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2015年04月29日

5/3(日)NHK BS1「シリーズ 死ぬとき心はどうなるのか 立花隆“臨死体験”を追う」全3回オリジナル版一挙再放送!

14/12/31のブログにNHK総合14/09/14(日)に放送された「臨死体験 立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」が2014年のベスト番組と書いた。非常に内容の濃い73分番組だった。

この半年後の今年3月にBS1で全3回オリジナル版が放送された。

「シリーズ 死ぬとき心はどうなるのか 立花隆“臨死体験”を追う」
 15/03/24(火)放送 第1回「人類永遠の謎は解けるのか〜脳内現象か死後の世界の証明か〜」50分
 15/03/25(水)放送 第2回「心・意識のありかを探して〜体外離脱は何を物語るのか〜」50分
 15/03/26(木)放送 第3回「神秘体験と死を越えて〜意識と夢のボーダーランド〜」49分

この時は土日Anime Japan 2015へ出かけ週末のEPGのチェック時間が取れなかった為、気付いて録画出来たのは第3回だけ。地デジ版の倍の放送時間でどういった内容が追加されたのか気にしつつ視聴した。

第3回
 神経科学マイケル パーシンガー教授は神秘体験をすることが出来ると言う神のヘルメットを開発した。神経科学スティーブン ラバージ博士は明晰夢の訓練を行い自由に見たい夢を見られるようになった。

地デジ版の最終章に上記の2つの取材内容が追加されておりなかなか面白い。73分の番組制作の為これだけ長時間の取材が必要で、制作方針に沿った編集を行っていると言う裏側が垣間見られるオリジナル版だ。

3/28(土)にはNHK Eテレで「モーガン・フリーマン 時空を超えて 第2回 死後の世界はあるのか?」という44分番組が放送された。同じテーマを米国で制作するとかなり最新科学寄りになるのも興味深い。

さて第1回、第2回ではどんな新しい取材内容が放送されるのだろうか。5/3(日)の再放送が楽しみだ。

【関連リンク】

『シリーズ 死ぬとき心はどうなるのか 立花隆“臨死体験”を追う』
 http://www4.nhk.or.jp/P3522/
 https://ja-jp.facebook.com/NHKonline/posts/1061447413881923

『モーガン・フリーマン 時空を超えて』
 http://www4.nhk.or.jp/P3452/

2015年03月29日

さようなら『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』15/03/21(土)BS TBSの番組終了!

先週15/03/21(土)にBS TBSで17時から放送されていた『THE世界遺産』が最終回となった。地デジでは引き続きTHE世界遺産は放送されるが、まさかBS番組が終わるとは思っていなかった。

13/06/01(土)から『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』が月1回放送されるようになり14年4月からは新作とリピート番組の月2回放送を行っていた。結局15/01/10(土)に放送された「THE世界遺産4K 地球の叙事詩」が最後の新作となった。

もっとも「THE世界遺産4K 地球の叙事詩」はこれまで放送されたプログラムの総集編だったし、その前の14/11/08(土)「THE世界遺産4K 秋スペシャル 京都&富士山」は撮影の舞台裏を見せるメイキング的な内容と今までとは違う編集だったので実はしっかり終了フラグが立っていた訳だ。(苦笑)

もっとも私はこれを第3期新作制作決定フラグと考えていた。4Kテレビの販売は好調らしいし3/1(日)には4K専門チャンネル「スカパー! 4K映画」と「スカパー! 4K総合」が開局した。今後もソニーは4K番組制作に力を入れる筈と信じていた。

実際のところソニーはテレビの分社化を行い4K番組制作の必要性が無くなったと言うのがこの終了の一因なのだろう。終わらせるのであればせめて京都と富士山をそれぞれ30分間じっくり見せてほしかったし、Channel 4Kで放送した「THE 世界遺産 4K PREMIUM EDITION - Detail of the Earth - 地球の素顔 -」のハイビジョン版も観たかった。

BS 3D放送に関してはパナソニックも番組提供を行っていたが4K収録番組に関しては特に話を聞かない。高画質番組が無くなり4月からの新番組が色褪せて見えてしまう。(苦笑)


2015年03月19日

『レンズで見つける!わたしの京都〜女子のカメラ&ライフ・レッスン〜』の魔法の言葉は「SS絞りISO」!?

