16/09/20(火)パナソニックが国内でもLumix DMC-G8を発表した。現行のG7が一眼レフスタイルのエントリーカメラなのでてっきりその後継機種だと思っていたらG8は最新機能搭載のマニアも満足する高性能モデルになっていた。私的に注目する仕様は以下の通りだ。
1) 手ブレ補正機能 「Dual I.S.2」
2) 防塵・防滴仕様
3) 空間認識技術(DFDテクノロジー)採用
4) 高解像約236万ドットライブビューファインダー
5) 3.0型 約104万ドット フリーアングルモニター
6) 顔・瞳認識AF
7) 4Kフォトモード(秒間30コマ連写)
8) フォーカスセレクト
9) 高速1/16000秒 電子シャッター
10) ローパスフィルターレス16M Live MOSセンサー
11) 128.4mm(W) ×高さ 約89.0mm(H) × 74.3mm(D)
12) 約505g(ボディキャップなし、バッテリー、メモリーカード含む)
センサー画素数こそ2011年11月発売のGX1から変わっていないがローパスフィルターレスになり解像感の向上が期待出来る。GX8やGX7MK2に搭載されているのに本機で省かれている機能はないのではないかと思える充実ぶりだ。
2013年11月発売のDMC-GM1を愛用しているが防塵・防滴ボディ、ファインダー、フリーアングルモニター、瞳認識AFが欲しい時もある。そんな時にはオリンパスのOM-Dシリーズを検討するのだが、どうしてもユーザーインターフェースに馴染めず、購入したらストレスが溜まると考え購入に至っていない。
そこにE-M5 Mark II対抗モデルとしてG8が発表された。「これは欲しい!」と思ったが気になるのはサイズと重さだ。比較してみよう。
・DMC-G7:69.1mm(W) × 110mm(H) × 52.5mm(D)約238g
・E-M5 Mark II:123.7mm(W)×85mm(H)×44.5mm(D)約469g
・E-M10 Mark II:119.5mm(W)×83.1mm(H)×46.7mm(D)約390g
正面から見た大きさはE-M5と同じ位だが3cmも厚く36gも重い。高性能と多機能がこのボディサイズに収まっているという凝縮感はありそうだが3cm差がどう使い勝手の差に出るのか気になるところだ。実機を触って確認する必要がありそうだ。
10月下旬発売予定で予約価格はボディのみで11万円弱となっている。シルバーボディが無いのは残念だが、久々に物欲を刺激されるカメラが登場したので引き続き情報を収集することにしよう。
【関連リンク】
『DMC-G8』
http://panasonic.jp/dc/g_series/g8/
2016年02月28日
【速報版】CP+2016へ行き注目のマイクロフォーサーズの新製品を試写してきた
寝坊したものの予定通りCP+2016へ行き12時半から18時まで見学して来た。相変わらずCP+は老若男女幅広い入場者を集め大盛況だった。今日は【速報版】として簡単にレポートしたい。
1.オリンパス
まずOLYMPUS PEN-F試写コーナーに並んだ。PEN-F 12mm F2.0レンズキットだがコンパクトなボディから想像していたより重く感じる。ボタンとつまみの多いボディなので必要な機能がすぐに使えて使い勝手は良い。ただLUMIX DMC-GM1のシンプルなボディデザインに慣れているのでクラシカルデザインにこだわり過ぎてダイヤル類がごちゃごちゃと多く感じる。
カメラとして高品質だが私の物欲は刺激されず、レンズキットが20万円前後と聞くと、手が出ないとあっさり諦めることが出来る。私の使い方だとGM1やGM5の方が合っているのだろう。
受付でオリンパスのカメラを提示するとシルバーステッカーが貰える。去年まではカメラフィギュア付ストラップだったので予算ダウンという感じだがPEN-Fの蒔絵シール同封なのでPEN-Fのボディに貼れば銀塩PEN-Fロゴ付きモデルになるとのことだ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは待ち時間が長かったので今日はパスしたので明日はチェックして来よう。
2.パナソニック
LUMIX DMC-GH4ボディでLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH.を試写してきた。さすがに高価なレンズということで高級感がありズームリングもずっしりと重い。撮影データのお持ち帰りは出来ないので液晶での確認になるが、解像感の高い画が撮れそうだ。大きく重いが野鳥や鉄道写真撮影時には欲しい超望遠レンズだろう。私には必要のない画角で良かった。(^_^;;
今年はCP+のタイミングでM4/3カメラボディの新製品発表が無かったのは残念なところ。LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-FS12060)を見忘れたので明日確認して来よう。
3.エプソン
プリンタ中心の展示だが「MOVERIO BT-200AV / BT-200」と「ホームプロジェクター EH-LS10000」の体験コーナーがあった。「ソニー ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3」なき今パーソナルシアター用途に使える数少ないスマートグラスだ。完全に遮光することが出来ないので部屋を暗くする等の工夫が必要だがヘッドセット部は88gと軽いのは魅力的だ。
液晶パネル画素数は960×540(QHD)だが十分高画質だが、320型相当の大画面を観るには20m先を見つめる必要があるので体感サイズを楽しむには慣れが必要そうだ。
EH-LS10000のデモはオリジナルコンテンツでダイナミックコントラストの魅力を伝える内容となっていた。
パシフィコ横浜 展示ホールまでの道すがらイングレスを楽しんだが勤務先のエリアで見掛る敵エージェント名を見つけた時には驚いた。彼も今日CP+見学に来ている様だ。
1.オリンパス
まずOLYMPUS PEN-F試写コーナーに並んだ。PEN-F 12mm F2.0レンズキットだがコンパクトなボディから想像していたより重く感じる。ボタンとつまみの多いボディなので必要な機能がすぐに使えて使い勝手は良い。ただLUMIX DMC-GM1のシンプルなボディデザインに慣れているのでクラシカルデザインにこだわり過ぎてダイヤル類がごちゃごちゃと多く感じる。
カメラとして高品質だが私の物欲は刺激されず、レンズキットが20万円前後と聞くと、手が出ないとあっさり諦めることが出来る。私の使い方だとGM1やGM5の方が合っているのだろう。
受付でオリンパスのカメラを提示するとシルバーステッカーが貰える。去年まではカメラフィギュア付ストラップだったので予算ダウンという感じだがPEN-Fの蒔絵シール同封なのでPEN-Fのボディに貼れば銀塩PEN-Fロゴ付きモデルになるとのことだ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは待ち時間が長かったので今日はパスしたので明日はチェックして来よう。
