2016年02月07日
各書名言集(小説pert32)
久々に名言集をば
『利休にたずねよ』
―美しさは、けっして誤魔化しがききませぬ。
道具にせよ、点前にせよ、茶人は、
つねに命がけで絶妙の境地を
もとめております。
茶杓の節の位置が一分ちがえば
気に染まず、点前のときに置いた
蓋置きの場所が、畳ひと目ちがえば
内心身悶えいたします。
それこそ、茶の湯の底なし沼、
美しさの蟻地獄。
ひとたび捕らわれれば、
命をも縮めてしまいます。―
美しさをただ求める利休の
生きざまとは……?
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辻村深月著『ツナグ』
―プロポーズももちろん、
嬉しかったけど、
大橋さんや久美子さんに
紹介してくれた時も、
すごくすごく、嬉しかった。
こんな私のこと、
本当に好きで、
友達に彼女だって
言ってくれるんだって思ったら、
何度も何度も思い出し笑いして、
私、我ながらキモかった―
様々な人の心の声が描かれる
当作品ですが、このセリフもう
泣けちゃいます
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『花まんま』
―妖精生物は幸せを運んできた。
ただし、母にだけだ。
そして母のその幸せは、
私を含めて、家族の不幸せであった。
そんなものかもしれない。
すべての人間が
幸せになれることなど、この世には、
きっとありはしないのだ。
誰かの幸せの陰には、
必ず誰かの不幸せがある。
幸せというものの多くは、
たいていどこか歪んでいる―
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さてさて、まだ読んでいない作品、
是非是非読んでみてくださいね
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