アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2014年10月05日

各書名言集(小説pert1)


皆様、こんにちは。
このブログもはじめてはやくも一週間

良かった〜とりあえず三日坊主は避けた!
これも見て下さっている皆様のおかげですm(__)m

と、いう訳でして、本日は本日の一冊の前に
先週一週間ご紹介させて頂いた作品たちの中から
個人的にぐっときたっという名言?文章?をのせていきます

せっかくタイトルを知って頂いたからには
少しでも興味をお持ちいただき
出来れば読んで頂きたい!
そんな手前勝手な願いから生まれた思いつきですが

お付合い願えると嬉しく…

まずは、小説たちかた抜粋していきます

カデナ
カデナ.png

――あんな風にパトリックを愛していながら、どうしてあたしはスパイになれたんだろう。准将や同僚たちとだってうまくやっていたし、ベッキーとの暮らしも悪くなかった。アメリカはあたしの一部だった。だからアメリカがやっている戦争に手を貸すのは辺り前のことだった。第一あたしは軍人なんだし。――

『カデナ』は物語と全体のストーリーが好きなので、迷いましたが、
この作品の何か大きなテーマを語っている気がしたので、この一文を。。。
記事はこちら



秋月記

秋月記.png

――もうそのぐらいにしておけ。お主の腕なら、その二人を斬ることはできようが、わしも加わると、ちと骨だぞ――

紹介ブログでも反則級に強いと私が言っていた藤蔵の、なんとも恰好付け過ぎなセリフ!
本当は好きな坂田の個人的恰好良すぎるセリフがあるのですが、ネタバレになりそうなので……

記事はこちら

スロウハイツの神様
スロウハイツの神様.png

――今、一番ひどい時を抜けたから、私はもう自殺なんか考えません。だけど、あの時は今思い出してもぞっとするくらい気持ちが追いつめられてて、本当にやってしまってもおかしくなかったと思います。その時に、死ななくてよかった。チヨダ先生の本を読んで、生きててよかった――

泣かせます…!泣かせます…!これはこの作品中のチヨダコーキあてに
(と言うと少し語弊があるのですが)一人の少女が出した
手紙の一部ですが、これは作品を読めばさらに、ぐっとくる一文です。
同時に本の持つ可能性を思わせてくれる一文でもありますね
記事はこちら


古都
古都


 ――向う岸の水ぎわに、葉が赤く色づいて、流れにうつりゆれている、小さい木があった。秀男は顔をあげて、
「あの、あざやかに紅葉してんのは、なんどすやろ。」
「うるしどす。」と、苗子は目をあげて、答えたはずみに、ふるえる手で、頭をまとめていたのが、どうしたのか、黒い髪がほどけて、背まで、ひろがり落ちた。
「まあ。」
 苗子は赤くなって、髪をかきよせると、巻きあげて、ピンを口にくわえて刺したが、そこらに、落ち散らばったらしいピンは、足りなかった。
 秀男はその姿、また、そのしぐさを、美しいと見た。――

美しさが炸裂するこの場面…。美しい、憧れてしまいます。
苗子さんが誰なのかは、読んでからのお楽しみ。
記事はこちら



少し、あまりにも長くなってしまいましたので、
pert2と分けることといたします。
まだ絵本やエッセイもあるのにどうしましょう。
思いつきで何か行動すると大変ですね…
posted by at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 名言

2014年10月04日

かえるの平家ものがたり

さてさて、本日は折角ですしもう一冊

日野十成作 斎藤隆夫絵
『かえるの平家ものがたり』

かえるの平家ものがたり.png

どうです?このなんとも言えないカエルの顔。

べんべべんべんべんべべん
かえるの琵琶法師が語る

かえるの平家ものがたり

「げんじぬま」の主トノサマガエルはサムライで…
ある日事件が!
アオガエルの背中に残された
刀により傷後

平家ネコだ!!!

