本当に数年ぶりかと思うほどの連休に少々戸惑いながらも、日曜の夜に酒を飲んで良い気分のまま文章を書いています（笑）。今日のネタは時間をかけて書くべき内容だと思いつつ、酔った頭でサクサクっと書いてしまいます。


　テーマは題名にもある通り、アニメ・マンガの実写化は失敗すると思い込んで、すぐに叩く人たちが居ますが「実写化＝駄作」ってのは単なる思い込み。確かに失敗作も多いけど、それは原作のイメージが小説などに比べて作りやすく、その点で文句を言いやすいからではないか？と。

　近年では「ルパン三世」が格好の槍玉に上がってますが、実際には成功と言って良いほどの興行成績を上げているようです。

【映画 実写版ルパン三世】失敗！と思ったら興行収入30億円突破って、なんで?
http://matome.naver.jp/odai/2141121540278066601

　つまりは主観で「こんなんじゃない！」って考えの人間が物笑いにし、見に行った人間は「良かった」と言う勇気がなかった…って事じゃないかとも思います。（上記記事によると「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ですら41億円だと。その一部は私のチケット代もありますが（笑））


　それからヒットした映画の場合、原作がアニメやマンガだったって事を忘れられるパターン。同じく、ある程度原作を離れているものもありますが「のだめカンタービレ（78.2億）」「THE LAST MESSAGE 海猿（80.4億）」「ROOKIES -卒業-（85.5億）」なんかは上記の記事に載ってませんが、成功した例と言って良いでしょう。

　そして何と言っても「釣りバカ日記」にＶシネマではありますが「難波金融伝・ミナミの帝王」なんか、完全にシリーズ化して成功していますし、特に「ミナミの…」に至っては主人公のキャラクターは竹内力とはイメージが違いすぎますが、むしろ今では原作の萬田銀次郎に違和感を感じる人もいるのではないでしょうか。


　総じて自分が思っている結論に一致するものだけを取り上げ、自分の理論の補強に使ってしまう過ちに注意しましょうって事を言いたいのですが、これは裏を返せば私が成功例だけをピックアップして文章を作っているだけとも言えます。

　それを含めて結論ですが、「アニメやマンガを原作とした実写化映画は、失敗することも多いが全てが失敗している訳ではない」と言う事を言いたい。途中、ちょっと良いことを書こうかと思いながら失速した感じを自覚しつつ、それとなく尻つぼみのまま逃げ…締めくくろうと思います。