2.パナソニック
LUMIX DMC-GH4ボディでLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH.を試写してきた。さすがに高価なレンズということで高級感がありズームリングもずっしりと重い。撮影データのお持ち帰りは出来ないので液晶での確認になるが、解像感の高い画が撮れそうだ。大きく重いが野鳥や鉄道写真撮影時には欲しい超望遠レンズだろう。私には必要のない画角で良かった。(^_^;;
今年はCP+のタイミングでM4/3カメラボディの新製品発表が無かったのは残念なところ。LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-FS12060)を見忘れたので明日確認して来よう。
3.エプソン
プリンタ中心の展示だが「MOVERIO BT-200AV / BT-200」と「ホームプロジェクター EH-LS10000」の体験コーナーがあった。「ソニー ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3」なき今パーソナルシアター用途に使える数少ないスマートグラスだ。完全に遮光することが出来ないので部屋を暗くする等の工夫が必要だがヘッドセット部は88gと軽いのは魅力的だ。
液晶パネル画素数は960×540(QHD)だが十分高画質だが、320型相当の大画面を観るには20m先を見つめる必要があるので体感サイズを楽しむには慣れが必要そうだ。
EH-LS10000のデモはオリジナルコンテンツでダイナミックコントラストの魅力を伝える内容となっていた。
パシフィコ横浜 展示ホールまでの道すがらイングレスを楽しんだが勤務先のエリアで見掛る敵エージェント名を見つけた時には驚いた。彼も今日CP+見学に来ている様だ。
2016年02月25日
私がCP+2016で見逃せないと思うメーカーの新製品はコレ!
16/02/25日(木)〜02/28日(日) 10:00〜18:00『CP+(シーピープラス)2016』がパシフィコ横浜 展示ホールで開催される。今週末2/27(土)28(日)と2日間行く予定なのでチェックする新製品を忘れないようにリストアップしておこう。
1.パナソニック
1)LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH.
18万円台の超望遠ズームレンズなので私には縁がないが、こんな高価なレンズはCP+でなければ触れないだろうから是非試写してみたい。
2)LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-FS12060)
防塵防滴高倍率ズームレンズが1本あれば便利そう。質感を確認して来よう。
2.オリンパス
1)OLYMPUS PEN-F
好みのデザインでサイズがW124.8 x H72.1 x D37.3 mm、重さ373 gとDMC-GX8のW133.2 x H77.9 x D63.1mm、重さ435gに比べて一回り小さく薄くて軽い。DMC-GX1のW116.3 x H67.8 x D39.4mm、重さ272gと比較すると少し大きくなっているが性能差を考慮するとこのサイズ差は許容範囲だ。
ただし防塵防滴ではないのにボディのみで14万円台という価格を見ると9万円台で買えるOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ボディの方が魅力的に思える。ともかく現物を触ってオリンパスの操作性を確認して来よう。
2)M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
価格は30万円前後と言う高価な超望遠単焦点レンズなので私には縁がないが、CP+でないと触れそうにないので試し撮りしてこよう。
3.シグマ
1)30mm F1.4 DC DN | Contemporary
F1.4と明るいマイクロフォーサーズ用レンズながら4万円を切りそうな価格で注目している。焦点距離が60mm換算になるのでLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2とコンビで使うことを想定すると20mm位が使い勝手が良さそうで悩むところだ。
他社からも続々と興味深い新製品が発表されているので週末が楽しみだ。
1.パナソニック
1)LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH.
18万円台の超望遠ズームレンズなので私には縁がないが、こんな高価なレンズはCP+でなければ触れないだろうから是非試写してみたい。
2)LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-FS12060)
防塵防滴高倍率ズームレンズが1本あれば便利そう。質感を確認して来よう。
2.オリンパス
1)OLYMPUS PEN-F
好みのデザインでサイズがW124.8 x H72.1 x D37.3 mm、重さ373 gとDMC-GX8のW133.2 x H77.9 x D63.1mm、重さ435gに比べて一回り小さく薄くて軽い。DMC-GX1のW116.3 x H67.8 x D39.4mm、重さ272gと比較すると少し大きくなっているが性能差を考慮するとこのサイズ差は許容範囲だ。
ただし防塵防滴ではないのにボディのみで14万円台という価格を見ると9万円台で買えるOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ボディの方が魅力的に思える。ともかく現物を触ってオリンパスの操作性を確認して来よう。
2)M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
価格は30万円前後と言う高価な超望遠単焦点レンズなので私には縁がないが、CP+でないと触れそうにないので試し撮りしてこよう。
3.シグマ
1)30mm F1.4 DC DN | Contemporary
F1.4と明るいマイクロフォーサーズ用レンズながら4万円を切りそうな価格で注目している。焦点距離が60mm換算になるのでLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2とコンビで使うことを想定すると20mm位が使い勝手が良さそうで悩むところだ。
他社からも続々と興味深い新製品が発表されているので週末が楽しみだ。
2015年07月17日
パナソニックマイクロフォーサーズDMC-GX8発表!レンズキットの予約価格は17万円台前半!?
