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2014年08月08日

7/31(木)カンブリア宮殿:30年以内にロボットは一家に一台の時代が来る!?

2014/07/31(木)放送『カンブリア宮殿』は「400回スペシャル 日本を爆発させる“大ボラのススメ”」というサブタイトルでソフトバンク社長孫 正義(そん まさよし)氏と大阪大学大学院教授石黒 浩(いしぐろ ひろし)氏が出演した。ビジネス的には前半の大ぼらを実現させてきた実績に注目だろうが、私的には後半のロボットビジネスの方が興味深く、大変面白かったので記録を残しておきたい。

グーグルはここ最近ロボット開発を行っているベンチャー企業を8社も買収している。ロボットは社会に大きなインパクトを与える技術と見ており、そのロボット用OSを開発する為ではないかと考えられている。

一方孫氏はモバイルの次の主力事業はロボットと信じフランスのアルデバラン社を200億円で買収した。小型ロボットNAOの開発技術が欲しかったからだ。198,000円で発売予定のpepperがスタジオに登場して、孫氏は「人類は今まで操作する道具を作って来た。今回自ら成長し進化するロボットを生み出した」と語った。

石黒氏は日本のロボット開発の第一人者として日本科学未来館のオトナロイド、桂米朝ロボットを開発し、ヴィストンを創業して小型ロボットを10万台売り黒字経営を行っている。彼の開発したロボット3体がスタジオに持ち込まれた。

小池栄子さんが操作室に入り特殊なヘッドホンを被るとスタジオのジェミノイドから声が出て首の動きをトレースする仕組みになっている。この状態でロボットの鼻を抓まれれば息苦しく感じ、肩を撫でられれば触られている感じがして、異性に肩を抱かれれば驚くという反応を見せた。石黒氏の説明では「脳と体はそれほど密接に繋がっておらず自分の意識通りに動くボディがあれば乗り移った様な感覚が味わえる」と言う。

赤ん坊の様な大きさのテレノイドも同様の操作方法で乗り移りを体験できる。村上氏は孫氏に抱かれてイケナイ関係を味わったり、小池さんに抱っこされたり頭を撫でられたりと楽しい経験をした。このテレノイドは中期以上の認知症患者が住む老人ホームに導入され、患者とのコミュニケーションに役立っている。

ペッパーに芸を仕込む吉本芸人の会議内容を追い、動きをトレースしてプログラムしたり、経験が無くてもプログラムを組んだりすることが出来るのが大きな特徴と説明があった。この開発環境をオープンプラットホーム化してアプリケーションを揃えて行きたいと孫氏は言う。村上氏は人型ロボットが一大産業になるか懐疑的だがフロンティアであることは確かだと締め括った。


ペッパーが小池さんに「発熱の原因は貴方です」というロボットジョークに騙されたり、ジェミノイドの髪の毛は植毛との説明に孫氏が「私も植毛しました」とジョークを言ったりと結構笑えるトークも多く楽しい84分だった。

一番興味深かったのは”乗り移り体験”で、声と首の動きをトレースするだけで人間の脳はロボットを自分の体と勘違いしてしまうことが衝撃的だった。『攻殻機動隊』の世界は意外と近い未来のようだ。

またゲームへの没入感を高めるためにヘッドマウントディスプレイの研究が進められているが、自分の動きを簡単に伝えられるインターフェースがあればよりリアルな体験が味わえそうだ。『ソードアート・オンライン』の様にベッドに横になってプレイするのは時代遅れになるかもしれない。(笑)

孫氏が「30年以内にロボットは一家に一台の時代が来る」と語り「お子さんの兄弟として家族の一員にして欲しい」と言うのを聞いて、ロボットとのコミュニケーションで育った子供が生身の人間相手に友達が作れるのか心配になってしまった。もっとも全員ペッパーで育っていれば上手く会話が噛み合いそうだ。(苦笑)

ロボットで労働者人口不足を補えば日本の産業は発展出来ると孫氏は言うが、今でも先進国では労働力のミスマッチが問題になっているのにこれ以上ロボットに進出されたら「仕事を奪われた!」と人間とロボットの対立が起こりそうだ。それはまるで『鉄腕アトム』の世界の様で興味深いのだが…。(苦笑)

アンドロイド(人間酷似型ロボット)というのは技術的にも、哲学的にも、産業的にも色々話題を提供してくれて面白い分野だと再認識した番組だった。



【関連リンク】

『ロボットワールド』
 http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/future/robot/android.html

2014年08月07日

8/6(水)「おはよう日本 まちかど情報室」の「人気復活!?カセットテープ」で登場したラジカセの型番は?

