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2016年08月23日
各書名言集(pert36)
本日は名言集でーす
『長い長い殺人』
真面目と真剣は違うぞ
財布目線から、偶に
格言めいた言葉が
飛び出すのもまた魅力
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『光の指で触れよ』
あの人はバカよ。
でも、人は人の欠点を
愛するものだから
この言葉は……!
この作品このキャラクター
だからこそ
さらに胸に…きます!
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『カラスの親指』
人生の失敗の多くは、
この小さな疑問を
見逃すことからはじまる
幸せな生活が一変する
その無念さ、悔しさ
憎しみに満ちた過去と
決別するために
「善良な」犯罪者集団は
どうする……!?
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さてさて、本日は
ここまで。
ではでは〜
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2016年05月29日
各書名言集(小説pert35)
さてさてお久しぶりです
『タイタンの妖女』
たぶん、天にいるだれかさんは
おれが気に入ってるんじゃないかな
こんな名台詞を残した
全米一の大富豪
マラカイ・コンスタント
が辿る運命とは……?
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『さがしもの』
まったくおそろしいことだと思う、
恋人にふられても、
こっぴどく傷ついても、
毎日はおんなじようにやってくる。
それぞれの
何気ないような
日々の中に
そっと寄り添って
記憶に残る
本の話が沢山。
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『アイの物語』
それはフィクションではあっても、
現実の歴史より正しい
こんな文を書けてしまう
作者の恰好良さよ……
フィクションの持つ
力を本当に
信じたくなる、
信じてしまう作品です
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しばらく忙しいといいますか
余裕がないため
更新が途切れることと
なりそうです……
また舞い戻ってきた際には
よろしくお願いしますm(__)m
それでは。
2016年03月24日
各書名言集(小説pert34)
さて、本日も名言集を。
スカイクロラシリーズ
なるほど、
ようするに、
ここが子供だ。
今のままで
いさせてほしい。
チルドレ達の「今」とは…?
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『ワイルド・ソウル』
この男は常に陽気だ。
悪党だからだ。
悲惨な過去を
持ちながらも
陽気に成長したケイの
キャラクター的な魅力は
抜群です
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『オーダーメイド殺人クラブ』
夢見たことなら何度もある。
ある日急に、誰か、
私も尊敬できるような
大人がやってきて、
肩に手をおいて
「君は特別だ」と
はっきり告げてくれること
中学生らしい、
私は特別である、
という感覚。
そして、それゆえ
感じる日常への
不満、
心の奥をうずかしてくる
ような、感覚だけれども
なんとなく、分かる
気がしてしまう……
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本日はここまで。
それでは、また。
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2016年03月23日
各書名言集(小説pert33)
久々に名言集です。
いってみましょう。
『静子の日常』
「まあ」静子は思わず声を上げたが、
それはどちらかといえば感嘆だった。
あれが女たらし。
言葉は知っているけれど、
実物を見たのははじめてだわ。
静子おばあちゃまの
このおっとり感最高です
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『旅屋おかえり』
旅が始まる前夜は、
どうしてこんなに
わくわくするんだろう
主人公おかえりを
非常によく表している一言
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『隠蔽捜査』
おまえは、嘘をつくことで、
警察組織を守れると、
本当に思っているのか?
こんなことを平気で
言えちゃう主人公。
そんな彼だからこそ
降りかかった試練は
大きなもので……
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本日はこれまで。
さて、春休みの
終わらぬうちに
沢山本をば
読まねば……!
桜もそろそろ
咲いてきましたね……
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2016年02月07日
各書名言集(小説pert32)
久々に名言集をば
『利休にたずねよ』
―美しさは、けっして誤魔化しがききませぬ。
道具にせよ、点前にせよ、茶人は、
つねに命がけで絶妙の境地を
もとめております。
茶杓の節の位置が一分ちがえば
気に染まず、点前のときに置いた
蓋置きの場所が、畳ひと目ちがえば
内心身悶えいたします。
それこそ、茶の湯の底なし沼、
美しさの蟻地獄。
ひとたび捕らわれれば、
命をも縮めてしまいます。―
美しさをただ求める利休の
生きざまとは……?