『趣味Do楽 カメラで女子力アップ 京都で磨く』第6回「ドラマチックな夜景〜いつもの風景の別の顔〜」を観た。

女優北川弘美さんはパナソニックLUMIX DMC-GM5K レンズキット(グリーン)、レンズはLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. [H-FS12032-S]を使用している。夜景ならもっと明るいレンズを使えばいいのにと思うが、このシリーズは撮影テクニックのレッスンなのでキットレンズで統一するのは方針には納得だ。

続編でレンズ交換のレッスンを取り上げれば、一眼カメラの購入者の多くがキットレンズのままでレンズの追加購入はしないとの調査結果もあるので、カメラメーカーも喜んで番組制作に協力するだろう。

フォトグラファー水野歌夕(かゆう)さんが夜景撮影には「シャッタースピード」「絞り」「ISO感度」の設定を…、と説明した時に北川さんが専門用語についていけなくなっているのは仕方ないところ。この番組では撮影条件を明示しない方針だが、さすがにISOに関しては明るさの違いが分かるようにテロップが入っていた。

第7回「心おどる 雑貨めぐり〜スタイリングで わたしらしさを〜」は北川さんが集めた雑貨を使い、京都の思い出ボックスの作り方を雑貨フォトクリエイター美和さんが教える内容だ。小物とか雑貨には興味がない私には退屈な番組内容だった。(苦笑)

唯一気になる美和さんが使っているカメラだが正面右側しか見えずヒントが少なかったが、そのクラシカルなデザインからニコンDfシルバーと分かった。レンズはキットの製品のAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)の様だ。カメラは短時間しか映らなかったがそれでもさすがNHK、しっかりペンタプリズムファインダー部の下のメーカー名Nikonがテープで隠されていた。(笑)

印刷した写真を素材に使う割にはどう印刷するのかといった話がまったく省かれていたが、インクジェットカラープリンターの使い方や店頭印刷サービスはまた別番組でということだろうか。楽しんで見ているこの番組も次回で最終回だ。


2015年03月10日

『レンズで見つける!わたしの京都〜女子のカメラ&ライフ・レッスン〜』第5回のファインダーってどこの部分?

3/5(木)放送『趣味Do楽 カメラで女子力アップ 京都で磨く』第5回「ロマンチックな水の世界〜キラキラ効果を使ってみよう〜」を視聴した。女性カメラマンが2回ごとに変わるのでついつい使用カメラが気になって観てしまう。(笑)

女優北川弘美さんは引き続きパナソニックLUMIX DMC-GM5K レンズキット(グリーン)を使用している。レンズはキットのLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. [H-FS12032-S]を使っていると思うと次のシーンでは望遠レンズLUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. [H-FS045200]に替わっていたりする。LUMIX G VARIO 12-32mmで撮った写真にフレアやゴーストが写っていて、このレンズにはフードがないことを思い出した。

フォトグラファー水野歌夕(かゆう)さんはキヤノンEOS 5D MarkIIを使用しているが、さすがNHK、しっかりペンタプリズムファインダー部の下のメーカー名が黒テープで隠されている。(笑) 小柄な女性カメラマンなのにレンズ込みで1.5kg近いフルサイズ機を使っているから力強い写真を撮れるのだろうか。

レンズはEF17-40mm F4L USMだろう。ハーフフィルター、クロスフィルター、PL(偏光)フィルターの口径が77mmだったのもヒントになった。

水野さんが「水面に映った太陽をファインダーで見ないで下さい」と注意したところ北川さんが「ファインダーってどこの部分?」と質問したことには驚いてしまった。まあスマホやコンデジしか使っていなければファインダーを覗くと言う行為を知らないのは当然だが、では何故GM5を選んだのだろう。GM1Sで良かったのではないか。(苦笑)

一方水野さんはしっかりファインダーを覗いて撮影しており一眼レフ派とミラーレス派の撮影スタイルの違いが明らかになった。こういったことに気付くのもこの番組の楽しみ方のひとつだ。


2015年02月28日

『レンズで見つける!わたしの京都〜女子のカメラ&ライフ・レッスン〜』第4回で使用されたレンズは何?