8/6(水)出社前に「NHKニュース おはよう日本」を見ていたら、その中の1コーナー「まちかど情報室」で「人気復活!?カセットテープ」というレポートが放送された。取材先は以下の通りだ。

1.カセットテープを聴く為のオーディオシステムを備えている男性
 映っただけで5〜6台はカセットデッキを持ち、その中にはNakamichi 1000やDRAGON ZX-9(?)の姿があった。スピーカーはソニーAPMシリーズだ。このシステムではCDは聴かず、カセットデッキが輝いていた時代のコンポを愛用している様だ。

2.5年前に渋谷で開店した中古ラジカセ専門店
 中高年向けに開店し、在庫は100台ほど。4万円以上の品が多いのに最近は10代20代の若い女性がソニーCF-1780やパナソニックMAC RQ-544のモノラルラジカセを買っていくと言う。店主も不思議がっている。

3.目黒区で活動しているシンガーソングライター野村和孝氏
 アルバムをCDだけではなくカセットテープでも売る様になった。音がふわっと暖かく女性に人気だ。

4.世田谷区の小さなレコード会社
 8組のアーチストがカセットテープのみでアルバムを発表しており、この後も2組が発表予定だ。テープだと曲を飛ばし難いので作品をしっかり聴いてもらえることを期待していると言う。再生にはシャープのステレオカセット ザ・サーチャーW GF-888を使用している。


昨日のブログで『ステレオ時代』Vol.2を取り上げた翌朝にラジカセの話とは驚いた。慌てて録画したものの冒頭のカセットデッキ専用ステレオの部分は録れなかったので、他にどんなカセットデッキがあるのか謎のまま。APMスピーカーの型番も分からずじまいで気になって仕様がない。(笑)

それにしてもカセットテープ人気再燃とは単なる昭和ノスタルジーなのかと思ってしまう。録音時間が短い、S/Nが悪い、曲の頭出しが不便と常々思っていただけにDATやMDやCD-Rが登場して喜んだ印象が強い。勿論愛用していただけにこういった報道を見るとついつい懐かしくて見入ってしまうのだが。(苦笑)

2014年08月03日

NHK Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史』10回シリーズ放送開始!クール・ジャパンの前夜とは!?

8/1(金) NHK Eテレ23:00〜23:55放送の『ニッポン戦後サブカルチャー史』が始まった。ノーチェックの番組だがサブカル好きとして一応録画しておこうかという軽い気持ちで予約しておいた。観てみたらこれが想像の斜め上を行く面白さ。

COOL JAPANのタイトルとして『進撃の巨人』『ラブライブ!』『パズル&ドラゴンズ』『きゃりーぱみゅぱみゅ』『ももいろクローバーZ』『ふなっしー』『ニコニコ超会議3』『カムイ伝』『天才バカボン』『新世紀エヴァンゲリオン』『スペースインベーダー』『ゼビウス』の映像が使われていたので今後番組内で詳しく取り上げられると期待出来る。

3〜4回程度のシリーズだと思っていたら10回と言うのだからNHKとしてもかなり力を入れている。戦後から2000年代「ゼロ年代」「セカイ系」まで扱うらしい。

「第1回:サブカルチャーはいつ始まったか?戦後〜50年代」で講師の宮沢章夫氏はアメリカの詩人アレン・ギンズバーグの「HOWL」が出版された1956年からサブカルチャーが始まったと定義している。自分が生まれた年でもある点がその根拠らしい。(笑)

