新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年10月10日
演劇が目指すもの06 世阿弥『花伝書』00
演劇が目指すもの06 世阿弥『花伝書』00
世阿弥の『花伝書』に学びます
「時分の花」
その魅力は 見た目の感じ 天性の美 の要素により 誰にもわかりやすい
大勢の人にもてはやされる
時分の花とは より多くの人々の人気を博す美 を云う
5歳6歳で稽古を始め 子供の自然に仕出す良さを引き出すよう指導すること
次に 12.3歳頃より 「いよいよ花めけり」
容姿に 美しさが発揮され 幽玄 美が生まれ出てくる
その時期 身に付けて生れ付いた魅力が 発揮される
稽古は しかし
細事に拘らず 年相応の花を咲かせる を芸の大事とし
その事を肝に銘じて 指導すること
と たのしい演劇の日々
世阿弥の『花伝書』に学びます
「時分の花」
その魅力は 見た目の感じ 天性の美 の要素により 誰にもわかりやすい
大勢の人にもてはやされる
時分の花とは より多くの人々の人気を博す美 を云う
5歳6歳で稽古を始め 子供の自然に仕出す良さを引き出すよう指導すること
次に 12.3歳頃より 「いよいよ花めけり」
容姿に 美しさが発揮され 幽玄 美が生まれ出てくる
その時期 身に付けて生れ付いた魅力が 発揮される
稽古は しかし
細事に拘らず 年相応の花を咲かせる を芸の大事とし
その事を肝に銘じて 指導すること
と たのしい演劇の日々
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 51
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 51
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論31
米国における奴隷制度の正当化01
サミュエル・A・カートライト
Samuel Adolphus Cartwright (1793 – 1863)
医術修養は
奴隷制反対の医師ベンジャミン・ラッシュ (1746 – 1813) 【 8/26記事に詳細】等 の下で
学業:ペンシルベニア大学 医学大学院にて学ぶ
(1765年設立 米最初の高等医学教育機関 世界トップメディカルスクールの一つ)
軍医として:アンドリュー・ジャクソン Andrew Jackson(1767–1845)使えた
第7代米大統領(1829 -1837)
南北戦争.前哨戦状態の南部での務め
1851年 ルイジアナ州医師会は 奴隷制支持する 医学的根拠の為に
「ニグロの病気と身体特質」 調査をカーライルに依頼
そして結果は DeBow's Review 雑誌
"奴隷から利益を得る最高の技術推奨”と謳い掲載 奴隷制支持を煽った
カーライルによる 二グロの定義 それは 遺伝性精神病 なのだと
ドラペトマニア/逃亡奴隷精神病 :隷属義務からの逃亡を企てる 症状
二グロの逃亡癖はれっきとした精神病
治療には 取り付いた悪魔を鞭打ちにより取り払う
その行為は 正当な医療行為だ とした
知覚不全エチピオカ/dysaesthesia aethiopica :心身の不感覚 鈍麻
白人の監督下にない自由黒人では 遥かに一般的症例
病変の現れた皮膚(明らかに鞭創傷である)の治療には 刺激を与える
患者を温かい水と石鹸で洗浄 次に身体に油を塗り 幅の広い革ひもで油を叩き皮膚に馴染ませる
そして患者を炎天下での重度の使役に就かせる
掲載誌のある著者は
病変は聴覚障害の症状で カーライトの 鞭打ち治療法を良しとし
鞭打ちが病変の原因であるかどうか その診断は確認済みだ とある
また カートライトによれば 鞭打ち処方された後 奴隷は
「知覚を回復させ 知性を曇らせた霧を払拭できた 強制力のある白人に感謝する」という
カーライトの奴隷処遇の基本は 旧.新約聖書に示された 奴隷の扱い に則っている
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 51
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論31
米国における奴隷制度の正当化01
サミュエル・A・カートライト
Samuel Adolphus Cartwright (1793 – 1863)
医術修養は
奴隷制反対の医師ベンジャミン・ラッシュ (1746 – 1813) 【 8/26記事に詳細】等 の下で
学業:ペンシルベニア大学 医学大学院にて学ぶ
(1765年設立 米最初の高等医学教育機関 世界トップメディカルスクールの一つ)
軍医として:アンドリュー・ジャクソン Andrew Jackson(1767–1845)使えた
