新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2014年12月05日
月下の門
本日ご紹介するのは、こちら
川端康成著『月下の門』
川端康成さんの4篇の小説
「油」「伊豆の踊子」「再開」「弓浦市」
に加えて、小品と随筆が
収められた、何とも贅沢な一品。
全部で22篇ですよ!
何と、まぁ…
これは、読まない手は
ないでしょう!
と、思うのですが…
amazonや楽天を
見る限り
レビューも無いようで
寂しい……
読みましょう、皆様!
小説は、川端康成クオリティ、
どれも素敵でございます。
下手に一つ一つに触れることは、
ここでは止めておきましょう。
(またどこかで、それぞれの作品について
触れることはあるかもしれないですが)
勿論この4作品だけでも、
十分美しい時間を過ごせ、
心は浄化されるのですが
さらに興味深いのが、随筆です。
川端康成の写真等見て、
私はこの作品を知るまで勝手に
気難しそうな、
理屈一辺倒そうな人だなあ、
と思っていました苦笑
いや、勿論、たった
22篇の随筆含む作品を
読んだだけで
お人柄をうんぬんと
するのは、決して
正しくはないと思います。
しかしですね。
感動しますよ、
随筆の、なんとも
気取っていない雰囲気!
川端康成程の、
大大大大大作家でありながら、
語ってやろう、という感じなど
全く感じさせない、
親しみを感じさせる内容。
思わずクスリとしてしまうような
ところまであるのですよ。
彼の作品を読んでいる
時とはまた違う一面を
見れたようで、嬉しい。
こんな人が、あの作品を
と思ったり
あぁぁ、やはり
あんな作品を書く方は
違うなぁ……
とため息をついたり
これを読んで、私は
ますます川端康成さんが
好きになってしまいました
しかし、さすがはと言うべきか、
言葉はやはり美しい訳です……
クスリとしてしまうような場面でさえ、
上品さを感じてしまいます
もう、うっとり。
うっとりですよ。
読みながら感じる、
あぁ、私今贅沢しているなぁ、
という満足感。
読書というのは、
本当に、美しい娯楽……
心からそう思える
一品です。
是非是非。
人気ブログランキングへ
川端康成著『月下の門』
川端康成さんの4篇の小説
「油」「伊豆の踊子」「再開」「弓浦市」
に加えて、小品と随筆が
収められた、何とも贅沢な一品。
全部で22篇ですよ!
何と、まぁ…
これは、読まない手は
ないでしょう!
と、思うのですが…
amazonや楽天を
見る限り
レビューも無いようで
寂しい……
読みましょう、皆様!
小説は、川端康成クオリティ、
どれも素敵でございます。
下手に一つ一つに触れることは、
ここでは止めておきましょう。
(またどこかで、それぞれの作品について
触れることはあるかもしれないですが)
勿論この4作品だけでも、
十分美しい時間を過ごせ、
心は浄化されるのですが
さらに興味深いのが、随筆です。
川端康成の写真等見て、
私はこの作品を知るまで勝手に
気難しそうな、
理屈一辺倒そうな人だなあ、
と思っていました苦笑
いや、勿論、たった
22篇の随筆含む作品を
読んだだけで
お人柄をうんぬんと
するのは、決して
正しくはないと思います。
しかしですね。
感動しますよ、
随筆の、なんとも
気取っていない雰囲気!
川端康成程の、
大大大大大作家でありながら、
語ってやろう、という感じなど
全く感じさせない、
親しみを感じさせる内容。
思わずクスリとしてしまうような
ところまであるのですよ。
彼の作品を読んでいる
時とはまた違う一面を
見れたようで、嬉しい。
こんな人が、あの作品を
と思ったり
あぁぁ、やはり
あんな作品を書く方は
違うなぁ……
とため息をついたり
これを読んで、私は
ますます川端康成さんが
好きになってしまいました
しかし、さすがはと言うべきか、
言葉はやはり美しい訳です……
クスリとしてしまうような場面でさえ、
上品さを感じてしまいます
もう、うっとり。
うっとりですよ。
読みながら感じる、
あぁ、私今贅沢しているなぁ、
という満足感。
読書というのは、
本当に、美しい娯楽……
心からそう思える
一品です。
是非是非。
人気ブログランキングへ
新品価格 |
価格:2,592円 |
2014年10月01日
古都
本日ご紹介するのはこちらです
川端康成著『古都』
川端康成、いいね、と思った方は
もう読んでいらっしゃるかもしれませんね
うっへぇ〜川端康成……?