さあ、戦がはじまる

べんべべん

頼朝公は勿論、義仲公にともえごぜんも出てきて
また、これらの人選がよくて

とにかく、わくわく。
べんべんべんと、さすがは琵琶法師
リズムが抜群で、声に出して読むだけでも
楽しくなってしまいそう

さあ、戦だ!と勇んでいったはいいのですが
そこはカエルVSネコ

本当に悪いのですけれども
プププ、と戦の場面では笑っちゃいました

最後は源氏のあの方が大活躍します

上手につくられていて、
源氏・平氏について全く知らなくても
楽しめる作品

しかし、知っていればさらに楽しめる作品!

お子様と呼んだり、読み聞かせの前には
少しだけ、本物の源氏と平氏について
教えてあげると

きっと、楽しい絵本の時間になるでしょう


人気ブログランキングへ

かえるの平家ものがたり (日本傑作絵本シリーズ)

新品価格
¥1,620から
(2014/10/3 23:17時点)





かえるの平家ものがたり [ 日野十成 ]

価格:1,620円
(2014/10/3 23:04時点)
感想(4件)


posted by at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本

女信長

さて、本日ご紹介するのは、こちら
佐藤賢一著『女信長

女信長.png

なかなか凛々しい表紙ですね

織田信長といえば、歴史上の人物の中でもなかなかに印象の強い人物
ファンという方も多いのではないでしょうか?

信長といえば、非常に激しい気性に加えて、
世間の当たり前に流されることなくそれまでの常識を覆す
画期的な政策を次々に打ち立てていったことでも有名ですよね

鉄砲を用いて足軽が活躍するような戦法……
商人の自由な商いを認めた楽市楽座……
当時衝撃であったろう延暦寺焼き討ち……

とにかく目新しいことが大好きだったようで
大航海時代で日本へやって来たポルトガルの文化やキリスト教にも
興味を示していたようですし

そんな織田信長、当然私達は男、だと思っています。というか男でしょう。笑
そういえば、上杉謙信なんかは女性説も聞くことがありますが……

なんと、この作品、織田信長が題名通り、女なのです。
はじめてこの作品の題名とあらすじを読んで思ったのは、そう
みなさんもきっと思っていらっしゃると思いますが

妄想話……? なぜに信長が女……? これまた思い切ったことしたなぁ……
という感じでした。いや、だって……ねぇ……。しかしですよ!

読んでみて、驚きました。本当に織田信長は女だったのではないか、と
そう思えてくるのです。

織田信長が女として設定された結果、当然周りの人間も私達が普通
思い浮かべるような人物と、異なってきます。

個人的に一番は濃姫ですね!今までこんな濃姫、考えたこともなかった!
信長を支えた非常に賢い女性として描かれることが多いと思うのですが……
しかし、もう一度言いますが、何だか本当にそうだったんじゃないか、と
そんな気にさせられるのがこの小説のすごいところ。

そして、何だか気性が激しく卓越していて雲の上のような存在だった
信長に、やたらと共感できるという意味でもかなり
気持ち的に斬新な小説になっています

胡散臭いなぁ〜と最後まで眉に唾をつけながら、ではなく
気づけば引き込まれてしまいます。
一人の改革者として、一人の人間として、そして一人の女として信長を描く
なかなかどうして面白い作品です。是非ご一読ください



人気ブログランキングへ


女信長 (新潮文庫)

新品価格
¥961から
(2014/10/3 22:54時点)




女信長 [ 佐藤賢一 ]

価格:961円
(2014/10/3 22:58時点)
感想(3件)




posted by at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐藤賢一

2014年10月03日

恋文の技術

本日ご紹介するのは、こちら

恋文の技術

恋文の技術.png

なんともロマンチックなタイトルに表紙ですね。
作者は……そう、森見登美彦さんです……ふふふ。

森見さんをご存じの方はすぐにピンと来られるでしょう、そう、これは
ただのロマンチックなお話に終始するものではありません。
ちなみに、私的にはこのお話は森見さんの中で一番…です
少なくとも今まで読んだ中では

まず、面白いのがこちら、書簡体と言って、主人公が様々な人に出した手紙を
読んでいく形式になっています。相手からどんな返事がきたのかはそこから想像します
主人公はやはり阿呆学生です。そこはやはりぶれないご様子。さらにいうと破廉恥です。
文通相手は、恋するマシュマロ男、暴君姫君、ませすぎ小学生等々……ほら、
これを聞いただけでも楽しくなってきませんか?
何と、文通相手には、森見登美彦先生までいらっしゃいます。