パナソニックがマイクロフォーサーズマウント一眼デジタルカメラDMC-GX8を発表した。15/08/20(木)発売予定で価格.comを見るとLUMIX DMC-GX8H 高倍率ズームレンズキットが17万円台前半、LUMIX DMC-GX8 ボディ単体が14万円弱の予約価格となっている。
GX7の後継機種だがフラグシップモデルGH4を越える最新スペック搭載となっている。
1)高画質20M Live MOSセンサー
2)手ブレ補正機能「Dual I.S.」
3)「4K PHOTO」秒間30コマ連写
4)防塵・防滴ボディ
5)チルト式大型・高精細約236万ドットファインダー
6)3.0型 約104万ドット OLEDフリーアングルモニター
7)4K(3840×2160)動画撮影
8)大きさ:幅 約133.2mm x 高さ 約77.9mm x 奥行 約63.1mm
9)重さ:約487g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
主な特徴だけでもこれだけある。2030万画素センサーになって高感度の画質にダメージはないのか?レンズ(2軸O.I.S.)とボディ(4軸B.I.S.)の手ブレ補正の効果は?等色々気になる話題豊富なモデルだ。
レンジファインダースタイルの防塵・防滴ボディはGX8が初めてだと思う。GX1のデザインが好きなだけにこれは嬉しい。やっとLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.と組み合わせて使いたいカメラが登場したという感じだ。
ただし最新機能満載の為、GX7の幅 約122.6mm × 高さ 約70.7mm × 奥行 約54.6mm、重さ約402g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)に比べ一回り大きく重くなっている。
防塵・防滴ボディだから仕方ないとも言えるがオリンパスのOM-D E-M5 Mark IIは大きさ:幅 123.7mm×高さ85mm×奥行44.5mm、重さ:約469g (付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし)と比べても大きく重い。こうなると防塵・防滴ボディが欲しいならE-M5 Mark IIの方がコンパクトで軽くて良いと言える。
もっとも私はどうしてもオリンパスの操作性に慣れないので、GX8の登場価値は高い。ただしカメラ本体が大きくて重いと結局使うのはGM1ばかり、になりかねないのでこれからじっくりGX8の魅力を確認して行こうと思う。
GX7の後継機種だがフラグシップモデルGH4を越える最新スペック搭載となっている。
1)高画質20M Live MOSセンサー
2)手ブレ補正機能「Dual I.S.」
3)「4K PHOTO」秒間30コマ連写
4)防塵・防滴ボディ
5)チルト式大型・高精細約236万ドットファインダー
6)3.0型 約104万ドット OLEDフリーアングルモニター
7)4K(3840×2160)動画撮影
8)大きさ:幅 約133.2mm x 高さ 約77.9mm x 奥行 約63.1mm
9)重さ:約487g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
主な特徴だけでもこれだけある。2030万画素センサーになって高感度の画質にダメージはないのか?レンズ(2軸O.I.S.)とボディ(4軸B.I.S.)の手ブレ補正の効果は?等色々気になる話題豊富なモデルだ。
レンジファインダースタイルの防塵・防滴ボディはGX8が初めてだと思う。GX1のデザインが好きなだけにこれは嬉しい。やっとLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.と組み合わせて使いたいカメラが登場したという感じだ。
ただし最新機能満載の為、GX7の幅 約122.6mm × 高さ 約70.7mm × 奥行 約54.6mm、重さ約402g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)に比べ一回り大きく重くなっている。
防塵・防滴ボディだから仕方ないとも言えるがオリンパスのOM-D E-M5 Mark IIは大きさ:幅 123.7mm×高さ85mm×奥行44.5mm、重さ:約469g (付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし)と比べても大きく重い。こうなると防塵・防滴ボディが欲しいならE-M5 Mark IIの方がコンパクトで軽くて良いと言える。
もっとも私はどうしてもオリンパスの操作性に慣れないので、GX8の登場価値は高い。ただしカメラ本体が大きくて重いと結局使うのはGM1ばかり、になりかねないのでこれからじっくりGX8の魅力を確認して行こうと思う。
2015年02月15日
【速報版】CP+2015へ行き注目のマイクロフォーサーズの新製品を試写してきた
予定通りCP+2015へ行き11時半から17時半まで楽しんで来た。今日は【速報版】として簡単にレポートしたい。
1.オリンパス
まずOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II試写コーナーに並んだ。1人5分という制約はあるものの手持ちのSDカードを使い撮影データを持って帰ることが出来る。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIレンズでモデルを撮影して帰宅後PCで写りを等倍で確認したが、解像感が優れず髪の毛がベッタリしてノイズぽいし色乗りも良くない。撮影データを見るとF5.5 ISO1600と高感度撮影になっていては仕方ない。ISO1600でこの画質は実用的と言えるが、もっと明るいレンズで低感度の画質を見てみたい。キットレンズでは力不足でE-M5 Mark IIの実力は分からないだろう。とにかく試写コーナーをもっと明るくしないと逆セールス効果になりそうだ。(苦笑)
持ち易く標準的な一眼レフデザインはいいものだと再確認させられた。E-M5 Mark IIはパナソニックユーザーには相変わらず分かり難い操作性ではあるし、ズームの動きがパナと逆と言うのはストレスになる。(苦笑) 高倍率ズームレンズとの組合せでも軽く感じたのはノクチロンの重さに慣らされたからだろう。
2.パナソニック
LUMIX DMC-GF7とLUMIX DMC-GM5を試写してきた。まずDMC-GF7だがGMシリーズほど凝縮した高品位感はないが質感はなかなか良い。サイズが少し大きくなったことでダイヤル等の操作もし易くなっている。液晶モニターは自分撮り様に跳ね上げることしか出来ないのは残念なところ。
若い女性2人組が係員の説明を聞いて大変気に入っていた様だが、価格が8万円を切る位と聞いて「やはりそんなにするんだ」と購入意欲が削がれたようだった。そこですかさず5万円台のGM1Sを勧めれば良いだろうが、自分撮り機能がないから女性への訴求力は落ちてしまう。
一方で若いお母さんが「LUMIX DMC-GM1とLUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.を一緒に購入したらすっかり写真にハマってしまって」と係員に話していた。お子さんにGM1を使わせる時にはキットのLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.を与えているそうだ。GF7の標準ズームレンズキットはGM1Sと競合してしまうので、ここはG 20mm/F1.7レンズキットを加えてはどうだろうか。
GM5はやはり高級感ありEVFも見易い。手に馴染み過ぎて新製品と言うワクワク感がないのが残念な位だ。(苦笑)
ショウは18時までだが、17時からパズドラのゲリラダンジョン「メタゴル大発生!」が出現していたのでスタミナ消化の為30分早く撤退した。(笑)
1.オリンパス
まずOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II試写コーナーに並んだ。1人5分という制約はあるものの手持ちのSDカードを使い撮影データを持って帰ることが出来る。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIレンズでモデルを撮影して帰宅後PCで写りを等倍で確認したが、解像感が優れず髪の毛がベッタリしてノイズぽいし色乗りも良くない。撮影データを見るとF5.5 ISO1600と高感度撮影になっていては仕方ない。ISO1600でこの画質は実用的と言えるが、もっと明るいレンズで低感度の画質を見てみたい。キットレンズでは力不足でE-M5 Mark IIの実力は分からないだろう。とにかく試写コーナーをもっと明るくしないと逆セールス効果になりそうだ。(苦笑)
持ち易く標準的な一眼レフデザインはいいものだと再確認させられた。E-M5 Mark IIはパナソニックユーザーには相変わらず分かり難い操作性ではあるし、ズームの動きがパナと逆と言うのはストレスになる。(苦笑) 高倍率ズームレンズとの組合せでも軽く感じたのはノクチロンの重さに慣らされたからだろう。
2.パナソニック
LUMIX DMC-GF7とLUMIX DMC-GM5を試写してきた。まずDMC-GF7だがGMシリーズほど凝縮した高品位感はないが質感はなかなか良い。サイズが少し大きくなったことでダイヤル等の操作もし易くなっている。液晶モニターは自分撮り様に跳ね上げることしか出来ないのは残念なところ。
若い女性2人組が係員の説明を聞いて大変気に入っていた様だが、価格が8万円を切る位と聞いて「やはりそんなにするんだ」と購入意欲が削がれたようだった。そこですかさず5万円台のGM1Sを勧めれば良いだろうが、自分撮り機能がないから女性への訴求力は落ちてしまう。
一方で若いお母さんが「LUMIX DMC-GM1とLUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.を一緒に購入したらすっかり写真にハマってしまって」と係員に話していた。お子さんにGM1を使わせる時にはキットのLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.を与えているそうだ。GF7の標準ズームレンズキットはGM1Sと競合してしまうので、ここはG 20mm/F1.7レンズキットを加えてはどうだろうか。
GM5はやはり高級感ありEVFも見易い。手に馴染み過ぎて新製品と言うワクワク感がないのが残念な位だ。(苦笑)
ショウは18時までだが、17時からパズドラのゲリラダンジョン「メタゴル大発生!」が出現していたのでスタミナ消化の為30分早く撤退した。(笑)
2015年02月05日
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II 2月下旬発売予定、14-150mm II レンズキットの予価17万円!
