僕が警備員を辞めた理由

仕事がなく、仕方なく警備員になってしまった。
同じ事を繰り返すつまらない業務、おまけに
人間関係もクズ。夢も希望もない・・・



とお嘆きのあなた。僕もかつてはそうでした。
しかしどんな仕事でも得るものがあります。



警備であっても、培える能力って何・・・
センスによりますが、僕は「観察力」と
考えます。



日常の業務の中で、観察力は鍛えられるのでは。
そういった意識でテーマを持って、業務を遂行
する事が次につながる。



観察力の鋭い警備員さんは、探偵並みでは
ないかと思うほど。



そこまでいかなくとも、観察力を鍛えれば
「未然に防ぐ」ことの醍醐味が分かり、仕事
に張り合いが出てきます。



例えば施設警備なら、平時の状態をしっかり
把握する事が第一歩。巡回や監視等で意識すれ
ば、漫然と巡回する隊員と差がついてきます。



それがベースとなって異状発見につながる訳
です。平時はどうあるべきか、が分かっていれば
見えてきます。



教本や検定問題集の知識も役に立つでしょう。
検定合格者は少なくともそれらを勉強し９０点
以上取ったという証明でもあります。



観察力を駆使してトラブルを未然に防いだり
、被害の軽減に貢献したエピソードは、自信
を付け他の仕事に就くときの武器となります。



上記の武勇伝を語りたがる警備員もいますが、
そこまでいかなくとも成功体験があることが
自信につながります。



それがないと、面接で足元を見られてしまう。
「人命な関わる事案だった」「被害金額は
ン千万になるところだった」そんな体験の
積み重ねが警備員の財産ですよね。



なので、警備の仕事がつまらないけれど
他に仕事もないから仕方なくやっている人。
観察力を磨くことをテーマに業務遂行を
お勧めします。



これは日常生活でも活きてくるはずです。
人間には「正常性バイアス」があり、都合
の悪い情報を無視したり過小評価する特性が
あります。



これをコントロールするのが、防災意識や
危機管理意識です。普段からこのトレーニングを
業務で行う事はアドバンテージと思いませんか。

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