購入は2008年10月1日だ。2002年7月に購入したVSA-AX10(10iアップデート済み)からの置き換えとなる。どうやら私は数年に一度発作的に散財したくなるようでこの時も一気に、
1)パイオニア S-1EX LTD
2) パイオニアSC-LX90
3)パナソニック DMR-BW930
を購入している。目的は「噂のBD HDサラウンドを自宅で思い切り楽しみたい!」ということだ。
2007年冬に各社からフラグシップAVアンプが発表され色々と機種を検討していたのだがパイオニア・ユーザーだけにどうしてもLX90に惹かれてしまう。ICE powerアンプ、フルバンド・フェイズコントロール、Advanced MCACCが奏でるスピード感のあるサウンドを自宅で聴いてみたいと思っていた。
しかしLX90には、
1)デカイ[W440mm×H247mm×D479mm]
2)重い[35.5kg]
3)高い[88万円]
の三重難があり購入に躊躇い1年後の新製品情報を待っていた。
2008年9月、待ちに待ったLX81の発表があったがその仕様は私を失望させた。安っぽい筐体に金メッキ端子なしというのは所有しても喜びを感じられずAX10ユーザーの選択肢には成りえないモデルだった。ということで消去法的な選択でLX90を購入した。(汗)
気に入った点
1)HDサラウンドでやっとDVDの圧縮音声から開放された。
2)HDMI接続でTV放送のAAC音声が高音質になり、つまらないと感じていた番組も音の良さで楽しめるようになった。
3)エンハンスド・ステレオ・サラウンドモードは全部のスピーカーから同じ音楽を流せるのでエージングに便利だ。
4)iPod専用入力端子にケーブルが付属しておりiPodの音楽を高音質で楽しめる。
不満な点
1)プリ部の発熱が多い。
2)リモコンのボリュームの感触がAX10より劣る。
3)ビデオスケーラー機能によりアナログ映像の切り替えがAX10より遅い。
4)フロントUSB端子の近くにトランスがあるようでUSBメモリが磁力で吸い付けられる。音質的に悪影響がありそうだ。(苦笑)
フロントSP交換の半日後にアンプも交換したことで、正当な音質評価は出来なかった。音質向上の貢献の殆どをS-1EXに持っていかれてしまった可哀想な立場のアンプだ。(冷汗)
そして今やHDMI1.4には対応していないし音質的にもLX83に負けたと聞く。前モデルは42万+5万(アップグレード料金)で6年使えたので同じ減価償却費をLX90に期待すると11年間使い込まないと行けない。デジタル機器ではありえない年数だ!アップグレードサービスが行われないのであればいつ縁を切るか決断しなければならない。i.LINK端子は欲しいし憂鬱な悩みだ・・・。
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