2/5(木)オリンパスがマイクロフォーサーズ ミラーレス一眼 OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを発表した。2月下旬発売予定で価格comを見ると最安値は以下の通りだ。
1)E-M5 Mark II ボディ:予価12万円
2)E-M5 Mark II 12-50mm EZレンズキット:予価14万円
3)E-M5 Mark II 14-150mm II レンズキット:予価17万円
2012年3月発売のE-M5の後継機だが、特徴と仕様を読むと3年間の進歩を感じさせる正統進化モデルとなっている。私的に重視するポイントは以下の通りだ。
1) シャッター速度5段分の補正性能を持つ5軸手ぶれ補正機構
2) 防塵・防滴・耐低温性能
3) 1/8000秒高速メカニカルシャッター搭載
4) 静音撮影モード(電子シャッター)時のシャッター速度1/16000秒
5) 瞳優先AF(C-AFモードでも可能)
他に「4000万画素相当ハイレゾショット」とか「シネマクオリティのOM-D MOVIE」といった新機能も搭載されているのだが、風景も動画も殆ど撮らないので私は興味が無い。
今日みたいな雪が降る幻想的な風景を撮りたいと思っても降りしきる雪の中にGX1やGM1を持ち出す気にはなれない。こんな時マイクロフォーサーズマウントの防塵・防滴・耐低温性能のカメラが1台あればLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.との組合せで撮影することが出来る。(笑)
1/16000秒電子シャッターに対応したのでLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.にNDフィルターを付けずに開放から撮影出来るのも重要ポイント。
パナソニックでも手振れ補正機構を搭載しないレンズがあるのでボディ内5軸手ぶれ補正機構があると安心して撮影することが出来る。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは防塵・防滴対応の高倍率ズームレンズということでレンズ交換が厳しい環境での撮影に役立ちそうだ。レンズ単品で7万円という予価なのでレンズキット17万円は2万円もお買い得。もっとも私の使い方だとここまで高性能なカメラも必要ない訳でポチる決心がつかない。
最大の気がかりはキヤノンやパナソニックの使い易さに慣れているとオリンパスの癖のある操作性に馴染めないこと。使っていてストレスを感じていると結局使わなくなるから高い買い物になる恐れが…。(汗)
このハードにLUMIXの操作性だったら迷わず買ってしまうかも。もしくはLUMIX DMC-GH4の機能性能そのままでこのW123.7×H85×D44.5mm、質量469gのボディサイズに収めてくれたら欲しいなあと思っている。ともかく実機を触ってみないと本当の魅力は分からないだろう。CP+2015開催が楽しみだ。
【関連リンク】
『OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II』
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5mk2/index.html
1)E-M5 Mark II ボディ:予価12万円
2)E-M5 Mark II 12-50mm EZレンズキット:予価14万円
3)E-M5 Mark II 14-150mm II レンズキット:予価17万円
2012年3月発売のE-M5の後継機だが、特徴と仕様を読むと3年間の進歩を感じさせる正統進化モデルとなっている。私的に重視するポイントは以下の通りだ。
1) シャッター速度5段分の補正性能を持つ5軸手ぶれ補正機構
2) 防塵・防滴・耐低温性能
3) 1/8000秒高速メカニカルシャッター搭載
4) 静音撮影モード(電子シャッター)時のシャッター速度1/16000秒
5) 瞳優先AF(C-AFモードでも可能)
他に「4000万画素相当ハイレゾショット」とか「シネマクオリティのOM-D MOVIE」といった新機能も搭載されているのだが、風景も動画も殆ど撮らないので私は興味が無い。
今日みたいな雪が降る幻想的な風景を撮りたいと思っても降りしきる雪の中にGX1やGM1を持ち出す気にはなれない。こんな時マイクロフォーサーズマウントの防塵・防滴・耐低温性能のカメラが1台あればLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.との組合せで撮影することが出来る。(笑)
1/16000秒電子シャッターに対応したのでLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.にNDフィルターを付けずに開放から撮影出来るのも重要ポイント。
パナソニックでも手振れ補正機構を搭載しないレンズがあるのでボディ内5軸手ぶれ補正機構があると安心して撮影することが出来る。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは防塵・防滴対応の高倍率ズームレンズということでレンズ交換が厳しい環境での撮影に役立ちそうだ。レンズ単品で7万円という予価なのでレンズキット17万円は2万円もお買い得。もっとも私の使い方だとここまで高性能なカメラも必要ない訳でポチる決心がつかない。
最大の気がかりはキヤノンやパナソニックの使い易さに慣れているとオリンパスの癖のある操作性に馴染めないこと。使っていてストレスを感じていると結局使わなくなるから高い買い物になる恐れが…。(汗)
このハードにLUMIXの操作性だったら迷わず買ってしまうかも。もしくはLUMIX DMC-GH4の機能性能そのままでこのW123.7×H85×D44.5mm、質量469gのボディサイズに収めてくれたら欲しいなあと思っている。ともかく実機を触ってみないと本当の魅力は分からないだろう。CP+2015開催が楽しみだ。
【関連リンク】
『OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II』
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5mk2/index.html
2015年01月22日
パナソニックLUMIX DMC-GF7発売を発表!このデザインはGMシリーズの妹モデル!?
