OTOTEN2024のヤマハブースにてアンケートに答えて『ORCHESTRA PRESENTSTER PRESENTS MUSIC ELEMENTS ORCHESTRA THEATER VOL.2』を頂いた。
1日中雨が降り涼しくなったのを機会にOPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDで再生、VPL-VW255で100インチスクリーンに投影、CX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応7.1.4chスピーカー構成で視聴した。
参考:配信は終了しました。Yamaha / オーケストラプレゼンター
https://nestreamlive.radius.co.jp/special/sp_event10/
開封すると紙ジャケットの中には「マイクレイアウト 使用マイク一覧」と「出演者」が両面に印刷された解説書が1枚封入されている。片面織布ケースに入っているBDディスクは反射率の違いで収録部分が見て取れるのでどうやらプリンタブルホワイトBD-Rを使用している様だ。
ディスクレーベルにはジャケット写真が印刷されているがハンドメイドなのだろうか?ディーガのディスク管理でディスク情報が得られるか試したがROMと同じだった。
映像はFHD収録でノーマルDRなだけにVPL-VW255だと明るい画作りで、100インチで観るBDP-105Dの解像感は少し甘い。
ディスクは初期メニューで 1)DOLBY ATOMOS 2)PCM5.1[96kHz/24bit] 3)PCM STREO[96kHz/24bit]の音声が選べる。VOL.2は全10曲が収録されていてチャプターメニューはないが1楽曲ごと分割収録されているので曲送りは簡単だ。
ハイレゾ収録だけに音質は良い。同楽曲を2.0ch、5.1ch、ATOMOSと切り替えて視聴すると音場が変わり、ホールの響きが味わえるドルビーアトモスは魅力的だ。
「M6:荒城の月」を大きな音でイマーシブ視聴すると共振して音が濁り耳障りになる。2.0chではほぼ起きず、5.1chではたまに発生する程度で済む。「M5:オペラ《トスカ》より歌に生き、愛に生き/プッチーニ」では発生しない。
女性ボーカルのソプラノ音域は約165Hzから2,794Hzくらいで男性ボーカルのバリトン音域は約90Hzから1,300Hzくらいとのこと。バリトンの90Hzから165Hzの低音域に共振の原因がありそうだ。
Cambridge Audio Minx Min22の周波数特性は120Hz〜20kHzなので120Hzから165Hzが怪しい周波数帯だ。リビングルーム12畳(約4.5m×4.5m)と正方形でフラッターエコー(定在波)が起きやすいのも原因の1つだろう。
低音再生でMinx Min22のキャビネットが共振している可能性もあるので6本のスピーカーに耐震マットを1枚ずつ貼り付けて試聴したところかなり共振が減った。これならあまり気にならない。
お馴染みのクラシック名曲揃いで音質の良いこのディスクはアトモス再生環境チェックにも使えることが分かり大変嬉しいプレゼントとなった。(^_^)