影響を受けたSF映画として岩井氏は『エイリアン』、樋口氏は『2001年宇宙の旅』、庵野氏は『サンダーバード』『キャプテンスカーレット』『謎の円盤UFO』のタイトルをあげた。庵野氏は『サンダーバード』メカの「ウェザリング(汚し)」と「マーキング(デカール)」、発進シーンはエヴァに影響を与えていると説明した。
SFの原点としてH・G・ウェルズの『タイムマシン』等の小説があげられ、SFの映像化の歴史として『月世界旅行』『メトロポリス』、戦後1960年代のSF映画ブームの『月世界征服』『地球の静止する日』『禁断の惑星』『猿の惑星』、1977年SF映画復活の原動力となった『スターウォーズ』『未知との遭遇』、その後の『ブレードランナー』『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といったタイトルの映像が紹介された。
庵野氏はSWより『宇宙戦艦ヤマト』に夢中となり『オネアミスの翼』制作に関わったと語った。
久しぶりに見たサンダーバード1号の発進シーケンスは確かにエヴァの出撃シーンを見る様だった。(笑)
何よりこの番組自体が映画愛に溢れたこだわり具合で番組タイトルからテロップの流し方が『スターウォーズ』そのもの。そこかしこに映画作品の影響が見え隠れしている。エンドロールも映画のスタッフロールを模したレイアウトになっていて思わずニヤリ。このノリは学生の自主映画といった感じだ。
その上#2「特撮編」の予告はそのままウルトラマンのオープニング映像のパロディ。否が応でも#2の内容に期待してしまう。庵野&樋口コンビだったらそのまま『BS特撮夜話』が作れてしまいそうで45分で収まるのだろうか。
その庵野氏と言えばアニメ『SHIROBAKO』12話にも登場していたが、アニメ監督よりタレント業に鞍替えしたのかと心配になってしまいそうだ。(笑)
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『岩井俊二のMOVIEラボ』
http://www4.nhk.or.jp/movielab/
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