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2016年01月05日
スカイ・クロラシリーズ
うーむ、ついについに
お正月もすっかり終わり
ましたね……
何だか今年は
はやかった。気がします。
さて、そんな本日は
シリーズものを。
森博士著 スカイ・クロラシリーズ
全部で5作品の
シリーズです
(『スカイ・イクリプス』
という短篇集があと
もう一つ)
出版順は
『スカイ・クロラ』
『ナ・バ・テア』
『ダウン・ツ・ヘヴン』
『フラッタ・リンツ・ライフ』
『クレィドゥ・ザ・スカイ』
表紙が美しいですね
架空の世界での
戦闘機乗りたちの
物語なのですが
とにかく、
抜けるような青空が
浮かぶよう
詩的な作品で
個人的な好みに
どんぴしゃでした
言葉が美しい
風景描写が最高
酔えます
『スカイ・クロラ』は
かなり謎が多いのですが
この詩的な文章だけで
十分虜になってしまいます
まだ続くことに
感謝しつつ、次の
刊へうつって……
次第次第にぼんやり
この世界が見えてくる
『スカイ・クロラ』から
何度か
「キルドレ」
という言葉が
出てきて、
これはこのシリーズに
おけるキーワードでは
あるのですが、
これは一体
何なのか、
なかなか
最後まで分かったような
分からないような
少しもやもやする
状態が続きます
とにかく、謎が多い
作品なのですが
読んでいくうちに
どんどん、キャラクタに
愛着が湧いてきたりして
空にも憧れたく
なったりして
けれども、さらに
読み進めていくうちに
「キルドレ」というものが
どういった存在なのかが
分かってきて
なんだか、切なさも
加わりながら
しかし空は美しい
飛びたくなる
浮かびたくなる
生から離脱していく
ような感覚に、
酔いそうになって
純粋になりたくなる
心が浄化されるような、
そのくせ、
何度も何度も
立ち止まって
考えさせられる
人の心を掴んで
離さない、
もういろんな意味で
謎多き作品です
全て読むと、もう一度、
『スカイ・クロラ』を
読み返したくなる
この感覚。
是非是非、
味わってみてください
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2015年05月28日
有限と微小のパン
本日ご紹介するのはこちら
森博士著『有限と微小のパン』
S&Mシリーズの最後を飾る長編大作です
以前、S&Mシリーズとしてご紹介し
いつか、特に好きな作品をご紹介します
と言ったと思うのですが
迷いに迷って、とりあえず、最終話をば。
他にも好きなものはあるんですよ!でも、
とりあえず、まずは、最終話
『すべてがFになる』は、ドラマ化等とっても
有名になったので、とりあえず、いったんおいといて・・・
さて、『有限と微小のパン』です
何と言いましても、シリーズ最強にして最高(と個人的に思う)の
天才、真賀田四季博士のご登場ですから、
今まで読んできた読者も、きた、きた、きた、きた!
とそれだけでヒートアップできちゃいそう
何せ、おそらくS&Mシリーズを
読み進めてきた読者にとって
まず大きな衝撃を受けたであろう
『すべてがFになる』を
彷彿とさせるわけですから
とにかく、今回起こる事件は、謎も謎。密室も密室。
今までとは比べられない程の、絶対無理、完全犯罪感です
しかし、どの犯罪にも、漂う真賀田四季博士の気配
真賀田四季博士の不気味さ、脅威が常に背中に張り付いていて読んでいるだけなのに
本当に冷汗をかいてしまいそうなくらい、こわいんです
真相は、思わず、そんな馬鹿な!と言いたくなる程、何と言いますか
主人公が萌絵だから、成立するんじゃないかな、このトリック、という感じです笑
気になる方もいらっしゃるでしょう、萌絵と犀川の関係も
萌絵のフィアンセだった、しかも萌絵に結構モーションをかけているように見受けられる
美男子の社長様が出てきてなんだか、ひやひや
全ての謎が解き明かされた後での、犀川先生と真賀田四季博士の
交わす会話や、その時の様子というのは、本当に美しい
私が真賀田四季博士を好きなのって、こういうところのせいなんだろうな、と
ラストまで読んで思いました。
……と、言いますか。犀川先生の様子といい、
『すべてがFになる』からのこの終わり方と言い…
犀川先生と真賀田博士の距離感も、すごい
何だか、二人とも雲の上の人々・・・という感じ笑
まぁ、とりあえずですね
なかなかに長いシリーズ物。中にはちょっとうむー
と個人的には思うものも無かった訳ではありませんが
これを読んで、読んできてよかった!!!
と思いました
読者にこう思わせた時点で森さんの勝ちですね笑
と、いう訳ですので、
是非、最後のラスボス真賀田博士を目指して
S&Mシリーズ、読んでみて下さい
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森博士著『有限と微小のパン』
S&Mシリーズの最後を飾る長編大作です
以前、S&Mシリーズとしてご紹介し
いつか、特に好きな作品をご紹介します
と言ったと思うのですが
迷いに迷って、とりあえず、最終話をば。
他にも好きなものはあるんですよ!でも、
とりあえず、まずは、最終話
『すべてがFになる』は、ドラマ化等とっても
有名になったので、とりあえず、いったんおいといて・・・
さて、『有限と微小のパン』です
何と言いましても、シリーズ最強にして最高(と個人的に思う)の
天才、真賀田四季博士のご登場ですから、
今まで読んできた読者も、きた、きた、きた、きた!
とそれだけでヒートアップできちゃいそう
何せ、おそらくS&Mシリーズを
読み進めてきた読者にとって
まず大きな衝撃を受けたであろう
『すべてがFになる』を
彷彿とさせるわけですから
とにかく、今回起こる事件は、謎も謎。密室も密室。
今までとは比べられない程の、絶対無理、完全犯罪感です
しかし、どの犯罪にも、漂う真賀田四季博士の気配
真賀田四季博士の不気味さ、脅威が常に背中に張り付いていて読んでいるだけなのに
本当に冷汗をかいてしまいそうなくらい、こわいんです
真相は、思わず、そんな馬鹿な!と言いたくなる程、何と言いますか
主人公が萌絵だから、成立するんじゃないかな、このトリック、という感じです笑
気になる方もいらっしゃるでしょう、萌絵と犀川の関係も
萌絵のフィアンセだった、しかも萌絵に結構モーションをかけているように見受けられる
美男子の社長様が出てきてなんだか、ひやひや
全ての謎が解き明かされた後での、犀川先生と真賀田四季博士の
交わす会話や、その時の様子というのは、本当に美しい
私が真賀田四季博士を好きなのって、こういうところのせいなんだろうな、と
ラストまで読んで思いました。
……と、言いますか。犀川先生の様子といい、
『すべてがFになる』からのこの終わり方と言い…
犀川先生と真賀田博士の距離感も、すごい
何だか、二人とも雲の上の人々・・・という感じ笑
まぁ、とりあえずですね
なかなかに長いシリーズ物。中にはちょっとうむー
と個人的には思うものも無かった訳ではありませんが
これを読んで、読んできてよかった!!!
と思いました
読者にこう思わせた時点で森さんの勝ちですね笑
と、いう訳ですので、
是非、最後のラスボス真賀田博士を目指して
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