1. ハーマンストア:東京赤坂東京ミッドタウン内
・年間5100億円の売り上げる世界最大のオーディオメーカーハーマンインターナショナルが7/18(金)日本初の直営店を開店した。
・10畳程の試聴室ではJBLとマーク・レビンソンのフラグシップモデル約1500万円のシステムが聴ける。
・ターゲットは女性層で色バリエーションと手軽な価格帯も揃えている。簡便に音楽を聴くマーケットから音にこだわりを持ち始めたオーディオ女子の出現を期待している。
2. e☆イヤホン秋葉原店:東京秋葉原
・女性客は開店した2011年は約1%、現在約20%まで増えている。
・女性客は低価格のデザイン重視モデルから高機能モデルへステップアップする傾向がある。
・来店していた女性客の予算は1万から3万円だった。
3. Gibson Brands Showroom TOKYO:東京八重洲
・7/2(水)オンキヨーのショウルームがオープンした。1Fフリースペースは飲み物無料でe-onkyo musicのハイレゾ音楽を試聴出来る。
・e-onkyoは現在55000曲を配信しており前年に比べ3万曲増加している。
・ポータブルアンプは小型化されているので女性客にもハイレゾ音楽に興味を持ってもらいたい。
・2Fにはギター試奏ゾーンがありギブソン製のギター70本を演奏して録音することが出来る。
専門家は「女性や年配ユーザーといった幅広い層にハイレゾが浸透することでオーディオは成長市場になる」と語った。
余りに気にしていなかったがニュース3本がまとめてWBSで取り上げられるとは驚いた。丁度7月に重なったお陰で程良い尺になったのが幸いしたのかもしれない。(笑)
番組内で登場した製品は、AKG K3003 141,942円(税込)、K812PRO 170,640円(税込)、ONKYO DAC-HA200 だ。1500万円のシステムはオーディオショウでもお馴染みのEVEREST DD67000だが、 MA(メイプル)モデルと言うのは珍しい。女性受けの良い明るい色を選んだ結果だろう。
最近のヒットの法則は「自己表現出来る」「モバイル(ポータブル)」「SNSでシェア」といったスマートホンの普及に関連した製品やサービスが多いと見ている。このニュースでも「先輩の高価なヘッドホンの音が良かったから」と話している女性客がいた通り、エバンジェリスト(伝道者)がいれば興味を持ってくれそうだ。
オーディオ女子と言う言葉が出てきたが、本当にそんなマーケットがあるのか私は懐疑的だ。一般的に女性は数字でサービスや製品を選ばない。デザインや色と言った感性で気に入った物を選ぶ傾向がある。カタログスペックの数字を見て喜ぶのは男性くらいだ。オーディオとは余りに相性が悪すぎる。(苦笑)
そう考えるとせいぜいヘッドホン女子止まりが関の山だろう。本気で売り込むのであればハイレゾ音楽にはハイパーソニック・エフェクト効果があり美容と健康に良い影響があると広告宣伝したら良いだろう。テレビの通販番組を見る度にそう思う。
そう言えば7/15(火)夜に『アナと雪の女王』を観たら、それまで風邪を引いた後遺症で咳が抜けずに困っていたのが翌日からピタリと治まって驚いた。これこそが高画質と高音質による免疫活性化効果に違いない。(※ 個人の感想であり、効果には個人差がありますw)
【関連リンク】
『JBLやAKG製品集結、ハーマンがミッドタウンに初の直営店。1,500万円のシステムで試聴』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140718_658675.html
『e☆イヤホン秋葉原店が、明るく試聴しやすい店舗に拡大リニューアル。品揃えも倍増』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140717_658359.html
『Gibsonで弾く/ティアックで録る/オンキヨーで聴く。世界初ショールームが2日オープン』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140701_656017.html
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