「カメラ雑誌2014年○月号を買いに本屋へ寄ってみた」シリーズも結局「2014年12月号」は忙しくてチェック出来ないまま「2015年1月号」が発売されてしまった。1月号は一応チェックしたが年始号らしくカレンダーの付録が多いなー程度で買おうと思う様な面白い特集はなかった。
LUMIX DMC-GM1+LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2の写りに満足して物欲が収まったことに加え、秋からオーディオビジュアル関連のイベントが続いたことですっかりデジカメの話題から遠のいている。
それでも2/12(木)に開催される「CP+2015」に向けて各社から新製品の発表が始まればやはり気になってくる。パナソニックが1/20(火)に発表した「LUMIX DMC-GF7W」はデザイン、サイズ、機能、性能、が私好みで気になる1台だ。
デザインはLUMIX DMC-GMシリーズの流れを汲み上品だ。あとは作りが上質かどうか気になる点だが写真を見ると期待出来そうだ。これはCP+で現物を見て確認したい。
サイズは約W106.5×H64.6×D33.3 mm、重さは約266g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)とGM1Sの約W98.5×H54.9mm×D30.4mm、重さ約204g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)と高さと幅が1センチ増えて62g重くなっている。これはGMシリーズだと小さ過ぎると思っているユーザー層には逆にメリットになる。可動式モニター搭載でこのサイズ増は許容範囲だろう。
GM5、GM1Sで新たに搭載された下記の機能が搭載されており下位機種だからという差別はされていないようだ。これはGM1ユーザーから見て魅力的なモデルに仕上がっている。
1)スナップムービーモード搭載
2)動画撮影機能強化
3)PASM(露出)モード時に画像効果使用可能
4)QRコード読み取りでWi-Fi接続可能
5)瞳認識AFを搭載
6)拡張ISO感度100設定可能
性能は1600万画素4/3型Live MOS センサー、ヴィーナスエンジン、シャッター速度 静止画: 60〜1/16,000秒搭載とGM5、GM1Sと同等の文句無い高画質モデルだ。これら3機種はサイズ、ファインダーとフラッシュの有無、価格等、自分のニーズにあった1台を選べるシリーズになった。
残念なのはダブルズームレンズキットのみの商品構成なこと。GF7WはGM1Sをダブルズーム化したモデルという位置付けなのだろうか。
私は付属レンズのLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.とLUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.には興味ないのでボディモデルも欲しかった。もっともレンズを抜いても余り安くならないのはGM5ボディとGM5Kレンズキットの価格の通りなのだが。(苦笑)
GX1からの買い替えとしてGF7を考えても良いし、GM1SやGM5の価格がこなれてくればこちらを考えても良い。パナソニックの小型高品位モデルが充実して来て嬉しい限りだ。
【関連リンク】
『LUMIX DMC-GF7』
http://panasonic.jp/dc/gf7/index.html
LUMIX DMC-GM1+LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2の写りに満足して物欲が収まったことに加え、秋からオーディオビジュアル関連のイベントが続いたことですっかりデジカメの話題から遠のいている。
それでも2/12(木)に開催される「CP+2015」に向けて各社から新製品の発表が始まればやはり気になってくる。パナソニックが1/20(火)に発表した「LUMIX DMC-GF7W」はデザイン、サイズ、機能、性能、が私好みで気になる1台だ。
デザインはLUMIX DMC-GMシリーズの流れを汲み上品だ。あとは作りが上質かどうか気になる点だが写真を見ると期待出来そうだ。これはCP+で現物を見て確認したい。
サイズは約W106.5×H64.6×D33.3 mm、重さは約266g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)とGM1Sの約W98.5×H54.9mm×D30.4mm、重さ約204g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)と高さと幅が1センチ増えて62g重くなっている。これはGMシリーズだと小さ過ぎると思っているユーザー層には逆にメリットになる。可動式モニター搭載でこのサイズ増は許容範囲だろう。
GM5、GM1Sで新たに搭載された下記の機能が搭載されており下位機種だからという差別はされていないようだ。これはGM1ユーザーから見て魅力的なモデルに仕上がっている。
1)スナップムービーモード搭載
2)動画撮影機能強化
3)PASM(露出)モード時に画像効果使用可能
4)QRコード読み取りでWi-Fi接続可能
5)瞳認識AFを搭載
6)拡張ISO感度100設定可能
性能は1600万画素4/3型Live MOS センサー、ヴィーナスエンジン、シャッター速度 静止画: 60〜1/16,000秒搭載とGM5、GM1Sと同等の文句無い高画質モデルだ。これら3機種はサイズ、ファインダーとフラッシュの有無、価格等、自分のニーズにあった1台を選べるシリーズになった。
残念なのはダブルズームレンズキットのみの商品構成なこと。GF7WはGM1Sをダブルズーム化したモデルという位置付けなのだろうか。
私は付属レンズのLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.とLUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.には興味ないのでボディモデルも欲しかった。もっともレンズを抜いても余り安くならないのはGM5ボディとGM5Kレンズキットの価格の通りなのだが。(苦笑)
GX1からの買い替えとしてGF7を考えても良いし、GM1SやGM5の価格がこなれてくればこちらを考えても良い。パナソニックの小型高品位モデルが充実して来て嬉しい限りだ。
【関連リンク】
『LUMIX DMC-GF7』