主人公は時に媚びへつらい、時に説教を垂れ、時に先生面をし
失礼なのだか、何なのだか分からない手紙を書いて書いて書きまくり
そして送りつけていきます。

しかし、そんな主人公にも、書けない、送れない手紙がありました
それが、主人公の想い人に対する手紙です。

主人公は想い人に、素敵な恋文を届けようと、何度も挑戦しますが
全て、失敗書簡としてオジャンに。この失敗書簡が本当に面白くて
私は何度も何度も読み返しては笑ってしまいました。いつ読んでもやはり笑います。
必死に頑張っている彼には悪いのですが。

この失敗書簡の後には彼の反省文ものっていて
これまた面白い。くすくすどころではありません

あ、そうでした、そうでした
この小説、間違っても公の場で読まないように…
特にどちらかというと笑いやすい人は…

さて、そんなこんなで
彼は無事彼女に素敵な恋文を届けられるのでしょうか?

手紙を読んでいるだけ、だというのに
見事にストーリーが浮かび上がっていくというのが素晴らしいです
そして、終わり方が本当に大好き。笑って笑ってさらに笑って……

最後は心温まる終わり方

最後までいくと表紙の意味が分かるのですが
本当に、私はこの赤い風船と手紙の
組み合わせ、好きですね

なかなかロマンチックじゃない、と
彼にお手紙でも出して賞賛したいところ。

笑いたい方、ほっとしたい方
疲れた心を癒したい方

とりあえず何でもいいから
面白い本をお探し中の方……

どうぞご一読ください


人気ブログランキングへ

恋文の技術 (ポプラ文庫)

新品価格
¥670から
(2014/10/3 00:25時点)




恋文の技術 [ 森見登美彦 ]

価格:669円
(2014/10/3 00:27時点)
感想(22件)



posted by at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 森見登美彦

2014年10月01日

ポレポレ英文読解プロセス50-代々木ゼミ方式


折角なので、もうひとつ…
ジャンルを問わずって、問わなさすぎだろうと
突っ込まれそうな気もしますが

ポレポレ英文読解プロセス50-代々木ゼミ方式

ポレポレ

こんなものをご紹介しちゃったりします

英文読解、何となくしていませんか?

センターレベルの文章なら
それなりの精度で読めるように
なったけれども

私立や二次で難しくなると
途端に駄目……

なっがーい文章が出てくると
もう何が何やら
自分が日本語になおしてるのに
その日本語の意味が分からぬ!笑

そういう方は、何となーく
英文を「読めちゃう」人
なのかもしれないですね……

しかし悲しいかな日本語に比べて
英語はびっくりするくらい
感情的ではないと思うんですね

こちらは、そんな
システマティックな英語の
読み方を

読むプロセスを追って説明してくれます

ちゃんと主語・動詞をまず見つけました?
andが並列しているもの正確に見極めました?
この構文の塊は一体何?

英語をキッチリ読む練習がしたい
という方に非常にお勧めです

ただ、内容はかなり難易度が高め…

あくまで、基礎的な英語力があって
先程も言いましたがセンターレベルは
それなりにすらすらと
読める程度になっておかないと
厳しいかなーと思います

たくさん英語をやった!
新しい解釈の練習といってもなぁ…
どれがいいんだか…

という方にはとってもおすすめ

解説はとても丁寧なので
1からゆっくり、しっかりやれば
とっても身になる参考書です
最後の方は難しいですがー……

まぁ、たった50の短い文章しか
入っていないので
一日1文でも二か月弱

やり直しをすれば定着もして
英語の読み方が身に付きますし
何度も何度も読み返して
使い込みましょう

その価値が十分ある参考書です


人気ブログランキングへ
よければクリックお願いしますm(__)m

ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式

新品価格
¥818から
(2014/10/2 00:00時点)




ポレポレ英文読解プロセス50

価格:818円
(2014/10/2 00:01時点)
感想(1件)

















posted by at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 参考書

古都

本日ご紹介するのはこちらです

川端康成著『古都

古都


川端康成、いいね、と思った方は
もう読んでいらっしゃるかもしれませんね

うっへぇ〜川端康成……?
無理無理。純文学?
『雪国』のトンネルを抜けたらうんたらかんたら…?
パスパス……

って方はちょっと待ってください!