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辻村深月著『ツナグ』
―プロポーズももちろん、
嬉しかったけど、
大橋さんや久美子さんに
紹介してくれた時も、
すごくすごく、嬉しかった。
こんな私のこと、
本当に好きで、
友達に彼女だって
言ってくれるんだって思ったら、
何度も何度も思い出し笑いして、
私、我ながらキモかった―
様々な人の心の声が描かれる
当作品ですが、このセリフもう
泣けちゃいます
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『花まんま』
―妖精生物は幸せを運んできた。
ただし、母にだけだ。
そして母のその幸せは、
私を含めて、家族の不幸せであった。
そんなものかもしれない。
すべての人間が
幸せになれることなど、この世には、
きっとありはしないのだ。
誰かの幸せの陰には、
必ず誰かの不幸せがある。
幸せというものの多くは、
たいていどこか歪んでいる―
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さてさて、まだ読んでいない作品、
是非是非読んでみてくださいね
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2015年09月08日
各書名言集(小説pert31)
あぁぁぁぁぁぁ
もう、こんな時間・・・・・・
明日は台風がくるそうで…
皆さまお気をつけて
くださいませね
本日は名言集にいたします
『新世界より』
―けっして信じたくはないが、
新しい秩序とは、
夥しい 流血によって
塗り固めなければ、
誕生しないものなのかもしれない―
疑ったこともない、
当たり前すぎる秩序の
欠陥に気づくところから
全ての物語は
はじまっていきます
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『綺羅星波止場』
―青いほのおはインクのように透明で、
真珠貝のような光沢もあり、
一枚の薄布が
ゆらめくようにも見える。
何に似ているかと云えば
極煌にもっとも近いのである―
こんな雰囲気の短篇集です
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『てんやわんや』
―読者諸君!
私は犬丸順吉と言って、
無産無職、今二十九になる、
つまらぬ男であるが、
これから長い物語を
始めるので、
名前ぐらいは
覚えていてください。
謙遜でなく、
私は平凡な人間で、
才能、勇気、学問
男性の装飾となるべきものを、
相当、欠いている―
こんな人が主人公なのです
そりゃあ、「てんやわんや」
しますわなぁ
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さてさて、ぎりぎり
8日にねじこむ形に
なってしまいましたが
気になるものは
あったでしょうか???
こんな時間ですので
おやすみなさい
良い夢を
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2015年09月05日
各書名言集(小説pert30)
いいお天気ですね
本日は名言集です
『宵山万華鏡』
―騙す私が悪いのか。騙される君が悪いのか―
お話を読んだうえでこのセリフを
聞くと、何とも言えない
センスを感じます
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『箱庭図書館』
―変化はすこしずつ起きるよ。
もうすでに、子どもたちは、
大人の用意した世界のほうが
ウソなんだってことを
認識しはじめてる―
乙一さんの、こんな
世界の切り取り方が好き
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―父さんにまつわる
ほぼすべてが嫌いだが、
なかでも一番嫌いなのは、
父さんの言うことが
ほぼつねに正しいということだ―
さあ、そんな父さん、とは?
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さてさて、身支度を
して図書館へ行ってきまーす
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2015年08月15日
各書名言集(小説pert29)
お盆が終わると思うと
辛くて辛くて辛い。
そんな本日は名言集
『春琴抄』
―真綿の如くふわふわしていた手は
華奢で掌がよく撓い絃を扱うせいか
指先に力があり平手で頬を撲たれると
相当に痛かった―
春琴の美しさと、その
気性の荒さとを如実に
示す一文
どきりとします
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『春の雪』
―藤はいつも花ざかりで、
女たちは日ざしを避けて、
藤棚の下に集うた。
いつもよりひとしお念入りに
お化粧をした女たちの白い顔には、
花の藤いろの影が、
優雅な死の影のように落ちた―
美しいものをとびっきり
美しく、そして
不吉に描く用意周到さです
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『旅のラゴス』
―かくも厖大な歴史の時間に比べれば、
おれの一生、焦ろうが、怠けようが、
どうせ微々たるものに過ぎないことが
オレには明らかである。
人間はただその一生のうち、
自分に最も適していて最もやりたいことに
可能な限りの時間を充てさえすれば
それでいい筈だ。―
何か、悟りきっている
主人公の、そんな
微々たるものと言いながら
壮大な物語
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何気に名言シリーズは
どこを抜粋しようか
迷ったりいろいろと
時間がかかるため、
後回しにしていった結果
沢山溜まってしまいました
けれども、楽しいですね
この作業は。
プロの物書き様
素敵すぎる!
