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2015年05月11日
「セッション」見てきました
 今日はネット上でも評価が高いこの映画を見てきました。ホントに一言では言い表せませんが、とにかく圧倒される最高傑作の一つと言って良い作品。そして殺害などのシーンがないのに、これほどタフな映画は珍しい。間違いなくオススメです。





 昨日の覚書で「へそ曲がり且つ映画鑑賞能力が落ちてる私が正当な評価ができるか?と言う不安」を書きましたが、この映画は他人がどうこう言ったところで自分の意見として「良い映画」と声を大にして言いたいほど。信頼、猜疑、嫉妬、野心、希望、絶望、尊敬、侮蔑…さまざまな感情をマックスまで持って来てのラストは圧巻です。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレやラストシーンに関する描写がありますのでご注意を。

【感想:Start】

 音楽をテーマにした映画に対し、それほど音楽に思い入れの無い私がのめり込めるか不安はありましたが、杞憂に終わりました。とにかく全編を通して主人公の追い詰められた心情を彼の目線、彼の同僚の目線で感じながら、鬼教官・フレッチャーに自分も怒られている様な思いで見ていました。

 主人公のニーマンの顔には細かい傷がありますが、あれって高校時代(?)に苛めにあってた事を表してるのかな?とにかく一途にドラムを極めようとする名門の音大生、ニーマンは学内外に名を轟かせる狂気の鬼教官、フレッチャーの目に止まり彼のバンドに迎えられる。

 当然、正規のドラマーがいるところにやってきた彼は、まさに「借りてきた猫」状態。ところが自らのミスが好転し、正規メンバーの座を手にし呵責を感じながらも新たな野心を抱き、充実感を得る。が、やはり一筋縄ではいかぬフレッチャー教授、ライバルを用意し焚き付け、狂気じみたレッスンが暴走する。その狂気がニーマンにも乗り移り、見ている側が付いていくのがやっとという鬼気迫るストーリー展開となっていきます。

 途中、交通事故のくだりが無理があり(血だらけの人間なら控えの人間が力ずくでもステージから引き摺り下ろすでしょうに)、この辺でいったん"映画から心が離れる"瞬間がありましたが、やっぱり引きずり込まれていく。これがこの映画の迫力と魅力でしょう。


 そしてクライマックス。恩讐を超えフレッチャーのステージでドラムの前に座るニーマン。そこでニーマンに仕掛けたフレッチャーの罠には最後まで彼の真意を読みかねましたが、かつての「借りてきた猫」が「牙をむく虎」となり調教師に襲い掛かる、それをギリギリコントロールできるところまで持って来た後に開放したフレッチャーの計算なのか、計算外なのか。

 まさにシンデレラストーリーでありながら、そのガラスの靴はヒビだらけのため血まみれになった足で踏みだす主人公…と恰好を付けた抒情的表現をしてしまいましたが、クライマックスのステージと映画の終わり方としては完璧。

 ホント、久々に映画らしい映画を見た感じ。「見る人を選ぶ」とか「個人的な感想としては」などの前置きをする事が多い私ですが、この映画は単純に一言「オススメします!」と言い切れる映画です。ただし、体力が必要です(笑)。

【感想:End】

 最後に。今日はダブルヘッダーでもう一本映画を見たんですが、そちらは明日。

 そしてこの先、気になる作品が続いているんで今後の鑑賞ペースが上がりそうですが、その中でも予告編で既に涙目になってしまう注目の作品があります。「真夜中のゆりかご」と言う作品。





 これは重そう楽しみ。



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