<ふるさと散策路>
城址公園入口は間近です。公園として整備した道でしょうか?
<散策路>
ああ、そういうことか
ここは城の外と内とを隔てるかつての堀。つまり城と城下の境界線ということになりますね。
<縄張り図>
[出典:岩槻城址公園説明板]
場所でいうと鍛治曲輪と表示されている区画の南側の堀です。堀は折れ曲がって城の内部まで続いていますので、堀跡を利用した散策路を進んで行けば、そのまま城址公園へ入れるわけですね。
岩槻城址公園は、かつての鍛治曲輪と新曲輪を中心とするエリアを公園として整備したものです。この二つの曲輪は、岩槻城が北条氏配下の時に拡張整備されたと言われていますが諸説あり、それ以前とする説や、はたまた太田道灌が築いた岩槻城はもともとこの辺りを指すとてう説まであります。事実はどれなんでしょう。
いづれにせよ
関東の平城で、城のなごりが形として残っているのは貴重なことです。
<堀跡>
本来は来る者を拒むためのものですが、いまでは侵入口となっているわけですね。市街地化が進む中で城が形を保っていくためには、地元の皆さんに親しまれたり、利用してもらえる工夫も大切だと思います。そういう目で眺めると、愛おしい散策路です。
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