http://panasonic.jp/dc/gf7/index.html
2014年10月03日
【番外編】TIAS2014:オーディオショウに持参するならDMC-GM1とXZ-10どちらが最適?画質勝負してみた
去る2014/09/23(火)〜09/25(木)の3日間「2014東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。初日のみ祝日だったので参加出来た。
今回は番外編としてオーディオショウにおけるデジカメの話をしたい。オーディオ関連のショウでは他のイベントと異なりカメラを持っている参加者は少ない。だから目立つ様な大きなカメラは持って行きたくない。
またイベントの模様や雰囲気を伝えられれば良いので撮れる写真の画質に高望みはしない。ただし後で機器の型番を確認することもあるので文字が読める程度の解像度は欲しい。
2013年の「東京インターナショナルオーディオショウ」にはオリンパスのコンパクトデジカメSTYLUS XZ-10を持って行った。暗めの部屋が多いので光学5倍ながら明るいレンズを備えたこのコンデジは最適だと思ったからだ。その時の1枚がこちら。
■原寸表示切り抜き XZ-10 絞りF2.7 SS1/30秒 ISO-1000 焦点距離130mm(35mm判換算)
光学5倍でTAD-C600を撮影したカットだがノイズリダクションの副作用で画素がドロドロ、レンズが明るくても撮像センサー1/2.3型では生かせないと痛感した1枚だ。これでは文字が読めず型番が分からない。(涙)
もっとも原寸大で見るからガッカリするのであって、2013年のTIASレポートの写真を見てもらえれば分かる通りオリンパスの絵作りは巧みでどれも美しく撮れている。
さて今年2014年はパナソニックLUMIX DMC-GM1にLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.Sを付けて行った。いつもLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2を使っているので同梱レンズを使うのはこれが初めてだったりする。(苦笑)
コンパクトで軽いレンズ(φ55.5mm×約24mm 約70g)ながらズームというのは凄いが、沈胴レンズ収納時でも24mmありGM1との組合せるとでっぱりが気になる。使ってみて一番不便だったのはレンズ取り付け位置を示す赤いポッチがないこと。そのせいでレンズ交換に手間取ってしまう。
■原寸表示切り抜き DMC-GM1 LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S 絞りF5.6 SS1/5秒 ISO-1600 焦点距離64mm(35mm判換算)
光学2.6倍でTAD-C600を撮影したカットなのでXZ-10に比べて全然寄れていないものの、ISO-1600でもこのノイズの少なさと解像感。シャッタースピード1/5秒でも光学式手ブレ補正のお陰で何とか文字も判読できる。やはりセンサーサイズが画質を決定すると納得するしかない。
結果は予想通りGM1の圧勝だがキットレンズはF3.5-5.6と暗くすぐ手ブレ注意のマークが赤く点灯する。大きくて重くなるがやはり使い慣れているLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8の方が便利だ。
今回は番外編としてオーディオショウにおけるデジカメの話をしたい。オーディオ関連のショウでは他のイベントと異なりカメラを持っている参加者は少ない。だから目立つ様な大きなカメラは持って行きたくない。
またイベントの模様や雰囲気を伝えられれば良いので撮れる写真の画質に高望みはしない。ただし後で機器の型番を確認することもあるので文字が読める程度の解像度は欲しい。
2013年の「東京インターナショナルオーディオショウ」にはオリンパスのコンパクトデジカメSTYLUS XZ-10を持って行った。暗めの部屋が多いので光学5倍ながら明るいレンズを備えたこのコンデジは最適だと思ったからだ。その時の1枚がこちら。
■原寸表示切り抜き XZ-10 絞りF2.7 SS1/30秒 ISO-1000 焦点距離130mm(35mm判換算)
光学5倍でTAD-C600を撮影したカットだがノイズリダクションの副作用で画素がドロドロ、レンズが明るくても撮像センサー1/2.3型では生かせないと痛感した1枚だ。これでは文字が読めず型番が分からない。(涙)
もっとも原寸大で見るからガッカリするのであって、2013年のTIASレポートの写真を見てもらえれば分かる通りオリンパスの絵作りは巧みでどれも美しく撮れている。
さて今年2014年はパナソニックLUMIX DMC-GM1にLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.Sを付けて行った。いつもLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2を使っているので同梱レンズを使うのはこれが初めてだったりする。(苦笑)
コンパクトで軽いレンズ(φ55.5mm×約24mm 約70g)ながらズームというのは凄いが、沈胴レンズ収納時でも24mmありGM1との組合せるとでっぱりが気になる。使ってみて一番不便だったのはレンズ取り付け位置を示す赤いポッチがないこと。そのせいでレンズ交換に手間取ってしまう。
■原寸表示切り抜き DMC-GM1 LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S 絞りF5.6 SS1/5秒 ISO-1600 焦点距離64mm(35mm判換算)
光学2.6倍でTAD-C600を撮影したカットなのでXZ-10に比べて全然寄れていないものの、ISO-1600でもこのノイズの少なさと解像感。シャッタースピード1/5秒でも光学式手ブレ補正のお陰で何とか文字も判読できる。やはりセンサーサイズが画質を決定すると納得するしかない。
結果は予想通りGM1の圧勝だがキットレンズはF3.5-5.6と暗くすぐ手ブレ注意のマークが赤く点灯する。大きくて重くなるがやはり使い慣れているLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8の方が便利だ。
2014年10月01日
パナソニックLUMIX DMC-GM5発売を発表!同時発売のGM1Sとは!?