第7代米大統領(1829 -1837)
南北戦争.前哨戦状態の南部での務め
1851年 ルイジアナ州医師会は 奴隷制支持する 医学的根拠の為に
「ニグロの病気と身体特質」 調査をカーライルに依頼
そして結果は DeBow's Review 雑誌
"奴隷から利益を得る最高の技術推奨”と謳い掲載 奴隷制支持を煽った
カーライルによる 二グロの定義 それは 遺伝性精神病 なのだと
ドラペトマニア/逃亡奴隷精神病 :隷属義務からの逃亡を企てる 症状
二グロの逃亡癖はれっきとした精神病
治療には 取り付いた悪魔を鞭打ちにより取り払う
その行為は 正当な医療行為だ とした
知覚不全エチピオカ/dysaesthesia aethiopica :心身の不感覚 鈍麻
白人の監督下にない自由黒人では 遥かに一般的症例
病変の現れた皮膚(明らかに鞭創傷である)の治療には 刺激を与える
患者を温かい水と石鹸で洗浄 次に身体に油を塗り 幅の広い革ひもで油を叩き皮膚に馴染ませる
そして患者を炎天下での重度の使役に就かせる
掲載誌のある著者は
病変は聴覚障害の症状で カーライトの 鞭打ち治療法を良しとし
鞭打ちが病変の原因であるかどうか その診断は確認済みだ とある
また カートライトによれば 鞭打ち処方された後 奴隷は
「知覚を回復させ 知性を曇らせた霧を払拭できた 強制力のある白人に感謝する」という
カーライトの奴隷処遇の基本は 旧.新約聖書に示された 奴隷の扱い に則っている
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月09日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 50
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 50
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論30
マックス.ミュラー
Friedrich Max Müller (1823 – 1900) 独生れ.英移住
文献学者.東洋学者. 比較宗教学者
ドイツ:プール・ル・メリット勲章. 科学と芸術バイエルン・マクシミリアン勲章受賞
英:女王陛下の最も高潔な枢密院 役員
父親は詩人 シューベルトが曲を書いている
母親はアンハルト・デッサウ.ドイツ連邦国の一つ 首相の娘
言語人類学:ウラル.アルタイ語族 を定義
ミュラーの著書『東部言語の臨戦態勢The Languages of the Seat of War in the East (1855)』によると
言語の構造発展に関する進化論は 社会経済的発展のための文法的改良と結び付く
言語を「ノアの洪水以前」 「一族/家族性」 「放浪/遊牧性」の時期に分類し
「政治的発達段階」へと進化を辿る とする
以下言語は欧州とアジアで使われる言語 (アーリア言語.セム言語は除く)
ウラル.アルタイ語族/北部
バルト・フィン諸語
サモイェード諸語
チュルク語族
モンゴル語族
ツングース語族
南部
タイ・チワン諸語
マレー・ポリネシア語派
チベット・ビルマ語派
ムンダ語派
ドラヴィダ語族
ウラルアルタイ語族は遊牧性の進化過程にあり
アーリア語.セム語は公式/政治性 の段階に至っている
アーリア人種を分類したことについて:
それはセム語族の宗教と対峙させ アーリア人文化の熱狂性に貢献したと 自責し しかし
”アーリア人種.血.目.髪に拘る民族学者は 頭型に拘る 形質人類学者にも劣らない
が 最も肌色の黒いヒンズー教徒は ブロンドのスカンジナビア人より
アーリア人の言語と思考の起源を表している” と云う
また インドとヒンズー教について:
"私は問う どのような空の下で人間の心がもっとも充実しているか
人生最大の問題を最も深く熟考し
プラトンとカント学派が崇敬すべき解決策に辿り着くためには
私はインドにその答えを見出す
欧州人はローマ.ギリシャの思想の中で独占的に育った
ユダヤ人は 私たちの内なる人生をより完璧に より包括的に より普遍的なものにするため
最も望まれる様式を引き出すかもしれない しかし事実は
より真実なる人間存在 そして人生のため 永遠の命のために
- 私はインドにその答えを見出す" と
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 50
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論30
マックス.ミュラー
Friedrich Max Müller (1823 – 1900) 独生れ.英移住
文献学者.東洋学者. 比較宗教学者
