赤湯本店は遠いので、行きやすい東根店へ。いくつか支店があるけど全部味が違うとか?比較的本店に近いテイストで評判も良さそうなので、東根店でも大丈夫かと。
店、デカい。イメージ的には麺組みたいな感じ?ラーメン店ではない建物をラーメン店として使ってるって感じ。待ち客多数で、予想通りの混雑だな、こりゃ時間がかかるな、と思って待合室の椅子に座っていると、意外とサクサク進み、それほど待たずに着席。カウンターは8席程度かな?テーブル席が圧倒的に多くて10卓くらいはあるでしょうか?相席必至。待っている間に注文をとられるので、着席後はそれほど待たずに着丼。
ビジュアル的には仙台で食べる龍上海風辛味噌ラーメンと大差ありません。でも食べてみると違いは歴然。まずスープ。今まで食べてきた龍上海風は、辛味噌を溶いて完成する感じで、辛味噌を溶かないとなんとなくボンヤリしているというかもの足りない印象でした。ところが本物は辛味噌なしでも十分に美味しい。白味噌の甘味と魚介系の出汁の旨味がしっかりスープをまとめています。表面の脂は多目なので、下からすくわないと脂だけ飲む事になりそう(笑
麺も龍上海風では比較的ゴワゴワした感じの麺を使っている店が多いのですが、本物はしっとりしなやかでツルツル。平打ちの太麺で縮れが入っているのは同じですが食感が全然違います。ギャルとお嬢様くらい違います(イメージです
そして何よりも辛味噌。龍上海風では辛味噌を全部溶くと辛すぎて味がわからなくなりますが、本場は辛味をプラスするだけで本来の美味しさは損なわれません。辛さが足りないわけではなく、しっかり汗をかくくらいに辛いのですが、辛さに支配されることなく最後まで旨味を堪能でします。
やっぱり本物を食べてみないとわからないものですね。完全に脱帽です。
私が入店した時は行列になるくらい混んでいましたが、食べ終わる頃には待たずに入れるようになっていました。12:30以降が狙い目のようです。
11:30〜 水曜定休
山形県東根市中央東3丁目9−28
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