2/22(日)のブログで話題にした『レンズで見つける!わたしの京都〜女子のカメラ&ライフ・レッスン〜』の第3回「癒やしの猫たち〜ほっこり かわいい表情を〜」は何故か国会中継が録画されていた。(涙)

そして今週02/26(木)『趣味Do楽 カメラで女子力アップ 京都で磨く』第4回「町家でポーズ!」は地震テロップ攻撃があったもののちゃんと録画されていた。

女優北川弘美さんは引き続きLUMIX DMC-GM5K レンズキット(グリーン)を使用。望遠レンズはGMであればLUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.Sがデザイン・サイズ的に最適だと思うが使っていたのはLUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 / MEGA O.I.S.だろうか。ガラス越しの撮影で距離があった為に使われたと推測する。

フォトグラファー安珠さんのカメラはFUJIFILM X-T1を使用しているが、さすがNHK、しっかりペンタプリズム風のファインダー部の下のメーカー名が隠されていた。(笑) 女性カメラマンにはファインダー内蔵の防塵・防滴APS-CミラーレスとしてX-T1が人気の様だ。

レンズはフジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WRとフジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRだろうか。小雨を気にせず撮影していたので防塵・防滴・耐低温設計のレンズであると推測した。メーカーのホームページを見てもフードの写真がないので見分けるヒントにならないので不便だ。(苦笑)

番組内ではモデルさんを加えてすっかり和気あいあいのガールズトーク状態で非常に楽しそうだ。

この番組を見ていて気になったのは2人が使っているミラーレスカメラはファインダーを内蔵しているのに全然使用していないこと。これはファインダーを覗かれると顔が隠れてしまう、液晶に写っている構図が隠れてしまうと言うテレビ撮影上の理由からだと想像しているが実際はどうなのだろう。

また撮影した写真が何枚も紹介されているのに画角、F値、露出の数値がテロップに入らないのはちょっと残念。まあ想定している視聴者を考えると不要と考えたのだろうが、良い写真があると参考に知りたくなる。さて第5回も楽しみだ。


2015年02月22日

テレビに映ったあのカメラとレンズは何?メーカーと型番を調べてみた

テレビ番組を見ていて出演者がカメラで撮影するシーンが映し出される時がある。どのメーカーの何というモデルを使っているのか気になるのでついつい調べてしまう。(笑)

BS日テレで放送されている『中川翔子のマニア★まにある』はマニア道の濃さが楽しい。

14/09/20(土)「夜景マニアが教える知られざる光の夜の絶景スポット連発」
 20年間に1500か所以上夜景を撮影してきたマニアが愛用する一眼レフカメラはNikon D700で使用レンズは明るい単焦点MFレンズ2本だ。レンズの絞り設定リングに連動爪(カニの爪)があるオールドレンズなので型番を調べるのは難しく諦めた。(苦笑)

15/01/03(土)「富士山女子が教える知られざる魅力穴場スポットで開運!」
 1万枚以上富士山を撮影してきたマニアが愛用する一眼レフカメラはCanon EOS 5D MarkIIIで使用レンズはEF24-70mm F4L IS USMだ。レンズはコマ送りして見ても型番が映らなかったのでデザインとサイズからそう推測したがキットレンズなので可能性は高いだろう。

15/02/14(土)「昭和家電マニアが教える奥深き魅力レトロなお宝が登場!」
 ラジカセマイスター・松崎順一氏が登場。デジカメとは関係ないけど昭和家電探しでDENON DX5/90(Fe-Cr)、TDK SA-X 46(High Position)、National 46ED(Normal Position)を見つけ出して円満の笑顔が眩しかった。(笑)

「テープレコーダーの回転数を正確に合わせる測定器」を発掘したので地方にはまだまだお宝が眠っている様だ。奥様はテディベアコレクターということで「お金は無いけど楽しい我が家」だそうだ。

15/01/04(日)『風に立つライオン〜さだまさし・大沢たかお ケニア命と自然の旅〜』
 さだまさし氏はCanon EOS EOS-1D Xで通常はEF24-70mm F4L IS USMと動物撮影にはEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMを使用していた。ちなみに大沢たかお氏はスマホによる撮影だった。(笑)

ご自慢のカメラと紹介されていたがプロ用とは驚いた。レンズは型番が映らなかったのでデザインとサイズからの推測だ。

15/02/12(木)『趣味Do楽 カメラで女子力アップ 京都で磨く』第2回
 フォトグラファー山本まりこさんのカメラはFUJIFILM X-T1 Graphite Silver Editionレンズはフジノンレンズ XF14mmF2.8 R、女優北川弘美さんはLUMIX DMC-GM5K レンズキット(グリーン)を使用していた。レンズは型番が映らなかったのでフードのデザインとサイズから推測した。XF18-55mmF2.8-4 R LM OISだともっと長くフードデザインは違う筈だ。

それにしてもこの番組は第1回からVIERA TH-L37DT3のUSB HDD録画予約しているのに特別番組があったりして放送時間がずれて今まで録画出来たのはこの第2回だけ。今週放送の第4回は無事録画出来るだろうか…。(汗)



【関連リンク】

『レンズマウント物語(第3話):ニコンのこだわり』
 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lensmount/20120627_542731.html

2015年01月16日

Eテレ毎週木曜23時放送の『岩井俊二のMOVIEラボ』は豪華ゲストと映画の魅力を語るマニアックな番組!?