ドイツ:プール・ル・メリット勲章. 科学と芸術バイエルン・マクシミリアン勲章受賞
英:女王陛下の最も高潔な枢密院 役員
父親は詩人 シューベルトが曲を書いている
母親はアンハルト・デッサウ.ドイツ連邦国の一つ 首相の娘
言語人類学:ウラル.アルタイ語族 を定義
ミュラーの著書『東部言語の臨戦態勢The Languages of the Seat of War in the East (1855)』によると
言語の構造発展に関する進化論は 社会経済的発展のための文法的改良と結び付く
言語を「ノアの洪水以前」 「一族/家族性」 「放浪/遊牧性」の時期に分類し
「政治的発達段階」へと進化を辿る とする
以下言語は欧州とアジアで使われる言語 (アーリア言語.セム言語は除く)
ウラル.アルタイ語族/北部
バルト・フィン諸語
サモイェード諸語
チュルク語族
モンゴル語族
ツングース語族
南部
タイ・チワン諸語
マレー・ポリネシア語派
チベット・ビルマ語派
ムンダ語派
ドラヴィダ語族
ウラルアルタイ語族は遊牧性の進化過程にあり
アーリア語.セム語は公式/政治性 の段階に至っている
アーリア人種を分類したことについて:
それはセム語族の宗教と対峙させ アーリア人文化の熱狂性に貢献したと 自責し しかし
”アーリア人種.血.目.髪に拘る民族学者は 頭型に拘る 形質人類学者にも劣らない
が 最も肌色の黒いヒンズー教徒は ブロンドのスカンジナビア人より
アーリア人の言語と思考の起源を表している” と云う
また インドとヒンズー教について:
"私は問う どのような空の下で人間の心がもっとも充実しているか
人生最大の問題を最も深く熟考し
プラトンとカント学派が崇敬すべき解決策に辿り着くためには
私はインドにその答えを見出す
欧州人はローマ.ギリシャの思想の中で独占的に育った
ユダヤ人は 私たちの内なる人生をより完璧に より包括的に より普遍的なものにするため
最も望まれる様式を引き出すかもしれない しかし事実は
より真実なる人間存在 そして人生のため 永遠の命のために
- 私はインドにその答えを見出す" と
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月08日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 49
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 49
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論29
ハーマン・ルンドボルグ
Herman Bernhard Lundborg (1868-1943) スウェーデン.
医師.
1895年 カロリンスカ医科大学卒業
(1810創設 世界で最大の医学系単科教育研究機関.
ノーベル生理学・医学賞の選考委員会を持つ.
1903年 医学博士.精神医学.神経学習得 ウプサラ大学にて
(1477創設 北欧最古の大学 欧州内最も権威ある高等教育・研究機関の一つ
約3,000にのぼる世界中の大学.産業と積極的共同研究しており
毎年約5,000冊の学術出版物発行
スヴェーデンボーリ(1688-1772) ストリンドベリ( 1849– 1912) 等 輩出)
博士論文「ミオクローヌスてんかんPME」 原因追求の為 患者の家族歴を調査し
無分別な結婚 による 遺伝的変性 だと結論
研究成果は 遺伝子研究の歴史的成果と称された
「へレディタスHereditas(遺伝子専門の学術論文誌1920-.) 」の編集員
優生学.人種衛生学/民族浄化理論 による社会啓発に貢献
強い反ユダヤ主義者
1922年 スウェーデン政府研究機関 人種生物学研究所設立 の長官就任
ノーベル財団は 当時これらの優生学研究機関へ 資金提供をしている
1935年 第2次世界大戦 敵国ドイツの反ユダヤ政策への肩入れは 不都合となり退職
在任中 ルンドブルグの弟子であった
ガンナール.ダールバーグDr. Gunnar Dahlberg (1893–1956) 役職を継ぐ
大戦後 ユネスコによる 人種定義は ダールバーグが示した
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 49
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論29
ハーマン・ルンドボルグ
Herman Bernhard Lundborg (1868-1943) スウェーデン.
医師.
1895年 カロリンスカ医科大学卒業
(1810創設 世界で最大の医学系単科教育研究機関.
ノーベル生理学・医学賞の選考委員会を持つ.
