言いにくいものです。同業他社への
転職ならなおさらです。
会社を辞めるのに本当の理由を言う
必要はありません。もしハラスメント
関係で退職後も争うなら話は別ですが。
警備会社から警備会社への転職なら、
次に行く会社の名前を上げる必要は
ないでしょう。後でバレますから。
僕も含め、多くの隊員が使った方便
として、「以前の業界に戻る」や
「実家や親戚関係の仕事をする」等。
僕が次に行く警備会社の実名を挙げた
のは、カテゴリ「施設警備３〜ブラック
企業編」で、B社を辞めC社に行く時。
C社もブラックで、すぐに辞めましたが。
B社を辞める時、隊長に告げ筋を通して
退職願い（社長宛）を提出しました。
手続き上問題はありません。
背景にはリーマンショックによる職場
の縮小または消滅の危機、隊員２人が
解雇されました。（その後１人だけ補充）
ただし、C社の実名まで挙げなくても
良かったかなとは思っています。某
警備会社で良かったのでは。
会社の実名を挙げるのは、これから行く
警備会社は、お前の会社より上だと
宣言するようなものです。
その辺の判断もできなくなっていたと
いう事です。冷静さを欠いた行動は
ロクな事にはなりませんね。
一方仲のいい警備会社同士で、入札の
関係で施設の隊員を融通するために、
幹部レベルで移籍を承認する場合も。
これは会社が主導する移籍になります。
この施設が入札で負け撤退したら、元の
会社に戻る約束をすることもあります。
それでは、仲の悪い警備会社に行きたい
現場や施設がある場合はどうすればよい
のでしょうか。
以前の記事で紹介した、ワンクッション
挟む技があります。中立的な警備会社に
一旦移籍して、そこを経由して転職を行う。
上記の方法も悪くはありませんが、業界
事情に精通した中級以上のテクニックです。
僕は失業給付が出る条件なら、職業訓練に
行く事を勧めます。それも半年間のコース。
半年あれば、ワンクッションの効果があり
行く科にもよりますが、資格取得のチャンス
もあります。
以前居た業界に戻っても差し支えありません。
就職した実績が訓練校にとって評価の対象と
なりますから。
警備業界に戻るにしても、新たな資格（武器）
を携えていくのでは、精神的余裕も違ってくる
に違いありません。
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