだけですから)
もちろん見出ししか読んでないので「全国トップ」が何を表しているのかは分かりませんが、常識的に考えて単純な映画館数だけなら東京に負けるのは当たり前。どんな切り口なら「トップ」なのかと気になるが、記事では総務省の「統計でみる都道府県のすがた」による「人口100万人当たりの映画館数」と言う物でした。
それならある程度理解できるが、むしろ「東京、人口が多いなぁ」って感想しかない。「Movie Walker / 映画館を探す」で数えてみたら、福岡県内の映画館数は20ヶ所、それに対して東京は渋谷と新宿だけで20ヶ所を超えています。銀座や六本木、池袋などから果ては町田や八王子まですべて数えると約80館になります。
やっぱり人口で割ると、こういう事になるんだろうなぁ。
さて、その記事には福岡がなぜ映画館が多いか?と言う理由を歴史に基づいて考察していて、親父はそれをそのまま鵜呑みにしている。しかし、その記事の引用になりますが『福岡県の人口100万人当たりの映画館数は2012年時点で37.4館と都道府県別でトップ。2位の熊本県(31.5館)、3位の東京都(22.4館)を引き離している。』とあります。
ならば2位が熊本と言う謎も同時に説明できなけらば納得できないし、そもそもその値がちょっと引っかかった。前述のとおり、福岡県内には映画館が20ヶ所なのに記事の数字では37.4ってどういう事?これ、映画館の数え方が施設数ではなくスクリーン数なのかなぁ?
何にせよ、「福岡がトップ」と言う数字を見つけた記者が、その説明のために歴史的背景をそれらしく貼りあわせただけの違和感しか残らない記事。そんなわけでこれを鵜呑みにし、その内容をドヤ顔で話したりすると恥をかく可能性がある。
で、うちの親父はそれをよくやるんで困っている。まぁ、今回は映画に関するお話で違和感を感じられたんですが、この違和感を広いジャンルで感じることができればと思います。(あっ、ただこの記事の内容を間違っていると言う意味で否定してるんじゃなく、浅いと言う観点から否定的なだけですから)