1903年 医学博士.精神医学.神経学習得 ウプサラ大学にて
(1477創設 北欧最古の大学 欧州内最も権威ある高等教育・研究機関の一つ
約3,000にのぼる世界中の大学.産業と積極的共同研究しており
毎年約5,000冊の学術出版物発行
スヴェーデンボーリ(1688-1772) ストリンドベリ( 1849– 1912) 等 輩出)
博士論文「ミオクローヌスてんかんPME」 原因追求の為 患者の家族歴を調査し
無分別な結婚 による 遺伝的変性 だと結論
研究成果は 遺伝子研究の歴史的成果と称された
「へレディタスHereditas(遺伝子専門の学術論文誌1920-.) 」の編集員
優生学.人種衛生学/民族浄化理論 による社会啓発に貢献
強い反ユダヤ主義者
1922年 スウェーデン政府研究機関 人種生物学研究所設立 の長官就任
ノーベル財団は 当時これらの優生学研究機関へ 資金提供をしている
1935年 第2次世界大戦 敵国ドイツの反ユダヤ政策への肩入れは 不都合となり退職
在任中 ルンドブルグの弟子であった
ガンナール.ダールバーグDr. Gunnar Dahlberg (1893–1956) 役職を継ぐ
大戦後 ユネスコによる 人種定義は ダールバーグが示した
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月07日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 48
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 48
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論28
マディソン・グラント
Madison Grant (1865 – 1937)米
法律家.動物学者.作家
劣勢種移民排斥とは裏腹に 動物保護愛護家.博愛主義者として 大衆には知られた
優生学.欧州3人種論(北方人種.地中海人種.アルプス人種)信奉
20世紀疑似科学による人種差別の代表作の 著者
『偉大な人種の消滅、或いは欧州の人種史
The Passing of the Great Race: Or, The Racial Basis of European History(1916) 』
ヒトラーAdolf Hitler (1889 – 1945)は 『私の聖書』 と絶賛し 手紙を送っている
グランドの政治活動:
移民規制連盟Immigration Restriction League( 1894-1921)の副大統領
1924年移民法(特に黄色人移民全面排斥で知られる)
世界人種データの専門家として 諸国からの移民許可数を設定するための統計を提供
同年 ワンドロップ・ルール/one-drop rule
(黒人の血が「一滴」でも流れていればその人物は黒人 とみなす法的人種分類の原則)
を 断種法The Sterilization Act" ヴァージニア州にて実施
文化への影響:
北方人種優先学は 当時のアメリカ上流階級の嗜好に合い
『グレート・ギャツビー(1925)』F・スコット・フィッツジェラルド (1896 –1940)描き
また欧州を訪ねその感想を 英米がドイツを倒さなけらば 欧州を人種の劣化から救えたのに
と 友人に手紙を出し
『比類なき侵略Unparalleled Invasion(191)0』ジャック・ロンドン(1876 – 1916)は
黄色人種脅威論 を
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(1890 –1937)
ロバート・E・ハワード( 1906 – 36) も強い人種差別をモチーフにした
1930年頃 米での人気は下降 しかし ヒトラーのドイツでは
政府のプロパガンダとして絶賛を受ける
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 48
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論28
マディソン・グラント
Madison Grant (1865 – 1937)米
法律家.動物学者.作家
劣勢種移民排斥とは裏腹に 動物保護愛護家.博愛主義者として 大衆には知られた
優生学.欧州3人種論(北方人種.地中海人種.アルプス人種)信奉
20世紀疑似科学による人種差別の代表作の 著者
『偉大な人種の消滅、或いは欧州の人種史
The Passing of the Great Race: Or, The Racial Basis of European History(1916) 』
ヒトラーAdolf Hitler (1889 – 1945)は 『私の聖書』 と絶賛し 手紙を送っている
グランドの政治活動:
移民規制連盟Immigration Restriction League( 1894-1921)の副大統領
1924年移民法(特に黄色人移民全面排斥で知られる)
世界人種データの専門家として 諸国からの移民許可数を設定するための統計を提供
同年 ワンドロップ・ルール/one-drop rule
(黒人の血が「一滴」でも流れていればその人物は黒人 とみなす法的人種分類の原則)
を 断種法The Sterilization Act" ヴァージニア州にて実施