15/01/08(木)23時から始まった『岩井俊二のMOVIEラボ』。#1「SF編」のゲストは『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明と『平成ガメラシリーズ』の樋口真嗣という濃いコンビだったのでしっかり録画して観た。

影響を受けたSF映画として岩井氏は『エイリアン』、樋口氏は『2001年宇宙の旅』、庵野氏は『サンダーバード』『キャプテンスカーレット』『謎の円盤UFO』のタイトルをあげた。庵野氏は『サンダーバード』メカの「ウェザリング(汚し)」と「マーキング(デカール)」、発進シーンはエヴァに影響を与えていると説明した。

SFの原点としてH・G・ウェルズの『タイムマシン』等の小説があげられ、SFの映像化の歴史として『月世界旅行』『メトロポリス』、戦後1960年代のSF映画ブームの『月世界征服』『地球の静止する日』『禁断の惑星』『猿の惑星』、1977年SF映画復活の原動力となった『スターウォーズ』『未知との遭遇』、その後の『ブレードランナー』『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といったタイトルの映像が紹介された。

庵野氏はSWより『宇宙戦艦ヤマト』に夢中となり『オネアミスの翼』制作に関わったと語った。

久しぶりに見たサンダーバード1号の発進シーケンスは確かにエヴァの出撃シーンを見る様だった。(笑)

何よりこの番組自体が映画愛に溢れたこだわり具合で番組タイトルからテロップの流し方が『スターウォーズ』そのもの。そこかしこに映画作品の影響が見え隠れしている。エンドロールも映画のスタッフロールを模したレイアウトになっていて思わずニヤリ。このノリは学生の自主映画といった感じだ。

その上#2「特撮編」の予告はそのままウルトラマンのオープニング映像のパロディ。否が応でも#2の内容に期待してしまう。庵野&樋口コンビだったらそのまま『BS特撮夜話』が作れてしまいそうで45分で収まるのだろうか。

その庵野氏と言えばアニメ『SHIROBAKO』12話にも登場していたが、アニメ監督よりタレント業に鞍替えしたのかと心配になってしまいそうだ。(笑)



【関連リンク】

『岩井俊二のMOVIEラボ』
 http://www4.nhk.or.jp/movielab/

2014年12月31日

2014年放送のテレビ番組で一番面白かったのは「臨死体験 立花隆 思索ドキュメント」!

2014年もあっという間に大晦日となってしまった。年齢を重ねるごとに本当に1年が短くなっていく。(驚)

2014年色々と見て来たテレビ番組で何が一番面白かっただろうと振り返えるとNHK総合14/09/14(日)「臨死体験 立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」が科学的にも哲学的にも人生観的にも考えさせられることが多く大変面白かった。放送直後からブログに取り上げようと思っていたので、この話題で今年を締めくくろうと思う。

1991年に「臨死体験」について取材したジャーナリスト/評論家立花隆氏が再び「臨死体験」の最新研究の現場を見て回った。

【第1章 臨死体験の謎】
 国際臨死体験学会に参加して脳神経外科医 エベン アレキサンダー博士に会う。彼は生還率2%と言われた脳死状態から蘇生してから魂の存在を信じるようになった。心停止から蘇生した5人に1人は臨死体験の体外離脱、神秘体験を経験していると言う。

【第2章 臨死体験を科学は解き明かせるのか?】
 神経科学ジモ ボルジギン准教授は鼠の脳に直接電極を入れて心停止させたところ4秒後も続く微細な脳波を見つけた。神経科学ヘンリック エーソン教授は体外離脱を経験することが出来るバーチャルリアリティ実験を行っている。利根川 進センター長は想像力を持っている人間はフォールスメモリー作り易い動物と考えている。

【第3章 心はどのように生まれるのか】
 精神医学ジュリオ トノーニ教授は統合情報理論を唱え、意識は複雑に絡み合った蜘蛛の巣の様な神経細胞が生み出すものと説明した。意識の量を現す数式を現し、これは複雑な情報の繋がりを持つ機械を作れば意識を持つ可能性があることを意味している。