この作品、個人的に
川端康成さんの作品の中でも
とても万人受けするのでは?
と思う読みやすい作品なのです

あえてこんな言い方をしてみますが、

主人公は超絶美人で
いいとこのお嬢様(京都人)

勿論主人公のお嬢様千重子をめぐる
色恋沙汰もありますよ、そりゃあ

しかしそれだけにとどまらず
千重子にそっくりな娘が現れて……?

とてもとても動かすことの出来ない
運命というものがあり

とてもとても無視できない
立場の差、お家の差があり

そんな中でも季節は巡る

京都の春夏秋冬は本当に美しいんですね
と、言いますかこの作品の
登場人物達の感性が美しいのか……

はんなりと、
とにかく所作・言葉が
美しいんです、
この作品の登場人物達は


祇園祭等有名なお祭りの話も
京都の人々の目線から語られていて

京都に少しでも憧れのある人ならば
それだけで、何だか酔いしれてしまえる
ような、素敵な文章
ここはさすがは川端康成様です

その文章力に加えて、この小説は
かなり物語がはっきりとしており
登場人物達にも
感情移入出来るところが多いです
だから、本当にすらすら読める
小難しいお話なんかじゃありません

川端康成さんが好きな方は良いのです
(私も、大好きですよ

しかし、何か敬遠されている方は
まずこちらから入ってみて下さい

と、いう訳で本日のテーマは
川端康成布教活動でした。笑



人気ブログランキングへ
よろしければクリックお願いしますm(__)m

古都 (新潮文庫)

新品価格
¥529から
(2014/10/1 23:39時点)




古都改版 [ 川端康成 ]

価格:529円
(2014/10/1 23:40時点)
感想(2件)




posted by at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 川端康成

半日村


さてさて、本日はもう一冊いきましょう

斎藤隆介作 滝平二郎絵
半日村

表紙を見て、おや?と思いましたか?
懐かしい感じの絵ですね

そう、小学校の時に教科書に載ってた
『モチモチの木』
あれと同じ
斎藤隆介・滝平二郎コンビによる作品です!

舞台は半日村という村です

村のうしろにある、大きな大きな山のせいで
お日様が一日のうち半分しか
村に当たらない。

だから、半日村

勿論、お日様があたらないので
作物が育たない。貧しい村

村に住む少年一平は考えます

あの山が悪いんだ!

彼はその日から、袋をかついで
山にのぼり、袋一杯に
土をつめて、そして降りて
下の湖に捨てる

それを見て皆笑う、笑う

山が削れるもんか
湖が埋まるもんか

しかし、それでも一平はやめない

一人、二人と子ども達が
まずは仲間になっていく

ついには大人まで、
袋じゃ埒があかん
これつかえ、
と台車を持って来たりする

気の遠くなるような作業を
しかし、黙々と続ける

そして……

最後のページは圧巻です
削れた山の上から
燦然と光り輝く太陽

それを見て、きっと
太陽に負けず劣らず
きらきらとした顔をしているのであろう
村人たちの背中

少年だった一平が
孫と共にその様子をみて
はっはと笑う

その描写からさらっと
一平がどれほど長い間
あの地道な作業をしてきたのかが分かる

余計に感動する……

話の内容、切り絵のような絵
絵本全体を通してある雰囲気
どれもとても素敵な作品

『モチモチの木』が好きでした
という方には特に特にお薦めです


人気ブログランキングへ


半日村 (創作絵本 36)

新品価格
¥1,512から
(2014/10/1 18:15時点)




半日村 [ 斎藤隆介 ]

価格:1,512円
(2014/10/1 18:16時点)
感想(7件)



posted by at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本

2014年09月30日

スロウハイツの神様

本日ご紹介するのは、こちらです

辻村深月著
スロウハイツの神様

あなたに好きな作家はいますか?
好きなクリエイターはいますか?
彼/彼女は、そして彼らの作品は
あなたにとって、どのような存在ですか??