文化への影響:
北方人種優先学は 当時のアメリカ上流階級の嗜好に合い
『グレート・ギャツビー(1925)』F・スコット・フィッツジェラルド (1896 –1940)描き
また欧州を訪ねその感想を 英米がドイツを倒さなけらば 欧州を人種の劣化から救えたのに
と 友人に手紙を出し
『比類なき侵略Unparalleled Invasion(191)0』ジャック・ロンドン(1876 – 1916)は
黄色人種脅威論 を
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(1890 –1937)
ロバート・E・ハワード( 1906 – 36) も強い人種差別をモチーフにした
1930年頃 米での人気は下降 しかし ヒトラーのドイツでは
政府のプロパガンダとして絶賛を受ける
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月06日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 47
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 47
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論27
ウィリアム・ゼビナ・リプリー
William Zebina Ripley (1867 – 1941)米
経済学者.マサチューセッツ工科大学教授.ハーバード大学政治経済教授
形質人類学.優生学.白人至上国家主義
マサチューセッツ工科大学でエンジニア学ぶ
コロンビア大学で修士.博士終了
パリ.ローマ人類学会.シェルブール.仏自然科学通信会員. アメリカ経済学会副会長
リプリーの書 『欧州人種:社会学的研究The Races of Europe: A Sociological Study (1899)』
では 頭長幅指数 による 「欧州人種地図」 を表す
人種解析は 人類歴史の科学的理解に欠かせない とし
彼の理論は 彼の社会的立場もあり 米白人至上主義に強く影響をあたえた
彼の人種論:
人種は 父から子へ血統に沿い 恒常的に伝達される 精神と身体の特質に負う
だが ある人種に 特定される精神的資質は 社会化の過程で 引き継がれたのかもしれない
しかし 子供の虹彩の色といった 身体的特質は 血により受け継がれると断定できる
その為には 多数のサンプルを解析せねばならない と云う
欧州3人種節:
北方人種:長頭型 メラニン色素が少く 皮膚・頭髪・虹彩は淡い ブロンドの髪
南下により濃色. 明るい褐色 虹彩は灰色など 長身 筋肉質
地中海人種:長頭型 地中海北西岸(フランス南部 イタリア イベリア ギリシャ
小アジア パレスチナ コーカサス 北アフリカ(白人)地中海の島々など)
濃い褐色の髪.虹彩 彫りの深い顔立ち
アルプス人種 :短頭型 欧州中部(フランス中東部.スイス.ドイツ南部(アレマン、バイエルン)
.オーストリア.イタリア北部)旧仏植民地の一部(カナダ.ケベック州など)
淡い褐色の毛髪 明褐色の虹彩 青色や緑色は極めて少ない 皮膚は白色
皮下の血液が透けて見えるほどの色素脱落ない 丸顔 短足
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 47
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論27
ウィリアム・ゼビナ・リプリー
William Zebina Ripley (1867 – 1941)米
経済学者.マサチューセッツ工科大学教授.ハーバード大学政治経済教授
形質人類学.優生学.白人至上国家主義
マサチューセッツ工科大学でエンジニア学ぶ
コロンビア大学で修士.博士終了
パリ.ローマ人類学会.シェルブール.仏自然科学通信会員. アメリカ経済学会副会長
リプリーの書 『欧州人種:社会学的研究The Races of Europe: A Sociological Study (1899)』
では 頭長幅指数 による 「欧州人種地図」 を表す
人種解析は 人類歴史の科学的理解に欠かせない とし
彼の理論は 彼の社会的立場もあり 米白人至上主義に強く影響をあたえた
彼の人種論:
人種は 父から子へ血統に沿い 恒常的に伝達される 精神と身体の特質に負う
だが ある人種に 特定される精神的資質は 社会化の過程で 引き継がれたのかもしれない
しかし 子供の虹彩の色といった 身体的特質は 血により受け継がれると断定できる
その為には 多数のサンプルを解析せねばならない と云う
欧州3人種節:
北方人種:長頭型 メラニン色素が少く 皮膚・頭髪・虹彩は淡い ブロンドの髪
南下により濃色. 明るい褐色 虹彩は灰色など 長身 筋肉質
地中海人種:長頭型 地中海北西岸(フランス南部 イタリア イベリア ギリシャ
小アジア パレスチナ コーカサス 北アフリカ(白人)地中海の島々など)
濃い褐色の髪.虹彩 彫りの深い顔立ち
アルプス人種 :短頭型 欧州中部(フランス中東部.スイス.ドイツ南部(アレマン、バイエルン)
.オーストリア.イタリア北部)旧仏植民地の一部(カナダ.ケベック州など)
淡い褐色の毛髪 明褐色の虹彩 青色や緑色は極めて少ない 皮膚は白色
