隊員の定着率を左右します。安定して仕事が
ある事がもっとも大事だからです。
給与体系の多くが日給月給制で、仕事がない
のは収入がないのを意味します。
前日の仕事を終える下番時には、次の出勤は
いつか分かる事が多いのですが、休みと
思った日の朝、突然呼び出される事も。
僕も交通誘導警備に従事していた時、経験が
あるのですが、今日は休みだゆっくりしようと
思った矢先、会社から電話。
某ゼネコンのマンション建設現場から警備員
の要請があった、今から出勤してくれないか。
その時は応じましたが、仕事以上にストレス
が溜まったのを覚えています。
もちろん、クライアント側である某ゼネコン
から急に言われる管制側もそうです。急に
人を手配しなくてはいけない。
こんな場合は、割り増し料金ですよと言いたく
なります。
某ゼネコン側も、手違いかなにかで警備員を
手配するのを失念していた可能性大です。
クライアントとしては、あまり歓迎できない
といえるでしょう。しわよせが行くのは
いつも弱い立場の人たちです。
警備員を管理する側としては、
こういった拘束時間以上のストレスに
報いる事に配慮して欲しいですよね。
例えば、美味しい現場をあてがって
溜飲を下げてもらう。急な呼び出しを受けた
側はずっと覚えています。
しかし、管制がクライアント側に振り回され
、そこまで気が回らないケースが多いです。
これが積み重なると移籍の原因になります。
変なクライアント、気の利かない管理では
優秀な隊員を確保するのが、難しい。
この背景からか、交通誘導警備員に対しては
休みという文言は、いつ反故にするか
わからないので管制側は嫌がるものです。
休みと言ったじゃないか、出勤というなら
休日出勤扱いにしろ、という人も出てくる
でしょう。
かといって待機と言えば、拘束しているの
だから賃金を出せというプレッシャーが
使う側にかかってきます。
理不尽な労務管理に対し、声が上がり始めた
このご時世特にそうです。
そこで「空き」という文言が使われていました。
休みでもないが、待機でもないという姑息な
言い草を繰り出してきたりします。
一方施設警備では、誰かが急に休んだなどで
代勤を行うこともありますが、シフトを組んで
勤務するので、影響は限定的です。
交通誘導警備の急な呼び出しは、このように
ストレスフルです。手当も付くわけじゃない。
僕の先輩は、急な夜勤対応の要請に対して
以下の言葉で一蹴しました。
「もう(酒を)呑んだ」
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