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2012年09月25日
「デンジャラス・ラン」見てきました
 今日は如何にも私好み(?)な題材の映画、「デンジャラス・ラン」ですが、題名が「デンジェラス・・・」じゃないんですね(笑)。

 36カ国で指名手配中の元CIAの腕利きエージェントにして超危険人物、トビン・フロストがケープタウンで自ら出頭。しかし、彼を一時保護する隠れ家が急襲されCIAのエージェントがほぼ全滅。唯一の生き残り、新人のマットはトビンを連れて逃げ出すがトビンは人の心を操る天才でもあった・・・



 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】を。この間にガチなネタバレがありますんでご注意を。

【感想:Start】

 単刀直入に、そしてどうしようもないネタバレをしますが、これ“21世紀の「コンドル」(1975年のロバート・レッドフォード主演映画)”と言っても言いでしょうが、ラストが「コンドル」ほどの重苦しさはありません。まぁ、これを書いてしまったら完全ネタバレって感じか(笑)。

 話をこの映画に戻して・・・暗殺集団に命を狙われているトビン。彼が何故、そして誰から狙われているのかはこの手の映画を好きで見ている人なら比較的簡単に分かるんじゃないか。トビンも実際はCIAが警戒するほどの凶悪な人物ではなく、むしろ義理堅くある意味正義感の強い人間。

 そして彼は人の心を操る名人で、自分を連行するマットに揺さぶりをかけますが、そのことを知っているマットもかなり警戒します。しかし、硬軟織り交ぜ揺さぶりを掛け徐々に所属するCIAに対しても疑心暗鬼にしていき、終盤にはトビンが仕掛けた呪縛がマットの運命を左右してしまう。

 先ほど「ある意味正義感が強い」と書きましたが、それでもトビンは彼の持つ情報を金に換えようとする点で汚れた部分がありますが、マットはそれがない分、この先・・・


 そんなわけでこの映画、マットの心境の変化とそれをコントロールしようとするトビンとのやり取り。カーアクションやスタジアムでの逃走劇はちょっとやりすぎな感じはしますが、概ね良い作品です。

 もっとも、「コンドル」信者の私にしてみればちょっと物足りないかも。ってか、「コンドル」を神聖化しすぎてるって自覚はありますが(笑)。

【感想:End】

 最後に。紆余曲折ありましたが、形はどうであれ2年ぶりに福岡復帰がほぼ決定。ってか、10月1日時点では契約がない状態なので、第一週はお休み状態かな?

 もっとも、仕事が見つからなきゃ、またドサ周りになりそうだけど・・・



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