皮下の血液が透けて見えるほどの色素脱落ない 丸顔 短足
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月05日
俳優の錬金術/Alchemy of Actor 00
俳優の錬金術/Alchemy of Actor 00
演技 俳優とキャラクター03
NIKKEI ATYLE の記事より抜粋/編集
女性指揮者の三ツ橋敬子氏 インタビュー より
指揮者.小澤征爾氏について
『言語化できない領域を 体は感じる』
『どんな音楽を奏でたいか というビジョンが必要』
「(指揮者というのは)勉強しなきゃ と口癖のように言われました。
小澤先生ほどの指揮者がその言葉を口にする。
これ以上ないくらい自分を追い込んで指揮台に立つ。
その姿を目の当たりにして 言葉を超越する感情を抱きました」
「おそらく 小澤征爾氏は 音楽への感度が全く違う
例えば 受講生が10分の1秒の世界で指揮棒を振るタイミングを取っているとするなら
小澤先生は1000分の1秒かそれ以上の世界にいる
言語化できない領域を 体は感じている」
「指揮台ってね 自分が『大丈夫』と思えないと立てない」
「指揮台へ上がるには
まず『どんな音楽を奏でたいか というビジョンが必要だ』
そのために指揮者は 楽譜を「勉強」する。
作曲家が何を考え どのような意図でそのフレーズを書いたのか。
譜面に込められた情報を正確に読み取ることはもちろん
作曲家が生きた時代や演奏方法など
さまざまな背景についても学ぶ。
埋もれるほどの量の資料と格闘する」
俳優も 可能な限り素材を収集し 錬金術を施します
そして 言語化不可能な領域に 身体は至り ビジョンは 観客の魂に開示されるのです
と たのしい演劇の日々
演技 俳優とキャラクター03
NIKKEI ATYLE の記事より抜粋/編集
女性指揮者の三ツ橋敬子氏 インタビュー より
指揮者.小澤征爾氏について
『言語化できない領域を 体は感じる』
『どんな音楽を奏でたいか というビジョンが必要』
「(指揮者というのは)勉強しなきゃ と口癖のように言われました。
小澤先生ほどの指揮者がその言葉を口にする。
これ以上ないくらい自分を追い込んで指揮台に立つ。
その姿を目の当たりにして 言葉を超越する感情を抱きました」
「おそらく 小澤征爾氏は 音楽への感度が全く違う
例えば 受講生が10分の1秒の世界で指揮棒を振るタイミングを取っているとするなら
小澤先生は1000分の1秒かそれ以上の世界にいる
言語化できない領域を 体は感じている」
「指揮台ってね 自分が『大丈夫』と思えないと立てない」
「指揮台へ上がるには
まず『どんな音楽を奏でたいか というビジョンが必要だ』
そのために指揮者は 楽譜を「勉強」する。
作曲家が何を考え どのような意図でそのフレーズを書いたのか。
譜面に込められた情報を正確に読み取ることはもちろん
作曲家が生きた時代や演奏方法など
さまざまな背景についても学ぶ。
埋もれるほどの量の資料と格闘する」
俳優も 可能な限り素材を収集し 錬金術を施します
そして 言語化不可能な領域に 身体は至り ビジョンは 観客の魂に開示されるのです
と たのしい演劇の日々
2018年10月03日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 46
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 46
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論26
ジョージ・ロビンズ・グリドン
George Robbins Gliddon (1809 – 1857) 英生れ.米移民2世
エジプト学者
父は商人. アレクサンドリア.エジプトの米領事
グリドンもエジプト.米副領事としえ務め エジプト文明に魅かれ踏査
エジプト学者として大学で教授した
モートン Samuel George Morton ( 1799 – 1851) を師事
ノットJosiah Clark Nott (1804 – 1873) と共同で形質人類学研究
グリドンの人種論:モートンの人種二元論を踏襲
多地域仮説、多地域進化説を展開
エジプト人の頭蓋骨.遺跡.象形文字を研究し
エジプト人は白人だ
古代の世界でさえ はっきりと異なる人種は存在していた
白人と黒人 その人種的特徴が 時代/文明の移りに対応し変化した痕跡は見当たらない
この事実を基に 土地柄/環境は 特定された人種を他の人種へと変化させない と結論
聖書は人種一元論を語っていない
創造主は その始まりの時に 多人種に興味を抱き その様に創造された と云う
グリドンも パナマ.エジプトで 黄熱病に罹患死亡した
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 46
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論26
ジョージ・ロビンズ・グリドン
George Robbins Gliddon (1809 – 1857) 英生れ.米移民2世
エジプト学者
父は商人. アレクサンドリア.エジプトの米領事
グリドンもエジプト.米副領事としえ務め エジプト文明に魅かれ踏査
エジプト学者として大学で教授した