10/01(水)パナソニックがLUMIX DMC-GM5を発表した。11/13(木)発売予定で価格.comを見るとボディのみ8.7万円台、レンズキット9.7万円台で予約が始まっている。
現行モデルGM1からの主な強化ポイントは以下の通りだ。
1)約116万ドット相当のファインダーを搭載
2)約92万ドット、約3.0型新タッチパネルモニター採用(輝度を50%以上向上)
3)ホットシュー新搭載
4)スナップムービーモード搭載
5)PASM(露出)モード時に画像効果使用可能
6)QRコード読み取りでWi-Fi接続可能
7)瞳認識AFを搭載
8)拡張ISO感度100設定可能
9)動画撮影機能強化
9月に開催されたフォトキナ2014で発表されているので新鮮味は無いが、日本語のホームページを読み進めていくとかなり細かく機能が追加されていることに驚く。
最初GM5の仕様を知って「ファインダーとホットシューはまず使わないから買い増しするより、値段の下がったGM1をもう1台買った方がハッピーかも」と考えていた。ところが今回新タッチパネルモニター採用で屋外での視認性が向上していることと瞳認識AFを搭載している、この2点でGM5が欲しくなった。(笑)
そんなGM1ユーザー向けにボディのみのモデルも追加されたが価格は8.7万円、GM1レンズキットが4.6万円台まで値下がりしていることを考えるとこの2つの機能だけで4万円の価値を見出すのは難しい。(苦笑)
レンズキットは現行と同じLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.Sなので2本目はいらない。LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.のレンズキットモデルがあれば「レンズが安く手に入るから」と自分を納得させてGM5を買えたのだが…。
GM5発売で現行モデルのGM1が値下がりするのはちょっと考えにくいと思っていたら予想外のDMC-GM1Sの発売も発表された。GM1の後継機でレンズキットの予価は7.3万円台だ。GM5と同時発売予定となっている。
GM1との機能差はGM5と同じだ。GM1SとGM5はハード的にファインダー、新タッチパネルモニター、ホットシュー搭載モデルかフラッシュ搭載モデルかで性格付けされている。新タッチパネルモニターこそGM1Sに欲しいのに搭載していないのは残念だ。
私の結論として「欲しい!という物欲が起きないので価格動向を見ながら検討しよう」という新製品発表となった。
【関連リンク】
『GM5』
http://panasonic.jp/dc/gm5/index.html
『GM1S』
http://panasonic.jp/dc/gm1s/
現行モデルGM1からの主な強化ポイントは以下の通りだ。
1)約116万ドット相当のファインダーを搭載
2)約92万ドット、約3.0型新タッチパネルモニター採用(輝度を50%以上向上)
3)ホットシュー新搭載
4)スナップムービーモード搭載
5)PASM(露出)モード時に画像効果使用可能
6)QRコード読み取りでWi-Fi接続可能
7)瞳認識AFを搭載
8)拡張ISO感度100設定可能
9)動画撮影機能強化
9月に開催されたフォトキナ2014で発表されているので新鮮味は無いが、日本語のホームページを読み進めていくとかなり細かく機能が追加されていることに驚く。
最初GM5の仕様を知って「ファインダーとホットシューはまず使わないから買い増しするより、値段の下がったGM1をもう1台買った方がハッピーかも」と考えていた。ところが今回新タッチパネルモニター採用で屋外での視認性が向上していることと瞳認識AFを搭載している、この2点でGM5が欲しくなった。(笑)
そんなGM1ユーザー向けにボディのみのモデルも追加されたが価格は8.7万円、GM1レンズキットが4.6万円台まで値下がりしていることを考えるとこの2つの機能だけで4万円の価値を見出すのは難しい。(苦笑)
レンズキットは現行と同じLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.Sなので2本目はいらない。LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.のレンズキットモデルがあれば「レンズが安く手に入るから」と自分を納得させてGM5を買えたのだが…。
GM5発売で現行モデルのGM1が値下がりするのはちょっと考えにくいと思っていたら予想外のDMC-GM1Sの発売も発表された。GM1の後継機でレンズキットの予価は7.3万円台だ。GM5と同時発売予定となっている。
GM1との機能差はGM5と同じだ。GM1SとGM5はハード的にファインダー、新タッチパネルモニター、ホットシュー搭載モデルかフラッシュ搭載モデルかで性格付けされている。新タッチパネルモニターこそGM1Sに欲しいのに搭載していないのは残念だ。
私の結論として「欲しい!という物欲が起きないので価格動向を見ながら検討しよう」という新製品発表となった。
【関連リンク】
『GM5』
http://panasonic.jp/dc/gm5/index.html
『GM1S』
http://panasonic.jp/dc/gm1s/
2014年09月25日
TGS2014でLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2がポートレート対決!?
ノクチロンのポートレートの作例を掲載したくても肖像権の問題もあり、なかなか実現出来なかった。ところが9/20(土)と9/21(日)に行った東京ゲームショウ2014で素晴らしいモデルを発見したのでその写真を掲載しようと思う。
3-S1:ソニー・コンピュータエンタテインメントブースでPS4専用新作ゲーム『The Order: 1886』のガラハッド卿が立っていて来場者を迎えていた。余りの男前に思わずシャッターを切ったが、これは良いモデルになりそうだと2本のレンズで撮り比べてみた。
■DMC-GM1 LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. 絞りF2.8 SS1/50秒 ISO1600 焦点距離70mm(35mm判換算)
■DMC-GX1 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. 絞りF1.2 SS1/100秒 ISO500 焦点距離85mm(35mm判換算)
実は2枚の写真は撮影日が異なっており同じアングル、同じ画角で撮ったつもりがかなり違っていて余り比較にならなかったりする。(苦笑)
それでも背景のボケ方やコントラストのの違いが見て取れると思う。元サイズ3448×4592 6.38MBのデータを1024×1364 200KBまで圧縮しているので画質の評価には使えないが両レンズの写りの違いを感じてもらえれば幸いだ。
3-S1:ソニー・コンピュータエンタテインメントブースでPS4専用新作ゲーム『The Order: 1886』のガラハッド卿が立っていて来場者を迎えていた。余りの男前に思わずシャッターを切ったが、これは良いモデルになりそうだと2本のレンズで撮り比べてみた。
■DMC-GM1 LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. 絞りF2.8 SS1/50秒 ISO1600 焦点距離70mm(35mm判換算)
■DMC-GX1 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. 絞りF1.2 SS1/100秒 ISO500 焦点距離85mm(35mm判換算)
実は2枚の写真は撮影日が異なっており同じアングル、同じ画角で撮ったつもりがかなり違っていて余り比較にならなかったりする。(苦笑)
それでも背景のボケ方やコントラストのの違いが見て取れると思う。元サイズ3448×4592 6.38MBのデータを1024×1364 200KBまで圧縮しているので画質の評価には使えないが両レンズの写りの違いを感じてもらえれば幸いだ。