精神状態がどうだったかによって結果が
左右される、という話をします。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
の頃でした。
B社隊長のパワハラに耐えかねて、逃れた
つもりの転職先C社現場には、現場を仕切る
自己愛的人格障害者。
たっぷりモラルハラスメントを受けた僕は、
三か月余で退職する羽目に。
この状況を呼び込んだのは、自分の精神状態
であったと反省します。
B社辞めたい、辞めたい・・・あのパワハラ
隊長を後ろから蹴っ飛ばして辞めてやる!
そんな気持ちでした。
隊長には突然の退職といった「復讐」成功
したものの、復讐が目的の転職はいい結果
を生み出すはずがないのです。
根底に憎しみや怒りの念があれば、次に行く
環境もそれ相応なものになっていくのです。
実際C社のパワハラ環境はB社の延長でした。
皆さんも経験があると思いますが、ポジティブ
な気持ちの時に決断した事と、ネガティブな
気持ちで決断した事では結果が違いますよね。
B社を辞める当時、僕は冷静なつもりでした。
しかし、心の中は焦げ付いてささくれ立って
いたのです。
上記のようなエントロピーが増大した状態で
事を起こすのは非常に危険です。恐らく
ろくな結果にならないでしょう。
では、エントロピーを下げるにはどうしたら
いいのでしょうか。
身近に自分の事を客観視してくれる助言者が
いるに越したことはありませんが、なかなか
これも難しい。
そこで、何度も言うように「リセット」を
勧めます。具体的には職業訓練に行くこと。
最低でも半年間の訓練に行けば、リセットの
効用が得られるでしょう。忙しすぎた日常を
一旦リセットし、自分を取り戻すのです。
視点を変えて、人生の新たな試みを始める事に
リセットの意義があります。ただ訓練に行くの
ではなく、テーマを持って臨む。
それが資格取得の勉強でもいいのです。
転んでもただは起きぬの精神が、リセットの
効果を上げます。
この辺のエピソードについては、カテゴリ
「暗中模索編」、職業訓練については
カテゴリ「警備員を辞めたい人へ」をどうぞ。
労働者をやっていく上で、リセットの機会を
得るのは重要なことです。加えて現代社会では
心身ともに消耗が半端ない。
もしコケてしまった時の為に、リセットの手段
を知っていれば気持ちは楽になります。
結論として、ブラックな環境で心身消耗し
ネガティブな気持ちを改善するには、一旦
労働から離れる事が有効。
そのために職業訓練を上手に使いましょう、
といった提案です。メンタル回復の手段と
しても有為な環境です。
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