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2014年11月08日
オオカミ族の少年
さてさて、本日ご紹介するのは
こちら
ミシェルペイヴァー著
『オオカミ族の少年』
舞台は6000年前の北ヨーロッパ
霊が当たり前のように信じられ、
人が森や自然が圧倒的な存在として
心から敬っている、そんな時代です
ストーリーは、劇的なはじまりかたです
まだ少年のトラクが、父親を「悪霊のとりついた」クマ
に襲われ、殺されてしまいます
彼自身も怪我を負い、心も体も傷を負ったトラクは
しかし、落ち込んでいる間もなく、厳しい自然の中で
突如一人になって生きていかなければならなくなります
そうして、父親を殺したクマが一体何なのか
誰が、何の目的で、そのようなクマを「つくりだした」のか
森全体がクマの脅威に怯えるなか、
次々にトラクを襲う試練
明かされていくクマについての謎
訳の分からぬまま死ぬ間際の父親に
〈天地万物の精霊の宿る山〉へ行くことを誓わされますが
そこは、人間が決して辿り着けぬ山…
トラクは近いを守れるのか
クマを倒して父親の仇をうてるのか……
とにかく、圧倒的な世界観
森に暮らすのは皆キツいけれども、真っ直ぐな人々
人々が守っている掟などにも、どこか
心惹かれてしまいます
トラク達にとって、森に住む動物は
自分の命をつないでくれる糧であり、
敬愛すべきものであり
守り神であり……
物語が面白い!のは勿論なのですが
狩った動物の肉は勿論、皮から血液から内臓から
決して無駄にはしない、その生き方にもきっと
魅せられてしまうのではないでしょうか?
とにかく、シリーズの第一作から、手に取って
みては如何ですか?
同シリーズの続きはまたいつか。。。
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*..管理人による雑記...*