アフィリエイト広告を利用しています

2018年01月10日

落合陣屋 旧与野市下落合散歩

つわものどもが夢の跡
今回は埼京線与野本町駅の東側に位置する陣屋跡です。南与野の「遺構がなさそうな」3館と同様に、とりあえず行くことをモットーに足を運びました。その3館(今宮館・真土館・矢垂館)の住所は鈴谷。かつてあった巨大沼「鴻沼」の西側です。そして旧浦和市の丘城・真鳥城も西側でしたが、ここは東側の台地になります。

■地形を楽しむ■
<東光寺>
shirononagori188 (1).JPG
[さいたま市中央区下落合]
旧与野市下落合のお寺です。ここを含めた一帯が陣屋跡と推定されています。境内はお墓で一杯、ちょっと撮影しにくいのでここまで。外を探索しますかね・・・

<六地蔵>
shirononagori188 (4).JPG
どうもおじゃましました。周辺の道をあちこち徘徊させて頂きます。

冒頭にも触れましたが、ここはかつての沼地の東側の台地。そして、城跡推定地も独特の地形をしています。

<東光寺の裏手>
shirononagori188 (2).JPG
お寺の裏(北)側から撮影。堀切の跡?ちょっと無理か・・・。ただ舗装されていますが、手付かずのままなら結構な傾斜、そして高低差ではないでしょうか。城の北側に堀があったそうですが、ちょっと確認できず。明らかな遺構とは出会えませんでしたが、「地の利」には多少説得力はありました。

<西側の道>上の画像と同じ場所
shirononagori188 (3).JPG
この程度とはいえ肌で感じる。何となく来た甲斐があります。


■陣屋の跡■
鎌倉幕府の御家人・安達盛長(あだちもりなが)の陣屋跡という説があります。源頼朝の側近であり、有力御家人の安達氏の祖。だとすれば、歴史的に凄いですね。盛長は頼朝を助けて、関東武士を取りまとめる役割を担いました。あっちこっちと飛び回っていたでしょうから、屋敷がこの辺にあっても不思議ではありません(ね?)。

ただ、詳細は不明。蕨城(埼玉県蕨市)を拠点とする渋川氏と関連するとも伝わります。いずれにせよ、ここにかつて武士の拠点があったという情報、そして現地で確認した地形。それだけでまぁまぁ良い訪問となりました。

遺構がなさそうな陣屋跡。本当にありませんでしたが、何となく満足です。

また今回もこんな結論ですみません。もっと行きたい城跡もあるのですが、時間も予算も余裕なく、地元埼玉で頑張っています。最後までお読み頂きありがとうございます。


お城巡りランキング
posted by Isuke at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[埼玉]
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7182068
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
[アクセスランキング]
  1. 1. 上杉謙信の軍旗 毘沙門天と懸かり乱れ龍
  2. 2. 近世小田原城のなごり
  3. 3. 関東の連れ小便・政宗白装束の舞台 (石垣山城)
  4. 4. 刑場近くの橋のなごり 泪橋と思川
  5. 5. 金沢城のなごり
  6. 6. 火の玉不動 大宮宿の水路と刑場のなごり
  7. 7. 足柄城のなごり
  8. 8. 近藤勇ゆかりの地(米沢市)高国寺
  9. 9. 大石内蔵助 終焉の地 細川家下屋敷跡
  10. 10. 大多喜城のなごり
  11. 11. 高岡城のなごり
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
Isukeさんの画像
Isuke
もともとは無趣味の仕事人間。土日は家でゴロゴロ。本ブログは、そんな男が急に城跡巡りに目覚め、てくてくと歩き始めた記録です。
プロフィール
X (Twitter) Twitter-Isuke.JPG Isuke@shirononagori
最新記事

お城巡りランキングに参加中 [参加させて頂いた雑誌]

アクティブライフ・シリーズ009 クルマで行く 山城さんぽ 100【電子書籍】[ 交通タイムス社 ]

[当サイトお勧め本]

小説 上杉鷹山 全一冊 (集英社文庫(日本)) [ 童門 冬二 ]


感想(39件)