モートン Samuel George Morton ( 1799 – 1851) を師事
ノットJosiah Clark Nott (1804 – 1873) と共同で形質人類学研究
グリドンの人種論:モートンの人種二元論を踏襲
多地域仮説、多地域進化説を展開
エジプト人の頭蓋骨.遺跡.象形文字を研究し
エジプト人は白人だ
古代の世界でさえ はっきりと異なる人種は存在していた
白人と黒人 その人種的特徴が 時代/文明の移りに対応し変化した痕跡は見当たらない
この事実を基に 土地柄/環境は 特定された人種を他の人種へと変化させない と結論
聖書は人種一元論を語っていない
創造主は その始まりの時に 多人種に興味を抱き その様に創造された と云う
グリドンも パナマ.エジプトで 黄熱病に罹患死亡した
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月02日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 45
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 45
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論25
ジョシア.クラーク.ノット
Josiah Clark Nott (1804 –73)
父は米独立.合衆国憲法制定後の連邦党政治家.判事
ペンシルバニア大学(名門私立大学連合/アイビー・リーグ) 医学卒 修士をパリ.仏で取得
1850 黄熱病の蚊媒体を最初に仮説.検証
自身の子供を黄熱病により一週間の内4人失う
1858 アラバマ医科大学設立メンバーの一人 当大学外科教授
1861-65 南北戦争では連合軍(奴隷制存続支持)軍医
この戦争で残る二人の息子を失う
人種論:モートンSamuel George Morton (1799 – 1851. 詳細10/01記事)支持者
人種発生二元論
神は土地に適した数種類の人種を創造した と云う
人類種を 動物学の知見により 種による優劣を排する
神は土地に最適の人間を創造した故に 人種による優劣はない と主張
でるが 聖書に描かれるアダムについて
宗教画に見るアダムは頬紅を付けており それは白人に見られる慣習であるから
アダムは 白人 であると断定
旧約聖書の天地創造は 科学的根拠はない とし全否定する
聖書は アダムを全人類の始祖である とは 書いていない と
使徒パウロの口伝17:26
一つの血 より あらゆる民族を造り出し
地の全面に住まわせ それぞれに時代を区分し
国土の境界を定めて下さったのである とあるが
聖書が記録された当時 地球地理学の多様性を知る術もの無く 使徒は
自らとその近隣の内に全世界を想定し書き上げたものなのだ と
エジプトの遺跡を踏査すれば
白人.モンゴル人.黒人は五千年以前より この地球上に存在していたことを明かす と云う
9人の奴隷を所有し
黒人は 主人の下で 肉体的 道徳的に最も成熟し さらには長寿をも全うする
奴隷制度による黒人支配を弁護した
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 45
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論25
ジョシア.クラーク.ノット
Josiah Clark Nott (1804 –73)
父は米独立.合衆国憲法制定後の連邦党政治家.判事
ペンシルバニア大学(名門私立大学連合/アイビー・リーグ) 医学卒 修士をパリ.仏で取得
1850 黄熱病の蚊媒体を最初に仮説.検証
自身の子供を黄熱病により一週間の内4人失う
1858 アラバマ医科大学設立メンバーの一人 当大学外科教授
1861-65 南北戦争では連合軍(奴隷制存続支持)軍医
この戦争で残る二人の息子を失う
人種論:モートンSamuel George Morton (1799 – 1851. 詳細10/01記事)支持者
人種発生二元論
神は土地に適した数種類の人種を創造した と云う
人類種を 動物学の知見により 種による優劣を排する
神は土地に最適の人間を創造した故に 人種による優劣はない と主張
でるが 聖書に描かれるアダムについて
宗教画に見るアダムは頬紅を付けており それは白人に見られる慣習であるから
アダムは 白人 であると断定
旧約聖書の天地創造は 科学的根拠はない とし全否定する
聖書は アダムを全人類の始祖である とは 書いていない と
使徒パウロの口伝17:26
一つの血 より あらゆる民族を造り出し
地の全面に住まわせ それぞれに時代を区分し
国土の境界を定めて下さったのである とあるが
聖書が記録された当時 地球地理学の多様性を知る術もの無く 使徒は
自らとその近隣の内に全世界を想定し書き上げたものなのだ と
エジプトの遺跡を踏査すれば
白人.モンゴル人.黒人は五千年以前より この地球上に存在していたことを明かす と云う
9人の奴隷を所有し
黒人は 主人の下で 肉体的 道徳的に最も成熟し さらには長寿をも全うする
奴隷制度による黒人支配を弁護した
次回へと続く
と たのしい演劇の日
2018年10月01日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 44