反欧州文化としてのサブカルであればその通りかもしれないが、日本のサブカルを語る上で1954年公開の『ゴジラ』は外せない。私は宮沢氏の説より2年早いと思う。

当時の太陽族ブームが取り上げられ、大流行したらマスコミから『「もういい、慎太郎」”太陽族映画”をたたく』と攻撃された話があった。石原氏は20代の時から週刊誌を賑わしているので打たれ強いのかと感心してしまった。(笑)

テレビでちょっとしたブームになっている、昭和を題材にして懐かしさを感じさせるだけではない、新たなサブカル論を見られることを期待してあと9回楽しみに録っていこうと思う。




【関連リンク】

『ニッポン戦後サブカルチャー史』
 http://www.nhk.or.jp/subculture/history/index.html

2014年07月19日

WBS:オーディオ女子を狙え!オーディオメーカーの戦略とは?

14/07/18 (金)放送の『ワールドビジネスサテライト』でオーディオに関するニュースが取り上げられた。前回は14/01/16(木)放送だったからほぼ半年ぶりだ。珍しいので記録として残しておこうと思う。「高級音響機器”オーディオ女子”狙う」の取材先は以下の3か所だ。

1. ハーマンストア:東京赤坂東京ミッドタウン内
・年間5100億円の売り上げる世界最大のオーディオメーカーハーマンインターナショナルが7/18(金)日本初の直営店を開店した。
・10畳程の試聴室ではJBLとマーク・レビンソンのフラグシップモデル約1500万円のシステムが聴ける。
・ターゲットは女性層で色バリエーションと手軽な価格帯も揃えている。簡便に音楽を聴くマーケットから音にこだわりを持ち始めたオーディオ女子の出現を期待している。

2. e☆イヤホン秋葉原店:東京秋葉原
・女性客は開店した2011年は約1%、現在約20%まで増えている。
・女性客は低価格のデザイン重視モデルから高機能モデルへステップアップする傾向がある。
・来店していた女性客の予算は1万から3万円だった。

3. Gibson Brands Showroom TOKYO:東京八重洲
・7/2(水)オンキヨーのショウルームがオープンした。1Fフリースペースは飲み物無料でe-onkyo musicのハイレゾ音楽を試聴出来る。
・e-onkyoは現在55000曲を配信しており前年に比べ3万曲増加している。
・ポータブルアンプは小型化されているので女性客にもハイレゾ音楽に興味を持ってもらいたい。
・2Fにはギター試奏ゾーンがありギブソン製のギター70本を演奏して録音することが出来る。

専門家は「女性や年配ユーザーといった幅広い層にハイレゾが浸透することでオーディオは成長市場になる」と語った。


余りに気にしていなかったがニュース3本がまとめてWBSで取り上げられるとは驚いた。丁度7月に重なったお陰で程良い尺になったのが幸いしたのかもしれない。(笑)

番組内で登場した製品は、AKG K3003 141,942円(税込)、K812PRO 170,640円(税込)、ONKYO DAC-HA200 だ。1500万円のシステムはオーディオショウでもお馴染みのEVEREST DD67000だが、 MA(メイプル)モデルと言うのは珍しい。女性受けの良い明るい色を選んだ結果だろう。

最近のヒットの法則は「自己表現出来る」「モバイル(ポータブル)」「SNSでシェア」といったスマートホンの普及に関連した製品やサービスが多いと見ている。このニュースでも「先輩の高価なヘッドホンの音が良かったから」と話している女性客がいた通り、エバンジェリスト(伝道者)がいれば興味を持ってくれそうだ。

オーディオ女子と言う言葉が出てきたが、本当にそんなマーケットがあるのか私は懐疑的だ。一般的に女性は数字でサービスや製品を選ばない。デザインや色と言った感性で気に入った物を選ぶ傾向がある。カタログスペックの数字を見て喜ぶのは男性くらいだ。オーディオとは余りに相性が悪すぎる。(苦笑)

そう考えるとせいぜいヘッドホン女子止まりが関の山だろう。本気で売り込むのであればハイレゾ音楽にはハイパーソニック・エフェクト効果があり美容と健康に良い影響があると広告宣伝したら良いだろう。テレビの通販番組を見る度にそう思う。

