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2020年08月17日

約束を守れ

タイトルの言葉は、勤める会社に対して
の言葉であって、働く皆さんに向けられて
いるものではありません。



今日は会社に約束を守らせる手段について
書いていきます。



約束を守るのは、雇用する上での最低限の
ラインであって、守らない会社の多くは
ブラック企業です。



警備以外でも当てはまりますが、警備を含む
ビルメン業界は約束を反故にするのは珍しい
ものではありません。



口約束は言うに及ばず、文書で交わした
約束すら覆す事もあったりします。



知人の警備員が、入札で負けて落札した
会社に移籍することになった。



最初は3年間は居られる話だったが、1年
しかいられなかったそうです。警備では割と
良くある話。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社時代、入社1か月後に労働契約書を
差し替えられる不利益変更もありました。



また知人の警備会社は、36協定すら締結
せずに隊員に長時間労働を命じていたとの
事。



このように、約束を反故にされるケースは
枚挙にいとまがありません。それどころか
使う側の意識が適当な会社もあったりします。



本来なら、約束を守りしっかり労務管理を
する会社が理想なのですが、悲しいかな
そうでない警備会社は少なくない。



そこで、約束を守らせるようにチェックする
機関が必要です。



前にも紹介しましたが、イオンディライトの
ユニオンが仮眠時間を労働時間と認めさせた
快挙がありました。



団結して交渉を行うユニオンが必要なのです。



ユニオンといっても、一人でも入れるものも
ありますから、過去の実績等、吟味してみる
事をお勧めします。



本来使う側と使われる側は対等であるべきです。
そうなっていない不均衡を正すためにユニオン
が有効。



使う側も約束どころか、労働関係の法律すら
疎かったりします。そこをあるべき形にさせる。



理不尽なことを理不尽というのは、雇われる
側個人がいうのは立場上厳しいです。それを
団結し交渉という形でカバーする。



一人では言えない事も会社に言える、そして
一緒に戦う仲間がいるのは心強いものです。



最近の労働闘争は、遵法闘争と言って労基法
を守れ、賃金や休日をまともに与えよといった
労働者側の当たり前に受けられる権利を主張。



最低限法律で保証された、労働者としての
権利を守れと言っているのです。



この約束や法律を守らせる事を、使う側に
求め続けないと、どんどん理不尽な目に逢う
ようになっているのが現代社会なのです。



理不尽に甘んじるのが嫌なら、辞めるか
団結して戦うか。いずれにせよユニオンに
ついては、調べておくのをお勧めします。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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