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2019年07月15日

就職は結婚と同じ?

カテゴリ「番外編〜僕が警備員をはじめた
理由」では僕が最初に就職した会社での逸話
を書いています。



当時は就職=結婚のように例えられており、
終身雇用が一般的だったからでしょう。



「お前をン億で買ってやるから、定年まで
理不尽な命令でも従え」



これが、年功賃金・終身雇用とセットに
なった世界一厳しい企業の指揮命令権です。
人事権と言い換えても良いと思います。



年功賃金・終身雇用がしぼみ、指揮命令権が
肥大したのがブラック企業。これが社会問題に
なってきた頃、正社員の価値は暴落しました。



さて、警備業においては正社員を謳っていても
実態は日給月給制の契約社員が大半です。特に
地場中小警備会社はほぼこの形態でしょう。



全国系列のCMを流す大手ならともかく、
就業形態から就職=結婚という意識で働く
人は少ないと思います。



僕は警備業に来てから気づきましたが、
SNSで面白い投稿があったので紹介します。



就職が結婚と一緒だという人いるけど違い
ますよ。会社はあなたがいくら愛しても、
会社の利害で動きます。永遠の片思い。



どちらかというと、会社から金銭や経験の
代わりに、労働力を提供すると見ると
パパ活が近い。



会社と結婚ではなく、スキルと結婚しよう。



というものでした。パパ活とは言い得て妙。
いわばお互いにメリットのある関係を
例えたものです。



警備業に来る前は、転職について深刻に
考えていました。しかし就職は結婚では
なくパパ活と思えば気が楽になりませんか。



雇用主と労働者は本来対等の立場である
はずで、人生そのものまで捧げる必要は
ありません。



経団連が終身雇用は維持できないと
ギブアップしました。会社は労働力を
提供して利用するもの、という流れに
なっていくでしょう。



僕のように警備業を経て別の仕事に就く
のも良し、警備業界を渡り歩き自分の
やりたい事の為に利用するも良し。
そんな働き方が拡がって欲しいものです。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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