そう言えば7/15(火)夜に『アナと雪の女王』を観たら、それまで風邪を引いた後遺症で咳が抜けずに困っていたのが翌日からピタリと治まって驚いた。これこそが高画質と高音質による免疫活性化効果に違いない。(※ 個人の感想であり、効果には個人差がありますw)



【関連リンク】

『JBLやAKG製品集結、ハーマンがミッドタウンに初の直営店。1,500万円のシステムで試聴』
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140718_658675.html

『e☆イヤホン秋葉原店が、明るく試聴しやすい店舗に拡大リニューアル。品揃えも倍増』
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140717_658359.html

『Gibsonで弾く/ティアックで録る/オンキヨーで聴く。世界初ショールームが2日オープン』
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140701_656017.html

2014年05月21日

『団塊スタイル #105 デジカメ!趣味と実益』でキヤノンとニコンが激突!勝ったのはどちら?

毎週日曜日に翌週1週間の録画予約を行っている。5月に入り気になる番組があったので予約録画していたが、先日見たところ中々面白い内容だったので感想を残しておきたいと思う。

14/05/09(金)放送『団塊スタイル』「#105 デジカメ!趣味と実益」

番組に登場したシニアは3名。

1. 62歳男性 デジカメ歴4年 キヤノンデジタル一眼レフ使用
 自分の撮影した写真に短歌を添えたフォト短歌を詠っている。

撮った写真と短歌を合わせて作品を作るアイディアが良い。相乗効果で魅力的な作品になりそうだ。

2. 65歳女性 デジカメ歴1年半 ニコンD90使用(夫の遺品)
 アドバイザーから写真データの整理方法とテレビで鑑賞する方法を教わった。

08/09/19発売のD90でAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRキットレンズを使用している様だ。発売4年経過したカメラでは確かに息子さん達は使わないかもしれない。

3.70歳女性 デジカメ歴15年 ニコンデジタル一眼レフ使用
 写真素材のPIXTAに1000枚以上投稿しており年7万円の収入がある。空き部屋をマイスタジオとして使っている。

被写体の色や配置の美的センスが良い上にそれを活かす撮影テクニックを知っており感心して見ていた。白いズームレンズを使っていたのでてっきりキヤノン派と思い込んだのだがカメラはニコンだった。ニコンで使える白いレンズとは何だろう?

上記の通り私がチェックしていたポイントはどんなカメラやレンズを使っているかと言うこと。今回はニコンが優勢だった。(笑)

この番組の事例の様にデジカメは自己表現に使えネットがそれを後押ししてくれる。オーディオで自己表現は出来ないからマイナーな趣味のままなのだろうと改めて思ってしまった。

ところでNHKは番組内で企業の登録商標を使わないというルールがあるのは有名な話。てっきり”パソコンのグラフィカルオペレーティングシステム”とでも言い換えると思っていたらこの番組ではWindows 7と表記していたのでちょっと驚いた。 (笑)



【関連リンク】

『団塊スタイル』
 http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num106/index.html

2014年05月05日

今週14/05/05(月)から05/11(日)放送の見逃せない番組の録画予約を入れてみた

5/3(土)放送『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』は「ラヴェンナの初期キリスト教建築群(イタリア)」の再放送と分かっていたものの録画して見てみたら、本編は同じだが冒頭の冒頭の4K PE説明が新作になっていた。

ソニーの4K撮影機材や14/05/24(土)発売予定のKD-65X9200Bが登場する広告色の強いもので、今までこういった番組でソニーは殆ど自社製品を出してこなかっただけに現状業績の厳しさが垣間見られるような気がした。この部分だけでも別バージョンとしてコレクションしておこうか。(苦笑)

来週は「”世紀の大発見”古代都市パレンケと国立公園(メキシコ)」だ。この調子で1か月に1本新作を放送してくれるのであれば嬉しい。

次に今週放送のNHK番組をチェックしていたら14/03/15に放送されたBSプレミアム「月の魔法が命をよぶ グレートバリアリーフ大産卵」が5/10(土)13:30〜14:30に再放送されることに気が付いた。ホッキョクグマは期待外れだったがBS放送のグレートバリアリーフは4K制作らしい映像を見せてくれるのか楽しみだ。

