<岩槻城跡のケヤキ>
高さ20mのケヤキです
ここは岩槻城址公園内
<説明板>
説明板が設置されています。折角ですので以下に転記します。『』内は原文のままです。
『このケヤキは、県史跡岩槻城跡の新曲輪西側の空堀の傾斜面に生え、目通り4m、根回り6mあり、高さ20mに達する。市内に生えるケヤキの中では最巨木の一つであり、岩槻城の古さを示す証拠ともなっている。また、このケヤキには平地には珍しいヤドリギが寄生している。
ケヤキはニレ科に属する落葉高木で、葉は長卵形で、縁に鋭い鋸歯があり、淡い黄緑色の小花が、その年に伸びた枝の葉の付いた部分に咲き、雄花と雌花の別がある。北海道を除く日本全土に分布する。ケヤキは、古くは槻とよばれたことから、市の木となっている。』
平成8年3月8日付の岩槻市による説明です。岩槻市は現在さいたま市岩槻区となっていますのが、当時の説明板がいまも残っているあたりが、ほのぼのしていいですね(個人的に)。
<巨木>
長年風雪に耐えてきたこのケヤキの樹齢は200年以上と推定されています。江戸時代以降の岩槻城の栄枯衰退を見てきたわけですね。
私の訪問時には、近くの野球場から元気な子供たちの声が響きわたっていました。そういった人の営みとは関係なく、まったくもって尺度の異なる時間が流れているような気がしました。
<城跡のケヤキ>
■訪問:岩槻城跡のケヤキ
(岩槻城址公園)
[埼玉県さいたま市岩槻区太田]3
■参考及び抜粋
現地説明板
(旧岩槻市教育委員会)
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