人生はフルマラソンだ。走り切る事に
価値がある。
学校でも、社会に出てもこんな「常識」が
未だに根強いです。
しかし、完走した人は意外に少ないもの。
成功者バイアスのなせる業なのか。
本ブログの主旨でもある
「緩く生き延びること」から見て
マラソンを走り切る必要はなし。
むしろ散歩に近い。そのくらいの
意識でいないと潰れてしまう。
今回はこれがテーマです。
ある人の例えではプラプラ歩いて寄り道して
たまたま入った小さいパン屋のカレーパンが
めちゃくちゃ美味い!
とか言いつつ帰宅出来たら
満点位で生きないと倒れるぞ
という主張でした。
もちろん、フルマラソンを走り切る
意欲と能力のある人は、やればいい。
競争社会で勝ち抜いていくには、
それくらいしないといけない。
それではなぜ、散歩なのか。
寄り道ができる、それもあります。
人生に無駄なことはありませんね。
しかし、もっと切実な問題があるの
です。
マラソンでなくても、人生には全力疾走
しなければならない時がある。
マラソンよろしく走り続けていれば、
ここ一番の時に、全力疾走できなく
なる。
要するに「溜め」を持てということ。
溜めとは、ここ一番の時に融通できる
余力のようなもの。
体力や精神力もそうですが、財力・時間
そして人間関係。
これらが常にカツカツでは、ここ一番の
時に、勝負に出られない。人生を変える
勝負のステージに立てなくなってしまう。
競争に勝つことと、生き延びることは
別なのです。生き延びるための戦略も
ある。
したたかに溜めを作って、有事の際に
備える。これも戦略です。
緩く生きるコツは、公的支援を良く
知ること。本ブログで何度も勧めている
職業訓練も、公的支援の一つ。
失業給付をもらいながら、職業訓練を
受けることができるのです。
ある意味、職業訓練も散歩(寄り道)の
一環であるかもしれません。
緩く生きるために、使えるものは何でも
使いましょう。
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