そして5/7(水)22:00〜22:59『幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー』は「File.09:怪奇!ロンドン心霊ブーム&空から魚が降ってきた!?」となっている。以前コナン・ドイルが妖精写真に騙された理由を知り、その人間的な弱さに一層親しみを覚えたものだがどう取り上げるのだろうか。

BS1では5/6日(火)0:00〜0:49から3夜連続で『BS世界のドキュメンタリーシリーズ 第一次世界大戦開戦100年 カラーでよみがえる第一次世界大戦』「第1回:人間性の喪失、第2回:際限なき殺戮、最終回 総力戦の結末」が放送される。これはHiVi5月号「録画天国?録画地獄?」で麻倉怜士先生がオススメ必録プログラムとして上げていたものだから録るしかない!(笑)

5/9日(金)には「史実 “戦火の馬”」が再放送される。どうせならこのタイミングにBSプレミアムで『戦火の馬』を放映してくれればより楽しめるであろうに残念だ。

5/5(月)の休みで少しはレコーダーのHDDを空けることが出来たので準備万端だ。


2014年04月14日

『僕たちは昭和を生きた』で作曲家・千住明氏が昭和歌謡、ニューミュージックのアナログレコードで大はしゃぎ!

BS-TBS『THE世界遺産3D GRAND TOUR』の後番組『僕たちは昭和を生きた』が4/12(土)から始まった。番組宣伝を見たらアナログレコードを取り上げる様なのでオーディオ絡み内容を期待して#1「作曲家・千住明の原点」を録って観た。

作曲家・千住明氏(昭和35年生まれ)の昭和のキーワードは「アナログレコード」と「ジャズ」だ。輸入レコードの匂いが好きだと言う彼は渋谷シスコ坂のFace Records(中古アナログレコード在庫約5000枚)において「Saturday in the park/シカゴ 昭和47年:1972年」、「Lookin' through the windows/ジャクソン5 昭和47年:1972年」、「メイン・テーマ/薬師丸ひろ子 昭和59年:1984年」、「美・サイレント/山口百恵 昭和54年:1979年」といったシングル盤を見つけて盛り上がる。LP「バンドワゴン/鈴木茂」を持っているとも語った。

ジャズに熱中していた学生時代に通ったDiscland JARO(売り場面積約2畳に在庫約8000枚)では「HANK MOBLEY/ハンク・モブレー」の俗に1568と言われている40万円のLPを見せてもらったり、「Flight to Denmark(冬景色)/デュークジョーダン」のデンマーク盤(昭和48年:1973年)を13,000円で購入したりした。

友達と「燃えよドラゴン(1973年公開)」を観た後に寄ったことがあるジャズ喫茶Jazz Room MARY JANE SHIBUYA(1972年開店)では買ったばかりのLPをターンテーブル(テクニクスSL-120)に置きSHUREのV-15シリーズカートリッジの針を下してジャズを楽しんだ。


渋谷は私にとっては大変縁遠い街だがアナログレコード店が多いとは知らなかった。昭和の若者にとっては音楽もファッション同様に欠かせない流行アイテムだったのだろう。千住氏と薬丸裕英氏(昭和41年生まれ)が昭和歌謡、ニューミュージックのEP盤で大いに盛り上っているのを見たら加わりたくなった。(笑)

地価の高い渋谷で中古レコードショップを営むのはなかなか大変と容易に想像出来る。地下の6畳間でも家賃は月幾らになるのだろう、それでもあの狭さは地震や火事の時怖いだろうと考えながら見ていた。

ジャズ喫茶のオーディオ機器の紹介が無かったのは残念。VN35HEという型番からカートリッジはシュアーと分かるが、スピーカーはアルテックだろうか?千住氏のお好みのジャズ名盤が分かり、つい聴いてみたくなる。(笑)

最近昭和を扱ったテレビ番組が多くなったような気がするのはこの年代の人達が偉くなり企画を決める権限を持っているからなのだろう。懐古趣味には陥りたくないと思いつつ、つい楽しく見てしまうのはやはり同じ昭和生まれだからだ。(苦笑)



【関連リンク】

『僕たちは昭和を生きた』
 http://www.bs-tbs.co.jp/entertainment/showawoikita/

2014年04月06日

BS-TBS『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』は4月から”毎月第1、2土曜日”放送!