【最終章 臨死体験 なぜ人はなぜ”神秘”を感じるのか】
 脳神経外科ケビン ネルソン教授は”神秘”を感じるのは死の直前脳の辺縁系が脳を白昼夢の状態とし神経物質を放出するからと説明する。取材の最後に友人のレイモンド ムーディ博士に会う。彼は臨死体験後死後の世界を信じるようになっていた。


ネルソン教授が「科学は”仕組み”を説明するものであって”何故か”という問いに答えるものではない」と言っていたのが科学者らしい答弁で好感を持った。臨死”体験”は個人的な経験なのだから第三者が正否を論ずるものではないという立場に同意する。

この番組を見て私が考えたことを書き残しておこう。

「死後の世界はない」そう確信した。例えば米国について何の知識もない老若男女がアメリカ旅行に行ったとする。その時、各人ごとに知識や興味や経験によって異なる感想を述べることだろう。ところが神秘体験は年齢性別宗教国籍に関係なく皆が同じ話をしているという。それはまるで「林檎の木からリンゴが落ちるのを見た」という物理現象を語っている様だ。この統一性が逆に無い証拠と考えられる。

爬虫類も持っている脳の辺縁系が何故神秘体験をさせるのか、これについて私は「動物が九死に一生を得た後の生存率を高める為進化の過程で得た能力」と推測している。爬虫類が捕食者に襲われ怪我を負い瀕死ながら逃げられた時、傷が治るまで恐怖に怯えている個体と幸福感を感じている個体がいたらどちらの方が生存率は高いだろうか。

また両方とも生き延びたとして、捕食者の影に怯え活動が消極的になった個体と、生きることに前向きで活動的になった個体がいたらどちらが多く子孫を残せるだろうか。こう考えると辺縁系の仕組みは理に適っている様に思える。

番組では脳の機能を統合するものが意識=自我として説明されていた。人間では2歳前後から自我が芽生えてくると聞く。知識、経験を得て脳神経細胞が複雑に絡み合ってきた幼児期に自我が発生する理由が分かった気がした。

怖いと思ったのは脳に直接電極を刺さないと測定出来ない微細な脳波があるということ。脳死と判断されながら蘇生したアレキサンダー博士の例もあり現在の脳波測定器では正確に脳死を判断出来ないのではないか。そう考えると楳図かずおの『恐怖』「うばわれた心臓」のエピソードを思い出してしまった。(冷汗)

まあ自分が死ぬ時は幸福感に包まれ人生最後の謎の答えを知ることが出来ると思えば死も怖くなくなりそうだ。除夜の鐘の音を聞きながらそう思う。

今年1年ご愛読頂きありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧の程よろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。



【関連リンク】

『臨死体験 立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか』
 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0914/

2014年09月12日

NHK『ホットスポット最後の楽園 第2シリーズ』10月放送開始。4Kカメラ撮影の映像に期待!

涼しくなったので2カ月前にNHK BSプレミアムで放送された番組2本をVW500ESで観た。

1本目は14/07/14(月)BS103「NHKスペシャル 世界遺産 富士山〜水をめぐる神秘〜」だ。13/06/30に総合テレビで放送された番組だが5.1chサラウンド放送と言うことで録っておいた。番組後半、忍野八海の1つ涌池の水中洞窟撮影に最新4Kカメラが使われていた。

水中パックにHD-7/PMW-F55という型番が見えたので調べてみたらソニー製275万円(税別)のCineAlta 4Kカメラと分かった。白い壁の水中洞窟内の水の透明度は高く、そこに水があることを忘れさせるほどの解像感の高い映りはさすが4K撮影だ。

2本目は14/07/28(月)BS103『福山雅治 最後の楽園を行く〜野生の王国アフリカへ〜』という「ホットスポット シーズン2」の番組宣伝プログラムだ。14/03/24に総合テレビで放送された番組だがシーズン1が面白かったので録っておいた。こちらも番組後半にシーズン2では4Kカメラが用いられていることが明らかにされた。RED ONE という4KカメラにCanon 15.5-47レンズを装着して撮影していた。

動物や砂漠に出現した花畑撮影に使用したとの話だが、動物の毛並等はなるほど4Kの情報量を感じられる。意外や花畑は解像感が無かったのはカメラをクレーンに乗せて動かしていた為だろうか。