スロウハイツとは、
藤子・F・不二雄や手塚治虫らが
共同で住んでいたことで有名な
トキワ荘のようなアパート

人気脚本家の赤羽が所有していて
赤羽が大ファンの
チヨダ・コーキ含め
クリエイター達が住んでいます

勿論、入居希望者は後をたたないのですが
赤羽の面接で見事合格した人のみが
入居できる、というシステム

スロウハイツに住む住人はそれぞれ
皆魅力的で、そして仲が良い

御祝い事の時には、
すーと呼ばれる森永すみれが
料理の腕を振るったり
する場面なども描かれていて
実にほほえましい
温かな生活空間……

の、はずでしたが

突如現れた美少女
加々美莉々亜

彼女は、チヨダ・コーキの同情を買い
最初は入居を渋っていた
赤羽もチヨダ・コーキに説得され……

少しずつ少しずつ立場等が
変わっていくスロウハイツの住人達

混乱が、戸惑いが、不安が…
住人達の様々な心の動きが見えてくる

そしてラスト
これも?あれも?それも?
と様々なものが全て
伏線として回収され

そうだったのか……
と思いつつページをめくる手が
どんどん加速

読み終わった後
じんわり心の奥が温かくなる、
涙も落ちてしまうかもしれない
そんな作品です

ああ、文学作品はこれほど
大きく人を変え得るのだなぁ、と
しみじみ実感する作品


人気ブログランキングへ

よろしければポチっとお願いします

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

新品価格
¥788から
(2014/9/30 20:10時点)




スロウハイツの神様(下) [ 辻村深月 ]

価格:788円
(2014/9/30 20:11時点)
感想(8件)




posted by at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 辻村深月

おおきな きが ほしい


本日ご紹介するのはこちら

佐藤さとる作 村上勉絵
おおきな きが ほしい

非常に夢ある絵本で、
私も小さい頃このお話に憧れたものです笑

小学校低学年に読み聞かせてあげると
きっと楽しんでくれるのでは?

中学年までも、読み聞かせられる…かな?

主人公かおるは、
「おおきな おおきな 木があると
いいね おかあさん」

それはどうして?

そこから、かおるの想像がはじまります

おおきな おおきな木に
はしごをかけて…
途中から幹に穴が開いていて
その中にあるはしごを登り…

途中に小屋をたてる

台所まである小屋で
かおるはホットケーキを焼く

小鳥がやってくる
りすがやってくる

春夏秋冬様々な表情を見せる
かおるの小屋

妹のかよちゃんも呼んであげよう
はしごはのぼれないから
さて、どうしよう・・・?

それから…
それから…

かおるの想像は
小さい子どもにもとても分かりやすくて
共感できて
そして夢に溢れています

この絵本全体を通してながれる
あたたかい空気

これほど子ども心をくすぐられる絵本
というのもなかなかないのでは…

絵もとても優しくて
小さい頃に読めば、心に残る
大切なお話になると思います・・・


人気ブログランキングへ
ランキングに参加しはじめました
よろしければ押してくださいm(__)m


おおきなきがほしい (創作えほん 4)

新品価格
¥1,080から
(2014/9/30 09:06時点)


  

おおきなきがほしい [ 佐藤暁 ]

価格:1,080円
(2014/9/30 09:07時点)
感想(49件)





おおきなきがほしい

posted by at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本

2014年09月29日

ももこの話

さてさて、本日ご紹介するのはこちら

さくらももこ著『ももこの話

表紙を見てみると、どこかで見たような可愛らしい絵
そう、さくらももこさんはあの「ちびまる子ちゃん」の
生みの親なんですね

ちなみにこの可愛らしい表紙は
さくらももこさんが、色鉛筆の芯を削って砂に色をつけ
描いた代物です。詳しくはあとがきにのっています

『ももこの話』とはつまり、
さくらももこ……ちびまる子ちゃんの本名ですね
の話、ということで、
さくらももこさんの小学生時代を語る
短編エッセイ集になっています

これが実にほんわかとしていて
そのくせお腹が痛くなるくらい笑えるところもあって
とてつもない癒し系エッセイです

ちびまる子ちゃんでおなじみの
父ひろしや、お母さんも頻繁に登場して
可愛らしい挿絵なんかもついっちゃてて
とても楽しい。

特に私は「風呂でうたをうたう」
という、ももこさんが父ヒロシに
流行歌を教えるエピソードが好きです
もう、本当に面白くて面白くて……
ヒロシの天然ぶり炸裂ですね
こんなお父さん、いいかも笑 いや、嫌かな笑