13/12/09のブログに取り上げた『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』は13/06/01(土)から5作品本放送を行い、13/11/02(土)からリピート放送となった。

昨日4/5(土)放送は「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」の再放送と分かっていたものの録画して見てみたら、本編は同じだがオープニングの印象的なナレーションが無くなりタイトルバックの映像も差し替っていて意外な新鮮さがあった。思わず別バージョンとしてコレクションしようとBD-REに焼いてしまった。(笑)

来週は「”大いなる水”イグアス国立公園(アルゼンチン/ブラジル)」だ。2週続けて4K PEとの予告に驚き番組ホームページを見たら4月から”毎月第1、2土曜日”放送に変わっていた。

薄型テレビの販売台数の1割を4K TVが占めるようになったとの報道もあり、ソニーとしてはソフトであるテレビ番組放送との相乗効果で販売台数増を狙うつもりだろう。

「またイグアスの再放送かあ…」とガッカリしたものの確認の為4K PE BD-REのインデックスカードを見たら過去放送された5本の中に「イグアス国立公園」はない。

慌てて『THE世界遺産3D GRAND TOUR』のBD-RE 5枚を引っ張り出してインデックスカードで放送されたサブタイトルをチェックしたらその中に「イグアス国立公園(アルゼンチン/ブラジル)」があった。何度も3D GTの再放送を見たものだから勘違いしてしまった。(苦笑)

ということで来週はついに待望の新作の放送だ。これは見逃せない!録り逃せない!!



【関連リンク】

『4Kテレビ、半年で2割安く 55型は一部で30万円台』
 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO69418490U4A400C1TI0000/

2014年03月31日

NHK「人体・ミクロの大冒険」と「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」は4K収録、これは見逃せない!

BS-TBSの『THE世界遺産3D GRAND TOUR』が14/03/22(土)の放送で終了した。新作に期待して毎週録画しては再放送と確認して消していた作業もこれでおしまいだ。現在のSONYの経営状況や3D TVの人気の無さを考えると致し方ない。サイド・バイ・サイド方式による3D放送は通常テレビでは2画面分割でしか見られないのが失敗の一因だと思う。

今後は『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』に期待しよう。早く次の新作を放送してくれないだろうか。そう思っていたら3/27(木)NHKがマスコミ向けに4K番組を紹介する試写会を開催したとの報道があった。その内容はプロに任せるとして、AV Phileで録画中毒患者の私としては4K収録された番組の放送予定が気になる。

NHK番組で4K制作されたのは以下の5本。既に放送済みの番組は再放送を期待するしかないが、これから放送される作品はしっかり録画しておきたい。

 14/01/01放送 NHK総合「正月時代劇・桜ほうさら」
 14/03/15放送 BSプレミアム「月の魔法が命をよぶ グレートバリアリーフ大産卵」
 14/03/22放送 BS1「ミラクルボディ3 サッカーワールドカップ編」
 14/03/29、3/30、4/5、4/6放送 NHK総合「人体・ミクロの大冒険 ようこそ! 細胞のミラクルワールドへ」全4回
 14/04/06放送 19:30〜19:58 NHK総合「ダーウィンが来た!生きもの新伝説〜歩いて冬眠!? ホッキョクグマの秘策〜」

「人体・ミクロの大冒険 プロローグ」は偶然TVを付けたら放送していた。CGの精細な美しさとリアル感に感心してそのまま最後まで見入ってしまったが、これが4K CG製作と知って納得。1989年放送の「驚異の小宇宙 人体」との差は歴然だ。(笑)

HD放送でも再度VW500ESでじっくり鑑賞して観れば4Kらしい高画質を味わえるだろう。そう思うと地デジ放送なのが惜しい。高画質が期待出来るBSでの放送を期待したい。



【関連リンク】

『NHK、「ダーウィンが来た!」など4Kコンテンツ制作を訴求 − 8Kも視野に入れた取り組み語る』
 http://www.phileweb.com/news/d-av/201403/27/34688.html

『NHK「ダーウィンが来た!」など、作りたて“フル4K”番組を体験。制作現場の声も』
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140327_641667.html

2014年03月01日

カンブリア宮殿:無指向性スピーカーエグレッタ命名の日、窓の外にシラサギが舞い降りた!?

