2011年10月25日
第79回社会保障審議会介護給付費分科会議事録
2011年9月5日 第79回社会保障審議会介護給付費分科会議事録
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001sum2.html
今回の議事録は、現場目線の事が多く興味深く拝見させていただくことが出来ました。
色々と議論されていますが
施設での薬がどうのこうのという議論は、単純に医師の問題で
ここで議論してもなにも変わらないように思うのは私だけでしょうか?
医師同士の連携の問題で、医師個人の個人的な考え方が
そうさせているように思います。
このような状態で介護保険制度を動かしていくとやはり
施設に入ったときや出たときに、医療機関の医師と施設の医師の考え方の違いから
今回のような問題はどうしてもなくならないと思います。
そんな中
「医師としてのプライドもありますので、当然必要な薬は必要なものとして出す、そういうスタンスで当然多くの医師はやっていると思います。」
このような発言がありましたが私は非常に違和感を覚えました。
医師としてのプライドという部分は、なにか傲慢さを感じてしまいます
やはりそれぞれの医師の考え方が優先してしまうんだろうなとイメージさせられる発言です・・・
家族や本人は新薬などで病気が治るならそれに越した事はないわけですし
施設に入ったとたんに今までの薬が飲めなくなってしまうのはどうかと思います
そういう感情的な部分等にも細かな対応が出来る位置づけの人間や職種が必要だと思います。
グリーフケアについても同じ事が言えると思います
家族等の支援も含まれているはずなのに報酬にはならないというのはおかしな話しですし
これからますます孤独死や無縁死等も増えていきそういう部分を
ボランティアや一部の専門職の人達だけに任せていくのは私には無理があるように思います
そういう部分も含め頭に置いた上で、介護福祉に携わる人間が積極的に考え議論しないで誰が議論していくのか
疑問に思ってしまいます。
今までの介護保険制度ががらりと変わっても良いので
もっとより良い方向に介護保険制度が根幹から変わる事を期待しますw
あとは毎回の事ですが提出される資料の有効回答率の低さはどうにかしてほしいものです。
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投稿者:ekuno|21:17|厚生労働省 発表資料
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