思い出し語りで語っているかと思いきや
小学生目線で語られたりと、
昔私もこんな感性だったな
だとか、確かに小学生の頃こんなこと思ってた思ってた
と、くすくす(時にげらげら)笑いながら
なんだかジーンときてしまうエピソードばかり

そして、散々笑った最後にのっている
エピソードには、なんとあの
たまちゃん、が登場しますが
これが……泣ける……

そして最後のあとがきまで
しっかりと楽しく笑わせてもらい
気分がすっきりしたような感じ
で本を閉じることになります

ちょっと気分が落ち込んだ人なんかに
まぁまぁ、とりあえずこれ、読んでみなよ。
とお勧めしたあげたくなるような
エッセイ集です

短編集ですから、
エピソードごとに区切れば
そこまで時間も取られず
気軽に読み始められる作品です

是非是非一度手に
とってみてください

ももこの話 (集英社文庫)

新品価格
¥518から
(2014/9/29 10:06時点)




ももこの話 [ さくらももこ ]

価格:514円
(2014/9/29 10:07時点)
感想(18件)



本日の一冊
紹介記事は こちら


気ままにもう一冊

きみが住む星 (角川文庫)

とうとう旅に出てしまった。 離陸した飛行機から、 群青の成層圏の空が見えたとき、 ぼくはこの星が好きだと思った。 どうしてなのか考えて、気がついた。 この星には、きみが住んでいる。 きみが住む星をぼくは旅する
検索
此の程
プロフィール
碧さんの画像