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 44
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論24
ニコラウス.パラシオス.ナバロ
Nicolás Palacios Navarro (1854 – 1931)チリ
医者.チリ極右政党家.作家 チリ民族と国家意識について 書いている
彼の著書『チリ人種Raza chilena( 1918)』は チリ.ナチ思想の骨格をなす
ナバロの人種論:
典型的チリ人/ロト(チリ人にとり敬称 近隣国にとってそれは蔑称)とは
メスティーソ/ 白人とラテンアメリカの先住民の混血 の社会的地位を持ち上げようと試みる
スペインの西ゴート族とチリ先住民/マプチェ族 の末裔は 勇武の民 であるから だ
マプチェ族 :
チリ中南部からアルゼンチン南部の先住民族 マプチェ語で「大地」に生きる「人々」の意
南アメリカ南部を支配し インカ帝国やスペインの侵略に抵抗を続けた民族として知られる
ゴート族:
古代ゲルマン系の民族 東ゲルマン系に分類されるドイツ平原の民族
ゴットランドからウクライナに移動した後 「ゲルマン民族の大移動」で
イタリア半島やイベリア半島に王国を築く ローマ帝国軍に壊滅的打撃を与えた精強な民族
ローマ帝国文化吸収 ルーン文字を残す 後期ローマ帝国軍功を担う
スペインのチリ制覇により ゴート族純血種男性がチリ先住民マプチェ族 女性と結婚
その遺産と血は子孫たちチリ.ロトへ受け継がれた
多くは商売人による入植をみた 他のスペイン統治国々と比べ
チリ人種が秀でる所以である
ナバロによると 二万五千人に及ぶ純ゴートの民(最も男性)がチリへ入植
金髪のゴート族と褐色のチリ先住民との混血メスティーソ は
互いの 誇り高い道徳的な理性を 受け継いでいる
『アラカニャードThe Araucaniad 』16世紀スペインのチリ征服を描いた詩歌 には
マプチェ族を ローマ軍と戦った野蛮なゲルマン民族と比較し描く と云う
だが 酒癖はゲルマン民族に似ている とも
チリ人ロトは 言語と姓を除き ラテン人種とは関係ない
医師としての見解では 南欧よりの移民は 大脳抑制が働ず 公共の負担となる と警告
ルネサンス期 偉大な『ドン・キホーテ』のミゲル・デ・セルバンテス(推定1547 – 1616)
や ミケランジェロ(1475 – 1564) を輩出した ラテン人 ではあったが
20世紀のチリに またどの国であろうが その栄華をもたらせない
何故なら彼らの種は すっかり変わってしまったからだ と括る
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 44
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論24
ニコラウス.パラシオス.ナバロ
Nicolás Palacios Navarro (1854 – 1931)チリ
医者.チリ極右政党家.作家 チリ民族と国家意識について 書いている
彼の著書『チリ人種Raza chilena( 1918)』は チリ.ナチ思想の骨格をなす
ナバロの人種論:
典型的チリ人/ロト(チリ人にとり敬称 近隣国にとってそれは蔑称)とは
メスティーソ/ 白人とラテンアメリカの先住民の混血 の社会的地位を持ち上げようと試みる
スペインの西ゴート族とチリ先住民/マプチェ族 の末裔は 勇武の民 であるから だ
マプチェ族 :
チリ中南部からアルゼンチン南部の先住民族 マプチェ語で「大地」に生きる「人々」の意
南アメリカ南部を支配し インカ帝国やスペインの侵略に抵抗を続けた民族として知られる
ゴート族:
古代ゲルマン系の民族 東ゲルマン系に分類されるドイツ平原の民族
ゴットランドからウクライナに移動した後 「ゲルマン民族の大移動」で
イタリア半島やイベリア半島に王国を築く ローマ帝国軍に壊滅的打撃を与えた精強な民族
ローマ帝国文化吸収 ルーン文字を残す 後期ローマ帝国軍功を担う
スペインのチリ制覇により ゴート族純血種男性がチリ先住民マプチェ族 女性と結婚
その遺産と血は子孫たちチリ.ロトへ受け継がれた
多くは商売人による入植をみた 他のスペイン統治国々と比べ
チリ人種が秀でる所以である
ナバロによると 二万五千人に及ぶ純ゴートの民(最も男性)がチリへ入植
金髪のゴート族と褐色のチリ先住民との混血メスティーソ は
互いの 誇り高い道徳的な理性を 受け継いでいる
『アラカニャードThe Araucaniad 』16世紀スペインのチリ征服を描いた詩歌 には
マプチェ族を ローマ軍と戦った野蛮なゲルマン民族と比較し描く と云う
だが 酒癖はゲルマン民族に似ている とも
チリ人ロトは 言語と姓を除き ラテン人種とは関係ない
医師としての見解では 南欧よりの移民は 大脳抑制が働ず 公共の負担となる と警告
ルネサンス期 偉大な『ドン・キホーテ』のミゲル・デ・セルバンテス(推定1547 – 1616)
や ミケランジェロ(1475 – 1564) を輩出した ラテン人 ではあったが
20世紀のチリに またどの国であろうが その栄華をもたらせない
何故なら彼らの種は すっかり変わってしまったからだ と括る
次回へと続く
と たのしい演劇の日