と思う今日この頃も
前々からも
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2015年08月11日
各書名言集(小説pert28)
暑いですねぇ
学校とバイト先のクーラーの為に
風邪をひいてしまったもよう。
皆様もお気をつけて
さてさて、溜め込んでいる
名言集をば
『すいかの匂い』
―ビー玉よりおはじきの方が好きだった。
おなじようにガラスでできていても、
ビー玉は持ち重りがするし、ぶつけたときに、
ばちんと無遠慮な音がする。
おはじきの方がずっとひそやかで心愉しい―
何なのだろう、この短篇集の
無条件に同意してしまいたくなるような
そんな語り方は
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コチラ
『夜光虫』
―ユーモアのない人生なんて、凡そ糞面白くないものだが、
同時に、人生から偶然というものを取り除いてしまえば、
随分味気ないことになるだろう。
しかも、偶然の面白さというものは、
こいつが続き出すときりがないという点にある。
余り上品でない比喩を使って言えば、
偶然というやつは、まるで金魚の糞のように
ゾロゾロと続くものなのである―
こう言って、ユーモアと偶然に
溢れた作品を展開させていく
センスが素敵です
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『下町ロケット』
―「オレは──オレは、あの技術は
ぜったいに手放したくありません」
瓶底のような分厚いめがねの奥から、
決意を秘めたような目が
会議室の空気を睨みつけていた。
「感情論だろ、それ」
黙って聞いていた
唐木田が吐き捨てる。
だが
「違います」
山崎はきっぱりと言った。
「あの特許は確かに、大型水素エンジンを
制御するための技術です。ですが、その用途は
水素エンジンに限らない。
もっと汎用性の高い、
斬新なシステムなんですよ。
売ればその可能性を捨てることになる。
二十億円ぽっちでそれを捨てていわけはありません。
そんな安いもんじゃないんだ」―
夢を見、誇りを持つ技術者たち
その熱い思いは一体
どこから、と驚く程の熱意
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さてさて、一度区切りますね〜
ごきげんよう
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2015年07月29日
各書名言集(小説pert27)
さぼり気味で申し訳
ありません……
テスト期間中ですが
見事に上中下ある
長い小説に手を出し
いろいろ困っています
断ち切れ誘惑
さて、本日は名言集です
『薬指の標本』
―わたしの残像の中でその肉片は、
桜貝に似た形をしていて、
よく熟した果肉のように柔らかい。
そして冷たいサイダーの中を
スローモーションで落ちてゆき、
泡と一緒にいつまでもそこで揺らめいている―
主人公が指を失う場面
生々しくて、すうと左指がする
心地がするのに
浮かんでくるのはパステル調の
綺麗な絵で、感嘆してしまった一文
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『さようなら、ギャングたち』
―ゴミ捨て場の「不燃物は火曜日に」の貼り紙の下に、
ポリバケツと女の子とポリバケツがならんで置いてあった。
ポリバケツたちも女の子ともびしょびしょに濡れていた。
わたしは女の子にかさを差し出した
「ここに人を捨ててはいけないことになっています」
とわたしは言った―
「ポリバケツと女の子と
ポリバケツがならんで置いてあった」
この文章に感じたセンス
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『蝉しぐれ』
―「泣きたかったら存分に泣け。おれはかまわんぞ」
「もっとほかに言うことがあったんだ」
文四郎は涙が頬を伝い流れるのを感じたが、
声は顫えていないと思った。
「だが、おやじに会っている間は思いつかなかったな」
「そういうものだ。人間は後悔するように
出来ておる」
「おやじを尊敬していると言えばよかったんだ」
「そうか」―
文四郎の父への思いと
逸平の優しさと
彼らの友情とが詰まった
場面だと思います
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さてさて、もう7月も
終わりですね……
暑いですが
皆様体調には
お気を付けなさって
それでは。
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