無理無理。純文学?
『雪国』のトンネルを抜けたらうんたらかんたら…?
パスパス……
って方はちょっと待ってください!
この作品、個人的に
川端康成さんの作品の中でも
とても万人受けするのでは?
と思う読みやすい作品なのです
あえてこんな言い方をしてみますが、
主人公は超絶美人で
いいとこのお嬢様(京都人)
勿論主人公のお嬢様千重子をめぐる
色恋沙汰もありますよ、そりゃあ
しかしそれだけにとどまらず
千重子にそっくりな娘が現れて……?
とてもとても動かすことの出来ない
運命というものがあり
とてもとても無視できない
立場の差、お家の差があり
そんな中でも季節は巡る
京都の春夏秋冬は本当に美しいんですね
と、言いますかこの作品の
登場人物達の感性が美しいのか……
はんなりと、
とにかく所作・言葉が
美しいんです、
この作品の登場人物達は
祇園祭等有名なお祭りの話も
京都の人々の目線から語られていて
京都に少しでも憧れのある人ならば
それだけで、何だか酔いしれてしまえる
ような、素敵な文章
ここはさすがは川端康成様です
その文章力に加えて、この小説は
かなり物語がはっきりとしており
登場人物達にも
感情移入出来るところが多いです
だから、本当にすらすら読める
小難しいお話なんかじゃありません
川端康成さんが好きな方は良いのです
(私も、大好きですよ
しかし、何か敬遠されている方は
まずこちらから入ってみて下さい
と、いう訳で本日のテーマは
川端康成布教活動でした。笑
人気ブログランキングへ
よろしければクリックお願いしますm(__)m
川端康成著『古都』
川端康成、いいね、と思った方は
もう読んでいらっしゃるかもしれませんね
うっへぇ〜川端康成……?
無理無理。純文学?
『雪国』のトンネルを抜けたらうんたらかんたら…?
パスパス……
って方はちょっと待ってください!
この作品、個人的に
川端康成さんの作品の中でも
とても万人受けするのでは?
と思う読みやすい作品なのです
あえてこんな言い方をしてみますが、
主人公は超絶美人で
いいとこのお嬢様(京都人)
勿論主人公のお嬢様千重子をめぐる
色恋沙汰もありますよ、そりゃあ
しかしそれだけにとどまらず
千重子にそっくりな娘が現れて……?
とてもとても動かすことの出来ない
運命というものがあり
とてもとても無視できない
立場の差、お家の差があり
そんな中でも季節は巡る
京都の春夏秋冬は本当に美しいんですね
と、言いますかこの作品の
登場人物達の感性が美しいのか……
はんなりと、
とにかく所作・言葉が
美しいんです、
この作品の登場人物達は
祇園祭等有名なお祭りの話も
京都の人々の目線から語られていて
京都に少しでも憧れのある人ならば
それだけで、何だか酔いしれてしまえる
ような、素敵な文章
ここはさすがは川端康成様です
その文章力に加えて、この小説は
かなり物語がはっきりとしており
登場人物達にも
感情移入出来るところが多いです
だから、本当にすらすら読める
小難しいお話なんかじゃありません
川端康成さんが好きな方は良いのです
(私も、大好きですよ
しかし、何か敬遠されている方は
まずこちらから入ってみて下さい
と、いう訳で本日のテーマは
川端康成布教活動でした。笑
人気ブログランキングへ
よろしければクリックお願いしますm(__)m
新品価格 |
価格:529円 |