2015年08月11日
各書名言集(小説pert28)
暑いですねぇ
学校とバイト先のクーラーの為に
風邪をひいてしまったもよう。
皆様もお気をつけて
さてさて、溜め込んでいる
名言集をば
『すいかの匂い』
―ビー玉よりおはじきの方が好きだった。
おなじようにガラスでできていても、
ビー玉は持ち重りがするし、ぶつけたときに、
ばちんと無遠慮な音がする。
おはじきの方がずっとひそやかで心愉しい―
何なのだろう、この短篇集の
無条件に同意してしまいたくなるような
そんな語り方は
紹介記事は
コチラ
『夜光虫』
―ユーモアのない人生なんて、凡そ糞面白くないものだが、
同時に、人生から偶然というものを取り除いてしまえば、
随分味気ないことになるだろう。
しかも、偶然の面白さというものは、
こいつが続き出すときりがないという点にある。
余り上品でない比喩を使って言えば、
偶然というやつは、まるで金魚の糞のように
ゾロゾロと続くものなのである―
こう言って、ユーモアと偶然に
溢れた作品を展開させていく
センスが素敵です
紹介記事はコチラ
『下町ロケット』
―「オレは──オレは、あの技術は
ぜったいに手放したくありません」
瓶底のような分厚いめがねの奥から、
決意を秘めたような目が
会議室の空気を睨みつけていた。
「感情論だろ、それ」
黙って聞いていた
唐木田が吐き捨てる。
だが
「違います」
山崎はきっぱりと言った。
「あの特許は確かに、大型水素エンジンを
制御するための技術です。ですが、その用途は
水素エンジンに限らない。
もっと汎用性の高い、
斬新なシステムなんですよ。
売ればその可能性を捨てることになる。
二十億円ぽっちでそれを捨てていわけはありません。
そんな安いもんじゃないんだ」―
夢を見、誇りを持つ技術者たち
その熱い思いは一体
どこから、と驚く程の熱意
紹介記事はコチラ
さてさて、一度区切りますね〜
ごきげんよう
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