2024年10月09日
気負ってやるものでは
今回は、転職に関する意識について
コペルニクス転換を迫った事を紹介し、
もっと気負わなくていい、という話です。
もちろん、転職は自己責任で行うもの。
以下のコメントが僕の意識を変えました。
「転職って、そこまで気負ってやるもの
じゃないと思う」というある人の言葉が
印象的でした。
転職はあくまで手段。年収を上げるため
だったり、やりたい仕事をするためだったり、
自分に合う環境を手に入れるためだったり。
そんなに必死に人生をガラッと変える
つもりじゃなくても、転職を考えたっていい。
かつての僕は、警備業界いやビル
メンテナンス業界が嫌でたまらないから
転職したい。これ一択でした。
一定の結果は出たものの、これで良かった
のか。今後もそんなスタンスで転職に
臨んでいいのか。
というのは、過去記事「悲壮感が漂って
いないか」にあるように、メンタル的に
どうなのか。原点からして暗いですよね。
たまたま上手く行っても、その後に
明るい未来を引き寄せられるのか。
〇〇は嫌だ、というダークな情熱は
道を切り開く原動力にはなるけれど
今後は、それをアップデートした方が
いいのではないか。
転職は、人生をよりよくするために
する手段であると。
収入を上げたい、収入とトレードオフに
なっても自由が欲しい、人間関係を
改善したい。社会的ステータスを上げたい。
要するに、明るいビジョンを持って
転職した方が、より満足のいく結果が
出るのではないか。
手段なんだから、もっと気負わずに
行えばいい。
警備なら、業界内転職はそんな感じで
行えるでしょう。もともと人材流動性の
高い業界なので。
ハードルの低い転職を行い、成功体験を
得る事で、経験値を積んでいく方法も
ある。
転職先で得た知見を基に、自らの
幸福度を上げる環境とは何かを
ブラッシュアップしていく。
それがたとえ失敗で、短期離職に
なったとしても、経験値になるのです。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
でも僕の転職失敗。
隊長のパワハラに堪えかね、蹴っ飛ばす
ようにして転職した警備会社も、地獄の
一丁目。
前社の延長のような人間関係で、
いい加減な労務管理と相まって
三か月あまりで辞めました。
この一敗地に塗れた苦い経験が、
警備業界脱出の決定打となったの
ですが
当時の僕の精神状態はぐちゃぐちゃで
心ささくれ立ち、リハビリが必要でした。
次カテゴリ「暗中模索編」で職業訓練を
志したのは、リハビリも兼ねていました。
人生の流れを変えるというけれど、
気負うこともない。
これまでやらなかったことをしよう。
そう志せばいい。僕にとって職業訓練は
まさにそうでした。
言わばリセットですが、そういう意味で
職業訓練はリセットに最適です。
加えて労働から半年間、解放されると
いうメリットもあり。失業給付を
貰いながら。
転職がハードルが高いと思ったら、
別のリセットの手段を見つければいい。
これも手段の一つに過ぎません。
自分が気負わずにできる、リセットの
手段を見つけましょう。その延長上に
転職という手段がある。
いきなり転職という手段を使わずとも
人生の流れを変えることは可能なのです。
そのプロセスで気づいて欲しいのが
自分にとって、幸福度の上がる環境は
何か?ということ。
それらをピックアップし、解像度を上げ
転職に臨めば、ベターな結果が得られる
でしょう。
それを実現するにはまず、心身の
コンディションを整えること。
職業訓練の効果はここにもあり。
学生時代の生活サイクルに戻る事で、
幸福度を上げる原点に気づく機会が
得られるに違いありません。
結論は転職という試みが、自分に
とって気負わずにできるレベルまで、
経験値を上げていくことです。
僕は時間がかかりましたが、これを
読んでいる皆さんは、もっと早く
できるはず。
自分でもできそうだ、という射程
圏内なら、手を出してみるという
アクションが、第一歩でしょう。
TVCMで話題のココナラ