僕が警備員を辞めた理由

警備に限らず人間関係の悩みは尽きない
ものです。



特に決まったメンツで長時間過ごす
施設警備は、人間関係が悪いと地獄に。



気に入らない人が、誰かいませんか？
いなければ恵まれています。



警備では、気に入らない人を力で排除する
工作が割と行われます。思い通りに
いかない事も多々ありますが・・・



この、気に入らない人に対して持つ感情
「潰してやる」「排除してやる」
これは、我が身に跳ね返るという話。



と言うのは、心の法則から言えば
気に入らない人が目の前にいるのは不快で
耐えられない。これがどう作用するか。



今感じている事が、未来の環境を創って
行きます。逆に言えば過去の感情が現在の
環境を創ったのです。



ということは、不快で耐えられないという
感情を投影した未来を引き寄せてしまう。



上司に工作して、嫌な人の排除に成功しても
ウハウハになるでしょうか？



誰が見ても問題ある人物であれば、皆の
総意で配置転換を、求めれば人事が動く
可能性大。



ところが個人の感情で、人事まで動かす
までいくとどうなるか。排除に成功して
も、心は晴れやかになるでしょうか。



自分がムキになってまで、人間関係に
腐心しなければならない、そういう未来
を引き寄せてしまいませんか？



物理的に嫌な人を潰したとしても、反動
というか返り血というか、何か自分の
幸せを犠牲にしなければならなくなる。



そういった未来を引き寄せる可能性大。
それならばどうするか。



自ら動いて環境を変えるのが手っ取り早い。
転職然り、職業訓練然り。変な人からは
逃げましょう。



今回は、今感じていることが未来を創る
これに気づいて欲しかったのです。



僕はこの手の権力闘争で、排除に成功した
側が、ロクな目にあっていないのを見て
来ました。



特に警備では、勝った側は負けた側から
根こそぎ奪っていきます。これでは禍根
が残らないわけがない。



権力闘争に勝った側が、負けた側から反撃
され、職場ごと転覆するケースも見てきた
のです。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
B社でした。その次のカテゴリで、B社現場
の結末を紹介しています。



目の前の嫌な人を排除することにムキに
なるくらいなら、自分にとって望ましい
環境を引き寄せるべきです。



それには心の余裕がないと難しい。まずは
汲々とした環境から抜けることを考える。



そういった意味でのリセット効果として、
職業訓練を強く勧めます。リセットの
切り札といっていい。



半年間のモラトリアムで、望む未来を
デザインする。もちろん訓練終了後、
警備業に戻っても構いません。



詳細はカテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
を参照願います。



詰めてくる相手が精神的な疾患、すなわち
サイコパスや自己愛的人格障害を持って
いれば、猶予ありません。



彼らと戦うなら、専門家を介して法定措置を
取るしかなくなります。



力を以て支配しようとしてくるなら、
自分の身を守る行動を優先しましょう。



今回はマイナスの感情を持って実行に移すと
どうなるか、について紹介しました。



過去の僕はこれに気づかす、アクセルを
吹かしていたのです。まずは心のブレーキ
を解除すること、これに留意しましょう。

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