マシャが愛用している一眼レフカメラがしっかり写っていたのでEOS 5D MarkVと分かった。熱烈なファンは「福山さんと同じデジカメください」とショップに駆け込んだのだろうか?(笑)

13/12/09のブログで『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』リピート放送と書いたが、4月からは毎月1本新作が放送されるようになり嬉しい限り。第1期の5作品の後既に6本も放送されている。

 4/12(土)「“大いなる水”イグアス国立公園(アルゼンチン/ブラジル)」
 5/10(土)「”世紀の大発見”古代都市パレンケと国立公園(メキシコ)」
 6/07(土)「ブラジル三都 サルヴァドール・デ・バイア・リオデジャネイロ・ブラジリア(ブラジル)」
 7/12(土)「莫高窟(中国)」
 8/09(土)「時計製造の町 ラショードフォン(スイス)」
 9/06(土)「プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア)」

莫高窟の仏教美術の素晴らしさに感動したり、プリトヴィツェ湖群の澄んだ水と緑に癒されたりとこちらも4K撮影の魅力を十二分に伝えてくれる好番組だ。

こうして4K撮影番組を見比べるとTHE世界遺産4K PEの高画質には感心させられる。4Kから2Kへのダウンコンバートのノウハウの差なのだろうか。Hot spots season 2ではどれだけ4K撮影素材が使われるか分からないが、高画質であることを期待したい。



【関連リンク】

『ホットスポット最後の楽園 第2シリーズ』
 http://www.nhk.or.jp/hotspot/

2014年08月09日

『僕たちは昭和を生きた』で作曲家・千住明氏が持参した16枚のアナログレコードのタイトルは?

4/14のブログに『僕たちは昭和を生きた』の感想を書いたが、意外と検索キーワードがヒットするので4/26放送#3「作曲家・千住明の原点(3)」も取り上げておこう。

作曲家・千住明氏(昭和35年生まれ)の昭和のキーワードは「レコード×昭和の喫茶店」だ。

1軒目は渋谷道玄坂で1926年創業の名曲喫茶ライオン(クラシック名盤3000枚)だ。1階2階吹き抜けで高さ3メートルの巨大なスピーカーを鳴らしている。ターンテーブルはDENON DP-3000、カートリッジはSHURE M44Gを使用して「Bach;Musical Offering」をかけていた。

2軒目は渋谷道玄坂で1969年創業のロック喫茶B.Y.Gだ。ここでは高校時代のバンド仲間、バービーボーイズのギタリストのいまみちともたか氏とセッションを楽しんだ。

3軒目は渋谷桜丘町で1972年創業のジャズ喫茶Jazz Room MARY JANE SHIBUYAだ。千住氏は愛聴盤を持ち込み試聴させてもらった。


持参アナログレコード16枚は以下の通りだ。
 1) Satin Doll/Bobbi Humphrey
 2) Annie Soundtrack
 3) 燃えよドラゴン サントラ
 4) 白い恋人たち オリジナル・サウンドトラック
 5) マイルス・アヘッド/マイルス・デイビス
 6) ブリージン/ジョージ・ベンソン
 7) Thunderbirds Are Go!(1965年イギリス盤)
 8) Night Lights/ジェリー・マリガン
 9) ザ・ニュー・フィル・ウッズ・アルバム
 10) R.シュトラウス:英雄の生涯/カラヤン
 11) ロマンス
 12) 不明(赤いジャケットのアルバム)
 13) 不明
 14) 赤い風船/浅田美代子(1973年)
 15) また逢う日まで/尾崎紀世彦(1971年)
 16) ひなげしの花/アグネス・チャン

8/7(木)のブログもそうだったが、テレビに映ったジャケットから該当アルバムを探すのは大変時間が掛かり疲れる。その分、分かった時は大変嬉しい。今回「ロマンス」というタイトルが多過ぎてアーチストが分からないことと、2枚はまったく手掛かりが無く探しようが無いが残念だ。(苦笑)

千住氏と薬丸裕英氏(昭和41年生まれ)が昭和歌謡、特に筒美京平氏の楽曲で盛り上がっていたが、確かにあの時代は大ヒット歌謡曲を誰もが知っている、そんな時代だった。

ところでオルトフォンのコンコルドというカートリッジが映っているカットがあったが、あれはB.Y.Gで撮影されたのだろうか?




【関連リンク】

『僕たちは昭和を生きた』
http://www.bs-tbs.co.jp/entertainment/showawoikita/episode/?mid=showawoikita
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