ちょっと逆説的な話から入ります。

　「もう一度見たい」「名作」と「二度とみたくない」「駄作」と言う組み合わせは誰もが納得するでしょう。

　しかし私だけではないと思いますが、「二度とみたくない」「名作」と「もう一度見たい」「駄作」ってのがあります。例えば名作だけどとても重い内容の作品とか、上映時間が長い作品とか。そして駄作の方では…はっきり言って「バイオハザード」シリーズとか、今度上映される「ジュラシック・ワールド」とか（笑）。



　いや、見に行く前どころか封切り前に「駄作」と言ってしまうのはどうかと思われるでしょうが、予告編を見ただけでオチまで見えてしまうし。ここから先は多くの人が感じる事ですが、敢えてストーリーを予想してみましょう。まぁ、けっこう当たる予想だと思いますんで、ネタバレ的な注意喚起だけはしておきます（笑）。

　予告編の冒頭、「支配するのではなく、信頼関係を築くこと」ってシーンで見た目に似合わず知能の高い恐竜をパートナーの様に接する主人公のキャラクターが窺えます。その後、儲け主義の女性科学者との対立から遺伝子操作した新種の恐竜が暴走。それを食い止める手段として（予告編、1:35ごろの）「俺のやり方に従え」宣言。当然、冒頭の前フリが生きてきて「信頼関係を築いた」恐竜と新種制圧に向かう…ってところでしょう。

　バイクで恐竜と並走しているシーンもありますし。

　怪しいのは翼竜が人を連れ去るシーンが新種の恐竜の命令で動いている様な感じもありますねぇ。それでいて（多分）協力してくれていたはずの恐竜がやっぱり裏切った！が、最終的に力になってくれた！って言う安い流れになって、クライマックスは「溶け落ちる巨神兵」よろしく急に体調を崩して倒れる敵の恐竜。で、女性科学者改心、協力した恐竜が許すような仕草。ラブ＆ピースみたいな流れでエンディングへ。

　で、おまけに死んだはずの新種の恐竜の肉を貪ってた肉食恐竜が悶えだして…もしくは卵が残ってて…で続編の臭いを残して終了。


　多分、8割くらい当たってる自信がありますが、それでも見に行くんだよなぁ、オレ（笑）。

　今回、勝手な妄想にお付き合いいただきありがとうございました。


　ちなみに土曜に姪っ子シスターズ（長・除く）とシンデレラ見に行きます。