ようこそ、ご観覧
ありがとうございます(*- -)(*_ _)
こちら元々は自分の読書ペースを
保つためはじめた
独断と偏見に満ち満ちている
本紹介ブログです…。
※書評ブログではありません
詳しくはプロフィールにて
プロフィール
作者順
愛川晶(1)
碧野圭(1)
青柳碧人(1)
阿刀田高(2)
安部龍太郎(1)
綾辻行人(1)
荒木源(1)
有川浩(2)
今野敏(1)
池井戸潤(1)
池澤夏樹(8)
伊坂幸太郎(5)
稲垣足穂(1)
井上荒野(1)
井上靖(1)
松樹剛史(1)
上橋菜穂子(3)
岩合日出子(1)
ヴァレンタイン デイヴィス(1)
江國香織(2)
遠藤周作(3)
小川洋子(2)
奥田英朗(2)
織田作之助(1)
乙一(4)
カート・ヴォネガット(1)
恩田陸(2)
加賀乙彦(1)
垣根涼介(1)
角田光代(3)
梶尾真治(1)
風野真知雄(1)
川端康成(2)
菊池寛(1)
貴志祐介(1)
窪美澄(2)
幸田文(3)
こうの史代(1)
小松英雄(1)
桜庭一樹(2)
さくらももこ(1)
佐藤賢一(1)
重松清(2)
獅子文六(1)
雫井脩介(1)
シドニィシェルダン(1)
朱川湊人(1)
城山三郎(1)
須川邦彦(1)
高野和明(2)
高橋源一郎(1)
ダニエル・キイス(1)
谷崎潤一郎(4)
ダン・ブラウン(1)
辻村深月(5)
辻征夫(1)
筒井康隆(1)
恒川光太郎(1)
竜門冬二(1)
長野まゆみ(1)
中村文則(2)
南木佳士(1)
梨木香歩(1)
野尻抱影(1)
乃南アサ(1)
橋本紡(2)
長谷川卓(1)
葉室麟(4)
原田マハ(1)
バリー・ライガ(1)
東野圭吾(3)
藤沢周平(1)
本田和子(1)
本多孝好(1)
眉村卓(1)
三浦しをん(2)
ミシェルペイヴァー(1)
三島由紀夫(2)
道尾秀介(1)
宮部みゆき(1)
武者小路実篤(1)
森絵都(2)
森博嗣(2)
森見登美彦(4)
吉本ばなな(2)
山本兼一(1)
山本弘(1)
横山秀夫(1)
絵本(22)
児童文学(7)
その他(7)
アンソロジー(2)
参考書(2)
名言(41)
絵本名場面(3)
意訳シリーズ(13)
北山猛邦(1)
吉村昭(1)
村田 沙耶香(1)
中田永一(1)
<< 2017年05月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
タグクラウド
B. ロルンゼン 内田麟太郎 田中 奈津子 碧野圭 風野真知雄 Beauty and the Beast Boy Lornsen Disney FROZEN K. グロース lyrics Nickelback One Direction QUEEN Savin&amp;amp;#39; Me Story of My Life Taylor Swift We Will Rock You Web漫画 いまえ よしもと さくらももこ さそうあきら すばらしい新世界 ふりやなな アナと雪の女王 アンソロジー アンドリュー・クレメンツ アンドロイド エッセイ ガブリエルバンサン クレィドゥ・ザ・スカイ シドニィシェルダン ジェンシェスカ スカイ・クロラ スカイ・クロラシリーズ ダウン・ツ・ヘヴン ダール,ロアルド ティーン トミー=アンゲラー ナ・バ・テア ファンタジー フラッタ・リンツ・ライフ フランク・ロジャーズ ブレイク,クェンティン ホラー マルバーン ミシェルペイヴァー ミステリ ミステリー ミヒャエル・エンデ ヤマダ ライトノベル レインスミス ヴァレンタイン デイヴィス ヴァージニア・アイアンサイド 万葉集 三島由紀夫 上橋菜穂子 中村文則 中沢新一 中田永一 乙一 井上荒野 今野敏 伊勢物語 伊坂幸太郎 佐藤さとる 佐藤賢一 児童文学 児童書 写真 加賀乙彦 北山猛邦 南木佳士 原田マハ 参考書 吉本ばなな 吉村 昭 吉田尚令 名場面 名文 名言 味戸ケイコ 和訳 坂木司 垣根涼介 城山三郎 外国文学 大人の恋愛小説 太平洋戦争 奥田英朗 安部龍太郎 宮下 嶺夫 宮沢賢治 宮西達也 宮部みゆき 宵山 小川洋子 小松英雄 小説 山本ゆり 山本兼一 山本容子 山本弘 岡田よしたか 岩合日出子 岩瀬成子 嵐山光三郎 川端康成 幸田文 恒川 光太郎 恩田陸 意訳 扉開けて 推理小説 斎藤隆介 新古今和歌集 新聞小説 日本語訳 時代小説 有川浩 本多孝好 朱川湊人 村上勉 村田 沙耶香 東野圭吾 林明子 柿本人麻呂 梨木 香歩 森博士 森絵都 森見登美彦 横山秀夫 橋本紡 歌詞 武者小路実篤 江國香織 池井戸潤 池内紀 池澤夏樹 浅田次郎 清川あさみ 湯川豊 滝平二郎 獅子 文六 発狂するエラー 百人一首 眉村卓 短篇集 短編集 祇園祭 稲垣足穂 筒井康隆 筒井頼子 絵本 織田作之助 英文解釈 英語 荒木源 菊池寛 葉室麟 藤沢周平 角田光代 解釈 読み聞かせ 読み聞かせ(中学年) 読み聞かせ(低学年) 読み聞かせ(小学校高学年) 谷崎潤一郎 谷川俊太郎 谷村まち子 貴志祐介 辻原登 辻征夫 辻村深月 道尾 秀介 遠藤周作 重松清 野尻抱影 長谷川摂子 長野まゆみ 関川夏央 阿刀田高 青少年読書感想文全国コンクール 青柳碧人 須川邦彦 高野和明 S&Mシリーズ SF
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。