2/20(木)放送の『カンブリア宮殿』No.379【下請け脱出スペシャル!未来は自分の力で切り拓け!】を見た。「小さな町工場が生んだ 極上スピーカーの秘密」というサブタイトルで広島・北広島町のオオアサ電子株式会社が3年前に発売した無指向性スピーカーエグレッタ TS1000が紹介されていた。

元は大手自動車部品メーカーの下請けで売上10億円の8割を1社に頼っていたところ、リーマンショック後その会社が中国進出を決めて1年後に取引を停止すると宣告された。社員との対策会議の結果自社製品開発に取り組み、その初めての製品がEgrettaだ。2年の開発期間を経てスピーカーに命名した日、窓の外にシラサギがいることに総務課の女性が気付いたと言うエピソードが語られた。

メイド・イン・ジャパンにこだわり職人が組み上げるスピーカーは売上の2割を占める。現在開発技術課では次世代スピーカーとしてフィルムスピーカーを開発している。0.01ミリのフィルムを蛇腹状に折り畳む技術がオリジナルだと言う。このスピーカーにより大幅な小型化と20kHz以上の高音域の再生が可能になる。

広島市ひろしま医工連系・先進医療イノベーション拠点ではこのスピーカーを車に搭載してハイレゾ音源による脳活性化を図り居眠り運転防止や前方注意力の向上に活かせないか研究している。


冒頭20分間がオオアサ電子の取材で、新宿西口ヨドバシカメラのオーディオ売り場も取材されていた。エグレッタはハイエンドショウで見た記憶はあるが音像派の私は興味が無く試聴しなかった。

番組では無指向性スピーカーの特徴と強みが説明されて、会社近くの森で生録した野鳥の鳴き声が再生され「まるでその場にいるよう」と評されていた。確かに自然環境音は最適な音源だろう。ただ現行のオーディオソフトが前方指向性のあるスピーカーで聴くことを前提にマスタリングされていることを考えるとソフトを選びそうな気がする。

20数年前からオーディオ関連の下請けを行っていたのでオーディオ製品開発を選んだと言う話だが、何も会社経営の危機にマーケットが縮小している業界に進出しなくてもと思った。ところが社長が「ブランドは無くても良い製品ということで認めてもらえた」と話しているのを聞いて、趣味嗜好性の強い業界を選んだ先見性に感心した。

現在フィルムスピーカーを開発中とのことだが、基本的な考え方はELACのJETトゥイーターと同じ様だ。番組ではスピーカーを小型化出来ると言っていたので、思わず「トゥイーターはもとから小さい」とツッコミを入れたくなった。(笑)

また「ハイレゾを再生出来る」というアナウンスには違和感を覚えた。「ハイレゾ音源に収録されている超高音域を再生出来る」をグラフで見せてくれたものの言葉にするとこんな説明になるのだろうか。(苦笑)

丁度HiVi3月号P10に麻倉怜士先生が寄稿している『4K時代における「HiViの目標」』の中でハイレゾ音源の効果に関して言及されている。ハイパーソニック(ハイレゾ)再生時に基幹脳の活性が上がるそうなので今後カーオーディオにスーパートゥイーター搭載ブームが来るかもしれない。

それにしてもリーマンショックは本当に世界経済を混乱させたのだと実感させられるエピソードだった。そして今は米国量的緩和終了が「フラジャイル(fragile)5」と呼ばれている新興国通貨を下落させているのだから本当に人騒がせな話だ。(汗)



【関連リンク】

『下請け脱出スペシャル! 未来は自分の力で切り拓け!』
 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20140220.html
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